ウィッチブレイド最終話(第24話)感想
ウィッチブレイド#24「光」
感動しましたよ。
ことに、雅音が東京タワーのてっぺんで光の塵となって消えていく最期には、思わず涙しそうになりました。
感動したのですが…。
打切りとまでは言わないけど、やっぱり縮められたんですかねえ。
雅音とリコの別れは、充分に演出してきたのでそれなりによかった。
でも、まりあルートはかなりやっつけになってしまった印象です。
彼女の温度の低さを、慕ってくれたあおいの死や、ほとんど捨て駒のあさぎの死によって、かろうじて補完したという感じ。
てゆーか、人物をバタバタ殺すことで一気に悲愴感を盛り上げるのは、演出の常套手段ですけどね。
雅音に「こんなもの手に入れて、どうしようっていうのあんたは?」と突っ込まれて。
そもそも目的がなかったまりあ、はっとした瞬間に、玲奈ママの幻影を見ます。
「私は、なに?」
叱るような玲奈の口調。
次の瞬間、雅音のブレイドに貫かれる。変身が解けるとともに、むかしの無邪気な悪戯っぽい眼に戻ったまりあ。
「ねえママ、まりあのこと…」
塵となって死亡。
「そう、あんたが欲しいのは、それだったのね…」
雅音の母性的な表情が、とても美しく見えました。
オリジナルであるウィッチブレイドは、まりあたちネオジーンやアイウェポンにとって、母親のような存在。
群がってくるアイウェポンが、母を慕う子供たちのように映ったのか、優しく微笑む雅音。
「あんたたちも……」
リコを守るママとしての役割とともに、雅音がウィッチブレイドになった意味が、ここで明らかになったのです。でっかい感動的です。
・゚・(つД`)・゚・
そう考えると、装着者がみんな巨乳さんなのも母性表現だったのでしょうか。スタッフが単にえろさを狙ったわけじゃなくて。
ううむ、奥が深いぞウィッチブレイド。
ま、偶然かまぐれかもしれないけどね。(にやり)
そういや、ウィッチブレイドおたくの西田とかどうなったんでしょうね?
まあ、ばあさんは用済みだから別にいいんですが。(笑)
半年間、楽しませていただきました。ありがとうございました。
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