2006年9月23日 (土)

ウィッチブレイド最終話(第24話)感想

ウィッチブレイド#24「光」

感動しましたよ。
ことに、雅音が東京タワーのてっぺんで光の塵となって消えていく最期には、思わず涙しそうになりました。
感動したのですが…。

打切りとまでは言わないけど、やっぱり縮められたんですかねえ。
雅音とリコの別れは、充分に演出してきたのでそれなりによかった。
でも、まりあルートはかなりやっつけになってしまった印象です。
彼女の温度の低さを、慕ってくれたあおいの死や、ほとんど捨て駒のあさぎの死によって、かろうじて補完したという感じ。
てゆーか、人物をバタバタ殺すことで一気に悲愴感を盛り上げるのは、演出の常套手段ですけどね。
雅音に「こんなもの手に入れて、どうしようっていうのあんたは?」と突っ込まれて。
そもそも目的がなかったまりあ、はっとした瞬間に、玲奈ママの幻影を見ます。
「私は、なに?」
叱るような玲奈の口調。
次の瞬間、雅音のブレイドに貫かれる。変身が解けるとともに、むかしの無邪気な悪戯っぽい眼に戻ったまりあ。
「ねえママ、まりあのこと…」
塵となって死亡。
「そう、あんたが欲しいのは、それだったのね…」
雅音の母性的な表情が、とても美しく見えました。
オリジナルであるウィッチブレイドは、まりあたちネオジーンやアイウェポンにとって、母親のような存在。
群がってくるアイウェポンが、母を慕う子供たちのように映ったのか、優しく微笑む雅音。
「あんたたちも……」
リコを守るママとしての役割とともに、雅音がウィッチブレイドになった意味が、ここで明らかになったのです。でっかい感動的です。
・゚・(つД`)・゚・
そう考えると、装着者がみんな巨乳さんなのも母性表現だったのでしょうか。スタッフが単にえろさを狙ったわけじゃなくて。
ううむ、奥が深いぞウィッチブレイド。
ま、偶然かまぐれかもしれないけどね。(にやり)

そういや、ウィッチブレイドおたくの西田とかどうなったんでしょうね?
まあ、ばあさんは用済みだから別にいいんですが。(笑)

半年間、楽しませていただきました。ありがとうございました。

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2006年9月17日 (日)

ウィッチブレイド第23話感想

ウィッチブレイド#23「乱」

クライマックスに向けて、全てが動き出しました!
ウィッチな姿のまま奈月ビルに帰ってきた雅音に、驚き騒ぐ住人たち。
斗沢から真相を聞かされ、悄然とする一同。
「そんな…マサムネちゃんが、そんなことになっていたなんて!」
テーブルを叩いて悔しがるチョーさん。
泣き出すマイケルとナォミ。マリ子さんも、内心の沈痛さは隠せない模様。
久しぶりにリコの手料理を味わう雅音ですが、既に味も分らないほど、体は壊れ始めていたのです。
(つД`)

気になるのは、まりあちゃんのKOOLさです。
「あの力がまりあ様のものになったら、凄いです」
一人で昂奮するあおいですが、肝心のまりあは静かに外を眺めているだけ。あさぎ以上に醒めている感じなのです。
そもそも、ウィッチブレイドの次期装着者には、リコが内定しています。
そこに割り込むためには、「私を選んで!」という滾る想いをウィッチブレイドに伝えなければいけないのに、このアピール力のなさでは、とても採用はおぼつきません。
継承者の絶対条件である『巨乳』に関しても、まりあちゃんは微妙な立場。こればっかりは特訓でもどうしようもないしね。
(´∀`*)
それを言えばリコもなのですが、黒変身したら案外驚くべき巨乳さんになったりして。
まあ、お胸がぷるぷるしたり(となグラ)お湯に浮いたり(ちょこっと)するリコって、見たいような見たくないような。私も微妙なお年頃です。(笑)
とにかく、まりあちゃん自身が「だから見て、私を見て!」とアスカみたく叫んでくれないと、ドラマが盛り上がらないのですよ。

瀬川も、何だか納得いかないキャラになってしまいました。
「きさま、最初から鷹山のスパイだったのか!」
「たった今、乗り換えたんですよ」
瀬川ちゃん流の韜晦かもしれないのですが、まんま本音のようでもあり、どうもスッキリしません。人物としての描込みが決定的に足りないのです。
むしろ、和銅の直球な小物っぷりが哀れで、ちょっとだけ共感してしまいます。社会人はつらいよです。
('A`|||)

カタストロフに向けて、熱い盛り上がりを演出するのが大事なのですが、全体にいまいちです。
この温度の低さがスタッフの計算によるもので、これを逆手に取った驚くべきクライマックスへとつながればいいのですが…。
ともあれ、雅音は3800体Σ(゚Д゚;のアイウェポンを迎え撃つために、独りで出発しました。
「必ず戻っておいでよ、今月分の家賃、まだもらってないんだからね!」
マリ子さんの台詞もいい意味でのお約束です。愛を感じます。

次回「光」。

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2006年9月16日 (土)

ウィッチブレイド第22話感想

ウィッチブレイド#22「告」

自分の運命を受け入れる決意をした雅音と、装着者の運命を背負った梨穂子との、固い絆を描いた感動回でした。

ウィッチブレイドの力を虎視眈々と狙うまりあ陣営。
あおいが選んだのは、あさぎというネオジーン。優秀かもしれないけれどノリの悪いコです。
何かそっぽ向いて指しゃぶってますよ?デスノートのLみたい…。
「あの人、オトナのふりしてるだけじゃない。中身はコドモよ」
洞察力の鋭さもL並みかも。

前回のパーティーでの遺影撮影?に続いて、リコを公園にピクニックに誘います。
芝生でお弁当を広げた後、真実を告げようとする雅音。
そっとリコを抱きしめて、ひっそりと語り始めます。その声はまるで…。
「人が死ぬとね、魂は」
『ん?』
魂、とつぶやいた瞬間、奇妙な既視感を雅音は感じた。
『あたし、どこかでこれと似たような台詞を言った覚えがある。でも、どこで』
無意識に、次の言葉が出てきた。
「魂は、地獄へ落ちる」
『な、何!?あたしこんなこと言うつもりじゃ』
「ママ?」
怪訝な表情で見上げるリコ。
『ま、まずい、何とかしなきゃ』
「極楽浄土へは行けず、あなたの魂は痛みと苦しみを味わいながら、永遠にさまようことになるわ」
「何を言ってるの、ママ?」
『こ、こら、止まれあたしの口!』
しかし、口は最後の決め台詞を言ってしまった。
「あとはあなたが決めることよ」
(´∀`*)

能登「いやーあははは、また噛んじゃったよ朱ちゃん」
神田「能登さん、番組間違えてるし…。いくら地獄少女第2期が始まるからって…」

冗談はともかく。

「ママは見えなくなっても、リコの側にいるんだよ」
雅音が心の底から搾り出すことのできた、これが精一杯の別れの言葉でした。
・゚・(つД`)・゚・

作画、安定してましたね。最終回までぜひこの調子で行ってほしい。

次回「乱」。

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2006年9月 2日 (土)

ウィッチブレイド第21話感想

ウィッチブレイド#21「誓」

えーと、金曜日の夜に立て続けに事件が起こってしまい、2週連続で視聴できませんでした。
頼りになる友人に焼きを頼んでいるので、そのうち感想をアップできると思いますが、とりあえず#21の感想を。

展開としては、ゆっくりめでしたね。そろそろクライマックスも近いのに、雅音や鷹山の苦悩に1話まるごとを費やした印象。
その分、雅音の心情が迫ってはきたのですが。
どこかの工場で、ドライバーやプレス機を使ってウィッチブレイドを破壊しようと延々と試みるシーンが凄かった。
自ら望んだ力ではありません。しかも、次の装着者は梨穂子だというのです。雅音はもう必死です。
まあ、ドライバー程度で破壊されるようでは最強の武器の名が泣きますよねというツッコミはナシの方向で。(笑)
破壊は不可能と知って、絶望した雅音。重い決意とともに呟きます。
「あたしは死ぬ。でも、おまえも道連れにする」
この一言を引き出すための演出だったんですね!

斗沢も、真相を知ってしまいました。
奈月ビル恒例のパーティーは、どこか重い雰囲気に包まれて。
雅音、斗沢に記念撮影をせがみます。梨穂子とのツーショット。これが遺影にならなければいいのですが…。

まりあちゃんは、ファーザーを手にかけてしまったらしい。
あおいを従えて、あたしは力を手に入れると、こちらも重い決意。力とは、ウィッチブレイドの事か。
へんてこメッシュから、玲奈さんふうの落ち着いた髪色に染め替えております。アホ毛は健在です。お気に入りなのかな。
廊下の曲がり角で玲奈さん発見?
『玲奈ママ、そこにいたんだ…』
ひぐらしの詩音みたいですな。これから、拷問狂の暴走が始まるのか?
(´∀`*)

次回「告」。

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2006年8月12日 (土)

ウィッチブレイド第18話感想

ウィッチブレイド#18「転」

今回は、お色気もなくアクションもなく、ひたすらシリアス展開でした。
作画はよかったので、ちょっともったいなかったかな。(笑)
まりあちゃんって、おっとな~♪
あおいとのやり取りなんて、まるでレイラさんとそらですよ。
「あおい、私の希望になってよ」なあんてね。
満足げなファーザーは、早くも次世代ネオジーンの準備を。
つまり、まりあちゃんに遺伝子酵素を注入して、処女懐胎させると。Σ(゚Д゚;
西田「父方の遺伝子が同じじゃね…」
そのとおりです、西田さん。
だから私を採用してください。今なら、直接注入の出張サービスが付きますよ!
Σ('∀`;)

バイオ局のリークにより、鷹山が追い落とされました。
『想定内』とは言ってますが、この後何か策があるのだろうか。ただ退職しただけでは、強がりの意味がないのですが。
瀬川はあっさりと和銅側へ。このままだと単なる卑怯なコウモリさんです。何か思惑があるのかなあ。
梨穂子にお金を残したい一心で、雅音は和銅に乗り換えることを決意。
でも、鷹山とママをくっつけることまで考えていた梨穂子ちゃんは納得がいかない。
予告で切々と訴えるのですが…。

ED(『靴ひも』)ですが。
最初は、「本編と全然合ってなくね?」と軽んじていたのに、習慣の力は恐ろしいもので、近頃では無意識に口ずさんでいたりするのです。
だって、みんないい顔してるんだもの。ファーザーさえも優しげなおじいちゃんだし、まりあちゃんはアホ毛とへんてこメッシュに問題があるだけの(笑)爽やか笑顔のすてきな娘さんだし。
この止め絵見てると、玲奈さんや栞さんが死んだのは何かの間違いで、本当はみんな生きて幸せに暮らしているんじゃないかと思えてくるのです。
全ては雅音の見た悪夢だった!
眼が覚めてみると、雅音とリコは本当の親子だし、玲奈先生と栞さんはガチレズ関係を保ったまま研究生活に没頭、鷹山は雅音に思し召しのある大企業の実力派幹部で、近い将来は雅音と婚約して3人は家族に。
斗沢ちゃんはまあ、マリ子さんやチョーさんやナォミ坊と一緒に、奈月ビルで楽しく共同生活していればいいと思います。
こんな夢いいな、できたらいいな♪とドラえもん風に現実逃避してしまいそう…。

次回「思」。

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2006年8月 6日 (日)

ウィッチブレイド第17話感想

ウィッチブレイド#17「錯」

どーもです。
16話は、ネ申水着回だったそうですね
斗沢が誘った女性たちもさることながら、雅音の乳やらおしりやらは、もはやビキニ程度では隠せないほどの壮観だったと聞きました。
雅音ファンにとって、誠に慶賀にたえません。いいわねえ、若い人たちってwww

……賢明な読者なら、もうお分りかと思いますが、録画に失敗したのだよ。
認めたくないものだな、若さゆえのあやまちは。・゚・(つД`)・゚・
ということで、世を拗ねて感想を書けずにいたのでした。
気を取り直して、#17感想を。

古水が自らの遺伝子にこだわる理由は、以前にもちょっと出ましたが、偉大な科学者である父へのコンプレックスと、愚かで平凡だった母親へのこだわり。
母への気持ちは明らかに愛情の裏返しなので、最強のファザコン・マザコン人間となっております。
西田は、ネオジーンもまりあで限界と踏んでいます。新しい遺伝子が必要です。それこそが、鷹山と玲奈の子である梨穂子が、ウィッチブレイド適格者と目される理由。

まりあちゃん、今までと違って静かです。
世話をするあおいに、ふっと呟きます。
『欲しいものは自分で手に入れるのよ』
欲しいものって何だろう。愛してくれるママ?でも、雅音ではまりあのママにはなれないし…。
女性スタッフが報告。
「まりあが妙におとなしいのです」
「まりあは処女子どもじゃなくなったのよ」
そうだったのか。(´Д⊂)

雅音、ますますリコにべったりで、奈月ビルの住人たちも心配そうです。
眠るリコにそっと体を寄せる雅音には、親子の愛情を超えた、ほのかなえろさまで感じてしまいます。いやそれは私だけか。
(´∀`*)
瀬川、相変わらずの二股狙い。
「ゴミがついてますよ」と和銅にお世辞を使うのですが。
満を持して、研究の成果であるアルティメットブレイドを発表する和銅。学生時代からのライバル、鷹山を一気に追い落とそうとします。
しかし、鷹山の取引先の軍事国家は、アルティメットを認めなかった。
「戦場では、壊しすぎない兵器が求められる。おまえのは、机上の産物だ。」
得意の絶頂から叩き落された和銅は、自室にこもって荒れた挙句、ある決意を。
ふたまた瀬川、早まらなくてよかったとほっとしております。憎めないキャラではありますが。

雅音は、エクスコン反応を感じました。
現場から逃亡するアイ・ウェポンもしくはエクスコンらしき2体。
1体は、何と和銅の秘書。
すると、もう1体は当然……。

次回「転」。

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2006年7月23日 (日)

ウィッチブレイド第15話感想

ウィッチブレイド#15「絆」。

さよなら玲奈先生。私たちはあなたを忘れません……。

変身したまりあの猛追を知った玲奈、リコを車に残して迎え撃とうとします。不安げなリコに、ふっと優しい表情を見せて。
「だいじょうぶよ。必ず迎えに来るわ」
言ってしまってから、不思議な思いに駆られます。
『どうして、根拠のないことを』
常に論理的な自分が、リコのために自分に嘘をついたのです。これが、母親の愛情というもの?
変身したデビルマン系まりあ。白くて清浄なイメージのレディに比べて、非常に禍々しい印象です。
善戦するも、崩壊寸前の玲奈では、最強のクローンブレイドまりあを止められない。
隙をついて一矢を報いたものの、爪の直撃に斃れてしまいます。
夕陽を浴びてうずくまる玲奈のもとに、鷹山が現れます。
「初めて戦闘中に快感を覚えたわ。まりあのせいなのか、梨穂子を守れたためなのか」
「澪士。私、あなたに、一瞬だけ理解不能な感情を抱いたことがあるわ。一瞬だけ……」
これが最期の言葉になりました。
・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
ヘリで搬送される傷ついたまりあ。苦しそうな表情と白い包帯がちょっとエロス。
しっかし今ごろ気づいたけど、彼女ってすごいローライズなんですね。この場面なんて、ほとんどアソコが見えてますよ?
(´∀`*)
「痛いよ、ママ…」
その眼に映ったのは、抱き合う雅音とリコ。羨ましい、と思ったわけではなさそうです。
『あれ』に嫉妬するまりあちゃんのリベンジが恐ろしい――。

まりあちゃん、可愛くて怖かったですね~。今回、ツボに来ました。
ちょっと閃いたので、彼女主役の小ネタ実験にレッツトライ!

「次は、あれを消さなくちゃ」
(颯爽とSIGERU登場。まりあの前に立ちはだかる)
「梨穂子ちゃんには、指一本ふれさせないぞ!貴重な幼女なんだから」
「はあ何これ?どういう汚い生き物?まりあ、気色悪いものはみんなみんな大っ嫌い。消えちゃえ!」
(必殺の爪を繰り出すが、障壁に跳ね返される。まりあ驚愕)
「な、何?破れない。何だかキモい空間が発生して、まりあの攻撃を無効化している。力が抜けて、吸い取られていくみたいな嫌な感じ」
「見たか!これぞ引きこもりしか侵入できない究極の閉鎖空間。すなわち萌えーてぃーフィールド!

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萌えって、ちょおまwww……。ぷっ、くく……」
(いきなり怒り出す。つい笑ってしまった自分にむかついた模様)

Wi1502





ふざけないでよ!そんな下らない冗談言われたら、まりあ、イライラしちゃうよ!
「うわマジでキレたΣ(゚Д゚;こわいよ助けて~。神様ハルヒさまハルカちゃん~」
(ハルヒとハルカ登場。腕組みして冷ややかな視線)
「よかった~。あの怖いあれ、何とかしてよ~」
「その前に聞くわ。あんた、あたしたちのうち、どっちを取るわけ?」
「どっちって…。(二人を見比べる。平賀才人ふうに軽薄な口調で)両方ってのはダメですか?ハハハ」
「(氷のような視線で)教えてあげる。涼宮家と珠洲城家は、昔っから仲が悪かったのよね。それを二股かけるあんたは」
「万死に値する」
(SIGERUぐちゃぐちゃにされてデリート)
「うわー。まりあが手を下すより、悲惨な死に様ね…」

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次回「憩」。
チョーさん主催の水着回よ。なかなかサービスできなかったけど、これからはいっぱいやろうね。あたしのお乳も全開だからお楽しみにね。パパ。

あれ?
またまたなんか違ったっけ?
(;゚∀゚)=3

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2006年7月15日 (土)

ウィッチブレイド第14話感想

ウィッチブレイド#14「家」。

まりあちゃんがあれほど憧れ、心待ちにしていたママは、玲奈先生でした。
ネオジーンたち全ての母が、優秀な遺伝子を見込まれた彼女だったのです。
そして、ナソエフのデータを解析したチョーさんによれば、父親も全て同一人物らしい。
「よほど優秀だったんじゃろうなあ」
玲奈先生が『畑』となると、『種』の正体も容易に想像がつきますね。いやキラとかアスランとかじゃないですよ?(笑)
彼だとすれば、夭折した栞さんがおっさんレイプした理由も分る気がします。ただの淫乱じゃなかったんだ。栞さんはやっぱりステキな女の子。うんうん。

すると、微妙になってくるのは梨穂子の存在。
リコは、玲奈という母体から直接生れた子。まりあたちとは姉妹なのですが、遺伝子操作を経て生れたネオジーンと、例えばクローンブレイド適合性においてどう違うのか。
ファーザー古水は「ネオジーンこそ最高。母体から生むなんて野蛮のきわみ」と軽んじていますが、玲奈はそうは思っていないようです。
つまり、リコは重要なクローンブレイド候補生。だからこそ、玲奈に大事にされている。
まりあちゃんが知ったらどうなるのでしょう。独占欲の強い彼女ですから、恐らく修羅場まちがいなし。
「私には見える。暗黒の未来が」(´∀`*)

雅音、リコが去ってからというもの、全くやる気なし。
ウィッチブレイドが欲しいなら切り落として持っていってと問題発言まで。
まさに、『ゼロのマサムネ』ですな。
見かねた鷹山が連れて行ったのは、雅音が17年間いたという施設。恐らく、孤児院とかの児童保護施設でしょうね。
思わせぶりな演出だったので、浦沢直樹「MONSTER」の孤児院みたいに重大な国家的秘密があるのかと勘ぐったのですが、深い意味はないようです。
自分の名前を知るが、何一つ思い出せない。
雅音にとって、そこでの17年間は無意味なものだった。積み木のピースは、失われてしまえば戻らない、ただの石ころ。
本当に大事なのは、リコと過ごした宝石のように輝いていた時間だったのです。

どんな状況に置かれても、リコはいい子。
新しいママになじむために、お料理やお手伝いを申し出るのですが。
「それは母親の仕事。子供は遊んでいればいいの」と硬直した役割論から一歩も出られず、スキンシップの意味を理解できない玲奈先生は、現代の育児理論をお勉強しなかった模様。
いや、玲奈は玲奈で、クローンブレイド崩壊の恐怖と戦っているのです。心の余裕がないのです。
でも、気遣うリコを、どこかへ行ってと拒否する玲奈は母親失格。
本当の親子とは、一方的な関係ではなく、互いに分かり合い、支え合うもの。
それが、雅音とリコの温かい親子関係だったのです。

ウィッチブレイドのテーマがはっきりと見えてきました。

次回「絆」。
二日酔のお薬は二段目の引き出し。あまり飲みすぎちゃだめだよ。冷蔵庫にはハンバーグが入っています。家のことはまた話に行きますね、パパ
あれ?
なんか違ったっけ?
(;゚∀゚)=3


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2006年7月 9日 (日)

ウィッチブレイド第13話感想

ウィッチブレイド#13「別」

ここ数話、雅音ママに元気がありません。
戦闘では負けるし、唯一の慰めだったリコとの仲は裂かれるし、さらに天羽雅音が偽名であることまで発覚。
せっかく、ウィッチブレイディオで、中の人能登さんが連敗ストップさせたのに。
(その後また、元気に敗北記録更新中ですが)・゚・(つД`)・゚・

リコを攫おうとしたノーラを、変身玲奈先生が阻止。
適合値が落ちたというのは、戦闘能力の退化という意味ではなさそうです。とにかく強い。
せこいフェイントをかけて一発逆転を狙ったノーラ、あっさり返り討ちの粉末化。
駆けつけた雅音、玲奈がいるので驚きます。
「あなたが助けてくれたの」
「子供を助けるのは母親として当然。あなたは何をしていたの?」
玲奈の厳しい指摘にショックを受けた雅音ママ、あっさりとリコを渡してしまいます。
ママと別れるのはイヤ、とすがりつくリコを、わざと冷たく突き放して。
「邪魔なのよ。一人なら気楽だし、好きなだけお金も使えるし」
無言のまま、玲奈の車に乗って去るリコ。
『この人が、あたしの本当のママ…』
玲奈の端正な横顔を見つめながら、何を考えているのでしょうか。
お乳なら雅音ママの勝ちよ、ほかは惨敗だけど、とか。(笑)
『ママは、あたしがいると邪魔なんだよね』と健気に耐えています。
この辺り定番の演出ですが、泣けますよね。

栞さんの死以来、萌え要素が少ないので、こちらまで元気が出ないのです。
ネオジーンのまりあちゃんに萌えようかと思ったのですが、うーん…。
コドモっぽくてわがままで細っこい体の割に巨乳、という以外に、もう一つ何かが欲しいところです。
眼鏡かけろとかメイドになれとまでは言いませんが。( ´▽`)σ)´Д`)

しかし、ウィッチブレイドって、設定が殺伐としている割に雰囲気がのんびりしているのは、登場人物たちが基本的に『いいひと』だからなんですよね。
奈月ファミリーはもちろん、微妙な立場の鷹山や瀬川、敵側のファーザー古水やまりあちゃんだって、どう見ても極悪人には見えません。
鷹山のライバルである和銅局長だって、ウォッカ飲み比べで潰れる程度ですから可愛いものです。

EDが変更されているのですが、今は亡き栞さんとか『チーンと…』のレンジエクスコンさんが元気に登場しているのは何のジョークなんでしょうね。(´∀`*)

次回「家」。
………………………………………………………………。
今はやりの沈黙演出。リコの悲しみの深さを物語っております。

(追伸)
ココログのレスポンスがさらに悪化。
昨夜はログインすらできなかったので、更新を諦めて、となグラとかコヨーテとか視聴していました。
来週のメンテナンスで改善されるのかなあ…。


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2006年7月 1日 (土)

ウィッチブレイド第12話感想

ウィッチブレイド#12「囚」

先週のウィッチブレイディオで、能登ついに正解!
18連敗後の快挙です。
その問題は、ひつまぶしの食べ方の解説でした。
「一膳目はそのまま。二膳目は薬味で。三膳目はだしをかけて食べます」
私でも覚えられましたがな。(笑)

ナソエフに囚われ、西田に解析される雅音。負傷の苦痛のため、変身もできません。
斗沢が職員に化けて侵入を試みます。
ゴミ捨て場で瀬川と遭遇し、調子よく送り込まれて。

ネオジーンのまりあちゃん登場。ファーザーこと古水おじいさまに甘えます。
二色スカーフじゃなくて、地毛だったんですね。
微乳どころか、細い体に似合わない立派なちちの持ち主。
やはり、ウィッチブレイドやクローンブレイドの適合者条件は巨乳である。これ間違いなし。
レディこと玲奈の適合能力が落ちているのは、加齢でムネが退化したせい?
デパートで、ぬいぐるみを横取りされ、女の子を突き飛ばした。
親子に嫉妬するところとかコドモっぽい我儘っぷりとか無意識の残酷さとかは、エルフェンリートの少女たちを思わせます。

何とか医療室にたどり着きますが、雅音、なだめてもすかしても起き上がれません。
ネオジーンたちがわらわらと集まってきます。
瀬川に教わった、雅音を覚醒させる魔法の言葉。
「導示が1000万出すってよ!」
いきなり覚醒する雅音ウィッチ。(´∀`*)
リコにお金を残すことが、もはや執念と化しております。
不完全変身のため、右腕だけジャバウォック化。それでも、ヒラのネオジーン程度なら蹴散らしまてしまいます。

リコの全快祝いのパーティ。再会した雅音とリコ、嬉しそうです。
そこへ、お邪魔虫の児童福祉庁のおばさん登場。
DNA鑑定結果を突きつけます。
「天羽さんと梨穂子ちゃんが、親子でないことが判明しました」
Σ(゚Д゚;

いやまあ予想はついてましたけど、お約束の不幸設定キタ!(゚∀゚)って感じですね。

次回「別」。
梨穂子の健気なモノローグが、もう泣けて泣けて…。
・゚・(つД`)・゚・



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