2006年9月29日 (金)

ひぐらしの鳴くころに第25話感想

ひぐらしの鳴くころに#25「罪滅ぼし編其の四 地球侵略」

とうとう完結しましたね!取り合えずいろいろお疲れさまでした。(´∀`*)
リアルタイムで視聴はしたのですが、最終話の感想はあらためて書きます。

ところで、以下の文章は、#25感想のために準備した放映直後(つまり最終話放映以前)のメモです。
しかし、ひぐらしがああいう形で終わりを迎えたため、感想として仕上げるのはけっこう空しい作業となってしまいました。
よって、当時のメモに手を加えず、そのままアップしたいと思います。

「鷹野さんはゾンビ」
「寄生虫は宇宙人」
「ここではない別の世界で魅音とレナを殺したんだ」

うーん…。
ゲームのマルチエンディング仕様?多元宇宙もの?ドットhack的夢落ち?
『地球侵略』というでっかい凄い副題にびびってはいたのですが、結構な超展開になっております。

次回はもう最終話。できれば避けてほしいエンディングを列記します。
夢オチ。全ては梨花ちゃん(か他の誰か)の願望が生んだ夢。
国家的謀略や細菌テロだったというオチ。すなわち国家VSオウム的狂信集団という図式によるハードサスペンス。
ほんとにパラレルワールドだったというSFオチ。
宇宙人や未来人や超能力者だったオチ。(笑)

別に、これらがいけない訳ではありません。
ただ、それぞれ先行する傑作が多い分野なので、なるべく他の結末が見たいな、と。
まあ、ひぐらしスタッフがこういうエンディングを選択するとは思えませんけどね。

次回「罪滅ぼし編其の五 リテイク」
リテイクか…。
やっぱり北村薫の路線なのでしょうか…。

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2006年9月26日 (火)

ひぐらしの鳴くころに第24話感想

ひぐらしの鳴くころに#24「罪滅ぼし編其の参 34号文書」

なるほど、三四さんの文書だから34号文書…。
ためになるなあ。(笑)
三四さんの研究を元にレナが組み立てた仮説は、オヤシロさま寄生虫説でした。
そう来たか。

ここに来ての超展開にちょっと戸惑って、感想が停滞していました。
現在の時点で#25も放映され、次回はもう最終話です。
楽しみでもあり、コワくもありというところです。

雛見沢村から出させない、入れないという事象に関する理屈はちゃんと立っています。名探偵レナの面目躍如です。
ただ、これが最終解決ではないと思わせる作りなんですよね。含みをいっぱい残そうとしている感じです。
ゲームでいうところのマルチエンディング狙いなのでしょうか。だとすれば、発想自体はすごく面白いです。
ただし、こういう多元解決も、マケイブという作家が60年前に「編集室の床に落ちた顔」で既に実践しているんですけどね。

ところで、Bパートで登場する白いワゴンの作業服姿の男たち。
中でも、圭一や知恵先生にちょっと偉そうな口を聞くリーダー格の男が気になります。方言使ってる彼です。彼が小此木でしょうか?
あ、小此木造園の封筒持ってたな…。

次回「罪滅ぼし編其の四 地球侵略」
え?地球侵略っすか?(´∀`*)

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2006年9月12日 (火)

ひぐらしの鳴くころに第23話感想

ひぐらしの鳴くころに#23「罪滅ぼし編其の弐 還る処」

壮絶な拷問狂詩音に続いて、壮絶な鉈使いレナキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

間宮リナ、レナの後をつけてきて、暴力でカタをつけようとします。
「なめんなクソガキ、ガタガタ言わされてえか!」
「死にさらせや!」
うははこのちょいワル演技って、某トモエちゃんを思い出しますな。懐かしいですな。
レナの反撃に遭い、ガラスの破片で腹を切られて、うううちくしょーと蹲る。
直後。
鉄パイプをふりかざすレナ。その構えは揺るぎなく、全ての武器を自在に使いこなせるガンダールヴな模様。
「ちょwwwレナちゃんそれってシャレになんなorz」
t)`Д°)・;'

一方、レナの口車に乗せられてゴミ捨て場に誘い込まれた鉄平。
竜宮父には殴る蹴るの狼藉を働いていましたが、竜宮娘には、ふつうに接しております。ある意味常識人です。
凡人な鉄平より一枚上手のレナは、懐中電灯をわざと消して、鉄平の背後に回ります。
その手には、彼女を一躍有名にしたあの大鉈が。
ああ、鉄平ったらホントに頭ぱっくり割られてるし。Σ(゚Д゚;
この辺の映像はでっかい迫力です。チキン圭一なんか比較にならない、生まれながらの殺人者の貫禄。
「わが一撃は無敵なり!」のセバール竜宮レナの面目躍如というところでしょうか。

オヤシロさまの祟りのうち、魅音や梨花や沙都子は詩音の犯行。
鉄平とリナについては、レナの犯行であることが今回確定。
レナの殺人を、仲間たち全員で隠蔽しようとした結果、というのが鬼隠し編の解とされる罪滅ぼし編の解答ということになるのですが。

「フリも続ければ本当になるっていうし」
「完全に忘れきったときが、私たちのゴールだね」
「一生かけても来るか来ないか」
「そうだな…」
そして、みんなが『忘れた』ことによって起こったのは。
圭一は、自分が鉄平を殺したと思い込んだ!
そして鉄平自身は、レナに鉈で頭ぶち割られたことも忘れ、圭一に金属バットで追い回されて再び惨殺された!

(´∀`*)

綿流しのお祭りで、何事もなかったようにはしゃぐ圭一たち。
どこからともなく現れた大石が、「ふん」と笑います。彼は、圭一やレナたちの犯した罪を、どれだけ知っているのでしょう。
何でも知ってるふりをする大人ほど、嫌味なものはありませんね。
大石は、真相をどこまで、どの程度掴んでいるのだろうか。気になります。
かつて、雛見沢事件で大事な同僚を失った過去を持つ彼に、復讐の念がなかったとは言い切れない。
ほぼ全ての事件に関わっているキーパーソンの彼は、ひぐらしの影の存在として重要。
間接的に、あらゆる殺人計画を教唆した可能性を捨てきれない自分がいます。

そしてエンドテロップ。
みんなで死体袋を積んだリヤカーを引いていく場面ですが、なぜかモザイクかかってます。
本編でモザイクかけなくて、何でテロップでかけるの?スポンサーへの配慮でしょうか…。

次回「罪滅ぼし編其の参 34号文書」

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2006年9月 3日 (日)

ひぐらしの鳴くころに第22話感想

ひぐらしの鳴くころに#22「罪滅ぼし編其の壱 幸せ」

壮絶な目明し編が終わり、雛見沢村に平和が戻ってきました。
圭一たちは、いつものゲームに興じております。今日は水鉄砲によるサバイバルです。
沙都子に追いつめられたレナ、何と小屋に水鉄砲を隠していました。どこかの剣豪みたいです。
そこはトラップ使いの沙都子。あらかじめ砂を詰まらせて無効化していました。窮地に陥ったレナ。
しかし、レナは泰然自若です。地団太を踏む沙都子。
着弾ルールを逆手にとり、水鉄砲を叩きつけて水しぶきを浴びせ、勝利するレナ。圭一も満足げです。
「見直したぜ、レナ」
「惚れ直したと言ってほしい、かな?」
圭ちゃんはレナに惚れていたのか!つかレナって確信犯?
Σ(゚Д゚;
またまた魅音の気持ちを逆なでするようなことを…。綿流し編の惨劇の着火点とも知らずに…。
('A`|||)
恒例の罰ゲームは、エンジェルモートコスプレ。
梨花ちゃんのぱんつ丸見えコスプレ最高っす。ほとんど犯罪っす。
「はうー可愛いよー♪お持ち帰りい!」を連発するレナ。
魅音のブルマ&しっぽコスもなかなかです。彼女曰く。
「この格好は圭ちゃんにさせるつもりだったんだけどなあ」
いやそれはまずいっすよ魅音さん。お客が全員逃げ出してしまいますがな。
梨花ちゃんを追って、炉利属性を隠そうともしない入江医師が風と共に参上。
人目もはばからず、梨花ちゃんを追いかけ回します。
何なんだ、この軽い演出は…。

しかし、惨劇の芽はしっかりと芽吹いていました。
ウワサの間宮リナ、北条鉄平とともにエンジェルモートに再登場。
どこぞの気の弱そうな若者二人から、高利の貸金を取り立てています。鉄平の笑えるチンピラぶりに比べて、リナの方が冷静な悪女という感じです。
胸元からのぞくちちが激えろいっす。(;´Д`)ハァハァ
その後、密談する小悪党二人。
「お前の雛見沢の旦那、どうなんね?どのくらい搾れそうなんよ?」
「それがさあ、別れた奥さんがだいぶ慰謝料をくれたらしいってのは聞いてたんだけど、ほんとにすげえあるらしいのよね。銀行に5千万くらい持ってるわよ!」
レナパパは、ママと既に離婚しています。慰謝料をもらっているところから、原因はママの不倫。
そして間宮リナは、パパの親しいお知り合いらしい。レナにケーキを買ってやるほどの親密さです。パパ行きつけのスナックで引っかけられたのでしょうね。レナもある程度なついてはいるのですが。
しかし、そのとき目撃したリナの言動に不信感を抱くレナ。
偶然立ち寄った葛西からリナの正体を聞き出し、後を追って往来へ。
タクシーに乗り込むリナに、凄い目線を突き刺します。

名探偵レナが、犯人の一人として参戦か?
綿流し編のアバンで川から上がった拷問死体がリナらしいのですが、拷問といえば詩音の専売特許のはず。
レナがどう関わってくるのか、興味津々です。『鉈使いのレナ』の二つ名はダテじゃなかったのかもしれません。

次回「罪滅ぼし編其の弐 還る処」

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2006年8月29日 (火)

ひぐらしのなく頃に第21話感想

ひぐらしのなく頃に#21「目明し編其の六 断罪」

沙都子ちゃん拷問死キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

泣き叫ぶ魅音に、詩音はあのヤンキー顔(笑)で冷たく言い放ちます。
「ごめんなさいって千回言えば許してやるよ」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
雪野五月さんの声優能力が遺憾なく発揮された名場面ですな。
ここから先、Aパートはひたすら沙都子への拷問が続きます。見るに耐えない凄惨なシーンです。
これだけ刺されても、沙都子ちゃんの意思は明晰です。ある意味凄いです。感動的です。
ただ、拷問描写が壮絶すぎて、沙都子の健気さが伝わりにくくなっているのはご愛嬌ですが。
(´∀`*)
『にーにー』に頼らないようにしたい、成長した自分をもう一度見てほしい…。
そして、詩音は気づくのです。
悟史くんの最期の願いすら忘れていた自分こそが、本当の鬼だったのだ、と。
哀れでせつない詩音の気持ちが、目明し編のキモだったんでしょうね。
拷問狂すぎて、ほとんど全てをぶっ飛ばしてはいるのですが。('A`|||)

さて、事件は園崎の仕業だろうと詰め寄る詩音に、魅音は必死で説明します。
ばっちゃは詩音と悟史くんとのこと許してたんだよとかばっちゃも調べたんだけど誰がやってるのか分らなかったんだよとか。
魅音の言うことが真実なら、一連の事件は園崎家が仕掛けたものではないということになります。
ただ、園崎組?の男たちが実行犯として動いているからには、全く無関係ということは考えにくい。
雛見沢村の命令系統が気になるところです。

梨花を殺し沙都子を殺し魅音を井戸の底に叩き落した詩音は、魅音のふりをして圭一を拷問にかけようとするも、珍しく毅然とした態度の彼を許してやることに。
でも結局。
圭一を呼び出し、夜道でいきなり刺します。
マンションに戻ってきて、ベランダ伝いに戻ろうと試み、そのまま転落死。
あれ?
綿流し編ではスリップ姿だったのに、今回は魅音のTシャツ姿ですよ?
まさかして死体の入れ替えトリック?

最後に、ちょっとまともな推理を少し。
梨花ちゃんの超常現象っぽい『予知』ですが、ここまで強調されると、もう無視は出来ません。真相に迫るための重要なパーツだと思います。
自ら『退場』してしまった梨花は、真犯人とか実行犯ではないかもしれませんが、一連の事件に何らかの役割を果たしているはず。
生き残った人物の中に犯人がいる、というのがミステリの基本ですが、そのパターンを破った名作がいくつかあるところからも、いろいろなバリエーションが考えられます。
例えば、オヤシロさまの巫女として示唆を行い、事件の『計画書』を作るのに一役買っているのかもしれません。梨花ちゃん自身は不作為だったしても。
そして悟史。
目明し編で、詩音の暴走を引き起こしたキーパーソン。
主要登場人物の中で、『死体』が発見されていない、ほとんど唯一の人物。
魅音の証言が二転三転し、死体が井戸の底にあるのかどうかすら判然としないのです。
綿流しの惨劇の実行犯が詩音であることは確定。すると、問題になるのはそれ以外の事件です。
園崎家が、崇殺しと鬼隠しの真の演出者でないとするなら。
逆に、死体の発見されていない、『鬼隠しにあった人物たち』がクローズアップされてくるのではないでしょうか?

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ひぐらしのなく頃に第20話感想

ひぐらしのなく頃に#20「目明し編其の伍 冷たい手」

今の時点で、既に目明し編は完結しています。お手軽感想なので、ここはひとつ華麗にスルーの方向で…。

梨花ちゃんと詩音の直接対決キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
醤油を借りに来た梨花ちゃんが、詩音に誘い込まれます。
この辺は、レナの推理が完璧だったのですね。凄いよ名探偵レナ。
「はうー可愛いー♪犯人お持ち帰りい」(笑)

窮地に立たされた梨花。相手は、沙都子を軽々と投げ飛ばす腕力の持ち主です。しかも拷問狂です。ガチンコバトルで勝ち目はありません。
しかし、さすがは古手神社の巫女ちゃまです。どこで手に入れたのか、催涙スプレーと注射器で迫ってきます。
不意を襲われ、マウントポジションを取られた詩音、大ピンチ。
「詩音、勝負はついたのです、あきらめるのです。あたしの言うとおりにしていれば、痛くはしないのですよ。にぱ☆」
ごそごそごそ(服を脱がす音)
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ(えーと…)
(///∇///)

冗談はともかく。
何を注射されたのか、梨花ちゃんの最期は壮絶でした。口調まで変化しております。
「…そうだな。おまえに拷問されて死ぬくらいなら、退場しよう」
壁に包丁を突き立てて、自ら体当たり。
ぐさぐさぐさぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
Σ(゚Д゚;

梨花ちゃま退場。暴走詩音の次の獲物は…。

次回「目明し編その六 断罪」。

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2006年8月13日 (日)

ひぐらしのなく頃に第19話感想

ひぐらしのなく頃に#19「目明し編其の四 仕返し」

今回で、綿流し編の真相はほとんど開示されました。
『鬼』が発動した詩音の暴走によって、まずお魎ばっちゃが死亡し、魅音が地下牢に幽閉される。
下着姿になった魅音、けっこうお胸がありますな。(;´Д`)ハァハァ
タイトな服の効果で魅音より詩音の方が立派な胸の持ち主と思ってましたが、魅音も全然負けてません。むしろ、あたし脱いだらすごいんです状態。
北条家の坊主なんて、と詩音の気持ちを逆なでした公由村長もスタンガンの餌食になり、魅音ともども次回で恐らく死亡。
井戸の死体の説明が、これで付きました。
綿流しの夜と翌日の、詩音と魅音との入れ替わりのタイミングや理由もよく分ったし。踊らされている圭一が何だか哀れです。
富竹の、喉を自ら掻き毟っての死についても、「怪しい薬でも注射したの?それとも、そういう死に方に見える拷問道具でもあるわけ?」と、視聴者の推理を代弁してくれましたし。
(´∀`*)

なお残る疑問は、詩音が詰問していた鷹野・富竹の一件。
「祟りで1人死んだら1人生贄になって消えるのがルールじゃなかったっけ?鷹野さんと富竹さんは2人とも死んじゃってるんだけど?」
「自信はないけど…。祭具殿に忍び込んだのは実は4人とか。で、もう2人は生贄ってことで『鬼隠し』になってるんじゃないかな」
なるほど。理屈は合いますね。
鷹野・富竹殺しは園崎組の仕業だと思うのですが、取次ぎのみの役割の魅音が知らないだけで、お魎とかは知っていたのだろうか。影の取次ぎの存在も気になるところです。

そうそう、詩音と公由村長とのやり取りで気になった点が。
魅音のふりをした詩音が、詩音も鬼隠しにあうんじゃないかとカマをかけた時に。
「詩音ちゃんは反省してるんだろ?……公由のおじいちゃんに任せておきなさい。きっと許してもらえるよ」
村人たちにとってオヤシロさまは絶対的な存在かと思っていたのですが、祭具殿に穢れを持ち込んだ人間でも、身内なら許してもらえる可能性があると暗に言っているのです。
つまり、少なくとも御三家レベルの人間は、オヤシロさまの存在を妄信しているわけではない。
むしろ、自分の意思を押し通すために、オヤシロさまの権威を利用している可能性が高いということ。
すると、『許す』権限を持っている人物は誰なのだろう。お魎?それとも他にも誰かが?

そして、電話ボックスでの圭一の死の真相。これもまだ説明されてません。
鬼隠し編の展開(魅音とレナを殺害したのち、オヤシロさまの影に怯えながら電話ボックスで死亡)と、崇殺し編の展開(雛見沢村大災害。圭一生き残るも、病院にて死亡したらしい)って、圭一に関してははっきり違いますよね?この辺りが鍵になるのでしょうか。
「鬼隠し」「綿流し」「崇殺し」「暇潰し」の各編に対してそれぞれ別の解があると考えてしまえば楽なのですが、どうなんだろう…。

次回「目明し編其の伍 冷たい手」。



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2006年8月 8日 (火)

ひぐらしのなく頃に第18話感想

ひぐらしのなく頃に#18「目明し編其の参 鬼の血脈」

図書館で調べものをしている詩音のもとに現れた鷹野さん。
オヤシロさまの祟りについて、調査しているという。
一人死んで、一人が祟り隠しにあう。隠された人間は、底なし沼である鬼が淵沼へ。

悟史の失踪は園崎家の仕業だと確信する詩音は、激情に駆られ、魅音の首を絞めて殺そうとする。
『そのとき、あたしの中に鬼が生れた』
しかし、魅音の爪も、詩音と同じく剥がれていた。
「詩音だけ爪をはがされるなんて可哀そうすぎる…」
魅音の真情を知り、心が静まるのを感じる詩音。
『あたしの中の鬼が告げた。魅音を信じる、と』

一年が過ぎました。
いよいよ、前原圭一登場です。
出会いはやはり不良がらみ。バイクを蹴っ倒して囲まれたところを、圭一の口先魔術で救われます。
そして、頭を撫でてくれる。思わず頬をそめる詩音。
魅音は、圭一に惚れてしまった模様です。
「圭ちゃんのどこがいいの?」
「面白いところ!…部活のとき、人形をくれなかったんだ。魅音には似合わないって」
「ライバルには気をつけないと。レナにはクギを刺しておくこと」(クギっすか!Σ(゚Д゚;)
「ちくしょ~、レナって確かに可愛いからな~」
賞品の人形のエピソードが来ましたね。
雛見沢からの帰り道、詩音は足音を聞きます。
『悟史くん…そこにいたんだ』

ここから、一気に綿流しの夜に突入。鷹野・富竹コンビも久しぶりに登場です。またすぐ殺されるのですが。(笑)
鷹野さんに誘われたが、一人では怖い詩音は、圭一を誘おうと思いつきます。そうすれば、魅音も今度は見逃してくれるだろうという計算。
祭具殿の内部では、奇妙な音が。ぎょっとする詩音。
人が歩き回る音?壁を叩く音?
しかも、詩音にしか聞こえていない。
再び、音の謎がクローズアップされました。
音響的な物理現象によるものでなければ、心理的なもの?
レナが経験したのと同じ幻聴だとしたら、統合失調症の症状とも似ていますね。薬物という線も捨てきれないのですが。

毎年必ず発生するオヤシロさまの祟殺しと、それに見合う祟隠しが一人ずつ。意図的な法則性が感じられます。
こうした連続殺人では、どれか一つが本命の殺人で他はミスリード、というパターンが多いんですよね。
例えば、北条の叔母殺しが本命で、行方不明になった悟史が全ての事件を演出…ちょっとムリがあるか。(笑)

次回「目明し編其の四 仕返し」。



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2006年7月30日 (日)

ひぐらしのなく頃に第17話感想

ひぐらしのなく頃に#17「目明し編其の弐 キズナ」

「ホントに痛いの…すごく痛いんだよ!!」
拷問具によって詩音の爪が、爪があああ!

ベリリ

(´Д⊂)

爪剥ぎのインパクトが強すぎて、推理とか全て吹っ飛んでしまいました。
悟史を庇ったあげく、北条家を憎むお魎の怒りをかった彼女は、実の姉魅音らの手によって無残なことに。
園崎家と詩音の対立は、これで決定的になった感じです。

気づいたこと。
悟史による北条の叔母殺しは、圭一による北条の叔父殺しと状況が酷似しています。
自分は行けないから、沙都子を綿流しの祭に連れて行ってほしい、と魅音(詩音)に頼むところとか、金属バットで撲殺する犯行方法とか。
まさか、髪の色を変えた悟史がリターンズしてきたとか?(笑)
葛西情報によると、叔母殺しは異常者の仕業、ということになった模様。
他の編では、薬物異常者の犯行と表現されていました。それってまさか圭一?いや時系列的に合わないか。
詩音の「ホントに痛いの!!」もどこかで聞いたような?と思ったら、圭一によってドアに手を挟まれたレナの悲鳴でした。これは偶然の一致かな。
こうした状況下で、悟史失踪。
なるほど、だから圭一が何の気なしに、悟史は転校したって聞いたけど?と言ったとき、詩音は猛烈に腹を立てたのか。
そして今回も、梨花による予言というか断言が来ました。
「沙都子…。もう決まっていることなのです」。
『沙都子の辛いのが今日でおしまい』になることさえも、予定調和とは…。

次回「目明し編其の参 鬼の血脈」。



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2006年7月27日 (木)

ひぐらしのなく頃に第16話感想

ひぐらしのなく頃に#16「目明し編其の壱 初恋」

どう書こうか迷っているうちに一週間が過ぎてしまいました。メモみたいですが、感想です。

目明し編は詩音編。
アバンで、お魎が拘束され力なくうずくまり、園崎姉妹の片方がもう片方を引きずっていく。
究極のネタバレ?それとも?

いよいよ解決編の開始です。なるほどなるほど、視界がかなりクリアになってきました
詩音、隔離されていた学園を脱走。初登場の葛西さんに拾ってもらい、マンションへ。
彼女が幽閉されるまでに、現場監督がバラバラにされ、北条夫妻が失踪し、神主が急死、その妻も沼に身を投げたという。
全て綿流しの夜の事件です。オヤシロさまの祟り?

今回、以下のことが分りました。
魅音と詩音が入れ替わる理由とタイミング。
悟史くんと詩音と沙都子の関係。
詩音が沙都子を憎む理由。沙都子を庇う梨花との関係。
北条夫妻と古手神社の神主と園崎家の立ち位置。
そして、お久しぶりのレナが、バス停でひぐらしモードを披露です。悟史の置かれた状況が理解できるというのです。
「私が体験者だから。足音が聞こえる。誰かが後をつけてくる。枕元にまで立たれる」
どういう現象?オヤシロさまの正体は、薬物でなければ、何か心理的な強迫作用によるもの?

ふと思ったのは、ひぐらしが、何人もの人間の思惑から発生した重層的な犯罪の集積である可能性です。詩音の単独犯では、とてもここまで大規模な犯罪はありえない気がします。
しかし、それぞれの事件をつなぐ糸はありそう。
やはり、誰かの作り上げた『計画』による犯行なのか?

次回「目明し編其の弐 キズナ」。



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