2006年9月29日 (金)

ひぐらしの鳴くころに第25話感想

ひぐらしの鳴くころに#25「罪滅ぼし編其の四 地球侵略」

とうとう完結しましたね!取り合えずいろいろお疲れさまでした。(´∀`*)
リアルタイムで視聴はしたのですが、最終話の感想はあらためて書きます。

ところで、以下の文章は、#25感想のために準備した放映直後(つまり最終話放映以前)のメモです。
しかし、ひぐらしがああいう形で終わりを迎えたため、感想として仕上げるのはけっこう空しい作業となってしまいました。
よって、当時のメモに手を加えず、そのままアップしたいと思います。

「鷹野さんはゾンビ」
「寄生虫は宇宙人」
「ここではない別の世界で魅音とレナを殺したんだ」

うーん…。
ゲームのマルチエンディング仕様?多元宇宙もの?ドットhack的夢落ち?
『地球侵略』というでっかい凄い副題にびびってはいたのですが、結構な超展開になっております。

次回はもう最終話。できれば避けてほしいエンディングを列記します。
夢オチ。全ては梨花ちゃん(か他の誰か)の願望が生んだ夢。
国家的謀略や細菌テロだったというオチ。すなわち国家VSオウム的狂信集団という図式によるハードサスペンス。
ほんとにパラレルワールドだったというSFオチ。
宇宙人や未来人や超能力者だったオチ。(笑)

別に、これらがいけない訳ではありません。
ただ、それぞれ先行する傑作が多い分野なので、なるべく他の結末が見たいな、と。
まあ、ひぐらしスタッフがこういうエンディングを選択するとは思えませんけどね。

次回「罪滅ぼし編其の五 リテイク」
リテイクか…。
やっぱり北村薫の路線なのでしょうか…。

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2006年9月26日 (火)

ひぐらしの鳴くころに第24話感想

ひぐらしの鳴くころに#24「罪滅ぼし編其の参 34号文書」

なるほど、三四さんの文書だから34号文書…。
ためになるなあ。(笑)
三四さんの研究を元にレナが組み立てた仮説は、オヤシロさま寄生虫説でした。
そう来たか。

ここに来ての超展開にちょっと戸惑って、感想が停滞していました。
現在の時点で#25も放映され、次回はもう最終話です。
楽しみでもあり、コワくもありというところです。

雛見沢村から出させない、入れないという事象に関する理屈はちゃんと立っています。名探偵レナの面目躍如です。
ただ、これが最終解決ではないと思わせる作りなんですよね。含みをいっぱい残そうとしている感じです。
ゲームでいうところのマルチエンディング狙いなのでしょうか。だとすれば、発想自体はすごく面白いです。
ただし、こういう多元解決も、マケイブという作家が60年前に「編集室の床に落ちた顔」で既に実践しているんですけどね。

ところで、Bパートで登場する白いワゴンの作業服姿の男たち。
中でも、圭一や知恵先生にちょっと偉そうな口を聞くリーダー格の男が気になります。方言使ってる彼です。彼が小此木でしょうか?
あ、小此木造園の封筒持ってたな…。

次回「罪滅ぼし編其の四 地球侵略」
え?地球侵略っすか?(´∀`*)

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2006年9月12日 (火)

ひぐらしの鳴くころに第23話感想

ひぐらしの鳴くころに#23「罪滅ぼし編其の弐 還る処」

壮絶な拷問狂詩音に続いて、壮絶な鉈使いレナキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

間宮リナ、レナの後をつけてきて、暴力でカタをつけようとします。
「なめんなクソガキ、ガタガタ言わされてえか!」
「死にさらせや!」
うははこのちょいワル演技って、某トモエちゃんを思い出しますな。懐かしいですな。
レナの反撃に遭い、ガラスの破片で腹を切られて、うううちくしょーと蹲る。
直後。
鉄パイプをふりかざすレナ。その構えは揺るぎなく、全ての武器を自在に使いこなせるガンダールヴな模様。
「ちょwwwレナちゃんそれってシャレになんなorz」
t)`Д°)・;'

一方、レナの口車に乗せられてゴミ捨て場に誘い込まれた鉄平。
竜宮父には殴る蹴るの狼藉を働いていましたが、竜宮娘には、ふつうに接しております。ある意味常識人です。
凡人な鉄平より一枚上手のレナは、懐中電灯をわざと消して、鉄平の背後に回ります。
その手には、彼女を一躍有名にしたあの大鉈が。
ああ、鉄平ったらホントに頭ぱっくり割られてるし。Σ(゚Д゚;
この辺の映像はでっかい迫力です。チキン圭一なんか比較にならない、生まれながらの殺人者の貫禄。
「わが一撃は無敵なり!」のセバール竜宮レナの面目躍如というところでしょうか。

オヤシロさまの祟りのうち、魅音や梨花や沙都子は詩音の犯行。
鉄平とリナについては、レナの犯行であることが今回確定。
レナの殺人を、仲間たち全員で隠蔽しようとした結果、というのが鬼隠し編の解とされる罪滅ぼし編の解答ということになるのですが。

「フリも続ければ本当になるっていうし」
「完全に忘れきったときが、私たちのゴールだね」
「一生かけても来るか来ないか」
「そうだな…」
そして、みんなが『忘れた』ことによって起こったのは。
圭一は、自分が鉄平を殺したと思い込んだ!
そして鉄平自身は、レナに鉈で頭ぶち割られたことも忘れ、圭一に金属バットで追い回されて再び惨殺された!

(´∀`*)

綿流しのお祭りで、何事もなかったようにはしゃぐ圭一たち。
どこからともなく現れた大石が、「ふん」と笑います。彼は、圭一やレナたちの犯した罪を、どれだけ知っているのでしょう。
何でも知ってるふりをする大人ほど、嫌味なものはありませんね。
大石は、真相をどこまで、どの程度掴んでいるのだろうか。気になります。
かつて、雛見沢事件で大事な同僚を失った過去を持つ彼に、復讐の念がなかったとは言い切れない。
ほぼ全ての事件に関わっているキーパーソンの彼は、ひぐらしの影の存在として重要。
間接的に、あらゆる殺人計画を教唆した可能性を捨てきれない自分がいます。

そしてエンドテロップ。
みんなで死体袋を積んだリヤカーを引いていく場面ですが、なぜかモザイクかかってます。
本編でモザイクかけなくて、何でテロップでかけるの?スポンサーへの配慮でしょうか…。

次回「罪滅ぼし編其の参 34号文書」

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2006年9月 3日 (日)

ひぐらしの鳴くころに第22話感想

ひぐらしの鳴くころに#22「罪滅ぼし編其の壱 幸せ」

壮絶な目明し編が終わり、雛見沢村に平和が戻ってきました。
圭一たちは、いつものゲームに興じております。今日は水鉄砲によるサバイバルです。
沙都子に追いつめられたレナ、何と小屋に水鉄砲を隠していました。どこかの剣豪みたいです。
そこはトラップ使いの沙都子。あらかじめ砂を詰まらせて無効化していました。窮地に陥ったレナ。
しかし、レナは泰然自若です。地団太を踏む沙都子。
着弾ルールを逆手にとり、水鉄砲を叩きつけて水しぶきを浴びせ、勝利するレナ。圭一も満足げです。
「見直したぜ、レナ」
「惚れ直したと言ってほしい、かな?」
圭ちゃんはレナに惚れていたのか!つかレナって確信犯?
Σ(゚Д゚;
またまた魅音の気持ちを逆なでするようなことを…。綿流し編の惨劇の着火点とも知らずに…。
('A`|||)
恒例の罰ゲームは、エンジェルモートコスプレ。
梨花ちゃんのぱんつ丸見えコスプレ最高っす。ほとんど犯罪っす。
「はうー可愛いよー♪お持ち帰りい!」を連発するレナ。
魅音のブルマ&しっぽコスもなかなかです。彼女曰く。
「この格好は圭ちゃんにさせるつもりだったんだけどなあ」
いやそれはまずいっすよ魅音さん。お客が全員逃げ出してしまいますがな。
梨花ちゃんを追って、炉利属性を隠そうともしない入江医師が風と共に参上。
人目もはばからず、梨花ちゃんを追いかけ回します。
何なんだ、この軽い演出は…。

しかし、惨劇の芽はしっかりと芽吹いていました。
ウワサの間宮リナ、北条鉄平とともにエンジェルモートに再登場。
どこぞの気の弱そうな若者二人から、高利の貸金を取り立てています。鉄平の笑えるチンピラぶりに比べて、リナの方が冷静な悪女という感じです。
胸元からのぞくちちが激えろいっす。(;´Д`)ハァハァ
その後、密談する小悪党二人。
「お前の雛見沢の旦那、どうなんね?どのくらい搾れそうなんよ?」
「それがさあ、別れた奥さんがだいぶ慰謝料をくれたらしいってのは聞いてたんだけど、ほんとにすげえあるらしいのよね。銀行に5千万くらい持ってるわよ!」
レナパパは、ママと既に離婚しています。慰謝料をもらっているところから、原因はママの不倫。
そして間宮リナは、パパの親しいお知り合いらしい。レナにケーキを買ってやるほどの親密さです。パパ行きつけのスナックで引っかけられたのでしょうね。レナもある程度なついてはいるのですが。
しかし、そのとき目撃したリナの言動に不信感を抱くレナ。
偶然立ち寄った葛西からリナの正体を聞き出し、後を追って往来へ。
タクシーに乗り込むリナに、凄い目線を突き刺します。

名探偵レナが、犯人の一人として参戦か?
綿流し編のアバンで川から上がった拷問死体がリナらしいのですが、拷問といえば詩音の専売特許のはず。
レナがどう関わってくるのか、興味津々です。『鉈使いのレナ』の二つ名はダテじゃなかったのかもしれません。

次回「罪滅ぼし編其の弐 還る処」

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2006年8月29日 (火)

ひぐらしのなく頃に第21話感想

ひぐらしのなく頃に#21「目明し編其の六 断罪」

沙都子ちゃん拷問死キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

泣き叫ぶ魅音に、詩音はあのヤンキー顔(笑)で冷たく言い放ちます。
「ごめんなさいって千回言えば許してやるよ」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
雪野五月さんの声優能力が遺憾なく発揮された名場面ですな。
ここから先、Aパートはひたすら沙都子への拷問が続きます。見るに耐えない凄惨なシーンです。
これだけ刺されても、沙都子ちゃんの意思は明晰です。ある意味凄いです。感動的です。
ただ、拷問描写が壮絶すぎて、沙都子の健気さが伝わりにくくなっているのはご愛嬌ですが。
(´∀`*)
『にーにー』に頼らないようにしたい、成長した自分をもう一度見てほしい…。
そして、詩音は気づくのです。
悟史くんの最期の願いすら忘れていた自分こそが、本当の鬼だったのだ、と。
哀れでせつない詩音の気持ちが、目明し編のキモだったんでしょうね。
拷問狂すぎて、ほとんど全てをぶっ飛ばしてはいるのですが。('A`|||)

さて、事件は園崎の仕業だろうと詰め寄る詩音に、魅音は必死で説明します。
ばっちゃは詩音と悟史くんとのこと許してたんだよとかばっちゃも調べたんだけど誰がやってるのか分らなかったんだよとか。
魅音の言うことが真実なら、一連の事件は園崎家が仕掛けたものではないということになります。
ただ、園崎組?の男たちが実行犯として動いているからには、全く無関係ということは考えにくい。
雛見沢村の命令系統が気になるところです。

梨花を殺し沙都子を殺し魅音を井戸の底に叩き落した詩音は、魅音のふりをして圭一を拷問にかけようとするも、珍しく毅然とした態度の彼を許してやることに。
でも結局。
圭一を呼び出し、夜道でいきなり刺します。
マンションに戻ってきて、ベランダ伝いに戻ろうと試み、そのまま転落死。
あれ?
綿流し編ではスリップ姿だったのに、今回は魅音のTシャツ姿ですよ?
まさかして死体の入れ替えトリック?

最後に、ちょっとまともな推理を少し。
梨花ちゃんの超常現象っぽい『予知』ですが、ここまで強調されると、もう無視は出来ません。真相に迫るための重要なパーツだと思います。
自ら『退場』してしまった梨花は、真犯人とか実行犯ではないかもしれませんが、一連の事件に何らかの役割を果たしているはず。
生き残った人物の中に犯人がいる、というのがミステリの基本ですが、そのパターンを破った名作がいくつかあるところからも、いろいろなバリエーションが考えられます。
例えば、オヤシロさまの巫女として示唆を行い、事件の『計画書』を作るのに一役買っているのかもしれません。梨花ちゃん自身は不作為だったしても。
そして悟史。
目明し編で、詩音の暴走を引き起こしたキーパーソン。
主要登場人物の中で、『死体』が発見されていない、ほとんど唯一の人物。
魅音の証言が二転三転し、死体が井戸の底にあるのかどうかすら判然としないのです。
綿流しの惨劇の実行犯が詩音であることは確定。すると、問題になるのはそれ以外の事件です。
園崎家が、崇殺しと鬼隠しの真の演出者でないとするなら。
逆に、死体の発見されていない、『鬼隠しにあった人物たち』がクローズアップされてくるのではないでしょうか?

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ひぐらしのなく頃に第20話感想

ひぐらしのなく頃に#20「目明し編其の伍 冷たい手」

今の時点で、既に目明し編は完結しています。お手軽感想なので、ここはひとつ華麗にスルーの方向で…。

梨花ちゃんと詩音の直接対決キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
醤油を借りに来た梨花ちゃんが、詩音に誘い込まれます。
この辺は、レナの推理が完璧だったのですね。凄いよ名探偵レナ。
「はうー可愛いー♪犯人お持ち帰りい」(笑)

窮地に立たされた梨花。相手は、沙都子を軽々と投げ飛ばす腕力の持ち主です。しかも拷問狂です。ガチンコバトルで勝ち目はありません。
しかし、さすがは古手神社の巫女ちゃまです。どこで手に入れたのか、催涙スプレーと注射器で迫ってきます。
不意を襲われ、マウントポジションを取られた詩音、大ピンチ。
「詩音、勝負はついたのです、あきらめるのです。あたしの言うとおりにしていれば、痛くはしないのですよ。にぱ☆」
ごそごそごそ(服を脱がす音)
くちゅくちゅ、くちゅくちゅ(えーと…)
(///∇///)

冗談はともかく。
何を注射されたのか、梨花ちゃんの最期は壮絶でした。口調まで変化しております。
「…そうだな。おまえに拷問されて死ぬくらいなら、退場しよう」
壁に包丁を突き立てて、自ら体当たり。
ぐさぐさぐさぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
Σ(゚Д゚;

梨花ちゃま退場。暴走詩音の次の獲物は…。

次回「目明し編その六 断罪」。

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2006年8月13日 (日)

ひぐらしのなく頃に第19話感想

ひぐらしのなく頃に#19「目明し編其の四 仕返し」

今回で、綿流し編の真相はほとんど開示されました。
『鬼』が発動した詩音の暴走によって、まずお魎ばっちゃが死亡し、魅音が地下牢に幽閉される。
下着姿になった魅音、けっこうお胸がありますな。(;´Д`)ハァハァ
タイトな服の効果で魅音より詩音の方が立派な胸の持ち主と思ってましたが、魅音も全然負けてません。むしろ、あたし脱いだらすごいんです状態。
北条家の坊主なんて、と詩音の気持ちを逆なでした公由村長もスタンガンの餌食になり、魅音ともども次回で恐らく死亡。
井戸の死体の説明が、これで付きました。
綿流しの夜と翌日の、詩音と魅音との入れ替わりのタイミングや理由もよく分ったし。踊らされている圭一が何だか哀れです。
富竹の、喉を自ら掻き毟っての死についても、「怪しい薬でも注射したの?それとも、そういう死に方に見える拷問道具でもあるわけ?」と、視聴者の推理を代弁してくれましたし。
(´∀`*)

なお残る疑問は、詩音が詰問していた鷹野・富竹の一件。
「祟りで1人死んだら1人生贄になって消えるのがルールじゃなかったっけ?鷹野さんと富竹さんは2人とも死んじゃってるんだけど?」
「自信はないけど…。祭具殿に忍び込んだのは実は4人とか。で、もう2人は生贄ってことで『鬼隠し』になってるんじゃないかな」
なるほど。理屈は合いますね。
鷹野・富竹殺しは園崎組の仕業だと思うのですが、取次ぎのみの役割の魅音が知らないだけで、お魎とかは知っていたのだろうか。影の取次ぎの存在も気になるところです。

そうそう、詩音と公由村長とのやり取りで気になった点が。
魅音のふりをした詩音が、詩音も鬼隠しにあうんじゃないかとカマをかけた時に。
「詩音ちゃんは反省してるんだろ?……公由のおじいちゃんに任せておきなさい。きっと許してもらえるよ」
村人たちにとってオヤシロさまは絶対的な存在かと思っていたのですが、祭具殿に穢れを持ち込んだ人間でも、身内なら許してもらえる可能性があると暗に言っているのです。
つまり、少なくとも御三家レベルの人間は、オヤシロさまの存在を妄信しているわけではない。
むしろ、自分の意思を押し通すために、オヤシロさまの権威を利用している可能性が高いということ。
すると、『許す』権限を持っている人物は誰なのだろう。お魎?それとも他にも誰かが?

そして、電話ボックスでの圭一の死の真相。これもまだ説明されてません。
鬼隠し編の展開(魅音とレナを殺害したのち、オヤシロさまの影に怯えながら電話ボックスで死亡)と、崇殺し編の展開(雛見沢村大災害。圭一生き残るも、病院にて死亡したらしい)って、圭一に関してははっきり違いますよね?この辺りが鍵になるのでしょうか。
「鬼隠し」「綿流し」「崇殺し」「暇潰し」の各編に対してそれぞれ別の解があると考えてしまえば楽なのですが、どうなんだろう…。

次回「目明し編其の伍 冷たい手」。



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2006年8月 8日 (火)

ひぐらしのなく頃に第18話感想

ひぐらしのなく頃に#18「目明し編其の参 鬼の血脈」

図書館で調べものをしている詩音のもとに現れた鷹野さん。
オヤシロさまの祟りについて、調査しているという。
一人死んで、一人が祟り隠しにあう。隠された人間は、底なし沼である鬼が淵沼へ。

悟史の失踪は園崎家の仕業だと確信する詩音は、激情に駆られ、魅音の首を絞めて殺そうとする。
『そのとき、あたしの中に鬼が生れた』
しかし、魅音の爪も、詩音と同じく剥がれていた。
「詩音だけ爪をはがされるなんて可哀そうすぎる…」
魅音の真情を知り、心が静まるのを感じる詩音。
『あたしの中の鬼が告げた。魅音を信じる、と』

一年が過ぎました。
いよいよ、前原圭一登場です。
出会いはやはり不良がらみ。バイクを蹴っ倒して囲まれたところを、圭一の口先魔術で救われます。
そして、頭を撫でてくれる。思わず頬をそめる詩音。
魅音は、圭一に惚れてしまった模様です。
「圭ちゃんのどこがいいの?」
「面白いところ!…部活のとき、人形をくれなかったんだ。魅音には似合わないって」
「ライバルには気をつけないと。レナにはクギを刺しておくこと」(クギっすか!Σ(゚Д゚;)
「ちくしょ~、レナって確かに可愛いからな~」
賞品の人形のエピソードが来ましたね。
雛見沢からの帰り道、詩音は足音を聞きます。
『悟史くん…そこにいたんだ』

ここから、一気に綿流しの夜に突入。鷹野・富竹コンビも久しぶりに登場です。またすぐ殺されるのですが。(笑)
鷹野さんに誘われたが、一人では怖い詩音は、圭一を誘おうと思いつきます。そうすれば、魅音も今度は見逃してくれるだろうという計算。
祭具殿の内部では、奇妙な音が。ぎょっとする詩音。
人が歩き回る音?壁を叩く音?
しかも、詩音にしか聞こえていない。
再び、音の謎がクローズアップされました。
音響的な物理現象によるものでなければ、心理的なもの?
レナが経験したのと同じ幻聴だとしたら、統合失調症の症状とも似ていますね。薬物という線も捨てきれないのですが。

毎年必ず発生するオヤシロさまの祟殺しと、それに見合う祟隠しが一人ずつ。意図的な法則性が感じられます。
こうした連続殺人では、どれか一つが本命の殺人で他はミスリード、というパターンが多いんですよね。
例えば、北条の叔母殺しが本命で、行方不明になった悟史が全ての事件を演出…ちょっとムリがあるか。(笑)

次回「目明し編其の四 仕返し」。



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2006年7月30日 (日)

ひぐらしのなく頃に第17話感想

ひぐらしのなく頃に#17「目明し編其の弐 キズナ」

「ホントに痛いの…すごく痛いんだよ!!」
拷問具によって詩音の爪が、爪があああ!

ベリリ

(´Д⊂)

爪剥ぎのインパクトが強すぎて、推理とか全て吹っ飛んでしまいました。
悟史を庇ったあげく、北条家を憎むお魎の怒りをかった彼女は、実の姉魅音らの手によって無残なことに。
園崎家と詩音の対立は、これで決定的になった感じです。

気づいたこと。
悟史による北条の叔母殺しは、圭一による北条の叔父殺しと状況が酷似しています。
自分は行けないから、沙都子を綿流しの祭に連れて行ってほしい、と魅音(詩音)に頼むところとか、金属バットで撲殺する犯行方法とか。
まさか、髪の色を変えた悟史がリターンズしてきたとか?(笑)
葛西情報によると、叔母殺しは異常者の仕業、ということになった模様。
他の編では、薬物異常者の犯行と表現されていました。それってまさか圭一?いや時系列的に合わないか。
詩音の「ホントに痛いの!!」もどこかで聞いたような?と思ったら、圭一によってドアに手を挟まれたレナの悲鳴でした。これは偶然の一致かな。
こうした状況下で、悟史失踪。
なるほど、だから圭一が何の気なしに、悟史は転校したって聞いたけど?と言ったとき、詩音は猛烈に腹を立てたのか。
そして今回も、梨花による予言というか断言が来ました。
「沙都子…。もう決まっていることなのです」。
『沙都子の辛いのが今日でおしまい』になることさえも、予定調和とは…。

次回「目明し編其の参 鬼の血脈」。



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2006年7月27日 (木)

ひぐらしのなく頃に第16話感想

ひぐらしのなく頃に#16「目明し編其の壱 初恋」

どう書こうか迷っているうちに一週間が過ぎてしまいました。メモみたいですが、感想です。

目明し編は詩音編。
アバンで、お魎が拘束され力なくうずくまり、園崎姉妹の片方がもう片方を引きずっていく。
究極のネタバレ?それとも?

いよいよ解決編の開始です。なるほどなるほど、視界がかなりクリアになってきました
詩音、隔離されていた学園を脱走。初登場の葛西さんに拾ってもらい、マンションへ。
彼女が幽閉されるまでに、現場監督がバラバラにされ、北条夫妻が失踪し、神主が急死、その妻も沼に身を投げたという。
全て綿流しの夜の事件です。オヤシロさまの祟り?

今回、以下のことが分りました。
魅音と詩音が入れ替わる理由とタイミング。
悟史くんと詩音と沙都子の関係。
詩音が沙都子を憎む理由。沙都子を庇う梨花との関係。
北条夫妻と古手神社の神主と園崎家の立ち位置。
そして、お久しぶりのレナが、バス停でひぐらしモードを披露です。悟史の置かれた状況が理解できるというのです。
「私が体験者だから。足音が聞こえる。誰かが後をつけてくる。枕元にまで立たれる」
どういう現象?オヤシロさまの正体は、薬物でなければ、何か心理的な強迫作用によるもの?

ふと思ったのは、ひぐらしが、何人もの人間の思惑から発生した重層的な犯罪の集積である可能性です。詩音の単独犯では、とてもここまで大規模な犯罪はありえない気がします。
しかし、それぞれの事件をつなぐ糸はありそう。
やはり、誰かの作り上げた『計画』による犯行なのか?

次回「目明し編其の弐 キズナ」。



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2006年7月16日 (日)

ひぐらしのなく頃に第15話感想

ひぐらしのなく頃に#15「暇潰し編其の弐 兆し」

梨花ちゃんの大予言キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
全部的中しているのが凄いです!ノストラダムスなんてメじゃないです!さすがは神国日本が誇る巫女さんです。

えーと、出題編もいよいよ終了ですね。
本当に、梨花ちゃんの予言には驚かされました。
デウス・エクス・マキナというか強力な打ち毀し技というか、ついに時をかける少女(゚∀゚)キタ! と思ってしまいましたね。
自分の運命を知りつつ呟く「死にたくない」は、それだけに切なかったのですが…。

彼女が時をかける少女でもなく、ひぐらしがファンタジーでもないとすれば、合理的な説明は恐らく一つ。

梨花ちゃんの予言を、誰かが忠実に実行した。

これしかなさそうです。そして、その忠実さには、梨花ちゃん自身の惨殺も含まれているのです。
もしかすると、予言内容は梨花ちゃんオリジナルではないのかもしれません。
こんな予言を考えそうな人物といえば、雛見沢村の権力関係を考慮に入れると、お魎あたりが怪しく思われます。
梨花ちゃんは、古手神社の巫女という特殊な立場から、いろいろな場でそれを知る機会があったはずですね。

さて、犯人(実行犯)ですが。
暇潰し編その弐のBパートでは、既に大災害が発生し登場人物が全滅したのち、大石と赤坂が生き残っていることを伝えています。
赤坂の奥さんさえも事故で死んでいます。幼女萌えの祟りかも。(´∀`*)
常識的に考えると、生き残った二人が怪しいのですが、どうもしっくり来ません。(まあ、大石は全編を通じて超あやしい存在ではありますが)
そこで考えられるのが、「そして誰もいなくなった」と「Yの悲劇」の組み合わせ。
既に死んでしまった人物の中に真犯人がいて、その人物はある『計画』にしたがって事件を実行したというもの。
さらに、綿流し編と祟殺し編から、物語の終局は、時系列的にこういう流れになります。
魅音ほか主要登場人物死亡(井戸その他で死体発見)→大災害発生。圭一生き残る。当時雛見沢にいなかった人物たちもたぶん生き残っている→入院中の彼を園崎姉妹のどちらかが襲う。恐らくは詩音?

どうなんでしょうね。自信があるわけではありません。他の人物が犯人と言われても、それなりに納得しちゃいそうです。
てゆーか、本格ミステリで真犯人が指摘されても、『犯人はこの人物しかいない』と心から納得させられる名作なんて滅多にないんですけどね。(笑)

次回「目明し編其の壱 初恋」。

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2006年7月10日 (月)

ひぐらし雑感

他ブログ様のBBSで、ひぐらしは推理の過程を楽しむもの、というご意見がありました。
まったく賛成です。
ユーザー参加型のミステリでは、論理の正確さを競うのもいいのですが、あーだこーだと賑やかに議論するところに醍醐味があるのではないでしょうか。
その結果、作品によっては結末さえも変化したりする場合があるようです。それも一興かと。

ということで、ひぐらし関連のサイトを巡回し、いろんな議論を読むのが楽しみの一つになっています。
アニメしか視聴していない身としては、完全ネタバレだと興が削がれてしまうので、ほどほどで回れ右してはいますが。(´∀`*)

例えば、富竹の死因に関する考察。
喉をかきむしっての失血死となると、呼吸中枢に作用するタイプの薬物を投与されたと考えるのが自然でしょう。
ただ、薬物の痕跡は認められずという検死結果もあります。これが無視できないとなると、どう考えればいいのか。
そのブログでの考察は、雛見沢について重要な事実を握った彼が村人たちに捉えられ、自白を強要されて、自ら喉を潰して死んだというものでした。
富竹公安説の極地ともいえる仮説で、面白いなと思いました。

以前の記事で、とつぜん発生した雛見沢大災害について、中井英夫「虚無への供物」の例を出しました。
まあこれは、私が中井の大ファンであるがゆえの勇み足だと思います。(笑)
中井を引用することで何を言いたかったかというと、意外な犯人トリックの可能性の追求に関して、なのです。
殺人に代表される犯罪の責任は、常に個人かグループ、つまり『人間』に属します。
司法も当然その視点から裁くわけですが、「虚無への供物」は現実に起こった大事故をフィクションに取り入れることにより、そうした『常識』から一歩踏み込んでいます。
非常にメタ的な処理をしているので、誰にでも通じるトリックではありませんが、メタミステリの金字塔といわれるゆえんです。
雛見沢村ほぼ全滅という大技に驚かされた身としては、事件の大きさに拮抗するだけの巧みな解決が用意されていればいいな、と思っています。

意外な犯人トリック関連で、もう少し書きます。かなりミステリのネタバレっぽいです。
ひぐらし最大の謎は、やはり犯人。
圭一の仲間たちを殺し、圭一自身をも?殺し、富竹や鷹野など周辺人物を殺し、さらには雛見沢村民のほぼ全員を『殺した』犯人とは……。
どれだけ意外な犯人像を提示してくれるのか、こちらの予測を上手に裏切ってくれるのか、実はわくわくしているのです。
登場人物ほぼ全員死亡という状況から思い出すのが、クリスティー「そして誰もいなくなった」だとすれば。
ひぐらし14話の感想記事で『意思』というキーワードに触れましたが、既にいない人物の意思による殺人といえば、思い出すのはクイーン「Yの悲劇」です。
ひぐらしが、どれだけ過去の作品例を踏まえているのかは分りません。
ただ、園崎姉妹の二人一役トリックや、意図的に時間や事件を交錯させ混乱させる叙述トリックを使用しているらしいことを考えると、充分可能性はあると思います。

学生の頃は、ミステリを読むにあたって丹念にメモを取りながら推理することもありました。
しかし、寄る年波で(笑)根気がなくなっていますので、ほどほどに推理ゲームを楽しんだ後は、いち読者として、びっくりするような解決に連れていってもらえることを心から楽しみにしております。

(追記)
ココログのレスポンスがむっちゃ悪化!
まる2日間を費やす大メンテナンスが終了する13日午後まで、使い物になりそうもありません。
ということで、記事もTBも休止させていただきます。どうぞよろしくです。

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2006年7月 9日 (日)

ひぐらしのなく頃に第14話感想

ひぐらしのなく頃に#14「暇潰し編其の壱 ヒナミザワ」

問題編も終わりらしいです。暇潰し編が終ると、いよいよ解答編。

今回面白かったのは、これまでは過去の背景に過ぎなかったダム闘争が前面に出て、『中央対地方』の構図が鮮明になっているということ。
雛見沢を隠然と支配している御三家の、園崎お魎や公由村長、そして魅音の両親などが実体として登場していること。
これにより、村ぐるみの秘密(犯罪)の存在がより理解しやすくなっていること。
さらに、極秘とされているはずの建設大臣の孫誘拐や東京から公安が来るという情報が、筒抜けになっていること。

以前からさまざまな情報により、ひぐらしは古典的なパズラーというより、もっと広い視点から見なければ解けないかなと思っていましたが、この暇潰し編で、さらに痛感しました。
ミステリの分類でいえば、広義のサスペンスに当たるでしょうか。
事件あり、謎あり、恐怖あり、そして感動ありという感じで。
そう考えると、前回の雛見沢大災害も、例えば天変地異を利用した集団自殺もしくは無理心中とか。
もっと飛躍すると、村に隠された危険な事実を隠蔽しようとする国家的謀略なんてセンだってあり得ます。
そこまで行っちゃうと、古典派ミステリファンの私の手には余るかもしれません…。

舞台は昭和53年の雛見沢。
したがって、圭一やレナや沙都子は登場しない模様。
大臣の孫誘拐に伴う調査のため、警視庁の公安から派遣された赤坂。
なんか、成長して情緒不安定から解放されまともになった圭一みたいな風貌です。
(´∀`*)

梨花ちゃんが超幼女ですよ。口調に磨きがかかってますよ。
「みー」
「にぱ☆」
村のバス停で眠る梨花を一目見た赤坂。体に電撃が走ります。
『かわいい…』
おいおいおい。
身重の妻を東京に残し、雛見沢くんだりまで来て幼女萌えへの目覚めですかい?何とかしてよ公安さん。
('A`|||)

他ブログ様を巡回している際に、気になる一行を発見。
『梨花は、昭和50年代をループしている』
これはあれですか。時を駆ける少女ってやつ?人格転生?強い想いだけが時の流れをさまよっているとか?
北村薫が、古典的な枠組のミステリから幻想色の強い「スキップ」「ターン」へ越境したように、ひぐらしも時系列をいじるなど、物語に決定的な影響を与える操作を行っているということなのでしょうか。
「赤坂が何をしてもしなくても、ダム計画は今年で終わりになってしまうのです…。もう決まっていることなのですよ…」
もう決まっていること。
梨花発言が意味深です。この辺が、時を駆ける少女のゆえんなのか。

あと「富竹2号なのです」というキーワードも出てきました。
赤坂も、レトロな郵便ポストなどの写真を撮っております。バードウォッチングと称して村を撮影していた富竹もそうでした。
富竹はやはり中央側の人間?つるんで行動していた鷹野さんも?(ただし、鷹野さんと富竹の利害や目的は異なっている気がします)
そして、相変わらず超あやしい大石刑事。
御三家の情報を逐一掴んでいる情報屋を知り合いに持つ彼は、ただの田舎の刑事とは思えません。
誘拐された少年に関わる証拠品を、いち早く入手しているところも怪しすぎ。
ところで、大石の本名って大石蔵人なんですね。
仇討ちのためには仲間をも欺く大石内蔵助のアナグラム?いや考えすぎか。(笑)

次回「暇潰し編其の弐 兆し」。


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2006年7月 2日 (日)

ひぐらしのなく頃に第13話感想

ひぐらしのなく頃に#13「祟殺し編其の伍 謝罪」

雛見沢が圭一の閉鎖空間に飲み込まれた!
にーにーの代りに沙都子を救おうとした彼の殺意が無限に拡がって…。
鷹野焼死、入江自殺、大石行方不明、そして梨花惨殺。
以上、「前原圭一の憂鬱 弧村症候群」でした。(´∀`*)

祟殺し編最終章に至り、其の四まででさんざん追い込みをかけられた圭一の祟殺しの嵐が爆発。
しかも、鬼が淵沼から発生した火山性ガスで、雛見沢村全滅とは……。

長くミステリを読んでいると、登場人物全員を疑う悪いクセがつきます。
どこに作者の罠が隠されているか分らないからです。
犯人ではなくても、各人物は自分に(作者に)都合のいい、あるいはきわめて主観的な発言をします。
事実といえども相対的なので、見る人によって、正反対の結論さえ引き出せるのです。
例えば、警察関係者である大石発言にしても、圭一たちに対して全ての情報を開示している保障がない。
したがって、他の人物に比べて信憑性は高いにしろ、ある程度割り引いて判断せざるを得ない。そういうことです。
一つの現象に対して複数の観測が成立するというのは、ハルヒを例に出さなくても、近代物理学の合意的法則ですしね。

しかし今回、雛見沢事件は報道されています。
メディアまで疑ってはきりがありませんので、この事件はこのとおり受け入れざるを得ないでしょうね。
鬼殺し編→綿流し編と犠牲者拡大傾向にあったひぐらしも、ここに至って前代未聞の大量死。
正直、あっけに取られてしまいました。
天変地異?それとも人為?
反射的に思い出したのは、1994年の松本サリン事件です。あれは人為的な事件でした。
ただ、サリン事件では死亡者9名だったから、規模がまるで違います。
沼から発生した毒ガス、それも火山性ガスで、村が全滅…。
何か特殊な地形的条件が働いているのでしょうか。

仮に、天変地異だったとしましょう。
祟殺しの究極形として、なぜ、ひぐらしのストーリーに天変地異がとつぜん出現したのか?
思い当るのが、中井英夫「虚無への供物」。
フィクションであるミステリに、現実に起こった大事件を取り込んだ有名な例で、メタミステリの金字塔とも呼ばれている名作です。
ミステリ作者であれば、一度は挑戦してみたい『トリック』だと思います。
あと、『ほぼ全員死亡』というキーワードから思い当たるミステリといえば、「そして誰もいなくなった」などがあります。

残る問題は、圭一の願いがどのようにしてこの惨劇につながったのか、ですね。
発生源は鬼が淵沼。
圭一が鉄平殺害後、沼に放り込んだのはスクーターです。
それで硫化水素だの二酸化硫黄だのが大量発生したなんてあり得ないし。(笑)
人為にせよ天変地異にせよ、村はずれの沼から発生したガスで、どうやれば村を全滅させられるのか。
これ単独でも、気になるポイントではあります。

(ついしん)
お風呂で5038まで耐えていた沙都子ちゃん萌えです。
あられもない沙都子ちゃんのオープン・ザ・裸を視聴者に見えないようにさえぎっていた圭一こそ、真の犯罪者です。エヴァで綾波ヌードを隠したシンジと同罪です。祟殺しを受けるべきです。
さらにさらに『服を着たいのです』と訴え続ける沙都子ちゃんを、恥ずかしい姿のままむりやり連れ回した彼は、完全な確信犯だと思います。突き落とされても仕方ないです。
( ´▽`)σ)´Д`)

次回「暇潰し編其の壱 ヒナミザワ」。



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2006年6月25日 (日)

ひぐらしのなく頃に第12話感想

ひぐらしのなく頃に#12「祟殺し編其の四 失しモノ」

偏差値61の圭一ですが、ひたすら混乱しまくり翻弄されっ放しの回でした。

原因その1・沙都子の意外な反応。
「圭一さんが何を言ってるのか、全然わかりませんでしてよ!」
鉄平が生きてる?そんな、ばかな…。
さらに魅音やレナは、圭一が綿流しの祭に来たと言う。梨花も、演舞を見てくれてありがとうとお礼を。
鉄平を殺害していた自分が、祭に行けたはずがないのに。
圭一、激しく状態異常に陥ります。FF12で言えば、混乱+スリップ+くらやみ+沈黙というところでしょうか。
(´∀`*)
鬼隠し編ではしっかり描写されていた射的対決とか魅音や詩音と会ったことが、ここでは全否定されています。正直、視聴者も置き去りに近い超展開です。
ただ、こうした『揺らぎ』はひぐらしの特徴なので、一つ一つの違いにこだわり過ぎると、推理を誤ってしまうので気をつけないといけません。
例えば魅音は、圭ちゃんにちょっかい出した詩音がやり込められたときの顔が見ものだった、と笑ってますが、鬼隠し編でうろたえていたのは魅音でしたよね?
こうした微妙な差異に、注目しつつ推理したいと思っています。

原因その2・もっとボクに優しくしてよ!('A`|||)
鬼殺し編や綿流し編で、味方っぽかったり優しかったりした人たちが、みんな敵に回りました。
この祟殺し編では、サブキャラの雰囲気がかなり変化しています。
鷹野さんは悪女。大石はコワモテ刑事。
鷹野「いちいちうるさいわねえ(坊やはちょっと優しくするとコレなんだから)
大石「最近の若い人は体力がありませんなあ(ワタシの若い頃なんてそりゃあもう絶倫で…今は……)
とにかく口調がきついです。寄ってたかって追い込みをかけようとしているのでしょうか。
さらにさらに、不安を分ってくれて、それゆえに何と殺人告白までやってしまった入江医師が、実はちっとも味方ではなく、薬物で眠らせようとしていたこと。
「裏切ったな!ボクの気持ちを裏切ったな!」シンジ症候群の再来です。(笑)
かくして、圭一の口から事あるごとに飛び出す「オヤシロさまの祟りで死んでしまえ!」
ウィッチブレイドのエクスコン刑事風に言えば「オヤシロさまに願いを。あなたに祟りが訪れますように」ってな感じでしょうか。
自分が呪えばオヤシロさまが祟ってくれると信じかけております。
現に、犯行現場を目撃された?鷹野さんに呪いをかけたら、どこぞで焼死体になったらしい。いよいよ思い込みに拍車がかかります。
もはやレナ以上のオヤシロさま信奉者かもしれません。最近の若い人は……。

入江診療所を脱出した圭一。沙都子の叔父が生きているのが信じられなくて、雨だというのに現場に向かいます。死体を確認しようというのです。
んな危ない橋を渡らなくても沙都子んちに行って確かめればいいのですが、そこがズレてる圭一クオリティ。
ところが、いくら掘っても何も出てこない。
初めは、目印の標識が移動されていて圭一が場所をカン違いした、と思ったのですが、どうやら違うみたいです。
穴掘り刑事によれば、確かに穴を掘った形跡はあるが、配水管に届く辺りから急に地盤が固くなった。
つまり、誰かが掘って埋め直したということに。
誰が?何のために?

次回「祟殺し編其の伍 謝罪」。



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2006年6月18日 (日)

ひぐらしのなく頃に第11話感想

ひぐらしのなく頃に#11「祟殺し編其の参 境界」

沙都子の突然の嘔吐に、心を痛める圭一。
知恵先生が、沙都子を診療所へ連れて行くからと言ってくれているのですが、『大人たちに沙都子を救うことはできない』と思いつめる圭一です。
どうしてでしょうか。妙な思い込みっぽいんですが、それなりの理由があるらしい。
ここで回想シーン入ります。
前原圭一くんは、偏差値61、IQも高めの、実は超優秀な坊ちゃんでした。
塾講師のお世辞に乗せられて、うっかり学年3位の成績を収めたばかりにクラスメートの妬みを受け、虐めにあって引きこもり。
心配した母親の提案でしょうか、環境を変えようと遠く雛見沢に転校してきた模様。
そこで魅音やレナや梨花や沙都子に出会い、ようやく心安らぐ日々を得ることができました。
この経験から、大人たちでは、という確信が生れたらしいのです。
そして、彼の選んだ結論は。
「沙都子の叔父を殺す!」
圭一速っ!Σ(゚Д゚;
即断即決ですな。いつもの優柔不断な彼にしては、異例の速さです。

黒い思いを秘めつつ、何やら読書にいそしんでいた圭一ですが、台所に立つ母に、過去の推理小説の中で最もよくできた完全犯罪って?と質問します。
ママ、答えて!(´∀`*)
息子の意図に気づいてかどうか、的確な定義を即答です。圭一母って、ミステリマニアという設定なのでしょうか。
起承転結のうち起さえも発生しない犯罪こそが、真の完全犯罪。
圭一、思わず感心納得。

その夜、魅音に電話をかけ、綿流しの祭に沙都子を連れて行ってほしいと依頼。
魅音の、不審げな応対。どうして圭一が連れて行かないのか。
「昔、そっくりな電話を受けたことがあって。悟史くん…」
悟史の名を聞いて、圭一の胸によぎった、ある事実。
去年の祭の夜に、沙都子の叔母が覚醒剤の常用者に殴り殺された。
「悟史だ!」
何でそうなるの?Σ('∀`;)
薬物常用者→悟史って伏線もないし、いくら何でも飛躍しすぎでは。
「悟史も沙都子を守ったんだ!」
気持ちは分りますが、そいつはどうかなあ。確か、犯人の薬物常用者って逮捕されたんですよね?

さて、母の助言を元に立案した完全犯罪ですが。
まず穴を掘っておく。
落とし穴かよ!と思ったら、さすがにそこまで阿呆ではありませんでした。
叔父の鉄平を呼び出し、スクーターで通りかかるところを襲いかかり、悟史直伝の金属バットで撲殺!
しかる後に、穴に埋めてしまえば、起さえも発生しない完全犯罪の成立だというのです。

うっそ~信じらんな~い♪(笑)

てか、どこが完全犯罪なの?ふつうの殺人及び死体遺棄じゃないですか。
それにそれに、圭一の運動神経から言って、疾走してくるスクーター目がけてクリティカルヒットなんてムリっすよ。
案の定、繰り出したコマンド『必殺』は、かすっただけ。
仕損じた圭一、凄まじい形相でバットを振りかざす!
鉄平ひたすら逃げる!
FF12で言えば、R2ボタン押しっぱなしの完璧エスケープモードです。
見るからに脆弱そうな中学生に、大の男が追い回されております。素人さん相手に玄人さんが防戦一方。
この人弱っっ!!やっちゃんさんじゃなかったのかYO!
結局崖から転落し、先回りしていた圭一の滅多打ちで死亡。

死体を埋め、証拠を沼に隠滅し、すっかり消耗しきって、シャベル片手にふらふらと夜道を自転車を押して歩く圭一。
いつも怪しすぎる鷹野さんが、絶妙のタイミングにより車で通りかかりました。
相変わらずとろんとした眼つきですが、そこは鋭い知性派の鷹野さん。圭一のとっさの言い訳も、すべてお見通しのようです。
うふふ私が優しい人でよかったわねとかうそぶきながら、圭一を送ってあげるとの申し出。
でも自転車は積めない。トランクは一杯で、後部座席にも荷物があるから。
圭一がちらっと眼をやると、後部には自転車らしきものが。この青っぽい自転車って、確か富竹の…。
そのときです。
「…られた?」
「今、なんて?」
「死体、上手に埋められた?」
Σ(゚Д゚;

次回「祟殺し編其の四 失くしモノ」。


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ひぐらしのなく頃に第10話感想

ひぐらしのなく頃に#10「祟殺し編其の弐 キズナ」

思いっきり周回遅れですごめんなさいごめんなさいごめんなさい。(笑)

今回は、手がかりが増えたというより、沙都子・悟史ルートの説明という感じ。
いかにも極道なオヤジ(叔父)が、雛見沢に舞い戻ってきました。
どうやらDVがあるようです。沙都子の虚ろな眼が痛々しいです…。・゚・(つД`)・゚・

今や恒例となった大石刑事の学校訪問。
しかし、これまでの紳士的な物腰はどこへやら、妙に威圧的な態度で圭一に接します。
「あなたは前原屋敷の御曹司。お父さんは高名な芸術家さんなんですってね」
え、そうだったの?
確かに、大きい家ではあるし、お父さんは絵を描く人らしいのですが、でも御曹司って程では。
雛見沢的にはそうなるのでしょうか。

沙都子が学校を休んでしまいました。
圭一、ある決意を秘めて、園崎家を訪ねます。
御三家筆頭の園崎家の次期当主である魅音に、折り入って頼みがあるというのです。
「オヤシロさまの祟りってあるよな。もしも今年の祟りが沙都子の叔父じゃなかったら、沙都子の叔父に変えてくれ!オ、オレ、聞いたんだ。オヤシロさまの祟りってその」
「園崎家が主導で御三家が起こしている村ぐるみの事件だ、でしょ?」
先に言われてしまった私の推理。つーことは、このルートはナシなのでしょうか?
まあ渦中にある魅音自身の言葉なので、完全に信頼するわけにはいかないのでしょうけど。
「もしもそういう祟りを決めている連中に渡りがつくなら、沙都子の叔父を選ぶように言ってほしいだけなんだ!頼む!」
「圭ちゃんは、私を人殺し呼ばわりするんだ――」
「魅音が連続殺人の主犯だろうと無関係だろうと、オレはどうでもいいんだ。オレはただ、沙都子を助けたい。だから沙都子の叔父を、今年の祟りに」
ああ、圭一ったら魅音に殺人依頼してるし!('A`|||)
仮に万一もしかして魅音が主犯だとしても、これはないのでは?
だって、ひそかに好意を抱いている圭一に、主犯だろうと何だろうとどうでもいいんだなんて言われた日には、恋する魅音の立場が……。
ここでの魅音はオトナの対応です。キレられなくてよかったね圭ちゃん。

翌日、沙都子は教室に姿を見せました。
健気にがんばる彼女を元気づけようと、思わず頭を撫でる圭一。
ところが。
「いやあー!!」
突然パニくった沙都子の最大パワー発動!圭一、ど派手に吹っ飛んでしまいましたよ?
なぜか怯える沙都子。手を差し伸べようとする圭一ですが。
最大パワー再び!
圭一あぼーんです。でっかい情けないです。(´Д⊂)

にーにーと似た圭一に優しくされて、何かが精神的外傷に触れたのでしょうか。悟史との思い出に何かの鍵が?
そしていきなり嘔吐。Σ(゚Д゚;
ごめんなさいキーワード再び。レナの時といい、やはりこの言葉には何かがあるのかもしれませんね。

次回「祟殺し編其の参 境界」。


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2006年6月 4日 (日)

ひぐらしのなく頃に第9話感想

ひぐらしのなく頃に#9「祟殺し編其の壱 兄」

うはグロいワタ流し死体デタ━━━゚(∀)゚━━━!!

腹を割かれた腐乱死体が、川から上がりました。誰なのかは、全く特定できません。
犠牲者の体に刻まれた赤い星ですが、まず思い浮かぶのはペンタグラムですね。
五茫星ともいい、守護にも悪魔のしるしにもなるという、魔術的シンボルです。
黒魔術だけでなく陰陽道でも使われるらしいので、神道系のオヤシロさまとも関係があるのかもしれません。

さて本編ですが。
鬼殺し編や綿流し編の衝撃はどこへやら、再びまったりした雛見沢の日常が帰ってきました。
相変わらず多忙な圭一の両親。可愛い一人息子?の圭一を置いて、家を空けてしまいます。
魅音たちに煽られて、無謀にも初めての自炊に挑む圭一。
料理の鉄人ふうキャベツ滅多切りとかはまだ笑えるのですが、自炊経験ゼロの悲しさ、フライパンになみなみと油をついだ上に、思いっきり強火をかけてしまいました。
当然のように大炎上です。天井、焦げてます。
しかも、火事と認識できていないのが、うかつな圭一クオリティ。
沙都子と梨花が飛び込んできて、かろうじて事なきを得ました。
今回は、沙都子ちゃんがでっかい可愛いです。
手料理、イイですねえ。イワシの缶詰や出来合いのお惣菜だっていいじゃありませんか。

気になるのは、監督こと入江先生の登場です。
鬼隠し編ではちらっとしか出てこないけれど、医療関係者ということで、鷹野さんと共にマークすべき重要な存在です。
彼は、沙都子に執着しているらしい。冗談めかしてはいるけれど、結構本気モードを感じます。
兄が行方不明になり、両親は事故死している沙都子。
同じく、神主である父親を亡くして独りぼっちの梨花と、村はずれの陋屋に二人で住んでいる。
入江は、沙都子をお嫁にとか養子にとか、いろいろ気にかけています。
沙都子ちゃんを狙っているんですよ発言が、ちょっと引っかかりました。『狙う』には別の意味もあるのかもしれません。

悟史が転校か家出かをめぐって、詩音とレナがいきなりひぐらしモードに切り替わっております。
やはり、この二人が悟史・沙都子ルートの鍵を握っているようですね。展開が気になるところです。

次回「祟殺し編其の弐 キズナ」。


Hi0901