涼宮ハルヒの憂鬱第24話感想
#24「涼宮ハルヒの溜息Ⅴ」
SOS団の団員たちって、それぞれ複雑な立場があるんですね。どれが真実なのか、よく分りません。
古泉 →ハルヒはこの世界の神。だから、不完全な世界を修正する力がある。ハルヒ神がうっかり負の感情を抱くと、閉鎖空間が顕現し、世界が滅亡してしまう。それを食い止めるために、超能力者の彼は、ハルヒのご機嫌取りをしているww
みくる→ハルヒには現実を変える力はある。ただし、超常現象は初めから存在しており、ハルヒはその発見者。自分たちの未来を守るのが未来人である彼女の目的なため、世界の仕組みそのものを変革されると、その未来が消滅してしまう。ゆえに、古泉説に組するわけにいかない。
長門 →誰の説にも確証はないとする懐疑論者。長門(統合思念体)の言う、地球人の『自律進化の可能性』も未だ謎のまま。
ハルヒが望んだので、三毛猫のシャミセンが喋り出した!しかも、めっちゃ渋い声です。ジブリの猫の恩返しみたいです。
彼女の現実干渉は、さらにエスカレート。
モデルガンからは超高圧の水撃弾、桜はあっという間に散って、絶滅したはずのリョコウバト(アメリカ産。1914年に絶滅)が出現しました。
危機感を抱いたSOS団のメンツたち、喫茶店で善後策を協議。古泉が、夢オチを提案しました。
夢オチか!Σ(゚Д゚;
エンドレスエイトの悪夢が、一瞬脳裏をよぎりましたよ。
16話感想のとき、キョンの夢オチだったら発狂しますと書いた覚えがあります。溜息も、まさかのエンドレスエイト化か?
ハルヒが納得しないだろうというキョンの一言で否決。よかった…。
鶴屋さんに引っ張られるようにして、みくるが『焼きそば喫茶どんぐり』の割引券を渡しに来ました。
そして、古泉くんを信用しない方がいい、決して含むところはないけれど、と、制限だらけの分りにくい話をしていきます。
一方、夜の陸橋で、古泉がいろいろ語ります。
朝比奈さんの使命はキョンを籠絡すること、涼宮さんに少しでも言う事を聞かせられるのは唯一キョンだけだから、と言うのです。
まあそうでしょうけど、古泉だって、ヘンにキョンに接近してますよね。べたべた付きまとって頼み事とかしてるし。だから、谷口ふぜいに『気持ち悪い』って言われてしまうのかも。
組織同士の血の殲滅戦とか物騒な事を述べてましたが、例によって、すべて冗談に紛らします。
キョン、一応は悩みます。ハルヒの現実干渉をストップさせるには?夢オチ以外で、何か方法が…。
ん?
名案を思いついたらしいですよ?
映画が完成して、シャミセンが喋らなくなったので、事態が収束したことを知るキョン。
ハルヒの仕業だとすれば、古泉説が正しいのでしょうか。
さて、キョンの名案とは、ハルヒ自身にナレーションさせることでした。
「この映画はフィクションであり、実在の人物団体とはいっさい――」という例のアレです。
なるほど。これで無効化したわけか。
ハルヒがよく承知したなあ、というのが正直な感想です。
無効化といえば、ハルヒのみくるバッシングが気になる『溜息』でしたが、ハルヒのポニテなしぐさで全てが無効化されました。
溜息最終話の今回も、喫茶店を出てから、キョンを気にしてちらっと振り向き、慌ててそっぽを向くハルヒがエロ可愛かったっすww
シャミセン(緒方賢一)また渋いベテランを…
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