2009年4月 4日 (土)

地獄少女三鼎第26話(最終話)感想

#26「魂の軌跡」

「あなたは、あたしなのよ」
「あいには彼氏がいたんだね。それだけちょっぴりうらやましいな…。ありがとう」
「ゆずき…」
ゆずき成仏。

・゚・(つД`)・゚・

くちづけであいの記憶がゆずきに流れ込みました。
あいの怨みが、伝わったのです。
あなたはあたし。
その意味が理解できたとき、ゆずきの不幸な魂はやっと解放され、旅立ちました。

断片的な感想をちょっぴり。
●地獄少女ゆずきの丁寧語が初々しくてよかった。新入社員みたいで。
●きくりの蜘蛛変身、物体Xみたいで怖かった…。
●怖いといえば、ゆずきが消えていくシーン。最後に首だけを捧げ持っているところが何ともホラーでした。
かなり以前のアニメですが、「吸血姫美夕」の最終話を思い出してしまいました。

それでは本編感想です。
ターゲット真山梓の依頼者は、秋恵の父でした。
失踪した娘を探して、仕事も辞め、ついには柴田一の著書にまでたどり着き、そして知ったのです。
梓が娘を流したことを。
怨み骨髄の彼は、流されるところを見てやるんだと梓のアパートへ。
そうよ、そうするのよと微笑む地獄少女ゆずき。
しかし突然、藁人形を返すと言い出します。
高杉は、病床の父を介護する梓の姿を目撃してしまった。
親を思う娘の心に変わりはありません。怨みの心も消えてしまったのでしょう。
収まらないのはゆずき。

梓の背後に、そっと立ちました。
何の罪もないのに流された秋恵の代りに、地獄少女自ら流すつもり満々です。
邪悪な表情で、あの言葉を告げます。
「いっぺん、死んでみる?」
こんな使い方があったとは――。
ところが!
梓と思ったのは秋恵でした。上司である閻魔蜘蛛の罠だったのです。
「地獄少女に心は要らない。おまえには地獄に落ちてもらう」
ボンデージされたゆずきを救いに登場した藁たち。
さすがに、新米ゆずきの攻撃には動じなかったけど、山童パワーにはたじろいだ閻魔蜘蛛です。はっきり言って弱いです。
無能な上司再び。1期ではあいちゃんにも完敗でしたしね。

ヒガンバナの咲き乱れる夜の野に、ゆずきは逃れてきました。
辺りには、死のにおいが立ち込めています。
鳥居から、追ってきた閻魔蜘蛛が現れて。ゆずきを庇うあいちゃん。
「裁きは、あたしが受けるわ」
「もう二度と解放されることはない。それでもよいのだな、あい」
あいちゃん、永世地獄少女に昇格です。('A`|||)
そしてゆずき消滅。

石段を昇っていくと、藁たちのお出迎えが。
「ばかだよ、あんたって子は」
「本当だ。せっかく楽になれたっていうのに」
藁たちも、実は嬉しそうです。きくり以外は。

こ、これは4期がありますな?
はじめちゃんの運命も明かされませんでしたし。つぐみの問題は先送りですし。

三鼎の結末は、空港。
のこのこ戻ってきた辻乃橋の馬鹿息子に近づく女。真山梓ですね?
梓が看病していた父は、亡くなったようです。
刺した瞬間、彼女の姿は消滅。
秋恵を可愛がっていたお手伝いさんが、梓を流したのです。
驚き騒ぐ通行者たち。無言のまま通り過ぎ、振り返るあいちゃん。

end

最後のおまけSSを。

「バカあい、次はきくりでいいじゃないか!」(つかきくりって蜘蛛だしwww)
「あなたじゃ集客できないのよ。お色気がなさすぎるから」
あいにはあるのか!?
「いっぺん、てみる?

(///∇///)

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2009年3月28日 (土)

地獄少女三鼎第25話感想

#25「ゆずき」

御景小夜子(島本須美)不幸なおかあさん
御景一彦 (磯部弘) 不幸なおとうさん
及川   (相沢正輝)親切そうに見えて…
及川の妻 (矢口アサミ)不親切、てゆーかハッキリ冷たい
女子中学生(児玉明日美)グッジョブ!
     (神田朱美)

地獄少女へまっしぐら。
徹底的な不幸描写で、ゆずきに追い込みかけました。

父はバスの運転手、母は病弱な専業主婦。
豊かではないけれど、幸せな家庭でした。
それが、事故で父死亡。多数の死傷者まで出してしまい。
怒りの被害者遺族たちが臨終の病室まで押しかけ、死んだと知ると、どうして一言言うまで生きてなかったのよと罵る。
せめて顔だけでも見てやろう、なんてほざくオッサンに至っては、もう悪鬼です。
あまつさえ、事故隠しを目論む悪辣な会社会長のせいで、全ては父の責任にされてしまう。
「これでいい。後は頼むぞ」
「はい、会長」
この人、秋恵の父親ですよね?
ゆずきの不幸に一役買っていたとは。まさに、人を呪わば穴二つ、でしょうか。
ご近所や学校でもイジメにあい、親切に見えた及川も、下心ありまくりの下衆野郎でした。
胸を病んだ母と診療所に行くも診療拒否。とんでもない話です。
子どもだけでは、市役所でも相手にしてくれません。
とうとう、追われるように団地を去った母娘は、町はずれの神社の祠へ。
暗いお堂の中で、ゆずきに手をかけようとした小夜子ですが、中学生の他愛ない願かけの邪魔が入って事なきを得ました。
優しい母の面影だけはそのままに。鬼畜なスタッフのせめてもの思いやりでしょうか。
その母も、眠るように息を引き取りました。
舞い落ちる桜の花びらで、母を埋葬するゆずき。
誰もいない部屋へ戻り、クマちゃんを抱きながら眼を閉じて…そのまま餓死
Σ(゚Д゚;

再び、ゆずきの部屋。写真を手に取り、顔をおおう。
「思い出した…」
場面は変わり、賽の河の鳥居が。そこにはあいと藁たちがいて。そして。
「ゆずき、ゆずき――」
「秋恵」
鳥居の向こうにいたのは死んだ秋恵でした。
ゆずき、彼女に手を委ねて鳥居の向こう側へ。
あいが消滅し、ゆずきに?
地獄少女ゆずきの誕生です。

「地獄少女がいるべきだってことが、必要だってことが、やっと分った。
私は運命を受け入れる。世の中に見捨てられた私が、これからはあいに代わって、この世界を清めるわ」
「清める?」と一目連。納得できないという雰囲気です。
地獄流しをデスノート的に使って世直し、ということでしょうか。
「秋恵、約束する。私はあなたのような罪のない人を流したりしない」
「その子の魂は地獄へ落ちた。今はただの案内人だよ」これは骨女。
「あなたたちのあるじは消えた、これからは私を手伝ってくれるわよね」
無言のまま、一人、また一人と去っていく藁たち。
ためらう山童を、地獄少女跡目争いに敗れたきくりが強引に引っ張っていく。
「う…む」
輪入道は残りました。あとは、秋恵が。
「ありがとう」

ゆずきの髪を梳く秋恵。
幼いころ、ゆずきに飴をあげたのが縁で、とうとうゆずき付きの藁にまでなってしまいました。
地獄通信に、さっそくアクセスが。
『真山梓』(秋恵を流したあのおねえちゃんです)
「仕事よ」

輪入道は、ゆずきに共感して残ったわけではなさそうです。
何かを見届けようというのか。あいちゃんの指令かもしれません。

そして、地獄少女ゆずきの誕生とともに消えたあいちゃん。
もう会えないんでしょうか?
・゚・(つД`)・゚・
それともアレか。
ばっちゃの後継者になるのかな?
それだと、声だけの出演ですよね。嬉しさも半減です…。

次回最終回「魂の軌跡」

「掟を破ることは許されないんだよ」
「私はあいとは違う」
「あなたは、まだ本当のことを知らない」
何かが起こりそうな最終話に期待です♪

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2009年3月22日 (日)

地獄少女三鼎第24話感想

#24「蜉蝣」

受験番号は他人のもの。秋恵の霊に、どうして助けてくれなかったのと責められて。
頼みのつぐみにも突き放され、救いを求めてさまよったあげく、部屋へ逃げ戻ったゆずき。
いつの間にか、ガラスは割れて、荒れ果てて。
園児服。袖から覗く、白骨化した幼い腕
「わかった?」
振り返ると、お嬢、藁たち、そしてきくりが。
それがあなたよ

ゆずきは…
ああ、そうか
ゆずきはやっぱり……
(´Д⊂)
ポイントはゆずきの正体、なんて事をコメントに書きながら、心のどこかでは信じてませんでした。信じたくなかったのでしょうね。
でも…

つぐみは地獄少女候補ではなく、『見る人』でした。
地獄少女への定めとは別に、あくまで人間のまま、地獄システムが不可避のものであることを確認する生き証人として。
はじめが挫折したという、『それさえも地獄通信のシステムの一部』というのは、彼の行動が結果的に地獄通信の存在を知らせることにしかならなかった、ということなのか。

ゆずきの苦悩。他の人たちに姿だけは見えているが、自分が誰であるかを知っている人は誰もいない。
分ってくれるのは柴田先生だけ。
その先生が、すべてを受け入れろと言う。
「あなたも見たでしょ。地獄通信に救われた人たちもいる。私も何人も見てきた。でも、私は気づいたの。本当に救われているのは、直接地獄通信にアクセスして地獄少女に依頼した人じゃない。地獄通信の存在を知りながら、アクセスしていない人。心に怨みの念を抱きながら、いつかアクセスしてやろうと思ってる人。彼らなんじゃないかって」
「彼らにとっては、地獄通信が存在すること自体が希望なのよ。不愉快な奴は、いつか地獄少女に地獄へ流してもらえばいい。だから彼らは鬱屈した毎日を生きていける。そして、そういう気持ちは誰にでもある。あなたにも、私にも」
そうかもしれない。ゆずきは思い出します。
「確かに、地獄少女は言ってました。本当の地獄は人の心にあるって」
「この世界を変えるなんて、途方もなくて、どこから手をつけていいのか分らない。だから、父もあきらめた。私も、地獄少女を否定するんじゃなく、共存していくしかないと思うようになった。そして、たぶん地獄少女本人もあきらめている。それを望んでる」

それでも。
あの鳥居の向こうにだけは行かないで。そう繰り返すつぐみ。
鳥居の向こうって?ゆずきが地獄少女になってしまう一線越え?
地獄システムを不可避的に存在させ続ける力の源は、人間の弱さそのもの。
手前で留まるなら、まだ人間のままでいられる。
しかし、一線を踏み越えて、自らそれを行ってしまえば
それが地獄少女?

あなたはこの世のものではない幻。つぐみはゆずきに言いました。
幻のままなら戻ってこられる?鳥居の向こうにさえ行かなければ?
地獄少女にもなれず、厳しい現実を受け入れることもできない少女たちは、冥界と現世の狭間で生きる者になってしまうのだ、とも。

幾つかの疑問が。
どうして、ゆずきの遺骨は放置されたのか?園児服の白骨死体なので、かなり長い間そこにあったはず。
人には見えないのか?自縛霊?
同じ建物の住人らしいおばさんは、ゆずきを見咎めて「あの子」と言ってました。成長したゆずきを知っていたからと思っていたのですが、単に、見覚えがない女の子がいるという意味だった?

前にも書きましたが、つぐみが三鼎シリーズで再登場した(させられた)のは、理由があるはずです。
疲れた、と戦線離脱したはじめちゃんの分まで背負って、きっと何かやってくれるはず…。

次回「ゆずき」

『教えてやろう、これが御景ゆずきって娘のすべてだ』

「いやだ…認められない…ゆずきちゃんが幼女のまま死んじゃったなんて…ボクの嫁になるはずだったゆずきちゃんが……」
「それはただの妄想じゃないか」
「負けないぞ!次のSIGERU嫁はきくりだ!」
「いや姫、それはあまりにもひd('A`|||)

「受け入れなさい、SIGERU。でないと、あなたを待つ定めは地獄中年よ」

(ノ∀`)

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2009年3月15日 (日)

地獄少女三鼎第23話感想

#23「日暮れ坂」

水原文男(阪口大助)お坊ちゃまくん
松田友秀(間島淳司)元球児のいじめっ子
松田涼美(あおきさやか)牛娘!?

阪口大助サンでしたか。
いや~彰@WHITE ALBUMというかウッソ・エヴィン@Vガンダムということで。
被害者声がよく似合ってます♪さすがです。

優等生だが気の弱いお坊ちゃまくんの水原文男は、松田友秀ら三人組のいじめに遭っています。
特に、リーダー格の友秀は、憎しみを隠そうとしません。
「俺たちから逃げられると思うなよ。卒業しようが他の町に行こうが関係ねえ。俺はお前を逃がさねえ。絶対に、逃がさねえからな!」
どうしてボクなんだよ!?ベッドで泣く文男は、早くも地獄通信にアクセス。
夕暮れの里で、あいちゃんとご対面です。
さっそく糸を解こうとしますが、人を呪わば穴二つ、あなたの魂も地獄に落ちると宣言されて、必死で抗弁してますよ?
「なんでボクまで地獄に落ちなきゃいけないんだよ。悪いのはあいつじゃないか。ボクは何もしてないのに。人を呪わば穴二つ?意味わかんないよ。どうしてボクばっかりこんな目にあうんだ!」
静かに諭すお嬢。
本当に、あなたは誰も傷つけていないの?
ゆずきにも、似たことを言ってましたね…。

貧しい平屋に帰った友秀。ちょこちょこ起きてきたのは、牛娘?
友秀の幼い妹、涼美ちゃんのコスプレでした♪
母親や兄のために、サンドイッチを拵えてあげる健気な妹と、優しい兄との会話。ここは、なごむところです。
父親がいなくて、母親が働いている。だから、家事一切を自分がやると言う涼美。
大好きな兄に、高校で野球をがんばってほしいというのです。
友秀は、かつて野球の強い学校を目指していた。それが徳栄学園。文男が、楽々と推薦で受かった学校です。
妹の心遣いが充分分った上で、俺は働く方が性に合ってんだよと強がる友秀。兄妹の情愛が伝わってくるやり取りですね。
「兄ちゃん、父さんどんな人だった?優しい人だった?」
「あ、ああ」
「どうして、涼美たちをおいて、どこかへ行っちゃったんだろうね」
何かを隠そうとする友秀。それは胸の…。
父親を流したのか…。('A`|||)

受験が終って、ゆずきたちが集まったファミレスで。
三藁たちがバイトしてます。学校の先生やりながら、いろいろ大変ですね。つか、ゆずき以外にはホントに気づかれないんですね。
骨女が、不思議がってます。
「お嬢が、新しい地獄少女を育てると思う?」
きくり乱入。
「負けないからな!あいの次はきくりなんだからな!」
いや地獄少女ライバル宣言なんかされても。(ノ∀`)

友秀は、文男から取り上げたカメラを返しに来ました。もともと中学球児の彼、悪い子じゃないのです。
文男は、お祝いの食事に出かけるところでした。
何を食べたいの?と母親。
「わかんない。ママ決めてよ」
(こいつは…)t)`Д°)・;'
父親に、高校で何をしたいのか聞かれると。
「別に、高校なんて大学のつなぎだし」
立ち聞きしていた友秀の表情が怒りに歪みました。

再び、友秀ら三人組に囲まれた文男。
「これ、あげるから…」
高価な腕時計を差し出し、許しを乞います。その卑屈な態度は、友秀をさらに激昂させて。
鉄パイプを拾って、殴りかかりましたよ!?
「なぜ、なぜボクをいじめるのさ」
「自分の胸に聞いてみな!」
「わかんない、わかんないよ!何か悪いことした?」
「うるせえ!!」
文男の手に藁人形が握られた!
「なぜいじめるの?ボクが憎いの?ボクもキミが憎い!」
「そうか。お前もか。お前もそうか」
にやりと笑う友秀。こいつも、自分と同じだ。父親を流した自分と。
「面白れえ。いいぜ、やれよ。地獄へ流せよ。それで気がすむんだったら、いくらでも流されてやるぜ。さあ、流せよ。流せ!」
怯えた文男は、ためらいます。
「そんな度胸もねえくせに!」
鉄パイプ片手に迫る友秀。
「だが、覚えとけ。俺を流したって、てめえの人生は何も変わりゃしねえんだ。幸せになんてなれねえのさ。絶対にな!!」
襲いかかった瞬間、糸が解かれて友秀消滅。
へたり込む文男。その胸には刻印が。逃げ出す仲間たち。

コント抜きの地獄流しです。友秀が、妹に詫びています。
「ごめんな、涼美…」

教室では、パニックが始まりかけています。友秀の仲間たちが叫んでいるのです。
行方不明の友秀は地獄に流された!おまえも、おまえも、地獄へ流すつもりなんだろう?
ラブリーヒルズ再び?でも話数が足りないか。

街には、地獄流しの依頼者たちが溢れています。北山明、湯川猛、諸星綺羅、愛犬を連れたみおい、コックリさんの稲生楓…。
ゆずきの前に、あいが現れました。
「まだ、逃げるつもり?」
「普通に生きたいの!地獄少女になんか、絶対ならないんだから!」
お嬢の冷徹な一言。
「でも、あなたは私を憎んでいる。あなたは、私を地獄へ流したいんでしょ?
愕然と立ちすくむゆずき。
市営住宅まで駆け戻る。すれ違ったおばさんのリアクションがとても微妙。
「ん?あの子…」

ゆずきの部屋は、いつの間にか荒廃していました。まるで、何年も何年も経っているかのように。

ゆずきがあいを流すという選択肢が出てきました!
お嬢を消滅させ、その存在を乗り越えるのが、地獄少女継承に不可欠な儀式ということなのか?
そのために、あいは実体を得たのでしょうか?

次回「蜉蝣」
#24は「ゆずき」、#25最終話は「魂の軌跡」が予定されているようですね。

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2009年3月 8日 (日)

地獄少女三鼎第22話感想

#22「華と月」

三鼎のテーマが見えてきました。
地獄流しをやめさせようとしたゆずきが、地獄少女になってしまう不条理。
だから、つぐみを残しておいたのか。
あいちゃんwithゆずきVS柴田つぐみというラスダン対決?

美園純香・結香(加藤夏希)夏希ちゃんの一人二役
城田雅人(野島健児)マネジャーというか恋人
カメラマン(長島☆自演乙☆雄一郎)なんと格闘家がwwwww

写真のショートヘア双子が、1期のサーカス少女に似てる!もしや?と思い込んだのは私のカン違いです。

メインのストーリーそのものは、華と月のタイトルどおり、かたやトップモデル、かたや地味な女子大生という双子姉妹の葛藤話でした。
1期でも、『島の女』とか似たパターンのお話はありましたが、最後の最後までどちらが糸を引いたのか分らせないのが工夫でしたね。

眼についたシーンは、バーのカウンターでの地獄通信へのアクセス。
「呼んだ?」
いきなりお嬢出現。未成年がこんなトコに出入りしていいのか?
あ…。
そっか、お嬢って400歳以上のオトナでしたっけ。
ああ、あいちゃんったらタバコ吸ってるし。('A`|||)
ダメだよお嬢、お肌によくないよ?

結香がケガをしたのをきっかけに身代わりになった純香が、女優としての才能を発揮したり。
おとなしい純香が、結香の振りをして雅人を寝取ったり、いろいろありました。
地獄流しの気配を感じたゆずきが駆けつけると、家の中からソックリさんの双子が現れ、左右に別れていきます。
一人は、川べりの雅人のもとへ。もうキミとはやれないと告白し、謝る雅人。
「あのコを選ぶの?」
糸を引いた!どっちだ?
ラストの記者会見で、ようやく真相が判明します。

熱演してくれた双子姉妹@夏希ちゃんには申し訳ないのですが、今回の最大の問題はゆずきです。
相変わらず、親と連絡がつきません。
進路面談のとき、何故かゆずきのファイルだけが見つからない。
将来の希望や夢を聞かれても、答えられない。
校庭に出ると、クラスメートたちにはお母さんが来ている。自分にはいない。
『お母さん――』
脳裏を満開の桜がよぎる。そのまま失神。
満開の桜のイメージは?1期では、お嬢のイメージでもあったわけですが。

優しい純香おねえさんに、進路相談をするゆずき。
「ゆずきちゃんの夢は何?」
「夢。先生や友だちにも聞かれたんだけど、よく分らなくて」
「まだ、中学生だもんね。じゃあ、小さい時、何が好きだった?子どもの頃に好きなものが、大人になって天職になるっていうでしょ」
「子どものころ…」

たすけて。

「ゆずきちゃん。ゆずきちゃん」
純香に声をかけられて、我に返るゆずき。
「あっ、ごめんなさい。――わたし分らないんです。自分がどんな子どもだったのか。これからどうしたいのか、いくら考えても」
『たすけて』の意味は?子どもの頃に何があったのか?それは、地獄少女後継者となったことと何か関連があるのか?

保健室で、すがりつく思いのゆずきは、柴田先生に問いかけます。
「先生、あたしどうしたらいいの?地獄少女は、本当の地獄は人の中にあるって言った。あたしは、誰にも地獄になんて行ってほしくないのに、それなのに…」
「誰かを苦しめていた人間が地獄に流された時、ほっとした。違う?あなたも、心の一部は地獄に魅せられている」
「そんなこと――」
「絶対ないって言える?」
「ひどい。どうしてそんな…。先生も、こんな思いしたの?」
沈黙するつぐみ。1期では、地獄流しを肯定していたときもありましたよね…。
ゆずきが部屋を出た後、ストーブを囲んだ三藁が。
「察してやれよ」
「あの子は今、気づき始めてるんだよ。自分が何者か
本当のことを知った時、どうなるか。あんたに救ってほしいんだよ」
冷たく突き放すつぐみ。
「自分を救えるのは、自分だけよ」

現世の罪を負った主人公の救いと浄化、といえば、懐かしい名作『灰羽連盟』を思い出してしまいます。

地獄流しのキメ台詞も気になりました。
「他人と己は合わせた鏡。光も影も行き着く先は、無間の地獄」
これはヒント?
まさか、お嬢と御影ゆずきは、光と影なのか?
いろいろ謎を残したまま、次回へ。

次回「日暮れ坂」
うーん。
普通回なのかなあ?もう#23なんですけど。

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2009年2月28日 (土)

地獄少女三鼎第21話感想

#21「うしろの正面」

来るかな来るかな、と思っていたら、ホントに来ました!
生れる前の赤ちゃんを地獄流し!やっちまったNA!

('A`|||)

菊池海斗(大谷育江)虐待されてもママを慕うピカチュウ
菊池七海(皆口裕子)優しかったのに、赤ちゃんを身ごもったらDV親に豹変したYAWARA
菊池雪彦(加奈延年)どっちつかずの日和見パパ

『柴田先生は地獄少女の宿命から逃がれた。あたし、地獄少女になんかならない!絶対に!』
思いつめるゆずきが出会ったのは、海斗くん。雨の公園で、熱にうなされていました。
地獄なにおいを感じたゆずきは、少年に近づき、自宅につれて帰ります。
そのとき、海斗くんの背中につけられた無数の傷を見つけてしまったのです。
明らかに虐待。それも、家庭内で受けたものに違いない。
どうしたらいいのか、悩むみずき。
親に相談してみれば?仲よしなんでしょ?と、きくりに示唆されて、何度も携帯をかけるが、つながりません。
「食事にでも出かけてるのかなあ?」
不思議がるゆずき。
まさか…。
巷でウワサになってるように、ゆずきの両親って……。
|||||(--;)||||

喫茶店にパパを呼び出して、七海ママのDVを告発し破局を阻止しようとするゆずき。
しかし、DVの事実を認めようとしません。怒って席を立ってしまいます。
「馬鹿だねえ。あの男は、とっくに気づいてるよ」
「まさか」
「見て見ぬふりをしているのさ。わが身かわいさに」
ふらふら帰宅するパパ、玄関先から、折檻の気配や海斗くんの悲鳴が聞こえてきます。
玄関の前にへたりこんで、タバコに火をつける父親。
「ダメなのか、やっぱり…」
そう、ダメでした。
我慢の限界を超えた海斗くん、ついに地獄通信にアクセス!
ママが病院に出かけるのを見計らい、パパが海斗くんを思い出の湖に誘いました。
久しぶりに、親子水入らずでゆっくりしようというのですが。

「本当の地獄は、人の中にある。あなたの中にもね。その眼で確かめるといいわ」
繰り広げられたのは、地獄の二人劇。父と子の心の闇がテーマです。
「海斗。父さん、思うんだ。ママに二人の子を育てるのはムリじゃないかって」
僕も、そう思う
そおっと忍び寄ります。妻を護るために、息子を突き落とそうというのです。これが、『うしろの正面』なのか…。
その瞬間!海斗くんが糸を解きました!
バス停に腰かけた七海ママ、お腹に手を当てて、驚きの表情を浮かべます。そのまま横に倒れて。
やがて、雨のゴミ捨て場に、赤ちゃんのために用意されていたお人形が捨てられていました。

それから。
あの湖畔で、パパとママと、そして海斗くんの三人。
まったく、以前のとおりです。
湖に落ちたエッグマン帽子を、今度は自力で拾います(前のときはパパとママに助けてもらいました)。象徴的な出来事です。
楽しげに笑う海斗くんの姿に、思わず微笑むゆずき。ともあれ、海斗くんは幸せになれたのです。
湖の中から、実に厳しい表情でゆずきをみつめるあいちゃん。

まだ生れていなかった赤ん坊は、まさに『流された』のですが、それは母親を地獄に流すより、罪の軽いことなのでしょうか。
単純にそう思うとすれば、想像力の不足としかいいようがありません。

      *

今回、地獄流しのターゲットを言い当てた人は多かったと思います。
『流す』に掛けたのかな、コワいなあ、と思った人も。
しかし!
本当の怖さは、そこではない。
あの家族を見て、ゆずきが微笑んだこと。それが脚本の真の狙い。
「人の心の中に地獄はある」
ゆずきの心の中の地獄って、これだったのか。
海斗くんの地獄流しを止めようと必死だった彼女。思いっきり感情移入もしたでしょう。
その結果、表面は幸せそうな三人を見て、思わず安堵の笑顔が出てしまった。
でも、地獄少女になって400年、人の心の地獄をみつめ続けてきたあいちゃんは、それを見逃しませんでした。
七海ママのお腹の中にしか存在しなかった真央ちゃんを、もちろんゆずきは見ていない。
海斗くんに比べて、同情が薄くなるのも、やむを得ないかもしれません。
でも、人の命に軽重はないのです。
地獄流しの誘惑が、人の心の隙間を狙ってやってくる事を考えると、ほんの些細な緩みが、ゆずきを地獄少女に変えてしまうことは充分考えられます。

それにしても。
「きくり、次の地獄少女だもん!」
無理
なりたい人がなれなくて、なりたくない人が何故か抜擢されてしまう。
サラリーマンと同じですなwww

次回「華と月」
1期の、サーカスの双子みたいなお話?それとも『島の女』みたいな?

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2009年2月22日 (日)

地獄少女三鼎第20話感想

#20「地獄博士対地獄少女」

柴田つぐみ(水樹奈々)幼つぐみちゃんもオトナつぐみちゃんも見られて幸せです
溝呂木省吾(岸野一彦)地獄博士。ドスが効いたベテラン声優75歳さんです
桔梗信治(大田哲治)地獄博士のパシリと見せて…

出ませんでしたね、エスパーワタナベ。(´Д⊂)

それはどうでもいいのですが。
#20という節目です。期待どおり、力のこもった話数でした。
1期の地獄少年なノリかと思っていたのですが、この地獄博士は結構マジなキャラです。イロモノではありませんでしたね。
ちょっと肩にリキが入りすぎた長文の感想になると思います。お茶でも飲みながら、ゆっくり読んでいただけると幸いです。(´∀`*)

地獄通信に、柴田つぐみの名が書き込まれた!
山童ときくりは、偵察のために、街はずれの奇怪な洋館へやって来ました。
どういう力で制御されているのか、きくりも跳ね返される不思議な門に阻まれます。

水ごりの儀式を行っているあいちゃん。濡れて透けた白装束がほのかにエロス♪
ばっちゃ「あい、また戻ってきたんだねえ」
あい「そうよ、おばあちゃん」
ばっちゃ「あいはその事を望んでいたかい?」
返事はありません。

カップに血が拡がった!?Σ(゚Д゚;
と思ったら、ゆずきが淹れた紅茶でした。
いやー地獄力によってただの紅茶でさえも怖く見えます。ほとんどホラーです。元々ホラーかww

柴田先生が流される?危機を察して、洋館に駆けつけるゆずき。
そこに現れたのは、輪入道の火車に乗った地獄組。
ゆずき「あなたは考えないの?流していい人なのかどうかとか――。おかしいよ!」
そこへ、桔梗という男に連れられて、つぐみ先生が。
つぐみ「お久しぶり」
あい「久しぶりね、つぐみ」
透明な火花が散るような、緊迫したやり取りです。

洋館の中には、巨大なエレキテル(笑)が。
「こんなからくりで遊んでほしいの?」
あいちゃんの地獄パワー炸裂!金属がボコンボコンひしゃげてますよ?その迫力は、大友克洋の童夢かAKIRAさながら。
あいたちの超自然力を制御するEMR装置らしい。
地獄博士こと溝呂木が現れました。応用数学の学者で、溝呂木定数の発見者。
溝呂木定数とは、空間予測定数。それは、無人兵器に応用され、多くの人々が犠牲になった。
溝呂木によれば、数式が地獄の存在を証明している、というのです。
なぜ地獄に関心を寄せるのか。
彼の育ったのは地獄的な家庭。母は、父を地獄へ流した。その母も、数年後にはいなくなった(誰かに流された)。

それにしても、つぐみに怨みなんかないはずの彼が、どうしてアクセスできたのか?
誤解や逆恨みでも、地獄流しは成立する。それは、三藁たちも認めている矛盾。
地獄ルールの間隙をついて、催眠術でつぐみへの怨みを人口的に生成し、憎悪の情動を植え付けてもらった、というのです。
人工受精やクローンと同じ発想ですね。
再びゆずきがあいを非難します。
「何も考えないの?」
「考えなかったと思う?」
お嬢の深い一言です。安土桃山時代以来の、400年の重みが籠っています。

「呪いとは、ルサンチマン(怨み、憎悪)の最後の救いだ」
なぜ地獄流しにこだわるのか?
地獄こそは、ハイゼンベルクの不確定性原理以来、確かなもののない世界への唯一の異議申し立て。
そんな『地獄の存在の絶対性』に憧れるというのです。
道徳とは隔絶した究極の不条理。その象徴が地獄少女。だから――
「会いたかった」
うーん…。

何か知らんけど、要はあいちゃんLOVEってこってすよね?( ´▽`)σ)´Д`)

拘束されたつぐみが、高々と掲げられた!
やめて、と叫ぶゆずきですが、つぐみは何故か諦観の表情。
「罪がないわけじゃない。私は、はじめちゃんのことを…
第1期では、あいの教唆によりはじめを流そうとしたつぐみちゃんですが、思いとどまったはず。
「もう、一人でいるのに疲れちゃったし」
いずれにせよ、はじめちゃんはもう死んでいるんですね?何があったのでしょうか。

催眠を解除するキーワードは『いっぺん、死んでみる?』
糸を解かないうちに、その決め台詞が発せられた。とまどう溝呂木。
気がつくと、周りには多勢の子供たちの怨みの眼、また眼。
腹心の桔梗が、糸の解かれた藁人形を手に立っている!
戦争で親を失った子供たちを、罪滅ぼしのため引き取って育てていた。
しかし、無残な災厄をもたらした博士を、彼らは許していなかったのです。
今は覚悟した博士、桔梗に告げます。
「子供たちを、頼む」
地獄流しの小舟の上で、最期の独白です。
「これでまた会えるのか、おかあさん…」

混乱したゆずきは、つぐみに縋ろうとします。
ところが、定めは逃れられない、と突き放されてしまいます。
「どうすればいいの?わたし――」
もう地獄流しは見たくない、地獄少女になんかなりたくない!
その場に泣き崩れてしまうゆずき。

つぐみも地獄少女への定めを負っていた。
でも、理由ははっきりしないが、定めを逃れたまま大人になっている。
今度は、ゆずきが後継者に選ばれた。
地獄少女の条件とは?あるいは、地獄少女にならない条件とは?
ひとつの仮説として。
地獄少女とは、依頼者の怨みを受けて地獄へ流す存在。
逆に言えば、自分が依頼者になってしまえば、地獄少女になり得ない。
だから、つぐみは、恐らく…。
娘の身を思うはじめに懇願されて…?
('A`|||)

次回「うしろの正面」

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2009年2月15日 (日)

地獄少女三鼎第19話感想

地獄少女三鼎#19「雪月花」

百鬼花緒里(大浦冬華)
島 月雄(前野智昭)
黒塚雪菜(鍋井まき子)

花緒里さんは、華道の家元、百鬼家の跡継ぎだったが、自分の意志を通してフラワーアレンジメントの道に進んだ。
影のように付き従っているのは、使用人の月雄。二人のあいだには、ある感情が芽生えているようです。
父の葬式のために、賽河原市に帰ってきた花緒里さん。
そこへ、父が愛人に生ませた娘、雪菜が現れ、家元を継がせろと強要してきました。
即答はできないということで、しばらく滞在させることに。
ところが、雪菜の狙いは、百鬼家の財産だった。
財産を使い込んでいた顧問弁護士を脅して、毒物を渡し、これで花緒里を殺せと唆す。

久しぶりに、地獄流し乙な悪人が登場しました。
このまま行けば、三鼎には珍しい、非常にストレートな展開になるところだったのですが。

ところがやはり、変化球を投げてきましたね。
身代わりに、わざと毒を呷った月雄。なして?と思ったら、何と二人は実のきょうだいだったのです。
この世で結ばれないなら、いっそ死のう。そして…。
「私が死んだら、花の器に」
花の器。百鬼流の極意とは、髑髏の花器でした。メメント・モリとか死を思えとか、そういう美学らしいです。
「それが、百鬼流の極意。私の探していたのは、これだったんだわ」
これが私の歩く道、ということで、百鬼家を継ぐことを決意しました。
「私の定めだから」
花緒里さんのこの覚悟が、実は伏線だったのです。

先生に扮した輪入道たちの携帯画像を手に入れたゆずき。
花緒里さんに見せて、百鬼家に入り込んでいる彼らが実は同一人物(同一妖怪?)なことを証明しようと言うのです。
ところが。
三藁たちの画像が消えた!
驚くゆずきの前に、あいちゃん登場!
あなたはいずれ地獄少女になる。それがあなたの定め

Σ(゚Д゚;

あいちゃんの後継者指名キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

有望な新人に道を譲って勇退ですか…。
勝ち逃げは許しませんぜあいちゃん?
ボクの眼の黒いうちは、ぜーったい許しません!許しませんとも!(意味不明)

マジメな話、地獄少女の条件って?誰でもいいってわけじゃ…。
あいちゃんには、地獄少女になる大きな理由がありました。ゆずきにそれがあるのか?
次回に期待です!

次回「地獄博士対地獄少女」
はぁ?(´Д`;)

まさかして、地獄少年の成れの果て?
応用数学?理系の対決なんでしょうか?σ◎◎¬
てゆーか、つぐみちゃんが書き込みされてるし!
激ヤバです。誰かヤツを止めろ!

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2009年2月 8日 (日)

地獄少女三鼎第18話感想

地獄少女三鼎#18「スペシャルレディオ」

浜野知里子(悠木碧)でっかい凄いロリ声です。それもそのはず、16歳ですよ?
志村要(壽美菜子)中の人って、とまっちゃんと同じ事務所みたいですね
木内夢(ゆりん)
四十万丈太郎(遠藤大輔)

DJ四十万丈太郎の番組『ど深夜の静寂』。
ゆずきのクラスメートの知里子ちゃんは、丈太郎に心酔しており、『ちーちゃん』として常連の葉書職人をやってます。
丈太郎の決め台詞「続きが聞きたきゃ、夢までおいで」。
あいちゃんのモノマネに吹いたww
ファンなんだ!意外なシュミですねえ。きくりも、山童に命じて、大量の投書ハガキを書かせてるし。おんなじ内容のですが。(ノ∀`)・゚・。
丈太郎の軽薄トークが、熟女の骨女には耐えられないらしい。
一目連は「小手先ばかりで心がないね」と一刀両断。
さすがは夜王のレンくんですね♪

葉書職人であることをクラスに知られて。『はぐれ稲荷』のパターンかな?と思ったら、違いました。
もう一人の常連さんの蛙姫。きくりか?と思ったら、コレも違いましたww
正体は、同じ学校の志村要さん。

今回、Bパートに入ってもまだいいムードが続いています。知里ちゃんの入浴シーンのサービス付きで。
もちろん、騙されてはいけません。こっからが地獄少女の本領発揮なのです。
要さんの誘いで、丈太郎の出待ちをしようと放送局前へ。知里ちゃん、もうDOKIDOKIです。
現れたのは、作家の木内夢さん。
じつは、要さんは丈太郎の出待ちでなく、夢さんを待っていた模様。
丈太郎のファンというより、構成作家になりたかったから投書していたというのです。
彼女の本気を認めてくれた夢さん、放送台本を気前よくくれます。
「…どういうことなんですか?」
置いてけぼりの知里ちゃん、不安げに問い質します。
ホントに分ってないのね?って感じで戸惑っている夢さんですが、番組は完全台本なのよと説明してくれました。
全てが丈太郎自身の言葉だと信じていた知里ちゃん、大ショックです。

さて、放送開始から23分経過。いよいよ危険なニオイが立ち込めてきましたよ?
通学路で立ち止まる知里子。不審気に振り返る要。
「要ちゃん、完全台本のこと、誰かに言った?」
「え?ううん」
「そっか。よかった…」
藁人形出した!糸を解いた!なんと口封じDeath!
何が起こったのかまったく分らないまま、地獄流しの小舟に茫然と横たわる要ちゃん。
「この怨み――」
いやこれって怨み違うし。なんて言ってもしょうがないんですけどね。
深夜、フトンに潜り込んで、大好きなDJ丈太郎を聴く知里ちゃん。うっすらと浮かぶ微笑みは、もはや狂気のそれなのかも。
作品に心酔するあまり、虚構世界に旅立ったきり戻ってこられなくなった少女たち。
過熱ぶりを心配した作者からのフィクション宣言にすら、もう耳を傾けようとはしなかった『ぼくの地球を守って』などの例を思い出してしまいます。

それにしても、丈太郎が流されるのがスジだと思うのですが、お嬢が丈太郎ファンゆえの贔屓?
あいちゃん、ボクというものがありながら…(涙)いやそれってキモイし

次回「雪月花」
久しぶりの芸道もの、そしてオトナの女性ですね♪

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2009年2月 1日 (日)

地獄少女三鼎第17話感想

地獄少女三鼎#17「藁の中」

芦屋富士子(藤田淑子)
芦屋利三郎(大木民夫)

ちょっと不思議な雰囲気のエピソードでした。
お仕置きも地獄コントもなし。結末も幻想的な処理がされていました。
山で独りぼっちだった、あやかしの山童。お嬢の誘いにも関心がない。独りがあたりまえだと思っていたから。
でも、あの人の息子になってから、彼に変化が訪れた。
そんなお話です。

骨女が酒屋で調査。洋館に住む老夫婦の息子ひかるは、戦前に死んでいる。
一目連が図書館で調査。過去の新聞記事によると、ひかるは失踪したまま捜索打ち切りになった。
輪入道が床屋で調査。大阪万博のころ(1970年当時)、子どもだった店主が、山で不思議な少年に出会った。
少年は、洋館に住んでいると言っていた。

不死の薬を研究している生物学者芦屋と、その妻富士子。アンブロシアとは、神話上の不死の食物です。
しかし、研究は結果を出せないまま長い時が過ぎ、妻もすっかり年老いた。
戦前に息子を失っている彼女は、もう生きたいという望みはない。
「ひかる、もうすぐお母さんも逝きますからね」
その時、彼女のベッドの側に山童が立った。
「おかあ…さん」
山童の全裸デビュー!全国のBLファンが泣いて喜んだことでしょうね。(///∇///)

わざと時間を交錯させているため、分りづらい展開になっています。
富士子さんが若かったり、年老いたり、時間軸が不連続。
依頼をした彼女は老人。でも、ゆずきが訪ねていくと、若い姿で。
芦屋は、ヒトにあらざる山童の体に冬中夏草を植えつけた。そこから、アンブロシアを作り出す。
飲んだ妻は、どんどん若返っていった。
若い富士子と、夫と、ひかる(山童)の三人で過ごす不思議に穏やかな日々。
しかし…。

戦前の和製えすえふにでもありそうな、猟奇的な設定です。芦屋博士、ほとんどマッドサイエンティストだし。
じっさい、あの冬中夏草ってかなりグロいですよ。
きくりが開けてみると、藁人形にソレがぎっしり詰まっている。
糸引いている感じがもはや納t(ry

若い姿の富士子さん「あの人が、あの人がひかるを…。あの人を地獄に!」
新聞に浮かび出る文字。貴方の怨み 晴らします
パソのない時代、地獄通信は新聞の広告欄にあったことは、第1期『煉獄少女』で紹介されてました。
この館にはハイテクがなさそうなので、新聞を使わざるを得なかったのでしょうね。
富士子さんが、どうやって地獄通信の存在を知ったかはナイショということで。

急速に老化した富士子が、藁人形を手に夫の前に立ちます。
でも、夫は全否定。人体実験はしていない、ひかるの死は不幸な事故だったと。
あいつにどうして冬中夏草が、なんて言ってます。忘れたのか、狂気ゆえなのか。
「乾杯しよう。このアンブロシアがある限り我々は永遠だ。ひかるも生きていれば飲ませてあげられたのになあ」
このひかるは、戦前に亡くなった本当の息子のひかるの事ですよね。
山童の制止も聞かず、富士子は糸を解きます。
「そうよね、もう嫌よね、やめさせよう」

仕置きタイムなのですが、山童はきくりの命令を拒否します。人間じゃないから怨みもないというのです。
あいちゃん、富士子さんの元へ行くことを許可しました。このレベルの裁量権はあるようです。
駆けつけたときは…。
崩れ去る洋館。中には富士子さんと、ひかるくんらしき姿が。
そのまま、足元の沼にのみこまれてしまう。
芦屋家の崩壊(アシヤケノホウカイ)ということで、エドガー・ポーの名作「アッシャー家の崩壊」のラストと掛けてますな。

「やっぱり一人は寂しいものです」
山童の独白で、お話は終ります。

次回「スペシャルレディオ」

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