サイコパス第13話感想
#13「深淵からの招待」
「後がないよ!聖護くん」
Σ(゚Д゚;
公安局長が、槙島を「しょうご」と呼び捨てに。
ギノさんと征陸さんが、父と息子であることが既に判明しています。
まさか、局長と槙島は、実の母と息子だとか?
('A`|||)
レッドヘリングの可能性が高いのですが、「裏の裏」という蓋然性も無視できないのが、この脚本さんのコワイところですw
「わたし、色相が濁りにくいのだけが取り柄なんです」
拷問にも等しいメモリースクープの洗礼を受けても、サイコパス数値はあっというまに平常値へ復帰。しれっと笑顔の朱ちゃんです。
打たれ強い?
それともまさか、三歩あるいたら忘れてしまうトリ頭?
(ノ∀`)
レアケースである藤間や槙島は、200万人に一人の「免罪体質者」。
体質だから。そう云ってしまえば、話は終わりです。
瞠目すべき成功を収めた人を評するとき、「だって、あの人は天才だから」で切り捨てる紋切型とちっとも渝りません。
一方で、朱のサイコパス色相が濁らない理由が、征陸さんによって説明されていました。
現状をそのまま受容し、疑問を持たない。しかし、傀儡というわけではなく、正義のために生命を賭ける強靭な自律性もある。
征陸さんも、不本意だったドミネーターによる刑事活動に狎れてからは、犯罪係数が平準値に戻ったと謂います。
「色相が濁りにくい理由」は、この物語の最重要なポイントなので、腑に落ちる解明を、是非ともお願いしたいところです。
慎也も、読書家だったんですね。病床で、ごつそうなハードカヴァー本を繙いていました。
ジョセフ・コンラッド「闇の奥」。
コッポラ監督の、狂気に充ちた戦場映画「地獄の黙示録」の原作としても、夙に知られています。
とはいえ、「闇の奥」と「サイコパス」は、内容に有機的な繋がりはなく、象徴の域を出ない感じです。エンドロールにはしっかり書名と出版社名が掲げられていたので、これも商業戦略の一環なのかな?w
「タイタス・アンドロニカス」の槙島といい、犯罪素質と愛書の連関性も気になるところです。
今さらですが、ドミネーターの中の人は、日高のり子さん。「タッチ」の浅倉南ちゃんです。
CMのネタにも起用されるほど、ドミネーターさんは大人気らしい。
「執行対象ではありません。トリガーをロックします」
あの甘い声で囁かれたら、男たるもの、身悶えしてしまいますよ。
『こんな夜に 発射できないなんて!』
忌野清志郎ばりに絶叫してしまいそうww
次回「甘い罠」
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