2013年1月13日 (日)

マギ第14話感想

#14「アリババの答え」

アリババ、市民共和制を宣言

「クレオパトラの鼻が低かったら、歴史は変わっていただろう」
「パンセ(冥想録)」で著名な、パスカルの箴言です。

もちろん、アリババの不退転の決意が隘路を拓いたのです。
でも、王政は廃止だから全てをチャラに!という彼の主張は、無茶苦茶です。
それが功を奏したのは、煌帝国の国益を代表する練紅玉ちゃんが、あっさりと退いてくれたお蔭でしょう。
「国益は護るべき!バルバッド国王との婚姻も、調印も、なされるべき!ただしイケメンに限る!」
(ノ∀`)
イケメンのシンドバッドさんの介入も与って、練紅玉ちゃんが翻意してくれたお蔭で、バルバッドは亡国の危機から救われたのですね。
まさに、「練紅玉が惚れっぽくなかったら、歴史は変わっていただろう」ということでw

政治経済学を修めた身として、いや修めてなくても(笑)、アリババの言説が空想的共和主義のたぐいであることは、たやすく看取できます。
アニメの場合、扱う題材への理解の浅薄さ、皮相さと看做され、とくに脆弱性が批判されがちです。
それはそうなのですが、他メディアを例にとれば、「チャップリンの独裁者」の演説も、ジョン・レノンの「イマジン」の歌詞も、云ってしまえば、かなり空想的です。それでも、現在に至っても、勁い影響力を行使しています。
理想を説くことが不可ないのではなく、理論武装がヤワなので、僅かな反論にも耐えられず瓦解してしまうのがダメなのですね。

「マギ」という作品は、さすがに、そこら辺の要諦は押えています。
次回、アリババの空想的共和主義へのカウンターとして、流血と革命を叫んでいたカシムが、反攻をするようです。
二元論的対立が、どんな結論を導き出すのかな?

それにしても、「マギ」は2クールなんですね。
4月からは「宇宙戦艦ヤマト2199」だとは…。

次回「カシムの答え」

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2013年1月 6日 (日)

マギ第13話感想

#13「反逆の王子」

アリババ、大地に立つ
(ノ∀`)

不退転の決意の下に、暴君アブマドとの直接対決に臨んだアリババ。
アモンの金属器を駆使するも、その力は、未だ未完成。
銀行家が用意した象だの猿だの虎だの、奇怪なダンジョン生物に、行く手を阻まれます。

しかし、アリババを支えてくれたのは、モルジアナ。
「わたしの本気は、こんなものじゃありませんよ!」
誰かのために、つくすときにこそ、最高度の力を発揮できる戦闘民族ファナリスの、面目躍如です。
素敵だモルさん!ぜひ俺の嫁になr
(#゜Д゜)=○)`Д)、;'.・ヒデブ

アリババの不屈の闘志を目の当たりにして、怯懦だったサブマドも、副王らしい侠気を見せた!
この辺りの阿吽の呼吸が、いかにも「マギ」の世界観を表していますね。
もちろん、局面を打開するのは、魔法の不可思議な力です。
でも、無敵の魔法も、サポートしてくれる存在がなければ、すぐに瓦解する。
本当に世界を変えるのは、魔法ではなく、人の力。
あの「鋼の錬金術師」にも脈々と流れていた、「人への信頼」が、そのまま顕現しています。
「マギ」に関しては、国家紛争を描いているのに緻密さに欠ける、という辛口の評も仄聞するけれど。
全体を統べる明るい世界観には、やはり好感が持てます。

明けて2013年。OPとEDも、衣替えです。
OPのポルノグラフィティは、闊達な世界観をそのまま表出して、まさに盤石。期待どおりでした。
EDのsupercellは、まさに「マギ」という作品が現下描いているテーマ(アリババの苦悩)を、衒わず素直に作詞に移し替えた感のある、時宜を得た歌です。好きですね。

次回「アリババの答え」

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2012年12月24日 (月)

マギ第12話感想

#12「決意と決別」

感想記事のタイミングを逸したので、簡易感想です。

副王サブマドの懇願やシンドバッドの激励も、自信喪失のアリババにとっては、プレッシャーでしかなかった。
初期の軽妙さは何処へやら、霧の団以降のアリババは、悩みっ放しです。
ここ暫く、ちょっと氛気が重くなっています。人気はどうなのかな?

決断できないアリババを、結果として鼓舞したのは、カシム。
彼は、全民衆を捲き込んでの叛乱を企図していたのです。
決起まで、あと2日しかない。
シンドバッドから、急遽、ジンの使い方を教わり、俄か仕込みのまま、王宮へ単身突入!
頼みのアラジンが昏睡状態のいま、アリババに勝算はあるのか?

「ガンダムAGE」は、毎週のようにネタ化されていたので、それなりの人気?を保っていたようですが。
「マギ」は、ゆったりした構えなだけに、物語を盛り上げていく布置が難しいのかも。
でも、異世界を舞台にして、政治や経済にまで踏み込もうという壮図は、評価したいと思います。

新たな年には、マギの主題歌も衣替えとのこと。
OPはポルノグラフィティ
EDはsupercell
♪のぞいてみよう ゆびぼうえんきょう♪が、もう聴けないのか。乃木坂48ともお別れか。
何だか、とっても寂しい…。(ぷっ)
(ノ∀`)
supercell、期待してます!

次回「反逆の王子」

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2012年12月16日 (日)

マギ第11話感想

#11「新たな訪問者」

「いいこと?別に、あんたに言われたから帰るわけじゃないんだからね!」
煌帝国にも、ちゃんと居たんですね。ツンデレお姫さまがw
ハナザーさんだから仕方ないか。ツンデレは世界に充ちて…。
(ノ∀`)

あれ?
練紅玉が、暴走ウーゴくんを、氷の剣で斃してしまいましたよ?
神官(マギ)であるジュダルより、金属器使いの彼女が勁いとか、アリなのか?
まあ、数の力の勝利ということにしておきましょうw

自らの無力を喞(かこ)つ、アリババとモルジアナ。
軍隊を動かせる力を持つシンドバッド王に引き換え、金属器も、皆を護る役に立たなかった。
とくに、アリババは、モルさんにプリティなお尻までガン見されてしまい、傷心の極みですw

Bパートは、政治と経済のお話。
副王のサブマドが、お忍びでスラムへ。どうやら、対人恐怖とか広場恐怖とか、引き籠りさんらしいです。
霧の団に、国情をリークしていたのか。兄、アブマドの悪政を止めてもらうために。
なるほど。「アリババは、話が分かる奴だから」には、ちゃんと伏線があったのですね。裏で策動していたのか。
さて、銀行家がバルバッドに齎したのは、煌帝国の紙幣。
「ただの紙切れ」と軽侮していたアブマドですが、紙幣がどんどん富に換っていくので、有頂天に。
金本位制から、紙幣経済へ
紙幣とは、いわば信用貸し。発行国の信用(情勢)によって、価値が変動する。変動相場制ってやつですね。
紙幣の権力に眼が眩んだアブマドが、借金の担保として、ついに「国民」を供してしまった!
つまり、紙幣こそが、バルバッド奴隷制の起源だったわけなのです。人間不平等起源論。

不在だったカシムが気になりますね。
予告で「俺と来るよな?アリババ!」って傲岸に叫んでいたのがカシム?

次回「決意と決別」

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2012年12月 9日 (日)

マギ第10話感想

#10「その名はジュダル」

ヱヴァ初号機ウーゴくん暴走
Σ(゚Д゚;

超あやしい銀行家の登場で、バルバッドや煌帝国をめぐる、政治と経済と革命のお話が、もう少し続くのかと思ったら。
最凶のマギ、戦争大好きのジュダルが、猛烈なケンカを吹っかけてきた!
いきなり、マギ同士の大魔法合戦だ!

民衆へのアジテーションがイカしていたシンドバッドですが、金属器のない状態では無力。
もう一人のダンジョン攻略者、アラジンが、ダガーに込めた魔力でジュダルの障壁を砕くが、残念乍らそこまで。

最高にハイってやつだ
昂奮したジュダルは、アラジンには駆使できない魔法を、恣に繰り出します。
十八番は、氷魔法だそうです。
気化冷凍法だッ!」ってDIOさまじゃねーしw
アラジンを護って防御専念していたウーゴくんが氷柱に貫かれ、マゴイ流出の危機。
そして、とつぜんの覚醒
ジュダルを圧倒するほどのパワーを放出し始めました。慌てるジュダルです。
「そのジン、卑怯だぞ。おまえ、マゴイをやってねえだろ。そのジンは、他の奴のマゴイで動いてる!おまえのジンじゃねえ!」
友だちだと信じていたウーゴくんの秘密が、次回、顕かになるのか?

次回「新たなる訪問者」

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2012年12月 2日 (日)

マギ第9話感想

#9「王子の責任」

バルバッド国の現状は、失政政府の縮図でした。現代の、何処かの国での出来事のような気さえします。
もちろん「マギ」は空想的なエンターテインメントなので、各人の主張は単純、議論の精密さや実証性はすっ飛ばされています。
でも、政治小説や傾向映画ではない以上、細部のレアリテは、これで充分でしょう。
主張の大要はこのとおりであり、要諦を押えた「ディベート」になっていました
破天荒さと、(ほどほどの)リアリズムが共存している。そんな「マギ」が好きです。

アリババ(理想肌王子)「おれは、王子として、この人たちを見捨てられない!どうしたらいいんだあ!」(ハムレット的苦悩ですね)

カシム(貧困層代表)「血を吐いて死んでいった!そんなマリアムに、俺は何もできなかった!」(マジで何もしなかったのかw主張だけではダメですよ?)

アラジン(第三者勢力)「考えようよ。ボクも考えるからさ」(国連みたいなゆとり)

シンドバッド(余裕の実力者。磊落で、名君主の器)「霧の団に入れてくれ。ちなみに、俺は世界の趨勢のことも考慮している」(この人セカイ系だったのか!しかも、変わり身はやっ!)

ジャーファル(有能だがアタマが堅い副官)「霧の団に入る?いやおかしいでしょうそれ。自分で、敵だって言ってたのに」
⇒シンドバッド「おまえは、これほどの悲惨を前に、心が動かないのか!」
⇒「わ、私が悪いんですか!?」Σ('∀`;)
(スケープゴートを立てて民心を逸らすのは権力者の常道wシンドバッド、マジ政治家の鑑

アブマド(無能独裁者)「国民のことなど知らん」(………)

シンドバッドとアリババが連立し、バックにはモルさんと、アラジンが睨みを効かせています。
アブマドにとっては、四面楚歌、最悪の状況でしょう。
弟サブマド「聞いてやろうよ。アリババは話の分かる奴だから…」
意外にも、まったく耳を貸さず、強気を貫くアブマド。
無能で怯懦な国王に、不退転の決意など、元よりあるはずもありません。後ろ盾がなければ、まっさきに逃げ出すでしょう。
すると、その不可思議な自信の支えとは?

「黒い太陽」こと、ジュダル颯爽登場!アラジンも、ヤバイ氛気を察知しました。危険な奴が現れました。
アブマドは、この切り札があったので、泰然自若としていたのですね。
何かまた濃い奴キター!」
予告ノリノリやんw

次回「その名はジュダル」

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2012年11月25日 (日)

マギ第8話感想

#8「守れない約束」

モルジアナさんによる男子誘拐事件が発生
(ノ∀`)
アリババくんが、モルさんに拉致られました。
お姫さま抱っこされたまま絶叫しています。まるでヒロインですw

アリババくんと、「霧の団」のリーダー、カシムをめぐる、恩讐からみ合う回想譚でした。
スラムで育ったアリババとカシムは、家族同然に育ちました。
母を病で失い、途方にくれたアリババの許に、思いがけず王宮からの使いが。
アリババは、バルバッドの先王と、王宮の下女だったアニスとの子ども。
やはり、貴顕の出自だったのですね。
母の死後、王に見出されて、王宮で帝王教育を受ける。
昔とった杵柄で掘り抜いた地下道から、街に出たアリババ。
カシムとの再会。渝らない友情を確かめ合い、祝杯を上げます。
良い心持で王宮に戻るアリババを、怪しい影が尾行…。
瀕死の王に、国の後事を託され、身が引き締まる思いのアリババ。
王宮内に跋扈する盗賊たち、炎上する王宮。
盗賊たちの指揮を執るのはカシム。アリババの地下道を利用したのです。
茫然とするアリババ、冷然と見下ろすカシム。

アリババは友情を裏切られたわけですが、紆余曲折を経て、どうしていま、「霧の団」で、倶に義賊をやっているのか
事件がきっかけで、王宮を放逐され、奴隷に身を落とすはめになった筈なのに。
カシムの妹、マリアムの悲劇が絡んでいるようですが…。
義賊として貧しい民衆を援けているかもしれないが、一方で、国の交易が杜絶し、失職した民が奴隷に売られる現実も。モルさんが指摘していました。
スラム育ちとして、細民たちへの同情は抜き難い。
でも、王族としては、国民すべての最大幸福を考えねばならない。
真に、国を憂える道とは?
次回、「王子としての責任」の相克に悩みそうなアリババです。
迷ったら、またモルさんが恫喝して正道に導いてくれるのかな?

ん?
スタッフに、ヤマカンの名前があったようなw

次回「王子の責任」

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2012年11月18日 (日)

マギ第7話感想

#7「その名はシンドバッド」

全裸が道をやってきた
(ノ∀`)
どう見ても変質者です。本当にありがとうございました。

その正体は、七つの海とダンジョンの覇者、シンドバッドさんでしたw
泥酔していたにせよ、あっさり身ぐるみ剥されて、しかも恬淡としているとは。
全裸は、大物のしるし。武蔵の総長と似てますね。
それにしても、良い筋肉してるZE!ジャンルが違えば「やらないか?」にもなりかねませんw
日5のイメージが、どんどん崩壊していく…。

シンドバッドは、先王と倶に建国したが、英邁な王が薨去し、その息子たちは愚昧そのものだった。
どこぞの海の向こうの人民共和国と同じく、二代目三代目はボンクラと、相場が決まっているのですねw
磊落なシンドバッド。部下のジャーファルや、ファナリスである闘士マスルールとの出逢い。
アラジンたちに、新たな運命が拓けてきました。

近ごろ、バルバッドの都を騒がすもの。
王政打倒の動きとか、国民を覆う貧困とか、いろいろあるようですが、騒動の筆頭は、義賊「霧の団」。
金持ちを襲って、民に財貨を頒け與える。
海洋王国が統べる都市、バルバッドは、内情の不安定もあり、大陸との交易を断っています。いわゆる鎖国です。
船が出ないと、暗黒大陸に渡れない。
モルジアナとアラジンは、シンドバッドに協力して、霧の団を捉えることになりました。

「霧の団」を新たに率いるのは、怪傑アリババ。彼の元で、盗賊団はますます勢いを拡大してきた。
人違いですよね?希望的観測に縋る、モルジアナとアラジン。
そして、その正体は…。
アリババくんでしたw

元は貴顕の出自らしい彼は、特権階級に対して、深いルサンチマンを抱いているようです。
「アリババくんは、やさしいから♪」
ひたすら、アリババを信じてきたアラジン。
でも、盗賊団の首魁となったアリババを目の当たりにして、心が揺らぎます。

偸んだ金品を人々にばら撒いても、盗賊は盗賊。しょせんは犯罪行為。
ただの自己正当化、プロパガンダに過ぎないのではないか?
正否は自分で判断しろ、未来は自分の考えで見出すものだ。俺は、そうやってきた。
シンドバッドの言葉が、いまは重く…。

アラジンは、そしてアリババは、信じる未来を切り拓いていくことができるのでしょうか?

次回「守れない約束」

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2012年11月11日 (日)

マギ第6話感想

#6「戦闘民族ファナリス」

邪悪なジャミル少年(皆川純子)が、心理的な足枷でモルジアナを縛る!
まだまだだね(ノ∀`)

モルジアナは故郷をめざす!
ライラとサアサのキャラバンが、モルジアナを拾ってくれた。
故郷の暗黒大陸に渡るには、まず港町のバルバッドへ。
しかし、バルバッドへの道は、盗賊が塞いでいた。
盗賊と結託していたのは、奴隷商人のファティマ。予告編の、おかまっぽいあの人でした。
そして、ファティマは置鮎龍太郎さんだ!(泣)
盗賊の巣窟へ単身カチ込みかけるモルさん。
ファティマの砂漠烏の毒で、昏睡させられた!

牢屋で一緒になった幼女のナージャちゃんと、懇意になるモルさん。
奴隷になんかなりたくない!泣き出す幼女に「必ず護る」と宣言する。

病気のナージャちゃんは、ハイエナの餌に。
外れない足枷に、心折れかけるモルさん。奴隷は、しょせん奴隷なの…?
ゴルタスさんの御言葉によって覚醒したモルさんは、ハイエナの群れを、ウボォーギン並の咆哮で蹴散らした!
サーベルタイガーも、戦闘民族の強靭な脚で蹴散らす!
ナージャちゃんのキャラバンを、牢屋から救出!
アラジンがいた
('A`|||)
モルジアナちゃんじゃなくても、不審に思いますよね?
「あなたみたいな勁い人が、どうして」
「キャラバンに、岩を落とされちゃったんだ♪」
いや、天下のマギが、そのざまって…。

次回は、七つの海ならぬ七つのダンジョンを制覇した、シンドバッドが登場!

次回「その名はシンドバッド」

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2012年11月 4日 (日)

マギ第5話感想

#5「迷宮(ダンジョン)攻略者」

女のジンの、おっぱいピアスがやばいw
しかも、名前が「パイモン」。中の人、大原さやかさんとか…。
マギって、こういう作品だったのか…。
まあ、原典の「千夜一夜物語」って、すっごくエロいけどさw
(ノ∀`)

白瑛ちゃんも、ダンジョン攻略者。
もう一人のマギ(ジュダル)が、彼女を王として択び、ダンジョンに誘った。
ジンのパイモンが、白瑛ちゃんを王として認めたのですね。
西のアリババ、東の白瑛。物語は東西を跨いで、壮大な様相を呈してきました。

千人長の呂斎が、思いっきりクズっぷりを発揮してました。
こういう下衆がいると、お話がグッと引き締まります。
理想家の白瑛と、一族を真に憂えるババさまとのあいだで、交渉が成立。帝国の支配に下る代わりに、融和する。それが条件。
でも、呂斎は黄牙一族を滅ぼそうと企んでいた。
ヤツの筋書では、和睦のため赴いた第一皇女が、激昂した異民族に惨殺される。
鎮圧のため、千人長が軍隊を率いて、みごと討伐し、勲功を挙げる。
そんな詭計は赦さない!
白瑛ちゃんも、攻略者の矜持にかけて、風の魔法を発動。まさに、鬼神の如き圧倒的な力を行使します。
瞋りに震える白瑛の表情が、一瞬ルフィに見えたのはヒミツですw
しかし、物量作戦には抗すべくもありません。
「敵を減らしたわ。呂斎を…」
何を減らしたって?」
ドヤ顔の先には、崖の上のポニョ伏兵たちが、雲霞の如く轡を並べていた!
さしものダンジョン攻略者も、金属器の魔力が枯渇すれば、無力です。
部下が滅多切りにされ、自分も膾切りの危機に。
なんとかしてよドラえもん

待ってましたのドラえもんアラジン参上!
ウーゴくんが、兵士たちと呂斎を、あっさり薙ぎ倒しました。
邑を後にするアラジンですが、あのゴルタスが、黄牙一族の出自だったと判明。
家族として、ゴルタスを悼むというエピソードが、人情味に溢れていました。

次回は、モルジアナちゃんのターンだ!
あのおかまっぽい人は誰?

次回「戦闘民族ファナリス」

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