2012年12月23日 (日)

ソードアート・オンライン第25話(最終話)感想

#25「世界の種子」

そして、攻略は続く

キリトの謂う二次会とは、仲間たちによる、真のアインクラッド百層の攻略だったのですね。
SAOで、あれほどの悲惨な経験をしたにも拘らず、意気軒昂で挑むエギル、クライン、その他の仲間たち。
どの顔も、活き活きと輝いています。デスゲームの冥い記憶も何のそのです。
かつてのベストセラーの表題を藉りれば、「塀(ゲーム)の中の懲りない面々」ということでw
カタルシスは、全てゲーム。幸福はゲームにあり。
この作者、まさに完璧なるゲーム脳です
だがそこがいい
(ノ∀`)

Aパートは、仮想現実の、現実における清算でした。
雪が霏々と降り積むなか、アスナの眠る病院へ駆けつけたキリト。
襲ってきたのは、復讐に凝り固まった須郷!
このクズがあ!とか何とか絶叫しながら、ダガーを振り回します。
しかし、これが大誤算。
リアルのキリト、いや、和人も、実は剣道の達人だったのです。
仮想でも現実でも、非力で無能だったのは、むしろ須郷の方でした。
あっというまに、立場は逆転。喉を掻き切られそうになり、悲鳴を上げる須郷。
ヴァーチャルでのあれやこれやが甦り、危うくマジで殺人を犯しそうになったキリトですが、やっと思い止まりました。
犯罪係数が気になるところですw

現実に還る
病室で、あれほど思いこがれたアスナとの再会。そして、真実のキス。
学園に復帰。木陰での、アスナとのイチャラブが眩しい。一級ハーレム建築士のキリトくん、リアルでも嫉妬されるのはご愛嬌です。
オフ会は、約束どおり、エギルの店で。
サラリーマンのクラインですが、残業があるのに、バーボンをロックで飲っております。
けっこう女子率が高いのに、すっかりご満悦の模様です。
あれ?SAOって、女子はレアじゃなかったっけ?実は、リアルでもネカマがいっぱいとか?
クラインさん、ご愁傷さまですw

世界の種子」とは、ダウンロードするだけで誰もがMMOを造れるという、LINUX並のフリープログラムでした。
かくして、茅場の創造した仮想世界は、世界に遍くものとなったのです。のちの、「アクセル・ワールド」の濫觴なのでしょうね。
ひとことだけ野暮をいえば、犠牲者を出したのは、茅場。須郷は、せいぜい、劣化した二代目のボンクラという役どころです。
罪と罰をいうなら、非はむしろ、茅場にありそう。ところが、須郷は極悪人で、茅場は英雄というのが、何とも皮肉な気がします。
茅場は仮想現実の創造者だから偉大だった、という「偏向」なのでしょう。
しかし、偏向も、徹底すれば世界観となる。それがゲーム脳としての思考。
これほどのゲーム脳なくしては、「ソードアート・オンライン」という特異な傑作は生まれなかったでしょうね。

フランスの文豪バルザックは、旺盛な筆力に任せ、短い生涯で、厖大な作品群を遺しました。それは、浩瀚たる「人間喜劇」。「ひとが生きる人生そのもの」に他なりませんでした。
臨終の床で、バルザックは叫んだそうです。
ビアンション、ビアンションを呼べ!私を救えるのは彼だけだ!」
ビアンションとは、彼の創造した作品に登場する、医者の名前だったのです。
まさに文学脳。偉大なる創造には、強烈な思い込みや偏向は、必須なのかもしれません。

さて、後は、不幸なスグハちゃんの救済を遺すのみです。
オフ会でも、ぼっちだったスグハちゃん。彼女には、SAOという共有体験がなかったからです。
「あたしは、みんなのところまで、行けない!」
飛翔に挑んで墜落しかけたリーファ=スグハを、しっかりと支えるキリト。
眼の前に降臨したのは、あのアインクラッドだった!
「いっしょに、来てくれるね?」
おにいちゃんの、甘い誘いです。
アインクラッド百層攻略までは、まだだ、まだ寝かさんよ?という、力強い意思表示なんですねw
はい、そうです。スグハちゃんは、もう眠れない。ネトゲ廃人まっしぐら確定ですww

最後の最後まで、「ソードアート・オンライン」は、ゲーム讃歌に終始しました。
ゲームよ永遠に!ゲーマーに幸あれ!

スタッフの皆さん、伊藤監督、お疲れさま!

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2012年12月16日 (日)

ソードアート・オンライン第24話感想

#24「鍍金(メッキ)の勇者」

処刑、終了

WORST OF GESU(下衆)だった須郷。
胴体から、撫で斬りにされ、抛り上げられた上半身は、脳天から串刺し!
キリトくんマジ惨酷w
まあ、須郷が、300人の被験者にやってきた非道からすれば、これでもぬるい。
その罪、万死に値するのかもしれません。

須郷が小物なのは、先刻周知。対決がカタルシスに乏しくても、問題ありません。
上位IDの茅場晶彦の力を藉りるという、デウス・エクス・マキナ的解決も、佳しとしましょう。
むしろ気になったのは、キメとしての大事な台詞に、過去の名作からの「ちょっと拝借」感が纏綿していたことです。

須郷「かつて、誰もなしえなかった神のわざ!」
須郷「ボクの手が、手があーーー!!」
キリト「これで、すべてが、おわった…」

もちろん、作者が、好きだからこそ引用した台詞だと思います。
ただ、批評家としてなら知らず、一本立ちの創作者として、あまりに素朴すぎるリスペクトを表明してしまうのは如何なものか。
アマチュア感覚は諸刃の剣。
才気溢れるこの作者が、今後、どんな道を辿るのか。とても興味があります。

閑話休題(それはさておき)。
むしろ、SAOの世界観において重要なのは、創世者である茅場から託された、「世界の種子」即ちザ・シードの処遇。
仮想世界に対して、複雑な感情を抱いているキリトは、茅場からの真摯なメッセージを、どう受け止め、どう使うのか?
物語の、真の大団円が、もうすぐそこに!

次回「世界の種子」

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2012年12月 9日 (日)

ソードアート・オンライン第23話感想

#23「絆」

真の「戦いの達人」とは、猪突猛進な勇者などではない。
用意周到な準備と智略とで、必勝の物量戦を挑むことのできる軍略家のことを謂うのですね。

攻略は、個人技のみにて達成されるに非ず。
多数の力を糾合することによって、初めて難事を成し遂げることができる。これ、ゲームの鉄則

またも攻略失敗かと思わせておいて、キリト絶体絶命の危地に、シルフとケット・シーの援軍が駆けつけてくれました。
今回のお話の構造を簡略化すると。
キリト特攻⇒レコン自爆⇒思わぬ援軍⇒クエスト攻略⇒しかし突破不能のゲートが⇒「こんなこともあろうかと」予め伏線として撒いたIDカードが役に立った!
既成手法の組み合わせですが、これだけ揃えば、かなり強力です。攻略戦をきっちり盛り上げてくれました。

どうなる事かと危惧された、キリトとスグハの縺れた男女の綾も、無事に修復されました。
傷心のスグハが、おにいちゃんに、剣の勝負を挑んだ!
Σ(゚Д゚;
言葉じゃ足りない。こいつ(剣)を交えて語り合おう。
少年ジャンプの黄金律は、野郎同士にとどまらず、男女の機微にも有効だったのですねw
仕合を挑んでおきながら、自ら剣を投げ捨てたリーファ。
「せめて剣を受けようと思った」と告白。
非道いことを言ってしまった自責の念からだったのか。
実は、キリトも、同じ事を考えていたのだった!
いやメンタル似過ぎでしょ、この義兄妹w
「血は水よりも濃し」と言うけれど、血は繋がってなくてもこれだけ似た者同士なら、もはや血縁以上の存在でしょうね。

それにしても、レコン君押しが強烈すぎて吹いたw
リーファ「あんた、バカじゃないの!」
これって、アスカに罵倒されるシンジそっくりじゃないですかw
ボクが何とかしてみせる!」
これも、傷ついた綾波を庇って出撃したシンジくん辺りが、叫んでもおかしくない決め台詞です。
さらに、クエスト攻略では、デスペナルティを覚悟のうえ、「闇属性の自爆魔法」という大技で、恋仇(キリト)を補助するとか、すっかり男を上げました。
二重失恋という苛酷な試練に曝されたスグハちゃんへの、新たな救い?
「最初は友だちから」って、正しい男女交際が始まるのか?
(ノ∀`)

次回「鍍金(メッキ)の勇者」

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2012年12月 2日 (日)

ソードアート・オンライン第22話感想

#22「グランド・クエスト」

「いま何て…。おにいちゃん!?」
Σ(゚Д゚;

妹さんが、真実に気づいてしまった!
ユイちゃん、警告モードで、ママに伝えなきゃ!
「ママ、スグハさんが気づいてしまいました。もう、一刻の猶予も許されません
ビーストモード発動
激情のアスナが、ATフィールド障壁をあっさり喰い破って、地上へ急行!パパの浮気を阻止した!
本妻の力は偉大でした。嫉妬心は、不可能さえも可能にするのです。それが、この物語のテーマ。
ソードアート・オンライン全編の終了です。本当にありがとうございましたwウソですがww

クエスト「世界樹の守護者」。
巨人兵がボスかと思ったら、ただの門番。本命は、扉の内部にうじゃうじゃ居ました。
ガーディアン大杉wそれも、剣を突破しても、弓が雨霰と降ってくるとは…。
ソロにとっては、圧倒的不利な状況です。だから、サラマンダーたちも、物量戦を挑もうと準備していたのか。
気合いや根性だけで、クリアできるクエストじゃなかったのですね。
SAOからのビーターとして全能感に酔っていたキリトも、誇っていた力は、単にゲームのステータスだったという厳しい事実を思い知らされました。
しかし、キリトって、何回「ごめんな」って謝ったのか。
減点方式なら、とっくに「You Are Dead」になってますねw

竟に、リーファ=直葉が、ALOの残酷な真実を知ることになりました。
仮想世界で愛したキリトくんは、現実で振られてしまった「おにいちゃん」だったのです。
視聴者には、とっくに判っていた事実なので、スタッフも、衝撃を上手く伝える演出に腐心したでしょうね。
「え?スグちゃんマジ気づいてなかったん?」って醒めた反応もありそうだし。
ここは、竹達彩名さんの熱演を愛でたいと思います。よく盛り上げてくれました。

2年前から、実の兄妹じゃないことは知っていた。
お兄ちゃんは、剣道部も辞めて、あたしと距離を置くようになった。あたしより先に、知っていたからだ。
せめて、お兄ちゃんの好きな世界を知ろうと、ALOに没頭した。
ALOで出逢ったキリトくんに好意を抱き、本気で好きになった。
これで、お兄ちゃんへの想いを、忘れられると思った。
でも!キリトくんはお兄ちゃんだった!

…可哀想です。
ただ、こう書いてみると、スグハちゃんって、どうしようもなく負の連鎖に陥ってますね。
リアルでの失恋の埋め合わせに、仮想世界で恋をしようって発想自体が、もはやネトゲ廃人症候群ですよ?

廃人兄妹として名を馳せそうだった桐ケ谷さんたちですが、スグハちゃん、どうするのかな。
傷心のあまり、もう、オンラインゲームを卒業しちゃうのかな?
それだと、お話が続かないのだが…。

「絆」は、キリトとアスナの堅い絆のことなのか?
それとも、スグハちゃんが涙の海から這い上がって、キリトとの絆を深めようと猛アタックするのでしょうか?
どっちに転んでも修羅場だ!女の戦いだ!いいぞもっとやれ
(ノ∀`)

次回「絆」

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2012年11月25日 (日)

ソードアート・オンライン第21話感想

#21「アルヴヘイムの真実」

アスナが触手に襲われた
Σ(゚Д゚;

まさか、SAOで触手プレイが堪能できるとは思いませんでしたw
あまつさえ、触手の尖端に歯を立てるアスナさんとか、これってもはやww

アスナさんは、脱出行の途中で、実験室に迷い込みます。
目撃したのは、カプセルに泛ぶ、無数の脳髄!
これって、旧SAOで「死んだ」人たちなのか?
現在でも、須郷たちの非道な実験の対象として、泡沫のような夢のあわいで、生存させられているのか?

ピンクナメクジは科学者たちのアバターですが、好き好んで、こういう醜悪な形態を取ったのかな。
奇矯な趣味ですよね。「ウルトラQ」のナメゴン世代とも思えませんが…w
アスナの逃亡を報告したら、ボスは怒り狂ってたってナメクジが言ってたけど、須郷さん、パスワード読まれたのに本気で気づいてなかったんだ。
妖精王さんって、う・か・つ♪

雁行して描かれたのは、現実世界でのカズトとスグハ。
進学問題とか、「二年間の休暇」の代償が、重くのしかかっています。
お兄ちゃん大好きなスグハちゃんは、アスナさんの見舞いに同行。
本人に直接逢えば、気持ちを吹っ切れるかと考えたようなのですが。
お兄ちゃんと、眠れるアスナさんとの、勁い絆を確認させられただけに終わりました。
「こんなに綺麗な人が、眠ったままだなんて…」
いや、おっぱいでは優位に立ってると思いますよスグハちゃん?
(ノ∀`)
二人は、仮想世界では、互いにまだ素性を知らないという設定。
「失恋しちゃったよお!」って号泣しつつキリトに抱きつくスグハちゃんが、二重の意味で哀れです。
リーファがキリトに恋して、世界樹攻略を倶にして、残酷な真実に直面して…。
そんな非情設定はカンベンです。
('A`|||)

アルヴヘイムの央都アルンは、この世界最大の、殷賑をきわめた都市。
世界樹も、麓から仰望すると、攻略を阻むかのように巍然と聳立しています。
いつも余裕のキリトくんも、さすがに表情がこわばっています。
ユイが、ママのプレイヤーIDを感知した!
衝動に駆られ、蒼穹めざして翔び立ったキリト!
頂上への道程は、遥かに遠く…。

次回「グランド・クエスト」

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2012年11月18日 (日)

ソードアート・オンライン第20話感想

#20「猛炎の将」

猛炎の将ユージーンを、二刀流で撃破!
でも、妖精さんたちの「当ててんのよ」に全て持って行かれた感がw

交渉の要諦とは、ハッタリでありブラフ。キリトくん、よく分ってますね。
スプリガン=ウンディーネの特使と強弁して、交渉を優位に運ぼうとするが、サラマンダーの将は、力で圧倒しようとします。
魔剣グラム。スキルは互角でも、武器性能に格段の差があり、スプリガンさん大苦戦です。
幻術を行使して、リーファちゃんから「ある物」を偸んでいった!剣だけどw
まるで「女の子の大事なモノ」でも偸まれたような慌てっぷりが可愛いっす。
猛炎の将、ユージーン将軍を、二刀流で膾切りだ!

サクヤの天晴れ扇にも吹きましたが。
「やるじゃねえか」「参ったぜ」って恬然としているサラマンダー軍にも思いっきり吹いたw
この人ら、上司の仇を討つとかいう発想はないんですね…。
ユージーン将軍もカゲムネも、良いヤツでした。
サラマンダーだけに、侠気一直線、正直一途ってことなのかな?

勇者キリトの、時ならぬスカウト合戦が始まりました。
シルフとケット・シーが当ててます。リーファちゃん、嫉妬の炎がめらめらと。
「キリトくんは、あたしの、あたしの…」
おっぱいでは敗けてない彼女。でも、キリトは特別な感情を抱いていないようです。
ユイ判定による「リーファちゃんは、だいじょうぶみたいです」ってのが、さりげにキツかった、かな。
直葉ちゃんの立ち位置の脆弱性を、見事に抉っていました。

「アップデート5.0。転生が実装される」
「サラマンダーへの転生も可能」
ALOの仕様変更が、シグルドの支配欲を刺戟した結果だったのですね。

アスナが、偸んだパスワードで、檻の柵を開けた!
「キリトくん、あたし、がんばる!」
でも、老獪な、オベイロンこと須郷の動向が気になる…。

次回「アルヴヘイムの真実」

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2012年11月11日 (日)

ソードアート・オンライン第19話感想

#19「ルグルー回廊」

理想
「この世界で欲望に身を任せれば、リアルの人格に跳ね返ってくる。プレイヤーとキャラクターは一体なんだ」
仮想空間だから、何でもアリ。俺の物は俺の物、おまえの物も俺の物。とかくジャイアン思考になりがちです。
そんなモラルハザードを、キリトはきっぱりと否定します。
原作者の川原さんが、「アクセルワールド」などの諸作を通じて、訴えようとしている主要テーマなんですね。

現実
「さっき大暴れした悪魔…キリトくんなんだよね?」
「ぼりぼり齧ったりもしてましたよ」
「ああ。モンスター気分も味わえて、なかなか楽しい体験だった」
「味とか、したの?」
焦げかけの焼肉の風味と歯応えが…」

キリトくん、きみって…。
('A`|||)

この対比は、もちろん冗談で書いたのですが、じっさい、「パーティメンバーは死なせない」という仲間への想いと「そのためには敵に容赦しない」という酷薄さとは表裏一体。
その辺の危うさにも、よく目配りが効いた原作だと思います。
「プレイヤーとキャラクターは一体」には、「文は人なり」という箴言を想起しました。
表現は、そのひとの人格を包摂する。当然、責任も生じる。そんな意味です。

アルヴヘイムは魔法世界。
スピードと勁さのパワーファイター、SAOではビーターとまで畏敬されたキリトに抗するに、前面に盾を置いて防御専念、後衛が魔法詠唱により補助攻撃。
キリトも研究しつくされ、キリトシフトまで考案されました。
単純なモンスター狩から、種族同士の思惑が絡み合う世界樹攻略争いへ。
サラマンダーが、エルフとケットシーを不意打ちで潰し、世界樹攻略へ先陣を切ろうと企んでいる。
陰謀が露見し、一気に戦塵が立ち籠めてきました。
囚われのアスナの動きも気になります。

次回「猛炎の将」

さて、これから出勤デス!w
リトバスとマギ感想は、夜になります。

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2012年11月 4日 (日)

ソードアート・オンライン第18話感想

#18「世界樹へ」

スグハちゃんを制する者は、世界(樹)を制する

愛する兄を奪ったオンラインゲームを、最初は憎んでいた。
でも、兄が愛した世界を知りたくて、アルヴヘイムをプレイしてみたら、思いっきり嵌ってしまった。
「すべてを捨ててもいいと思った」
Σ(゚Д゚;
スグハちゃんまじネトゲ廃人へ

フェアリィ・ダンス編に入ってから、直葉ちゃんイチ押しですね。
スタッフも、よくマーケットリサーチしていらっしゃる。
チェック柄のブラに包まれたおっぱいだけでも眼福なのに、入浴場面の濃厚サービスが、また嬉しい。嬉しいのだけれど。
いやこれ豊乳すぎるでしょw
たわわに熟れた果実みたいです。すごい量感です。迚も、女子高生のおっぱいとは思えません。
小説の神様こと志賀直哉の長篇「暗夜行路」で、主人公の時任謙作が、遊女の豊かな乳房を握りしめながら、
豊年だ、豊年だ!」って叫んだ故事を想い出しましたw

直葉ちゃんファンとしては随喜の涙を流したいところですが、不憫なのは、正ヒロインの筈のアスナちゃん。
塔の上のラプンツェルみたいに、世界樹の頂上で囚われのままの彼女の影が薄すぎて泣けるw
リーファに、ピクシーのユイちゃん。
いくらキリトがアスナ一途でも、これだけ蠱惑的な女の子たちが傍にいたら、いつ転向してもおかしくありません。

そんな空気を察したのか、鏡に映る映像を利用して、パスワードを読み取ったアスナ!
正妻のカンは鋭い。キリトの浮気を敏感に察知したのでしょうか、彼女も必死です。
愈々、次回は自力で脱出か?キリトとめぐり会うための逃避行?
オベイロンこと須郷のさりげな偸視が、気にならないでもありませんが…。

魔法世界アルヴヘイムにおいても、パーティを抜けられては俺のメンツが、とか述べるシグルドみたいな面倒くさいヤツが、やっぱり居るんですね。
種族の領地を飛び出して、自由に放浪する者を、レネゲイド(脱領者)と蔑称する。
差別の構造がここにも。

次回は、久しぶりにダンジョン攻略のワクワクが観られそうです。

次回「ルグルー回廊」

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2012年10月28日 (日)

ソードアート・オンライン第17話感想

#17「囚われの女王」

「キリト…ヘンなひとだったなあ
Σ(゚Д゚;

そうか、直葉(すぐは)ちゃんは、スプリガンさんがお兄ちゃんだと知ってたわけではないんですね
だとしたら、全てが露見したときには、ツラさ百倍増でしょう。
だって、お兄ちゃんは、巨乳の義妹(スグハちゃん)との同衾にもブレることなく、アスナひとすじなのだから。
何が何でも、世界樹を目指す!そこには、大事な人がいる!
キリトの不退転の決意に、唇をかむリーファちゃん。てっきり、キリトがお兄ちゃんだと分っていてのリアクションだと思っていたのだけれど…。

リーファちゃん=直葉ちゃんは、いちおう伏せられていたものの、声優さんの声質でバレバレでしたね。
あと、どちらもステキなおっぱいさんなので、一目瞭然ではあったw

世界樹の頂上では、とんだ痴態が繰り広げられています。
ティターニアとオベイロン。
真夏の夜の夢」ですね。ここでも、シェイクスピアが引用されたか。
「絶園のテンペスト」といい、「境界線上のホライゾン」のトマス・シェイクスピアといい、俄かにブームが兆した感があります。400年後の極東で、これほど持て囃されていると知ったら、英国文豪さんも本望でしょう。
ただ、今でこそ文豪の極北みたいに称揚されているシェイクスピアさんですが、当時でいえば座付作者。謂わば戯作家。
おもしろい事、刺戟的な事なら何でもアリな、ジャーナリストとしての稟質も備えていた、眼はしの効く人だったのです。性的扇情にかけても、ひけを取らないのは、天才ゆえか?
興味のある方は「タイタス・アンドロニカス」辺りをググってみてください。
昨今の猟奇犯罪者も三舎を避けるような惨酷さに溢れている、恐るべき戯曲です。

それにしても、須郷。
妖精王の名を藉りたとしても、ヤツが下衆であることに渝りはありません。
リアルでも、意識のない明日菜さんの髪を弄ってたけど、ALO世界に於いては、胸の紐を解いてコトに及ぼうとするこの陋劣さ!
オベイロン!その色欲の大罪、万死に値する!
(ノ∀`)

来週は、速攻で世界樹攻略を目指すのかな?

次回「世界樹へ」

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2012年10月21日 (日)

ソードアート・オンライン第16話感想

#16「妖精たちの国」

Alfheim Online(アルヴヘイム・オンライン)
物語は、新たなゲーム世界へと遷移します。
そうか、キミのことを、もう気易く「SAO」って言っちゃいけないんだネ…。
(/_<。)

キリト(和人)くんは、現実でもすっかり健康を取り戻したようですね。
メールに誘われ、エギルさん経営のお店へ。珈琲もアルコールもアリの、カフェバーらしい。
エギルが示したゲームソフト「Alfheim Online」と、一枚の写真。
そこには、世界樹の鳥籠に幽閉された、アスナそっくりの女性の姿が!
このMMOでは、エルフの羽によって飛行が可能。
制限があるのも含めて、時系列的には未来な「アクセル・ワールド」を想起させる設定ですね。

「このゲーム、もらってっていいか」
立ち去る和人くんの心には、期するものが。エギルも、彼の赤心(せきしん)を感じ取り、激励します。
それに応えて、力強い決意表明が。
いつか、ここでオフをやろう!」
いや和人くんそれ死亡フラグだしw

帰宅すると、可愛い妹のスグハちゃんが、縁側でお菓子を食べていました。
大好きなおにいちゃんに声をかけられて、思わず喉につまらせた!
むっちりした太腿をバタバタさせるスグちゃんが色っぽすぎて死ねるw
ひそかに兄を慕うスグちゃんに、鈍感兄の痛切な一撃が!
「絶対にアスナを取り戻して見せる」
「がんばってね。あたしも、アスナさんに逢ってみたいもの」
きっと仲良くなれるよ
Σ(゚Д゚;
さらに死亡フラグがががww

自室に戻り、あっさりとナーヴギアを装着する和人くん。あのデスゲームから、やっと生還できたばかりなのに…。
これじゃ家族も心配だw
リンク・スタート!
和人くんは、須臾の躊躇いの後、「キリト」というPNと種族「スプリガン」を選択。
スプリガンさん、黒っぽいです。やはりダークフレイムマスターを択んだかw
そして、ゲーム世界へダイブ。
ホームタウンに飛ばされる筈が、謎の黒い空間に呑み込まれて、見知らぬ森の中へ。
さっそく、ステータスを確認です。SAOデータが引き継がれたのか、スキルはほぼ最高。
「これじゃ、ビーターじゃなくてチーターだな」
キリトさんがチーターに進化した!

倉皇と、アイテムを検索します。バグのせいで、「?????」が連なります。
あった!
アイテム召喚、ユイちゃんの帰還です!奇蹟のめぐり逢いここに!
ユイちゃんは、アルヴヘイムでは、ナビゲーションピクシイ。
羽のある小妖精、ティンカーベルかチャム・ファウかって可憐さですねw

いきなり、危機に陥っているプレイヤー、リーファさん。
貴重な女子をいたぶる気満々な外道重戦士たちを、あっさりと余裕で屠ったNEWキリトくん。これは女の子も惚れちゃうね。
だって、チーターなんだもん。えへっ♪
(ノ∀`)
ポニテ戦士ちゃんと、さっそく仲良しになりました。

エルフなキリトくんの華麗なるハーレム冒険が、いま始まった!

次回「囚われの女王」

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