この中に1人、妹がいる!第12話(最終話)感想
#12「妹はずっと、そばにいた」
妹はずっとそばにいた。なるほど。
「屹度其うだろうなあ」と視聴者全員が、雅を妹であると予測していた裏の裏を抜き去って。
何の衒いもなく、躊躇いもなく、「其う、雅こそが妹」と、眞實を突きつけてみせた手際。どうして、凡手などであるものか。
お見事。感服。これが中妹か。
…久しぶりに、太宰治の随筆など読んだら、書きグセが移ってしまいました。太宰畏るべしw
要するに、「雅が妹」というストレートな解決に、けっこう感心したと謂いたかっただけなのです。
そう、真の妹は、雅ちゃんでした。
嵯峨良先輩が、雅を名前で呼ぶようになったことと入試日の伏線とが、よく効いていましたね。
柚璃奈ちゃん、名子役の醒めた素顔を顕わにして、静かに退場です。最後まで女優を貫いたのが潔かった。
あとは、黒幕だった暗躍秘書さんのお仕置きが遺るだけですね。
将悟を貶しめようとしたその罪、万死に値します。念入りにいたぶってやらないと気が済まないところです。
おk!キツイ仕置きはSIGERUに任せろ!
(ノ∀`)
あい渝らず、衣楠との♂カンケイを、嵯峨良先輩に誤解されてしまいます。
「そっちの道を選ぶとは…」
将悟は、意想外の上級者だった?
というか、嵯峨良先輩のひそかな腐願望のあらわれと見たw
「恋人以上の兄妹になろう!」
雅ちゃんと「危険な関係」になりたいとも受け取れる、将悟の恋人以上発言。
すなおな雅ちゃんが、どんな理解をしたのか?俺、気になります!(口調がむさいw)
謎妹問題が解決すると、一気に発情女子たちが群がってきました。
「それより私のイチゴを!」
「それだけじゃなくて、私のシュークリームも食べちゃってください!」
心乃枝ちゃんのゆっさゆさなスイーツを見られるのもこれが見納めと思うと、滂沱の涙が流れますw
「おにいちゃんのお嫁さんは、あたしが決める!」
妹は正義!
鉄の壁となって、将悟の童貞を護ろうとする雅ちゃんの獅子奮迅っぷりが、今から視えるようです。
はじめ狂気、中はえろえろ。
しかし、掉尾はちょっぴり感動を効かせて〆てみせた中妹は、今期の異色作でした。愉しめました。
スタッフの皆さん、お疲れさま!
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