Another第12話(最終話)感想
#12「Stand by oneself -死者-」
「やんなっちゃう。嘘でもいいから、覚えてるよ、くらい、言いなさいよ…」
赤沢さん散る。(/_<。)
恒一、無慈悲すぎる。朴念仁はコワいです。護り抜こうと体を張った赤沢さんが、哀れで仕方ありません。
死者は、職員室にいた!
大方の予想どおり、三神先生=怜子さんでした。
教室の机は足りているが、職員室の机は足りていなかった。副担任は、過去、存在しなかった。
なるほど。
まあ、盲点トリックっちゃそうなんだけど、うーん…。('A`|||)
それにしても、人が死ぬこと死ぬことw
こうした場合、よく引用するのが、泉鏡花「風流線」です。
短い終章に至って、登場人物をバタバタ殺してしまうやっつけが、荘厳な読後感を与えるのに成功している。
そう卓見を述べたのは三島由紀夫でした。
「Another」の場合は…
どうなんでしょうね?(笑)
千曳がイケ過ぎてて吹いたw
まるでヒーローマンです。さすが司書は侮れない。
恒一ナニしてるん?って感じですが、落雷で窓硝子が割れたとき、赤沢さんだけ全身硝子まみれになったのは、主人公補正ってヤツか。
鳴ちゃんと赤沢さんとのガチな果し合いが、昔のスラップスティックコメディの動きみたいで、シュールでした。
人形のように緩慢な動きで逃げようとする鳴ちゃんが、一種異様。
本気の赤沢さんが、まるで道化のように滑稽に視えてしまうのは、演出の齎す神秘というヤツでしょうね。
勅使河原たちが、次の3年3組に遺したメッセージ。
「友だちとよく話し合って。後悔しないように」
…曖昧な指示ほど、人を混乱させるものはないのですがねw
ともあれ、スタッフの皆さん、お疲れさまでした!
ところで、一年半前、三神先生を殺害した通り魔って、誰?
まさか…。('A`|||)
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