2012年3月27日 (火)

夏目友人帳肆第13話(最終話)感想

#13「遠き家路」

記憶の迷路
ムシクイに精神攻撃を受け、夏目は、哀しい過去の記憶へと迷い込んでしまいます。

追憶に区切りをつけ、現実に還った夏目。切り通しの径(みち)を抜けた先に、両親と過ごした家はありました。
かすかな、家の記憶。母が庭に植えたはずの花。
しかし、はっきりとは思い出せない。夏目には、すべての記憶が、まるで紗が罹ったように、儚く遠く感じられたのです。
それこそが、「遠い家路」そのものだったのですね。

トペリウスの名作童話「星のひとみ」の、心にずっしり響く掉尾を想起しました。
「さて、星のひとみは、どこにいるのでしょう?(中略)でも、本当の事をその子に聞かせてはいけません。その子は、もうずっと前に、人の心の冷たかったことも忘れているのですし、また、忘れた方がいいのですからね」
辛い想い出は、無理に掘り下げることなく、心の底にそっと封印しておく。それでいいのかも知れません。
忘却とは忘れ去ることなり。人は、そうやって生きていくのだから。

家族とは、「在るもの」ではなく、「造るもの」。
今の夏目にとって、家族とは、藤原の小父さん小母さんなのでしょう。
家族のポートレートを撮影する夏目。そこには勿論、ニャンコ先生もいます。
「所詮、友人帳を頂くまでの付き合いさ」
心を許し合った同士でないと、こんな憎まれ口は叩けるものではありません。
人と妖とが共棲する、家族。

優しくて儚くて、しかも何処かに「勁さ」を遺している「夏目友人帳」の世界に接するたびに、立原道造の詩を想い出します。
堀辰雄や中原中也らとの親交のもと、独逸浪漫派の影響を享けた清澄な作品を遺し、戦前の日本を急ぎ足で生きて、24歳で夭折した伝説的な詩人です。
道造の美しい詩の一節を、幾つか餞(はなむけ)に贈って、感想記事の締め括り、「賛」としたいと思います。

「夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも忘れ果てようとおもい
忘れつくしたことさえ 忘れてしまったときには
夢は 真冬の追憶のうちに凍るであろう」

「夢見たものは ひとつの愛
ねがったものは ひとつの幸福
それらはすべてここにある と」

「そして 林の中で 一日中
私は うたをうたっていた
ああ 私は生きられる
私は生きられる…
私は よい時をえらんだ」

お疲れさまでした、スタッフ!

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2012年3月20日 (火)

夏目友人帳肆第12話感想

#12「記憶の扉」

♪遠き山に日は落ちて♪
下校の音楽」って謂っていた、あの曲です。
今回視聴していて、このメロディが、絶えず脳裡に響いていました。
ところで、この歌のタイトルは「遠き山に日は落ちて」ですが、別の作詞でメロディは同じの「家路」って歌があるんですね。
まさに、遠き家路です。

夏目、家へ還る。

通学の往還に気になっていた、美味しそうな匂いが漂う「うろんや」。
プルースト「失われた時を求めて」じゃないけれど、匂いや味は、記憶を呼びさますのですね。
博多には「かろのうろん」という有名なうどん屋があります。「うろん」は福岡の方言かと思っていたのですが、調べると、関西方面にもう少し汎く流布しているようです。

実家の鍵を受け取りに、むかし世話になった叔父さんの家へ。
三世子という女の子がいて、ちょっとした軋轢が起こります。
叔父さん叔母さんは、夏目に気を遣うあまり、実子の三世子に寂しい想いをさせるほど、「いいひと」達でした。
こうなると、辛い体験をしてきたというのは、夏目の思い込み、僻目じゃなかったの?
そんな意見すら出てきそう。
でもやはり、疎外された孤独な子どもだったのは間違いないでしょう。
甲羅を経た大人なら耐えられる傷も、まだ柔らかい心の子どもにとっては、致命傷になるかもしれないのだから。

この家には、当時から「ムシクイ」という妖が憑いていました。
「くちかいて」と頻りに懇願するので書いてやったら、これがクセ物。
記憶をすべて喰ってやる!良い記憶も悪い記憶も!

妖を誘導し、退けたまではよかったのですが。
河原で追憶に浸る夏目を、背後から妖が襲った!
斃れた夏目の眼は虚ろです。記憶は啖われてしまうのか?

次回は最終回。爽やかな締め括りを愉しみに待ちたいと思います。

次回(最終話)「遠き家路」

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2012年3月14日 (水)

夏目友人帳肆第11話感想

#11「一枚の写真」

自分の生家が人手に渡ってしまうというのは、独特な哀傷や感慨があります。
母校が学校統合などで消えるのも寂しいものですが、まして、生まれ育った家なら猶更です。
私なども、子ども時代を過ごした杉並区の団地や、社会人になって転居を繰り返したその街々が、不意に懐かしくなることがあります。
賃貸の家でもそうなのですから、「自分の家」への思い入れは、また格別なものがあるでしょう。

夏目の場合、必ずしも良い想い出ばかりではなさそうですが、それでも売却の前に、いちど訪ねてみようと決心します。
そして取り出したのは、昆虫図鑑に挟んだまま放置していた、一葉の家族写真。
想い出すと心が痛むから、ずっと胸の底に封印していた。
「そろそろ見てもだいじょうぶかな」
夏目の躊躇う気持ち、分る気がします。

近藤よう子の短篇を、想起しました。
夫の浮気などが原因で、永いこと確執を繰り返していた夫婦が、老いて二人きりになる。
ずっと専横だった夫が、ふとしたきっかけで、積年の妻への申し訳ない気持ちを吐露し、謝罪する。
妻は、ここぞとばかり怒りをぶちまけるかと思いきや、しみじみと呟く。
「もう、いいんですよ。だって、私たちにはもう、想い出しかないじゃないですか」
優しくて、重い言葉でした。すべてが想い出になる。哀しいけれど、それも真実。

何か辛いことがあったとき、人に相談すると、返ってくる決まり文句。
「時が癒してくれるよ」
そのときは、おざなりな慰撫にしか聞こえず、腹が立ちます。
ところが、じっさい時が経ってみると、まさに真実だと思える瞬間が、度々ありました。

夏目の場合も、辛かったことや何やを、時が癒し、浄化してくれた。
それでも、写真を失くしたことを、友だちの田沼たちには黙っている。
他人に迷惑をかけない生き方を強いられてきた彼の、習い性なのでしょう。
しかし、田沼は気づいてくれて、西村や北村を糾合し、一緒に探してくれる。その友情の嬉しさ、ありがたさ。
それやこれやが背中を押して、生家を訪ねる決心がついたのですね。
情感溢れる、佳いエピソードでした。

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2012年3月 6日 (火)

夏目友人帳肆第10話感想

#10「祀られた神様」

勢威を揮(ふる)った者が消え去るときは、かなしい

神は不死だが、もし死ぬときがあるとすれば、人々に忘れ去られたときなのでしょうね。
下世話に謂えば、「神を殺すにゃ刃物は要らぬ。みんなで見捨てるだけでよい」ってかw
そういうことなんですよエボシさま(もののけ姫)ww

不月神に正体を見破られもしたけれど、私(夏目)は元気です。
(ノ∀`)
すっかり豊月神のコスプレ、即ち「女装」が板についた夏目。
美少女に身をやつして、九州の熊襲(クマソ)兄弟を討った若き英雄、倭建命(ヤマトタケルノミコト)を髣髴させます。
神話に女装はよく似合う。富士には月見草じゃないけれど。

夏目と名取の連携により、豊月神の封印を解くことができた。
だが、祭がなくなり、民衆の信仰心が薄れたことで、豊月神はすっかり力を喪っていた。
往時の威勢はなく、山や野を統べることも、もはや叶わない。

今まで、ヒール(悪役)をすべて負っていた不月神が、謐かに豊月神に語りかける。
「倶(とも)に往くか?」。
そして、神々は、互いを労わるようにして、山から去っていくのだった…。

まるで、近松門左衛門の心中物のような、哀婉な道行(みちゆき)です。
狼と香辛料」のホロにも似た境遇。「かんなぎ」も、些少ですが、このテーマを匂わせていました。

豊月神よ、どこへ行く。
何だか粛然としてしまいました。

次回「一枚の写真」

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2012年2月28日 (火)

夏目友人帳肆第9話感想

#9「月分祭」

名取「柊!いま、夏目とそっくりの妖怪が」
柊「いえ、あれは夏目です。ブタ猫もおりました」
完璧に家畜認定された先生に吹いたww

月分祭をめぐる冒険。
元来は、人間による豊穣祈願の祭りだったのを、妖たちが気に入って、勝負の場として開催されるようになった。

夏目と名取が協働して、祓い人に封印されてしまった豊月神を探索するお話です。
祭り開催の前日の依頼。探す時間など殆どない。
しかも、いざというとき、不月神を封印するための壜までも手回しよく渡された。
実は、封印そのものが、依頼者の目的なのではないか?
もしかすると、柊の危惧が正鵠を射ているかもしれませんね。

しかも、信奉する神を異にする妖たちの対立によって、諍いに巻き込まれるという思わぬ隘路が待ち受けていました。
妖たちの宗教戦争って感じかな?

次回「祀られた神様」

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2012年2月21日 (火)

夏目友人帳肆第8話感想

#8「惑いし頃に」

「おまえは勁い。祓い人の瞋りや哀しみを知っているからだ」
出逢いは一期一会。
祓い屋のタマゴだった七瀬と、式でありながら、主人の命に随って妖を封じていた翡翠の妖、ミカゲとの交情。
永い時を経て、封じられていたミカゲに名を返したのは、夏目の孫である貴志。
縁(えにし)は巡りめぐるのですね。

今回は、声優さんに注目です。

七瀬 土井美加
七瀬(少女時代)永田依子
ミカゲ 木内秀信
小天狗 うえだゆうじ

木内さん、うえださんは流石の貫録です。
永田依子さんは、「けいおん!」の鈴木純ちゃんか。
懐かしいのは土井美加さん。
キディグレのエクリプス、マクロスの早瀬未沙、エルガイムほかロボアニメに欠かせなかった性格傍役。
そして、東京MXで再放送中のミンキーモモのママ役が、たまらなく懐かしい。

悪鬼の杉野博臣さんは、傍役専門の人ですが、声質が滝口順平さんっぽくて、これも懐かしかった。

次回「月分祭」

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2012年2月14日 (火)

夏目友人帳肆第7話感想

#7「人と妖の間で」

妖に攫われた夏目の身を案じ、ふつうの人間の身でありながら、単身、妖の館に踏み込む田沼。
紆余曲折ありましたが、名取の時宜を得た救援もあり、無事に夏目を救い出すことに成功する。
しかし、却って夏目に負担をかけてしまったのではないかと思い悩む。
不器用だから、上手く話せない。だけど、何かをしたい。したいけど、相手にとって実は迷惑ではないのか。
思考は堂々めぐりをして…。

田沼「どうすればいいんだろう?どうしていけばいいんだろう?
夏目「それはたぶん、名取さんが諦めてしまった道、レイコさんが歩きたくても歩けなかった道。オレは行けるだろうか?」
田沼のこの問いは、実は人生にとって根源的な問いです。古今東西の作家や哲学者が、この問題に挑んでいます。
たとえば、ロシアの文豪チェーホフ中期の傑作「退屈な話」(1889。チェーホフ29歳の作品)。
ヒロインのカーチャは、女優をめざす美女。男優と同棲して子まで成すが、赤ん坊は死んでしまう。
人生の迂路に迷った彼女は、子供のころから信頼していた、叔父である老学者(主人公)を訪ねる。
「おじさま、あたし、もうこんなふうには生きられない!教えてください、どう生きたらいいの?」
しかし、年功を積んだ碩老であり、三等官という国家官僚の要職にある学者であるにもかかわらず、主人公は答えを避ける、否、答えを出せない。
「儂にはわからんのだ。わからんのだよ、カーチャ…」
他の作品、「ともしび」では、「この世のことは、何一つ分りっこないさ!」と、主人公に叫ばせています。

もちろん、この「判断保留」を字義通りに受け取っては、チェーホフの深い思索を曲解した浅薄な読みになりますので、注意が必要。

「夏目」でいえば、田沼の問いを真率に受け止め、生きていくこと自体が、「答え」になるのではないでしょうか?
チェーホフ晩年の戯曲「ワーニャ伯父さん」の掉尾で、ヒロインが力強く言い切ったように。
「でも、生きていきましょう。生きていきましょうね。ワーニャ伯父さん」。

夏目友人帳は、アニメ界の人生派かもしれません。

次回「惑いし頃に」

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2012年2月 7日 (火)

夏目友人帳肆第6話感想

#6「硝子のむこう」

硝子瓶の内に捕囚された夏目。
西遊記」の、金角銀角の瓢箪に閉じ込められた悟空を思わせる状況設定です。

何とか救出しようと試行錯誤するのですが、これがまた危ない。
湯煎とかやばいしw
ぶっ壊すのはもっとやばい。夏目ごと壊れるww

ということで、急遽、夏目に扮したニャンコ先生ですが、これが眼つき悪かったりして。
夕餐のヒレカツはもりもり食べるし、学校に行けば行ったで、いろいろやってくれるし。
メガネ委員長をつかまえて、ズバリ言ってのけます。
「おまえ、旨そうだな
ああ、委員長、完璧にカン違いしてるし。
「あたしを食べて」ということで、わが心桃源郷に在りww
こういう告り方もあったのか。食欲は愛だ。

裏山の祠が壊され、「お御柱」なる強力な妖が復活して、献上物を索めているらしい。
それで、力を持つ夏目が眼をつけられた。
夏目がヘンだという噂を聞きつけ、田沼がやってくる。
ニャンコ夏目とのやり取りで、本人でないことがバレた。

どうして田沼を捲き込んだんだ!
忿る夏目とニャンコ先生の諍いが勃発。
いかんせん、瓶の中の夏目は田沼に視えないので、瓶とじゃれてる先生しか眼に映らず、お間抜けなことに。
「手伝うのは、オレの勝手だよな?」
夏目を救う気満々です。
忽然と出現した鬼猿面の妖に、夏目もろとも瓶を強奪された!
そして、後を追って石段まで辿り着いた田沼にも、妖の姿が視認できるようになって…。

次回「人と妖の間で」

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2012年1月31日 (火)

夏目友人帳肆第5話感想

#5「過ぎし日の君に」

されどわれらが日々。
夏目が、まだ自分の殻に閉じ籠っていたころの、緒方ユリコとのささやかな交情のお話です。

神社の石段を踏み外しそうになり、道路へ飛び出してトラックに轢かれそうになるユリコさん。
その瞬間、何物かによって救われ、捻挫だけで事なきを得た。
見舞いに来た親友たちが、偶然に夏目を見かけたという男子の話をする。
プルースト「失われた時を求めて」じゃないけれど、これをきっかけに、回想場面が始まります。

貧しい親戚に引き取られ、転校してきた夏目。
緒方母は、虚言癖とか粗暴という噂を信じて、夏目に近づくなと娘を諭します。
母一人娘一人なので、心配だという親心は理解できるのだけれど…。
女子を平気で蹴り倒す夏目に興味を持った?ユリコは、孤立していく彼を庇い、護ろうとする。
だが、医療費なら借りればいいじゃない、と心無いことを言ってしまう。夏目の置かれた立場を慮りもせず。
こだわらず、傘を差しかけてくる夏目。そのときユリコの心に何か「情」が兆したのか?それは分らないのですが。
ガラス破損事件のせいで、保護者が学校に呼び出され、夏目はまた転校することに。ユリコとの短い交情は、こうして終わりを告げました。

一方、夏目の側の事情は。
弱弱しい妖「すねこ」を、黒鎌から救ったばかりに、自分が黒鎌に追いかけられるはめに陥った。
町を出ていかざるを得なくなった夏目は、黒鎌と対峙します。
残された人は関係ないだろう。
黒鎌の「おまえなど大嫌いだ」は、含羞によるものでしょう。
しかし夏目は、「人間にも妖にもきらわれる」と、ストレートに受け取ってしまいます。
心を閉ざしている夏目には、人情というか妖情?の機微は伝わらない。

もちろん、妖の心を人間のそれと一緒にしては不可ません。あくまで、妖は超越的な存在なので、夏目が好きで追いかけたというより、やはり「悪戯心」に近いものだと思います。
それでも、呪いをかけると嘘をついてまで夏目に接近したのは、ある種の「親和力」がはたらいたのは間違いない。

人間の災厄を引き受けるのが役目という黒鎌。
神社の前で奇禍に遭いそうになったユリコを救ったのも、きっと渠(かれ)なのでしょうね。

藤原夫妻に引き取られ、ニャンコ先生と邂逅し、よい友人にも恵まれた。
徐々に、彼の心は融け始めていたのです。
そんな夏目の下に、あの「すねこ」が再び現れた。

ユリコに遺した夏目の言葉。
ここは、少し楽しかったよ
この一言が、全てを表現しつくしています。

ユリコさん、赤点はともかく、あのメガネはチャームだったな。
しかも、窓ガラスが内側に落ちていた事実を指摘するなど、まるでコナンくん。とても赤点常連さんとは思えない頭脳の冴えです。
夏目に蹴り倒されたときのモロ脚にひそかに注目したのはヒミツだww

次回「硝子のむこう」

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2012年1月24日 (火)

夏目友人帳肆第4話感想

#4「代答」

尾崎紅葉「金色夜叉」めいた哀しい物語。
紅葉作品では、お宮が貫一を裏切って金持ちと結婚し、貫一は復讐を誓うという恩讐譚でした。
今回の夏目は、ヨウコさんの純情と、妖であるヨビコの優しさがかたみに響きあって、佳い味を醸していましたね。

古びたお堂で逢引きする若い男女。
いつか、男は現れなくなった。女に告げないまま、家のために富豪の女性と結婚してしまったから。
そうとは知らず、お堂に通い続ける女。
人の声を真似ることができるヨビコは、女を憐れんで、つい男の声で話しかけてしまう。
病のために来られないのだ、と嘘をついて。
それから毎日、妖と女は逢った。
しかし、嘘の上に築いた信頼は、いつか畢る。顔を見せてと懇願する女に、ついに厳しい真実を告げて去るヨビコ。

それから、遥かな時が過ぎました。
ヨビコがお堂に戻ってみると、風雨に曝されて開封不能になった手紙が。
どうしても内容を知りたい。そこで、夏目を通じて、「カリカミ」という妖を呼び出し、手紙を修復してほしいのだと。
夏目を囮にしてカリカミを呼び出すのはどうかと思いますが、結果オーライということでww
そこには、ヨウコの記した感謝の言葉が記されていた。
本当のことを話してくれてありがとう
たぶん、ヨウコは男がもう来ないことと、声の正体にうすうす気づいていたのでしょうね。
想い人じゃないと判っていても、身近にいて優しくしてくれる存在に、情が移るということはあるようです。

ヨビコのキャラが面白かった。
「さあ、友人帳をよこせ!」
最初は高圧的に出て、またも友人帳を狙う妖が、と見せておいて、失敗するや否や「こんなこともあろうかと、ちゃんと袖の下を用意していた!」
こんなこともあろうかと吹いたww
シェイクスピアやドストエフスキーを引き合いに出すのも大袈裟かもですが、こういう道化的なキャラが入ると、物語が重層化され、厚みを増します
夏目友人帳、なかなかやる。

次回「過ぎし日の君に」

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