2011年9月30日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第13話(最終話)感想

#13「バカとテストと召喚獣っ!」

「バカってのはおもしろいよなセンパイ!」
「要するに、このバカのスイッチが入ったってことだ!」
姫路さんが勇気をくれた!こっからは本気だバカヤロウ!明久、大地に立つ!

肝試し大会も、いよいよ佳境です。
常夏センパイたちとの決着も、もうすぐそこに。あの気色わるい女装を見なくてすむだけでも幸いだ

「わたしの欠点に気づかないのは、わたしと距離をとってるからじゃないですか!?」
姫路さん、神のごとき明察www
いわゆる「いい人」の陥穽(おとしあな)が、ここにあります。
誰にでもイイ顔をしようとする。巧みな蜜舌で、人の気をそらさない。
孔子さまも、のたまっています。
巧言令色鮮なし(すくなし)仁
言葉巧みで顔つきもにこやかな人物に、誠実な者は少ない、という謂です。

姫路さんのフラグも回収し、明久に死角はない!
美晴に追い回されるのも含めて、ある意味、いや、いかなる意味でもこれはハーレムですよね!?
異端審問会(FFF団)に糾弾されて当然ともいえます。
しかし、これほどの独り勝ち状態でも、伊藤誠のように憎まれないのは、明久の人徳、いや、バカ徳なんでしょうね。
明久は、本当の意味でいいヤツだ。人間賛歌ならぬバカ賛歌、ということで。

「ほんとに、バカなやつらだよ」
明久たちの変わらぬ狂態を、慈愛に充ちた視線で見守る学園長。
あれこそが、視聴者がバカテスにそそぐまなざしなんでしょうね。
これにて二期の終了です。スタッフの皆さん、お疲れさまでした!

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2011年9月23日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第12話感想

#12「バカと道化と鎮魂歌っ!」

この作品の要諦は「過剰」にあるのですね。そして、固定ネタの心地よい繰り返しによるディレイ(遅延)効果

召喚システムにバグが生じて、召喚者の本質が召喚獣に表出してしまう。
明久の場合、何故かデュラハンに。ボクの騎士道精神がどうとかのたまってますが、「アタマがない=バカ」との隠喩のようです。
姫路さんはサキュバス、美波はぬりかべ…。
共通項は「ひらたい」だなんて誰も言えない。フォローをふられた明久が、必死にひねり出したのが。
「堅いところ!」
明久にしては巧く躱したかなと思ったけど、結局は逆鱗に触れてしまいました。

学園長の鶴の一声で、肝試し大会開催。ホラーな流れになりました。
バグの隠蔽工作か…。
為政者が、都合の悪いこと(原発とかww)から国民の眼をそらさせる時の常套手段ですね。なかなか皮肉が効いています。
ムッツリーニと工藤さんはスピードスター。その迅速には誰もついてこれない。
だが、3年のおねえさんの過剰なお色気が、ムッツリーニの足を停めた!
確かに、あの新体操着姿、ムンムンえろかったしww
同じく3年の坊主頭の、女装という名にも値しない女怪(にょかい)装。吸血鬼ノスフェラトゥを想起させる病的な不気味さ。
とはいえ、全員がどん引きするほどの破壊力か?その辺が「過剰」効果ってやつなんでしょうね。
しかし、最高というか最低だったホラーは、秀吉への激白とマイポエムでしたとさ。

まさかの、秀吉の敗退。
緊急事態に、雄二が、明久が立ち上がる!

次回(最終回)「バカとテストと召喚獣っ!」

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2011年9月16日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第11話感想

#11「雄二と翔子と幼い思い出」

映像的にもお話の流れとしても、新房臭ただよう話数でしたね。大沼監督ゆえか。
バカテスにしては異色な、シリアスエピソード。

Aパートは雄二語り、Bパートは翔子語り。
内面の告白ということで、前衛演劇では頻回に見かける手法です。
TV版エヴァンゲリオンの終章でも、シンジの査問?に、この手法が使われていましたね。
「いかにして私は心配するのを止めて雄二を愛するようになったか」が、縷々語られました。
雄二が如何にして神童から劣等生扱いされるようになったかも。
彼の場合は極端だったけど、勉強ないしスポーツが得意な子どもって、大なり小なり、優越感を誇示したい時期ってあると思います。
そこに、事件勃発。
自分のせいで翔子が上級生たちに虐められている。だが、先生を呼ぶと問題化し、翔子は転校させられてしまう。
そうだ、翔子が自分で助けを呼べば、自己責任ということになる。そうだそうだ、それがいい。
究極の卑怯者ですな
この辺りの、雄二のディレンマが、巧みに描かれていました。
しかし、上級生たちと乱闘したことで、学校側に眼をつけられてしまった。神童からの転落。
でも、これでよかったのかもしれません。

このエピソードは、宮澤賢治「どんぐりと山猫」を想起させます。

どんぐりたちが、争っています。大きいからえらい、いや小さいからえらい。文字どおりの、どんぐりのせいくらべ。
山猫裁判官に意見を聞かれた太郎は、こう答えます。
「この中で、ばかでめちゃくちゃでまるでなっていないようなのが、いちばんえらいんです」
どんぐりは、しいんとしてしまいました。それはそれは、しいんとして堅まってしまいました。

バカ(明久前提ww)がいい、バカ最高、という「発見」は、雄二にとって貴重な転回点だったのかも。
友人が一人もいなかった雄二も、生涯の友(バカだけどww)を得たわけですしね。
そして、生涯つきまとう伴侶もwww

次回「バカと道化と鎮魂歌っ!」

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2011年9月10日 (土)

バカとテストと召喚獣にっ第10話感想

#10「僕と恋路と恋愛術っ!」

姫路さん最強伝説再び。

明久のためにゼリーをと所望する雄二。
実は、対Bクラス用の殺人兵器だったのです。
そうとも知らず、嬉々として殺人料理にいそしむ姫路さんが不憫で不憫で…。
(/_<。)
しかし、致死率を下げるために、ゆでたまごとは…。
甘いな明久。姫路さんの手にかかれば、ゆでたまごだってホビロンにできるのだよ。

しかし、明久の恋路は、どんどん島田美波ちゃん寄りになってきてますねえ。
魅力的な女の子かあ。
ならば、秀吉は魅力的な男の娘ということですね?勝負は決まったな。
(ノ∀`)

次回「雄二と翔子と幼い思い出」

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2011年9月 2日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第9話感想

#9「僕と恋路と交渉術っ!」

美春の嫉妬心を煽るために、明久が考案した一芝居。
明久と美波がニセの恋人を演じ、姫路さんが嫉妬する役。
ってこれ、現実まんまじゃないですか!とんだ実存劇もあったもんだ。
いつものダークサイドでなく、いわばブルー(憂鬱)サイドに墜ちてしまった姫路さんも可哀そうです。
私ってば、実は姫路さん派なんですよね。
だって、ピンクちゃんで巨乳で毒料理の名人で、しかもヤンデレ上等なんて、もう最高っす。
ひそかに、桂言葉さまの後継者としてリスペクト申し上げていたのですがww

あと、秀吉の挙動も気になるところ。
どうやら、異端審問会(FFF団)公認らしいですよ?
ってことは、明久LOVEが確定。証明終わりということだ。
美波と姫路さんの恋の悩みも、ある意味完璧に根こそぎにされるわけですからね。いっそ、清々しいというべきかも。
その反動で、お二人が百合百合な関係に堕ちるのもまた愉し。

それがいちばん幸福な結末かもしれない、と思い始めた今日この頃です。
マジかよwww

次回「僕と恋路と恋愛術っ!」

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2011年8月27日 (土)

バカとテストと召喚獣にっ第8話感想

#8「ウチと日本と知らない言葉」

ピンドラ記事までアップし終わってホッとして、何か忘れてる感があったのですが。
バカテス記事がまだだったね、てへ♪

美波「ウチだけトバしたな?うさドロもNO.6も書いたのに…」
そうそう!島田さん怪、もとい島田さん回だったんですよね。もちろん知ってます知ってます。
島田さんは「美彼」さんだったんですよね?分ります分ります。あっしまったwww

ドイツからの帰国子女ということで。
ディスコミュニケーションの齎す悲劇。というか。
明久はいいヤツだけど、ドイツ帰国子女にフランス語とかあり得ないじぇ。
隣国同士とはいえ、ドイツ語とフランス語では、構文その他、かなり違いますからね。
そのうえ、発想がズレまくってもいるし。
「人を見かけと中身だけで判断するな!!」
いやどうすればいいのかとwww

美波ちゃんの「ウチ」の起源も判明して、イイお話でしたね。

次回「僕と恋路と交渉術っ!」

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2011年8月19日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第7話感想

#7「僕とのぞきと遥かなる桃源郷っ!」

恐喝犯は美晴だったかww
しかも学園長オチかwww

「自分の気持ちは偽れない!」
いや偽らないと不味いと思うよ法律的にww
桃源郷(女子風呂)を覗くために、鉄人を一点突破で撃破。その一点が問題ですね。
初めは、恐喝犯を捉まえるという目的があったが、いつのまにか女子風呂を覗くこと自体が目的化してしまった。
手段のために目的を選ばないとはこのことだ。ふつう逆だがww

明久のEメール(注:Ero Mail)のせいで、美波ちゃんとのキスが実現してしまいました。
これは姫路さんが黙ってないな。Eメール取り消しして世界線を変えようと奔走するはずwww

次回「ウチと日本と知らない言葉」

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2011年8月12日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第6話感想

#6「僕とのぞきと男の友情っ!」

覗き事件がエンドレスエイト状態にwww

五里霧中。真犯人の見当もつきません。
まさか、アレじゃないですよね?
叙述ミステリによくある「…そうか。僕が犯人だったのか…」じゃないですよね?
これで、明久がホントに犯人だったら、もう嗤うしかありません。
しかも、心理的・潜在的には確信犯といってもいいので、いまいちサスペンスが生まれないんですよね。
次回で決着してほしいな。桃源郷が待っているらしいけど。秀吉とか秀吉とか秀吉とかwww

女同士は命を賭けて助け合ったりしない。
男同士なら、それは友情ではなく、愛情。
ゆえに、BLは義しい(ただしい)

ろ、論理的だΣ(゚Д゚;

次回「僕とのぞきと遥かなる桃源郷っ!」

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2011年8月 5日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第5話感想

#5「僕とのぞきと強化合宿っ!」

お約束の合宿回です。
姫路さんの猛毒弁当もお約束ということでww

二期は、Aクラスのような仮想的がいないので、挿話ごとに、何かと戦っているという造りに。
今回は「恐喝者」が仮想的。ただ、語るに落ちるような程度の犯人だという気がします。
結局は、「炎の転校生」みたく「そして、明久たちは、勝った!!」って暗喩オチにでも持ち込むしかないかと。

謎の脅迫状に続いて、合宿では覗きの犯人に仕立てられた明久たち。
濡れ衣なんですが、この連中、心理的・潜在的には「犯人」ですね。むしろ確信犯といってもいいww
「ひどいです、明久くん!よりにもよって、お夕飯を欲張って食べちゃったこんな時に覗こうなんて…。いつもはもっとス、スリムなんですから!」
姫路さんのはまあ分るとして。
「うちだって、いつもはもう少し胸が大きいんだから!」
いや、それはナイナイww

いつもの石抱き拷問を受けた彼らは、真犯人探索のため、女湯へ突貫を敢行するも、教師軍団に阻止されたのだった。
鉄人の北斗ネタ思いっきり吹いたwww
後編に続く。

次回「僕とのぞきと男の友情っ!」

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2011年7月29日 (金)

バカとテストと召喚獣にっ第4話感想

#4「僕と本音と男の尊厳っ!」

病める姫路さんに逢えるという至福www
しかし、お手伝いの御礼にウイスキーボンボンとは、どういう料簡なんでしょうね。
姫路さん酔わせて何になる?
いえいえ、喜んで脱いでくれますから!
(ノ∀`)

他愛ないダウトゲームが、脱衣ダウトと化してしまいました。
夫をむりやり脱がすのは妻の仕事だし、明久を脱がして女装させるのは姫路さんの仕事ということでww
それにしても、姫路さんや翔子をさしおいて、ほのかなえろすを漂わせる秀吉の美しさはもはや異常。

Bパートは、召喚のお試しです。
ところが、召喚獣による告白合戦になってしまいましたとさ。
姫路さん、明久の好きな人を聞き出せなくて残念でしたね。
でも「アキねえさん」とか断言された日には、もう姫路さん生きてはいられないかも。

病める姫路さんを、さらに倍プッシュしてくれれば、もーっとグレードが上がりそうな予感です。

次回「僕とのぞきと強化合宿っ!」

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