2011年9月19日 (月)

異国迷路のクロワーゼ第12話(最終話)感想

#12「屋根の上の猫」

屋根の上の湯音
「焼けたトタン屋根の上の猫」といえば「どうしようもない焦燥状態」という謂いになりますね。関係ないけどww

この作品は二重写しや暗合を多用しますが、ここでも、ジャンの転落死と湯音の転落が、二重写しの技法により照応されていました。
不幸な体験ですが、事故は事故なので、誰のせいにもできない。クロードは、どうやって超克すればいいのか?
少年マンガなら、グランマガザンででっかい仕事をやってのけ、父の無念を晴らすという強引なやり方もアリなのですが。
サトジュンさんだと、それはあり得ないかww

湯音の本当の希みは、何だったのか?

姉の汐音は、後ろ髪をひかれる思いの湯音を、こう励まして送り出したのでしょう。
「異国へいきなさい。そして、私の代りに見てきてちょうだい。私と同じ、碧い瞳の人々ばかりが暮らしている街を

結局、ギャルリから外へ出ることはありませんでした。むかしの少女アニメだと、「キャンディ・キャンディ」にしろ「花の子ルンルン」にしろ、あるいはまた「ナージャ」にしろ、各国をめぐって冒険する、というパターンが多く見られたのですが、クロワーゼは、徹底して「街」に限定した世界を描き切りました
汐音の願いは、あるいは、広い世界を見てきてね、だったかもしれないけれど、湯音は湯音で、必死だったのです。
遠い異国に、ジャポネーズ(異人さん)としての根拠を確立すること。
クロードの家に、そしてギャルリに居場所を見出すこと。
湯音の希みは、美事にかなったのですね。

「迷路」に当たる負の側面を、もっと鋭く剔抉してほしかった気持ちもあるけれど、それは過大な要求というものでしょう。
ぬくもりに充ちた、ステキな作品だったと思います。スタッフの皆さん、お疲れさまでした!

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2011年9月13日 (火)

異国迷路のクロワーゼ第11話感想

#11「祈り」

 

「眼を閉じよ。そうすれば、おまえは見えるだろう」(サミュエル・バトラー)

その碧い眼は、人々に疎まれた。黒い瞳しか容認されない、東洋の僻陬においては。
反撥した妹が言った。
おねえさまは、私さえ見ていればいい!
そこで、姉は妹だけを見るようになった。それ以外のときは、眼を閉じていた。
手を引いてもらって歩いて、そのうち本当に眼がみえなくなった。臥床することがふえた。
姉は、妹に夢を託した。まだ見ない異国の夢を。
そうして、物語は始まった。「異国迷路のクロワーゼ」という物語が。

遊戯王なら、「ブルーアイズホワイトドラゴンとして畏敬されたはずなのにねww
(ノ∀`)

オスカーが、何だか犯罪めいたことをしでかしてました。
未成年に、アルコールを飲ませるとは…。
しかも、「オー・ド・ヴィ(生命の水)」は蒸留酒の謂ですよ?
ブランデーの水割りとかなら、かなり強力なはず。
オスカーさん、湯音を酔わせてなんになる?
「まあいろいろとね。HAHAHA
やばいしwww

もう最終話か
このフレーズを呟くたびに、ランボーの詩句を想起します。
もう秋か」(「地獄の季節」より「別れ」)
天才少年詩人ランボーと、湯音の生きた世代は、重なり合っています。ことによると、巴里の街で出逢ったことさえあるのかも。

異国というタペストリーに繰り広げる夢は、どんな結末を迎えるのでしょうか?

次回「屋根の上の猫」

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2011年9月 5日 (月)

異国迷路のクロワーゼ第10話感想

#10「魔術幻燈(ファンタスマゴリー)」

アリスちゃんの画力が覿面に落ちてるww

かつて、ミケランジェロばりに龍の天井画を描き、神童の名を恣にした少女の末路がこれか。
むしろ、影絵で鍛えた湯音の方に、才能の煌めきを感じます。
湯音の歩むのは、人類がなし得なかった神への道、アニメーター補完計画だ。
彼女は「アニメとは何か」を心得ておる。ワシの後継者はゴローじゃなく、湯音だ!って、三鷹の森の御大も絶賛してくれるかも。

クロードは、看板の註文から、職人肌だった亡き父の仕事を否応なく想起させられ、不機嫌に。二代目の悲哀ってやつですね?
「美味しんぼ」の山岡さんも言ってました。
おやっさんの天麩羅は、最高だった。
だから、その息子が揚げた天麩羅を、常連さんに「おやっさんの域に達したな」と言ってもらえるには、同じレベルでは不可ない。
ある一点で、豁然と、おやっさんを超えなきゃダメ。
そして、息子が工夫したのは「ぬか漬けの漬物」。
途中までおまかせ天麩羅を賞味したあとに、漬物をひとかじりした常連客は、リフレッシュされた舌で次の天麩羅を味わった。そして感嘆した。
「うん、すばらしい。あんたようやく、おやっさんに届いたね」
息子はとっくに、おやっさんと同じ美味しい天麩羅を揚げられる域に達していたのだけれど…。

クロードは、湯音がいみじくも指摘したように、偉大なる父親の幻影に眩惑されているのですね。
でも、父を超えるには、同じ仕事をする必要はない。何処か一点で超えればいい。それは、クロードの工夫しだい。
宮崎親子も、きっとそうなんだと思います。

湯音「クロードさまは、ありもしない檻のなかでもがいているようなものなのです。こっけいです、こっけいです。あたしは、ずっと先に行っちゃいますよ?」
手塚治虫のCOM時代の秘蔵っ子だった、岡田史子の名編「ピグマリオン」からの本歌取りですが、これは流石に誰にも分らないだろうなwww

次回「祈り」

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2011年8月29日 (月)

異国迷路のクロワーゼ第9話感想

#9「秘密」

アリスちゃんの野点(のだて)。
Teaは、ミルクティーが基本なのが欧羅巴式。分りますww
誤解されたジャポニズムも、また佳きかな。

カミーユの、自由からの逃走。
幼カミーユは、屋敷を出て、ギャルリまで徒歩旅行したことがあったんですね。
メイドたちを口止めしていたが、この冒険により、現在の「籠の鳥」生活に至ってしまったのか。
でも、姉の自己犠牲のお蔭で、アリスちゃんは堂々とギャルリを闊歩できるようになった。それは、尊い献身。
…カミーユもクロードも、幸せそうではないのだけれど。

コルセットをきつく締めて!
全拘束式を解除してしまうと、伝説のSB(スーパーブランシュ)に変身し暴走してしまうからなんですね?分りますwww
それにしても、クロワーゼの全登場人物の中で、いちばん戦闘力が高そうなのはカミーユという気がしてなりません。
「ベジータ、スカウターで計測してみてくれないか」
「こいつらは戦いに応じて戦闘力を変化させるんだ。当てにはならん」

そうだったのか…。

カミーユの分まで、アリスちゃんには冒険してほしい。湯音との出会いをきっかけに。
空飛ぶシェンロン東洋の龍に乗って、果てしない冒険の旅へ。
「おめえ、湯音っていうのか。強そうだな。オラ、ワクワクしてきたぞ!」
アリスちゃんそれちょっとちがうwwwww

次回「魔術幻燈」

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2011年8月23日 (火)

異国迷路のクロワーゼ第8話感想

#8「子供部屋」

カミーユ・ブランシュさま語録参る
「そんな湯音、修正してやる!」
「あたしの心を大事にしない世界を創って何になるんだ!」
「お前だ。いつもいつも傍から見ているだけで、クロードを弄んで!許せないんだ。あたしの命に代えても、身体に代えても、こいつだけは!」

湯音
「あたしだけが、死ぬわけがない。貴様の心も一緒に連れて行く。カミーユ・ブランシュ…」

カミーユ
「これで、終わったのか?光だけが拡がっていく…」
「大きな星が点いたり消えたりしてる。アハハ、大きい。ギャルリかな。いや、違う、違うな。ギャルリはもっと、ぱあって動くもんな。暑っ苦しいなここ。んー、出られないのかなあ。おーい、出してくださいよ!ねえ…」

…スイマセン、これだけで、たいがい力尽きました
つか、言いたかったことはこれでおしまい。
こういうお話でしたよね。ね?
(ノ∀`)

一寸だけマジ書きすると。
これまで、彼我の文化のちがい(日と仏)を容赦なく剔抉してきたクロワーゼですが。
今回は、同じ場所、同じ時代のフランスでも、階級の差という巨大な「ベルリンの壁」は、ついに超えられない、という新たな視点を投入してきたのが新鮮。
クルティザーヌ(高級娼婦)。そしてラマン(愛人)。
いずれも、19世紀末のパリにおいては、当然のように存在していました。むしろ、表の社交界にとっても必要不可欠な裏社会、「上流階級以上の上流階級」とまで認知されていたのです。とくに、情報源として。
デュマ=フィスの名作「椿姫」はもちろん。
ヴィリエ・ド・リラダンの名短篇「マリエール」においては、さらに進んで。
恋人以外の恋人をもつのは罪悪だけど、情人をたくさんもつことは、あたりまえのこと。何がおかしいというの?
そんな顛倒した道徳観念を抱いて平然としている「深窓の令嬢」が、描破されていました。
おそらくですが、上流階級に属するカミーユやアリスなら、こうした状況を、とっくに知悉していたはず。

これも「複眼の視点」かな?同じ文化同士でも、超えられない壁があるという、鋭い視点。
だとしても。
幼いカミーユが、クロードを、将来の愛人にしようと夢見た、とまでは、思いたくないのだけれど…。

そして、アリスちゃんに救いを。

次回「秘密」

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2011年8月15日 (月)

異国迷路のクロワーゼ第7話感想

#7「天窓」

初めてのビズ。
ビ、ビズしたなとうさんにもクロードにもされたことないのに!」
私がガンダムだ、ということでww

罪を憎んで人を憎まず。
湯音は、盗みをはたらいた浮浪児に、パンを与え、そしてビズをも与えた。
彼の心や境遇を、少しでも頒ち合いたくて。
「盗み」と「赦し」をテーマにした有名作品といえば、ヴィクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」。
ジャン・ヴァルジャンは、教会の燭台を盗もうとしたが、ミュリエル神父は赦しました。
今回の、浮浪児のエピソードは、燭台絡みということで、それを想起させますね。
ただ、ヴァルジャンは、それより以前に、パンを盗んだ罪で不当に長期投獄されており、そのため心が荒廃していた、という伏線があります。
しかも、その後も、峻厳な刑事ジャヴェルが、過去の罪を問うために、執拗に追ってきます。
つまり、ヴァルジャンは、必要以上に罰せられているのです。
男の子の場合は、これとは違います。過去に罰を受けたことがあるのかは、描写がないので断定はできないのですが。
罪を犯したが、罰は受けない。しかも、赦してもらえる。これはちょっと拙いのでは。
子どもは野獣だ、というクロードの言は極端に過ぎるにしても、倫理観を涵養することは大事です。ことに、まだ自我が確立していない子ども時代においては。
湯音は、異国で不安に曝されています。あるいは、男の子に自分自身の境遇を重ね合わせたのかもしれません。その心情は理解できないわけじゃない。
しかしそれでも、「罪」の問題は取扱いが難しいのです。
雑草の花輪のお見舞いというハートウォーミングな挿話が挟まれていたけれど、こういう「あたたかい」エピソードを扱うときこそ、むしろ細心の注意が必用です。人道主義ではなく、ただの「感傷主義」に堕してしまう危険を孕んでいるので。

アリスちゃんの氷風呂に吹いたww
冷やせばいいってものではない。いくらお人形めいていても、湯音は生身の人間だ
アリスちゃん、キミはいい子だけど、そこんとこヨロシクね♪

次回「子供部屋」

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2011年8月 8日 (月)

異国迷路のクロワーゼ第6話感想

#6「鳥籠」

鳥籠、というかクリノリン
元初(はじめ)は、スカートを膨らませる骨組み自体を謂う言葉だった。
しかし、その爆発的な流行から、固有名詞の「クリノリンスカート」として喧伝されるようになりました。
ちなみに、クリリンではもちろんありませんww

湯音にとっては、欧羅巴上流階級のあかしであるクリノリンも、拘束の象徴です。
動きを制限するので屈めないし、可愛い子猫にもさわれません。
それに比べて、和装は自由。だって、「湯文字」みたいのしか下着つけてませんからね。あれって褌(ふんどし)だよねwww
まあ、かつてのヨーロッパの貴婦人たちも、(現在のような意味の)ぱんつは穿いてなかったけどさ。というか、殆どノーパン状態だったのだよ九城。
イタリアからフランスに嫁いだカトリーヌ・ド・メディチが、貴婦人たちに乗馬趣味を流行らせてのち、ぱんつを穿く習慣が定着した、という説もありますね。

閑話休題。

行きかう人々にわざと誇示するかのように、入口から闊歩するアリスちゃん。威風堂々たる女王さまの風格です。
ギャルリも、そしてもちろん湯音も、あたしのモノよ!
そんなドヤ顔いりませんwww

本日のアリスちゃんのテーマは「プリクラ」。
じゃなくて「写真」。言ってしまえば、湯音とのツーショット。
この執着は、もはや仲良しさんの領域を通り越してます。たぶん劣情入っています。嬉しいけどwww
流石に、ダゲレオタイプでなく、乾板写真なのかな。いずれにしても、露光にわりと時間がかかるアレです。

カミーユとクロードは、訳アリって感じですね。深窓の令嬢と、街の職人とのあいだに芽生えたものは。
20世紀も近いこの時代でも、階層差のある恋愛は困難なのか…。

報われない恋人たちのあいだを隔てるものは、距離などではない。けだし、それは「無限」である。

いかにも箴言めいてますが、私の思いつきの「本歌取り」です。
うろ覚えですが、確か、フランスの貴族作家ヴィリエ・ド・リラダン「残酷物語」からの引用ということで一つ。

次回「天窓」

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2011年8月 2日 (火)

異国迷路のクロワーゼ第5話感想

#5「迷子」

オスカー「湯音は、このランプなんだよな」
湯音「そ、それって、ランプみたいに私のアタマの芯を取り換えれば、ちょっとはマシになる、ってことですか!?」
オスカー「いや誰もそんな」
湯音「喰らえ!北斗百裂拳!!!
オスカー「ひでぶ」
('A`|||)

湯音ちゃんへのツッコミどころ満載で、というか、元々そういう造りのエピソードなので、敢えてツッコミ入れないでおこう。
いくら私が炉利でも、ちっちゃくて可憐な湯音ちゃんにツッコミ入れるなんて、そんな鬼畜なことは…。←な、ナニ言ってるですか!

「おまえの無事以上に価値のある商品なんか、店には置いてない」
いやクロード男前っす。なかなか、こんな名言って吐けるものではないです。
世話のやける湯音ちゃん相手に辛抱強く接する姿は、経営者の鑑っすね。花いろの洋輔くんや若旦那は、見習ってほしいところです。
でも、宿敵のアリスちゃんが相手なら、きっとこう言うのでしょうね。
「おまえの無事以上に価値のある商品なんか、店には腐るほどある!!」
「な、何ですってえ!?ふるえるぞハート!!以下略!!!」
クロード誅殺www

浮浪児くんが、妙にこまやかに描写されていましたね。
今後、活躍したりするのかな?

次回「鳥籠」

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2011年7月25日 (月)

異国迷路のクロワーゼ第4話感想

#4「水明り」

ニッポンの夏の風物詩、GYOZUI(行水)!まさか、異国迷路の巴里でこれが見られるとは。
そして、アリスちゃんもご入浴!
湯音ちゃんの入ったお湯なら100万ゴールド払ってでも競り落とす!(キリッ
アリスちゃんのなら2万5千だな、なぜですの!??

湯音ちゃんお持ち帰り即決、すぐに交渉に入るあたり、商売人だ。さすがは、成り上がりブランシュ家のホープだけのことはある。
形見のキモノをカタにとり、私のものになりなさいと迫るお嬢さまに、ジャポネーズ・フィーユが採った対抗手段とは。
湯音ちゃんのDOGEZAアタックは世界一イイイ!!
ということで、土下座再び。土下座最強伝説の、これが始まりであった。なんちって。

独占欲のつよいアリスちゃんも、これではどうしようもありません。
泣く子とユネには敵わない。ニッポンの諺どおりなんですわね?
ブランシュ家のご令嬢も納得です。ちょっと理解違うけどww
根負けしたお嬢さまの、「タダで返す」という破格の申し出に対して、湯音ちゃんは峻拒。
何故ならば。
「約束をまもるの、私の役目だからです」
Σ(゚Д゚;
Oohhh!yakusoku!busido!excellent!!!
あくまでも、クロードくんが買い戻してくれるのを、信じて待つというのですね?
何という信頼だろう。キモノの価格が幾らなのか判りませんが、クロードも心して蓄財に励まないといけませんね。
クロードの舌打ちが聞こえてくるようだ。('A`|||)

クロードが、湯音を銭湯に連れて行こうとしてましたが、巴里の公衆浴場って、ドミニク・アングル描くところの「トルコ風呂」(蒸し風呂)のイメージしかなかったのですが、銭湯って?
検索したら、どうやら個室式みたいですね。日本みたいに、みんなでお湯につかるという風習は、かの国にはやはりないようです。

すきやきの味」なんて、小津安二郎の映画に出てきそう。
クロードも、こっそり気に入ったみたいですね。
さるにても、チーズをお醤油で頂くとは。流石の私もこれには想到できませんでした。
どんな味になるんだろう?今度試してみようwww

次回「迷子」

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2011年7月19日 (火)

異国迷路のクロワーゼ第3話感想

#3「日本迷宮」

乾草の絨毯。なるほど畳だったwww
紙と木の迷宮も、井戸も、ハダカでぶつかり合う男たちも、決して間違ってはいないのですが、クロードのイマージュのなかでは、大変な誤差が生じたようです。
ちっこい湯音だらけの国って…。
クロードのひめやかな願望の具現化でしょうか?確かにこれは夢の国だ。私だって行ってみたいww
かくして、文化的誤解は拡がっていくのですね。勉強になるなあ。( ..)φ

Bパートは、ほとんど雨の巴里の情景に終始しました。詩的な映像と、詩的なモノローグ。
こういう「ゆったり」も、アニメならではの技法なのかもしれません。

巷に雨の降るごとく わが心にぞ涙ふる
ポール・ヴェルレーヌの名詩です。雰囲気にピッタリですね。
これは、実はアルテュール・ランボーの断章「雨はしとしと街に降る」への返歌。
ヴェルレーヌとランボーが、詩友である以上にただならぬ関係にあったことは、映画「太陽と月に背いて」を持ち出すまでもなく、つとに有名な挿話です。
「言葉なき恋歌」という詩集もあるヴェルレーヌさん、この雨の詩も、愛する年少の朋(とも)への恋歌だったのかも?

閑話休題。
いよいよ、ブランシュ家の姉妹が登場です。
お兄さんはグランマガザンをもらった。アリスちゃんは、上手くすれば、パパからギャルリをもらえるかも。
貧乏商店街なんかやだ!
ご機嫌斜めなアリスちゃんでしたが、ニッポンの少女が出没すると聞いて、態度が一変。
「待ってなさい、ジャポネーズさん!すぐに私のものにしてあげるわ♪」
不穏wwww
ギャルリ・ド・ロアだけじゃ足りないんですかアリスちゃん。
お茶に招待されたはいいが、鳥籠か何かに閉じ込められて飼われる湯音ちゃんの姿が眼に浮かぶようでコワイ。
サカナちゃんユネちゃん、お話を聞かせておくれよ」
って、某作品の某ヘッドみたいに病んだりしないことを祈ります。いやマジでwww

次回「水明り」

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