侵略!イカ娘第12話(最終話)感想
#12「戦わなイカ?」ほか
終わった…。なにもかも。
(ノд‐。)
まだ、実感が湧きません。
「イカ娘の消失」が、心にストンと落ちてこないのです。
きっと、気持ちがどこかで拒否しているのでしょう。
けれど、来週の月曜深夜になって、いつものようにワクワクしながらテレビをつけて。
そして気づくのです。
もう、イカ娘はいないんだな…。
深い喪失感を抱えたわれわれは、イカちゃんを愛する同志を求め、三々五々、海の家れもんに集います。
そして、イカ娘の後番組を眺めながら、しみじみ呟くのでしょう。
「ここも、すっかりふつうのアニメ枠になっちまったねえ」
(ノ∀`)
Bパート「ピンチじゃなイカ?」からCパート「もっとピンチじゃなイカ?」への流れはすばらしかった!
ことに、ミニイカちゃんのあのBGMが流れたときは、落涙しそうになりました。
「飼わなイカ?」のサイレント演出再び?思わず、身を乗り出してしまいましたよ。
チャップリンの、サイレント時代の掉尾をかざる名作中の名作『街の灯』のように。
老いて、視力も失った栄子の前に現れた、懐かしい人。
その人が差し出した「手」にふれた盲目の栄子が、驚きに眼を瞠ります。それは、あたたかい触手でした。
「…あなただったの?」
はにかんだ笑顔を見せたのは、イカ娘だったのです。
はい、妄想おしまいww
寂しいなあ。
しかし、イカちゃんが去っても、パンドラの箱の底には、何かが残りました。
「あなたは独りぼっちじゃない。それを知っておいて」
失意のイカ娘にフレンドリーに接していた、紅くて円い帽子に紅いワンピの少女。
彼女の正体は?海の眷属?イカ娘の仲間?
テロップに流れたのは。
【少女(田辺梢)】
「た」なべ「こ」ずえ。
なるほどww
梢ちゃんの登場で、われわれには希望が残ったのです!2期という希望が!
さて、語るべきことは語りつくしました。
あとは、作品に贈るエールがあるばかりです。
「くそお、一足遅かったか。イカ娘め、まんまと盗みおって」
「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。私たちのために戦ってくださったんです」
「いや、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました!あなたたちの心です!」
(´∀`*)
なんというベタなギャグwww
でも、あったかくて、奇妙で、それでいてとってもフツウなイカ娘の作品性にピッタリだと思い、あえて引用しました。
スタッフに、ありがとう。イカちゃんに、さようなら。
そして、すべてのイカちゃんファンに、おめでとう!
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