2010年12月22日 (水)

そらのおとしものフォルテ第12話(最終話)感想

#12「空に羽飛く彼女達(フォルテ)」

しまった、トモ子だったか
Σ('∀`;)
まさか、最終話でトモ子ver.が起動するとは思いませんでしたよ。

そらおとフォルテも、ついに大団円。
ある意味凄愴だったカオス編を経て、どんな最終話を見せてくれるのかと、心待ちにしていたら。
こんな最終話でした!

プールの水と一体化して、スク水女子をいじりまくり…だと?
うぉーたー!」って、三重苦のヘレン・ケラーの生涯を描いたかの名作『奇跡の人』の決め台詞じゃないですか。
サリバン先生ごめんなさいですよまったくww
イイ女は水に流せ!」
何この人生訓www
こんな迷言を残して、じっちゃんに、客船「好色号」で旅立たれた日には、残された孫はたまったもんじゃないっすね。
便座からの奔流に鎮座した智樹の「どや顔」にはとことん吹いたww
げすいがしょりされるまで
懐かしの社会科見学キター!!
いいから智樹処理場つくれよ!って叫んだら、じっさいそうなってるしwww
コレを、最高に気合の入った作画でやってのけるんだもんなあ…。
さすがそらおと、そこにシビれる(イカ略

こんなフクザツな感想を抱いたのは、自分だけなのか?
参考のために他ブログさまを廻ってみたのですが、やはりというか何というか、微妙なトーンが漂っていました。
1期から引き続いたそらおとの完結を言祝いでいるのは、皆さん共通なのだけれど。
見え隠れする、生暖かい視線が感じられるのです。
『ちぇっ、しょうがねえなあ、そらおとだもんな』
『智樹だもんね、仕方ないね』
何この脱力感ww
そして、行間から溢れるような、この愛情は…。
みんなが、そらおとを愛してる!
逆説的に、視聴者のアイを実感した瞬間でした。
アイって、なあに?」
アイって、こういうことさ!」
(ノ∀`)

会長主催による花嫁選びは、やはり、劇場版への橋渡しなのでしょう。
智樹にモテ期到来って、劇場版予告にありましたもんね。流れとしては自然かも。
ニンフ、アストレア、そはら。
でもやはり、イカロスが本命なのかな?って思わせておいて。
「おにいちゃーん!」って、空からの幼カオスの乱入で、全ては打ちこわしになりました。
おにいちゃん属性まで来たか…。
「俺のカオスがこんなに可愛いわけがない」ですね?わかりますww

劇場版では新たなエンジェロイドも登場するみたいだし、桜井家はもう、カオスを超越して涅槃に至ってる感じです。エントロピー飽和状態というか。
そろそろシナプスマスターとの決着も見たいのだけど、この予告を見る限り、先送りなんでしょうか?
3期も、あったりするのかなあ。いやすっごく嬉しいんですけどね。

ひとまずの、総括を。
『そらのおとしもの』は、おバカなノリとパワーとで、何処まで作品を成立させられるか?って、困難な命題に挑戦して、結果を出した稀有な作品だと思うのです。
そうした「アニメをめぐる冒険」を支えるのは、確かな作画や演出、そして音楽。そらおとには、それがありました。
2期のフォルテにおいて、若干の緩んだ部分があったとしても、それは「困難の対価」なのだと、私は好意的に解釈しています。
劇場版で、シナプス編の解決を含めて、すべてが昇華できるなら何より望ましいのですが。
どうやら、それはムリかな。かな?
(ノ∀`)

ともあれ、フォルテという作品は、ここに完結しました。
スタッフの皆さん、お疲れさま!そして、ありがとう!
劇場版で、NICE MEET YOU!ですね。

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2010年12月15日 (水)

そらのおとしものフォルテ第11話感想

#11「幻想哀歌(ムサベツ)の果て」

「マスターがいないなら、オレがなってやる!」
「…マスターになるとか、そういう大事なこと、どさくさ紛れに言わないでよね!どれだけ聞きたかったか!」
ですよね
Σ(゚Д゚;
ニンフとアストレアゲットだぜ

第二世代カオスの戦闘力は未知数。イカロスたち第一世代が力を合わせて、ようやく打ち拉ぐことができました。
そんなカオスを馴致した智樹@イケメンモードの力は計り知れません。
思い起こせば、智樹とカオスの邂逅って、ほんのちょっとだけなんですよね。
「おにいちゃん」つっても、おにいちゃんらしいこと、殆どしてないし。
なのに、カオスをして「なにこれ、胸が痛い。痛いのに、なぜか暖かい…。どうして?」とまで言わしめるなんて。

戦闘場面も、まさに瑰麗ともいうべき仕上がりでした!
ニンフがハッキングフィールドを展開し、イカロスとアストレアのアタッカーチームを能力上げしつつ、アポロンとイージスで攻撃。
とどめは、アストレアの牙突?が炸裂!カオスを地べたに叩きつけた!
「愛して!殺して!愛して!殺して!」
アイを求めて叫び続けるカオスを、優しく撫でてやる智樹。
「ちゃんと、遊んでやればよかったのかもな。ごめんな…」
カオスもゲットだぜ(ノ∀`)
そして、「遊んでやるために」カオスを家へ連れ帰ったのですww
桜井家は、それこそハーレムというかカオスですね。そはらの居場所が、本格的になくなりそう。
祝福のカンパネラのレスターをも凌ぐ全方位イケメンの智樹に、いささかの瞋恚と嫉妬を感じつつ。
傷ついたカオスを包むアイの曠大無辺さに、思わず涙です。
いや、よかった!感動した!
ニンフの新たな翼も美しかった!

「カオスに感情移入できるところまで持ってこれるなら、演出や脚本の勝利。すなおに脱帽するつもりです」
ん?
何でえ、手前何様のつもりだ?
脱帽するつもりです、だと?素直に、感動しましたって言えねえのかべらぼうめ!
小生意気な口をききやがるなあ、どの口だ?とっととおもてへ出ろい!

…なんだ、おれっちだったか。
そういや、7話の記事で書いたっけか。
まあ、何だな…。
ちっ、認めたくないものさね、若さゆえのあやまちってヤツはよww

次回「空に羽飛く彼女達(フォルテ)」

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2010年12月 9日 (木)

そらのおとしものフォルテ第10話感想

#10「節穴世界(ファンタジーフィールド)を覗け!」

冒頭で英四郎が指摘していた、空美町を侵蝕しつつある奇怪な予兆のうち、「いつのまにか増えている配管」は、智樹の仕業でした。
しかも、銭湯とか更衣室とかを覗くための、陋劣な仕掛けだったのです。半年以上かけたようですが、智樹は本当におバカですねww
「また桜井智樹か!」って後ろ指さされそうなところが、「また諸星あたるか!」の『うる星やつら』を想起させます。
事件が起こると、その全てが、凶星の持ち主、諸星あたるのせいにされてしまう。
そうか、問題児の智樹は、諸星あたるの末裔、正統な後継者だったんだww

智樹の阿呆な行動+ヒロインたちの心象風景+異物としてのカオス。
そらおとの物語構成とエピソード配置は要諦をよく押さえていて、心にくいばかりです。
イカロスの「こんなこともあろうかと」や、智樹に浴びせた反射衛星砲もどきという小ネタも、ヤマトへのオマージュが感じられて好感。

今回、モンタージュ理論の応用としての「繰り返し」の技法が、効果的に使用されていました。
覗き管を張りめぐらせた智樹の部屋に、アストレアが、ニンフが、そはらが次々と入り込み、それぞれの想いを智樹に伝え、心を残しながら、まったく同じ構図で次々と階段を下りていく。
アストレアは「ねえ…トランプしないの?」
ニンフは『マスターと呼ばせてくれるかもしれない。智樹なら…』
そはらは、自らの秘めた想いを後ろ手に隠しつつ、智樹の本当のキモチを探ろうとします。
アストレアやニンフには平気でエッチな事をする智樹。それなのに。
「でも、イカロスさんには、何もしないよね…」
ここに至るまでの、映像の巧みな積み重ねがあったからこそ。
「あれ?そういえば、そうだな…」と首をかしげる智樹の姿が、その隠された気持ちの正体が、視聴者により強く伝わってきたのだと思います。
単発でそはらに質問させ、だから智ちゃんはイカロスさんのことが、って説明を加えるよりも、遥かに粋で味わいの濃い演出でした。だから、そらおとって好きさ♪

レールガンの『木山せんせい』でも論じたのですが、モンタージュ理論とは、ロシア映画の父エイゼンシュテインが提唱し、プドフキンやヴェルトフらが実践してみせた映像理論。
エイゼンシュテインは、映像を記号の一種と考え、一見して無関連な映像をモンタージュのように繋ぎ合わせることで、映像に意味を与え、観客に心理的効果を付与することができる、としました。
芸術運動としてのロシアン・フォルマリズムの衰退により、理論そのものは影をひそめましたが、後代の映像演出に与えた影響は計り知れないものがあります。

今回、そらおとが見せた映像の重層化という手法も、この理論の巧みな援用だったと思います。

風速70メートルというサイクロンなみの勢力を孕みつつ、カオスが北九州に向かって、死の進撃を開始しました。
まさに、嵐の予感です。

次回「幻想哀歌(ムサベツ)の果て」

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2010年12月 5日 (日)

そらのおとしものフォルテ第9話感想

#9「激闘!夢の一本釣り(ジャンボカーニバル)」

こちらでの放映が遅いこともあり、ついつい感想記事がずれ込んでしまうそらおとフォルテ。
いや、おもしろいんですよ?OP「ハートの確率」もお気に入りですし。
カオスの登場で、ようやくイカロスにもスポットが当たり、イカロスファンとしては嬉しい限りです。

会長の欲求不満から始まった一本釣り大会。夜店のおっちゃんゼロも、もちろん召喚されています。
大会に名を借りた、おっぱいポロリの酒池肉林。むかしの芸能人水泳大会を思わせます。
「大きくなって帰っておいで」
小魚はリリース、釣り人のマナーですね。ってニンフちっちゃいってかww
伝説のヌシは、幼なじみのチョップ使いさんでした。
その後の智樹の行方は、誰も知らない…。

或る夏の日、イカロスの元に届いた一通の手紙。
「イカロス、元気か? 今度帰ったら、プロポーズしようと思ってたけど、ごめんな。俺はもう帰れない…」
「でも、後悔はしていない。だって、おっぱいが大きいんだ」
「おっぱいが大きいんだ」
だからなんなんだww
相変わらず不条理すれすれの笑いが冴えてますね。

そして、カオスの復活。
予想どおり、イカロスの「動力炉が痛い」を曲解してしまいました。
「お魚さんたち、痛い?今度は、私がみんなにアイを教えてあげるんだ。うふふ、うふふ」
ああ、カオスちゃんさらに病んでるし。('A`|||)
私も胸が痛い…。
あれ?
これって、カオスちゃんに感情移入してるのか?私にも、アイが芽生えたのか

次回「節穴世界(ファンタジーフィールド)を覗け!」

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2010年11月27日 (土)

そらのおとしものフォルテ第8話感想

#8「空に響く天使達(ウタヒメ)の声」

「マスターは泳ぎが得意。エンジェロイドは泳げない。あなたはどうかしら、カオス」
いや水深2200mじゃ競泳選手だって死にますがなww

パソコン作業しながらのBGMは、ここんとこずっと、「ハートの確率」です。
詞も曲もシンプルでストレートですが、好きなんですよねこういう清清しいノリって。
ちょっぴり転調する終結部も好き。
プログレとかダンサブルポップ系の、ちょっと小難しい音を聴いたあとでは、心が洗われる気がします。
吉田仁美さんの特徴あるヴォーカルはもちろん、早見さんの声も柔らかくてステキですねえ。

シリアスモードに入ったそらおとフォルテ。三つ巴の空中戦が繰り広げられます。さすがの緊迫感です。
第二世代のカオスは、タイプε(イプシロン)のエンジェロイド。
イプシロンといえば、ついつい『装甲騎兵ボトムズ』を想起。完璧な戦士、パーフェクトソルジャーという意味で。

おバカなアストレアにも活躍の場がついに!
電算能力を潔く?捨てて得た加速の翼と、最強の盾イージス・エルト、そして最強の剣、超振動光子剣クリサオール。
「自分で鎖を引きちぎった。それはアイなの?」
「わかんないわよ!あたし、バカだもん!でもこれは、自分で決めたことだわ!」
感動のおバカ宣言に、思わず落涙しそうになりました。
カオスに距離を取られて無力化されてしまったけれど、もっとアストレアの強さを見たかったなあ。
これまでが、あまりに不憫だったので…。

「壊れる前に教えて。アイってなあに?なあに?なあに?
「分らない。でも、マスターのことを考えると、動力炉が痛いの!」
セカイの中心でアイを叫ぶ少女、カオス。
暗い心をもつものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない
ふと、こんな言葉が脳裡に浮かびました。
しばらく考えて、村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』の一節だったのを思い出しました。
夢を見ない、心がないというのは、どんなことなのか。われわれ人間には、想像もつきません。
心を渇望するカオスが、いつか望むものを手に入れるときが来るのでしょうか?
アイを探して何度でも甦ってきそうな、病める少女、カオス。
そらおとの、印象深いアンチヒロインとして、物語の行方とともに注視していきたいと思います。

次回「激闘!夢の一本釣り(ジャンボカーニバル)」

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2010年11月17日 (水)

そらのおとしものフォルテ第7話感想

#7「西瓜(トモキ)喰べます」

いや…
迂闊にも、今まで気がつかなかったのだけれど…

ダイダロスって胸でかいなww

アイってなあに?」
笑ったまま凍りついたような表情が、とっても不気味なカオス。「お人形遊びしましょ?」のリフレインも、病んだ感じを強調しています。
ヴィクトル・ユゴーの歴史小説『笑う男』に登場する、人体改造によって、常に笑顔が貼りついてしまったコンプラキコスの怪物。カオスは、その怪物を連想させます。
第一印象は、不穏なものがありました。ヤンデレってキライじゃないけど、内面の歪みがそのまま滲み出ている表情が、あまり好きじゃありません。
まあ、それだけ造形がすぐれている証左なんですけどね。金属質の異様な羽根も、薄気味悪いし。
お話が進んで、カオスに感情移入できるところまで持ってこれるなら、演出や脚本の勝利。すなおに脱帽するつもりです。

マスターを求める気持ちを、カオスに玩弄されたニンフが可哀そうでした。
でも、イカロスだって不憫です。
いくらニンフが可愛くても、アストレアがいとしくても、正ヒロインはイカロスなんですよ?
なのに、お買い物場面での、イカロスとそはらのお胸が、当社比20%減という凋落ぶり。
なんてこった!イカロスのおっぱいが小さく慎ましく見えるなんてww

カオスは、イカロスの可変ウイングを持ち帰るよう命令されたようです。
最凶の敵を迎えて、いよいよ、ウラヌス・クイーンの本領発揮か?

次回「空に響く天使達(ウタヒメ)の声」

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2010年11月14日 (日)

そらのおとしものフォルテ第6話感想

#6「決断せよ!天国と地獄(アップダウン)」

「女子更衣室が眼の前にあります。どうしますか?」
「のぞか、な――」
天使降臨!怪しさ爆発な天使ですがww
「あ、あいつ、まさか、戦ってやがるのか…」
「やめろ!クイズじゃねえかよ、正解を言えよ!」
智樹、爽やかに挙手!
のぞきます
そのまま肥溜め地獄へとwww

いや~ノってきましたね。この感じがほしかった!
阿呆さに命を賭けてこその『そらおと』です。

アストレアのおバカさん加減にも慣れてきて、カワイイと感じられるようになりました。
その分、イカロスの影がうすいのが残念だけど、もう少しの辛抱かな。物語が動き始めましたしね。
第二世代というカオスの登場が不気味です。どんなヤンデレさんなんでしょうか?
調子が出てきたそらおとフォルテに、期待です!

次回「西瓜(トモキ)喰べます」

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2010年11月 3日 (水)

そらのおとしものフォルテ第5話感想

#5「天界から来た超兄弟(トモダチ)」

最初に広告です。ブログのプロフィール、めっちゃ情報が古かったので、更新してみました。

さて、そらおとfも、5話目。
Aパートは、いろいろ考察するべき伏線が張られていましたが、もうちょっとデータが揃うまで待機しますね。
英四郎とそはらが訪れた、智樹の夢の世界(シナプス)。まんま、ラピュタですがな。まあ、浮遊都市つながりだから分るけど。
エンジェロイドの町。無言でさまよい、町を維持している量産型エンジェロイドたち。
英四郎の時空旅行は、2001年宇宙の旅っぽいですね。
「桜井くんって、いつも楽しそうに生きてるって感じがして、好きだよ」
地上で会話していたクラスメートの子は、シナプスのカプセルで眠っていた少女とそっくり?
この世界は、願望が具現化した夢の投影?荘子の、胡蝶の夢ネタなのか?
おっと考察は待機でしたね。イカんイカんww

でも、仮想現実(バーチャルワールド)とか、もしかしたら既に滅びてしまった世界?とか、考察欲をそそる設定になってきました。
英四郎の仮説とは?
ニンフ「あなたは現実よ」発言がすごく気になります。次回以降が楽しみです。

Bパートは、すっかり電人ザボーガーリスペクト。36年ぶりの劇場版が決まったということで、スタッフさんのあいだで旬なのかな?
1期4話以来の、智樹のパンツロボの夢がかないました。
男同士の、熱い友情。熱すぎて、枕元でモジモジしたり、智樹と同衾したりしてます。
しかも、石田ロボですよ?
ホント、石田さんって、ABといい輝きのタクトといい、ここんとこ、名無しさんの役が多いですよね。
そはらが、容赦ないチョップで、鋼鉄の電人を切り裂きます。すごいです。ジョジョの波紋法とか会得しているとしか思えません。

Cパートは、カプセルから出現した、新たな敵?
アストレアが全く役立たずなだけに、「好きにしていいの?」と呟くこのエンジェロイドは、不気味です。
いよいよ修羅場突入か?

次回「決断せよ!天国と地獄(アップダウン)」

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2010年10月27日 (水)

そらのおとしものフォルテ第4話感想

#4「死闘!零下1.4度の温泉(カッセン)」

戦国雪合戦!
会長の諸葛孔明に対するは、智樹の武田信玄です。
「お屋形さま!」連呼のBASARAいじりに、みんなに人気の「温泉」を組み合わせて、スタッフは鉄壁な布陣を敷きました。
愛する智ちゃんの手によって埋められてしまったそはらの怨念が、雪魔と交感して、恐るべき怪物、そはだるま誕生。
無双の強さを恣にして、智樹を壁に叩きつけ、去っていきます。
そはだるま自体はインパクトがあったし、雪合戦の決着としても、悪くありません。
そらおとのはっちゃけは健在。作画も安定していて、えっちも充分です。

ただ、何だろう…。
ヘンな割り切れなさが、滓のように残ってしまった…。
そはらが可哀そうです
あれほど、妄想の中で、智樹に身も心も捧げてきたのに、戦闘力がデンジャラスだという理由だけで、あの無惨な仕打ち。死んでも死に切れないでしょう。
瑣末な部分が気になってしまうのは、暴走力がまだ十全に発揮されていないせいかもしれません。
もっとパワーを!もっと狂気を!(´∀`*)

それにしても、マジな智樹は威力あるなあ。
ほぼ全編、変態二頭身で暴れ回ったあげく、マジ顔に戻ってアストレアに説教です。上条さんより説得力があるかもです。
帰来先を失ったアストレアは、英四郎と一緒に、河辺で青空生活を。
特製ウナ丼に大喜びのアホっ子エンジェロイドさんが可愛い。これは、意外なフラグが立つかも。
甘い同棲生活ですが、危険な匂いもしますね。誰に見られてないとも限りませんよ?

「会長、ドロボウ雌猫なんて許さないわ~♪」

次回「天界から来た超兄弟(トモダチ)」

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2010年10月23日 (土)

そらのおとしものフォルテ第3話感想

#3「煩悩(プライド)ある戦い」

そらおとフォルテ、東京MXの視聴環境しかない現在、関東最遅に近い火曜深夜の放映なのです。
AT-Xなら、金曜深夜には視聴できるというのに。
感想記事も書けないまま、とうとう3話に至ってしまいました。
本日、土曜には、もう4話の感想記事までアップされ始めているというのに。
時に取り残された気分です。
('A`|||)

ヘンな愚痴はともかく。
そらおとフォルテ、まだ1期ほどの暴走パワーは発現しきれていないにしても、相変わらずはっちゃけています。
空美町恒例の、美香子さん主催による夏祭りイベントは「すもう」。というかプロレスww
1期が、町内すべてを巻き込んでのサバイバルだったので、これでもおとなしくなった方でしょうか。
お久しぶりのJUDASも登場です。
智樹の、マスクドパンツはお約束。乳もみは反則ではないそうですが、卑劣で凶悪なことには、変わりありません。
最恐と目されていた美香子会長からブラを奪い、無力化に成功。
しかし、マスクドそはらの乱入によって、試合はカオス状態のまま強制終了です。

アホの子のアストレアも、いじりがいがあるけれど、2期はニンフちゃんプッシュなんですね。
「…好きになったの!」
最高の笑顔で智樹に駆け寄るニンフを見送りながら、そっとお面で顔を隠すイカロス。
せつないですねえ。
でも、そはらちゃんは、イカロスと智樹をみつめながら、ずっとせつない想いをしてきたのだから。
いや、ずーっと智樹と繰り広げるエロ夢想に耽っていただけか。幸せなコだ。

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