はなまる幼稚園第12話(最終話)感想
#12「はなまるなクリスマス/はなまるな気持ち」
Aパート
「はなまるなクリスマス」
楽しいパーティ直前に、疲れて眠り込んでしまった杏ちゃん。
寝言で、サンタさんにお願いしたのは。
大人の女性になりたい!そして…。
目覚めた杏ちゃんは、ばいんばいんのぱっつんぱっつんに♪
しかも幼児服のままなので、おぱーいが零れそう。
おぱんつも丸見えです。つか、おぱんつしか履いてません。
それでキワドイポーズを取るのですから、かなりヤバイです。魂とかいろいろ持っていかれそうになりました。
杏の恋のミュージカル!
いつか王子さまが。街のイルミネーションとか華やかなショーウィンドーとか、とってもいい雰囲気です。
ミュージカル映画の名作、『雨に唄えば』や『巴里のアメリカ人』を思わせます。
もう30分全て、コレで通してくれても良かったかも。
カフェでパフェを楽しみ、街角のサンタさんに心を奪われる。
そこに登場したのは、大人バージョンの柊ちゃんと小梅ちゃん。
柊ちゃんが美女!小梅ちゃんは可愛い!
大事な事を忘れてる、時間がない、と背中を押されて、バスに乗り込んだ杏ちゃん。
運転手さんは、山本先生です。
お客がいない静謐な車内。窓の外を音もなく舞い落ちる雪。
何だか、銀河鉄道の夜を思わせる、幻想的な演出です。いいなあ。
美しい景色に見とれていた杏ちゃんですが、なぜ街に出てきたのか、忘れています。
「会おうとしていたのに、大事な人なのに。思い出せない…」
あらかじめ張った伏線が、ここで効いてきました。
『つっちー、やっぱり山本先生のこと、好きなのかな』
そうなのです。
思い出せないのは、どんなに大好きでも、つっちーに届かない杏ちゃんの心の象徴。
こういう余情に溢れた演出って、好きだなあ。
傘の雪を払い落としながら乗車してきたのは、紳士然としたつっちー。
「本当だ。素敵な聖夜ですね、お嬢さん」
つっちーカッコよすぎww
雪の散歩道でシャルウィダンスしたあと、口づけをかわす二人。
願いがかなった杏ちゃん。
『でも、いつか本当に…』
杏ちゃんの涙が美しかった…。溜息が出てしまいました。
Bパート
「はなまるな気持ち」
次は、さつきちゃんの恋のミュージカルだ!
ワクワクしながら全裸待機?していたのですが。
そうは行きませんでした。Bパートは、つっちーのターンです。
杏パパは絵描きさん。日本で初めての開催という個展に招待された土田くんたち。
馬の風景画に、こういうのは分らないんだよな、とぼやいています。
いや思いっきり具象画なんですけどww
理解できないというより、良さが分らないということか。
でも、桜ママと杏ちゃんの聖母子像には、しっかり感動していました。
桜ママが、つっちーに励まされた思い出話をします。
草野先生と川村先生が、ブーメラン効果に気づきました。
「じゃあ、つっちーが杏ちゃんに振り回されていたのは」
「親の因果が子に報い自業自得!」
(ノ∀`)
本当は、山本先生とお茶したい土田くん。
でも言い出せず、諦めムードのまま別れてしまいます。
気がついた杏ちゃん、つっちーの弱気を叱咤します。
「ダメ!あきらめちゃダメ!好きだったら、あきらめちゃダメ!!」
滅茶苦茶だよ、って言われても、ぽろぽろ涙を流しながら、一歩も退かない杏ちゃん。
つっちーが大好きだから!結婚するんだから!つっちーに幸せになってほしいから!だからあきらめちゃダメ!
「好きって気持ちは、何よりも強いんだから!」
杏ちゃんの真情が、痛いほど伝わってくる場面でした。
この涙も美しい…。(;゚∀゚)=3
つっちーと山本先生の人形劇で、はなまる幼稚園は幕を閉じます。
どなたか書いていましたが、『めぞん一刻』の人形劇を思い出しました。
あの人形劇で、五代くんと響子さんは急接近しました。
つっちーと山本先生は、どうなるのでしょうか?
【総評】
杏ちゃんのほか、柊ちゃん萌えとか小梅ちゃん萌えとか、いろいろあるとは思いますが。
私は、さつきちゃん萌えですね。最終回に登場しなかったことだけが、唯一の禍根です。
まあ、ばいんばいんのさつきちゃんを見たいかというと、ちょっと微妙。さつきちゃんだけは、あのままでもいいような気が…。
私も難しいお年頃ですwww
ともあれ、はなまる幼稚園の癒しのお蔭で、月曜日がブルーマンデーにならずに済みました。
本編では、ほんわかした雰囲気を維持。その代り、EDは毎回工夫が凝らされて、スタッフが思いっきりはっちゃけていた印象です。
スタッフの皆さん、素敵な作品をありがとうございました!
2期を楽しみに生きていきます!
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