2010年6月26日 (土)

デュラララ!!第24話(最終話)感想

#24「則天去私」

ずっと、杏里たんとの別れの予感に震えていました

「きれいね…。あたし、杏里ちゃん、けっこう気に入ってるの。
ずっと、見ていたい…。
二人になったら、おっぱいいっぱい、いろんなこと、話したかったな。
言葉が、出てこないの」

「何だったんだろう、あたしって…。分ってるけど!
あたし、怖い!怖いよお!
別れたくないよお!
もっと、もっと見たい!もっと、見たい…!

「杏里ちゃん…ありがとう……」

クロノクルセイドのロゼットさんの真似~。あのsad endには、いつも泣けます。
あちらは感動的、こちらは痴呆的って、ちょっとした違いはあるけどね。
てへ♪

律ちゃん「SIGERU…それ、けっこうキツい…

正臣と沙樹が、これほどキレイにまとまるとは思いませんでした。
「わざと、あいつらに捕まったの」「助けに行けなかった」
お互いに真実を告げ合って軋轢が解け、抱き合う。恋愛映画の名作『めぐり逢い』みたいな感動でした。
退学届を出して、二人で行方をくらました。
誠二や美香は、未だに池袋の街をさまよっているNPCですが、正臣たちは、きちんと「卒業」したんですね。
列車の中で寄り添う二人が、初々しくて眩しかった。ドラマ『高校教師』では、同じシーンが心中フラグだったけど、二人に幸あれ。

平和島のシズちゃんが、ロンギヌスの道路標識を投擲!
法螺田にきっちり恐怖を植えつけた!
錯乱した法螺田は、交機の葛原に逮捕されました。なるほど、ここで「交機をなめるな!」を使ったか。

あとは、イザヤだけ。イザヤの処遇が、残っているだけです。
まさかの、罪歌こと杏里ちゃんとのガチ戦闘!
そんな幸福をイザヤに与えてあげるとは。私だったら、至福の悦楽とともに、杏里たんに成敗されますよ?
しかし!妖刀をナイフで受け止めた!
さすが、伊達にシズちゃんと張り合ってないイザヤです。
通行人を巻き込むとか嚇して、またも口先で逃げおおせたのですが。

波江「どうしたの?その、おもしろい顔?」
左眼に、生々しい紫色のアザ?
サイモンがやったか!やったのか!!
つか、イザヤ吹っ飛びすぎ。ドラゴンボールじゃないんだから。
露西亜語だと、確かにキャラ違い過ぎですねサイモンさんww
「人が好きだから」を、ゲームのマクガフィンと信じてやまないイザヤくん。
でも、サイモンが喝破したように、『人LOVE』は、イザヤがアイデンティティを保つための自己欺瞞なのかもしれません。

チャットで復帰した正臣。甘楽ことイザヤくんに絡んできます。
√3の評価がよかったな~。美しいというか、割り切れないって暗喩ですかね?
心から嬉しそうな帝人が、印象的でした。

その帝人と杏里は、微妙な距離を保ったまま終わりました。
まあ、そうでしょうね。帝人ごときが自由にしていい杏里たんではありませんよ。
あの女神的なおっぱいは、万人のために存在するのです。(キリッ

このお話の本当の主人公は池袋の街だった、と暗示して、物語は終ります。
スタッフの皆さん、お疲れさまでした!

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2010年6月19日 (土)

デュラララ!!第23話感想

#23「千錯万綜」

前回はランボーにかまけて、わが杏里たんを忘却していました。御免ね杏里たんww

「母さんが悲しむ」
黄巾賊の中に、妖刀組の子どもがいました。
彼の言葉が、あたかもトリガーになったかのように。
分厚い鉄の扉が、一瞬で寸断された!
罪歌な杏里たん、颯爽と登場!おっぱい制服も健在だ!
そうなんですよ、彼女の本来の戦闘力は、黄巾賊だのブルースクエアだのダラーズだのザコの比ではないのです!
キング・ブラッドレイともタメを張れるほどの、最強の眼の持ち主!
緋の目は、絶対時間(エンペラータイム)のあかしなんですから
それはクラピカかwww

臨也は、相変わらず絶好調です。
波江さんが何だか不審な電話をかけていますが、先刻承知とでもいうように、にやりと笑うのも余裕綽綽。
再びランボーを引用すると、まさにこんな感じ。

綱を鐘楼から鐘楼へと張り渡し、花飾りを窓から窓へ、黄金の鎖を星から星へと張り渡す。
さてそこで、俺は踊るのだ。
(『断章』より)

イザヤくん、気をつけて!
その危うい綱から落ちないように。
立原道造『生涯の歌』の、綱から堕ちて落命した綱渡り芸人のラムダのようには…。

サイモンがイケてました!
ふだんは、露西亜寿司オイシイヨ、しか言わない傍観者。
寡黙な人間が、たまに正統なことを言うときは、異様な迫力があるものです。
ワタシのいた所では、喧嘩をすれば、必ず人が死ンダ。
でも、ここでは、そんな必要はナイ。
言葉に、重さが滲み出ていました。
だからこそ、セルティに伝えた「助けてやってくれ」が、生きてくるんですね。

次回は最終回とのこと。
則天去私」は、晩年の夏目漱石が座右の銘とした、理想の境地。
『自我(私)を去って、天に全てを任せる』
つまり、Let It Beという事なんですね。
帝人や正臣や杏里は、確執を捨てて、そんな境地に辿りつけるのか?

次回「則天去私」

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2010年6月12日 (土)

デュラララ!!第22話感想

#22「解散宣言」

夢は、いつか終る

「ダラーズは消えます」
解散宣言をして掲示板を閉鎖した帝人。何を思っての解散なんでしょうか。
ダラーズメンバーによる見事な連携で、法螺田たちから杏里を逃がすことに大成功。
歓喜に湧くメンバーたちを他所に、ひとり、孤独な決断をした帝人。
このタイミングで解散とは…。
ダラーズが、存在感を示したことで、満足したのか?
みんなが一体となり、杏里救出の目的を達成した現在こそが、いちばん美しい時。
組織は、いずれ疲弊していく。それぞれの思惑が生まれ、統制が取れなくなり、腐敗もする。
黄巾賊が、いい例です。正臣の理想を裏切って、ただの暴力集団に堕してしまった。
ダラーズも同じ。これ以上続けて、ダメになるさまを見たくない。
ある意味利己的な考え方ですが、リーダーの孤独は、計り知れないものがあります。
その限りで、帝人に共感できる部分もありますね。
自らが造り出したものへ別れを告げるとき、人は、寂寥とともに、甘く胸がしめつけられるのを感じます。

見あきた。夢は、どんな風にでもある
天才少年詩人、アルチュール・ランボーが、詩への告別を宣言した『出発』(Depart)の冒頭です。
彼が詩人として活躍したのは、16歳から20歳までの、僅かな期間でした。
地獄の季節』において、芸術への絶縁状を叩きつけた彼。
「俺は、あらゆる祭を創造した。新しい言葉を発明しようとも努めた。この世を絶した力を得たとも信じた。
さて今、俺は想像と追憶とを葬らねばならない。芸術家の美しい栄光が、消えてなくなるのだ。
この俺、かつては全道徳を免除された天使とも称した俺が、粗々しい現実を抱きしめようと、土に還る。百姓だ」
ランボーの自負や倣岸って、何だかイザヤとも共通するものを感じますね

そのランボーは、『出発』で、新たな世界への旅立ちと希望を、高らかにうたい上げました。
短いので、全篇を引用します。

見あきた。夢は、どんな風にでもある。
持ち飽きた、明けても暮れても、いつみても、街々の喧騒だ。
知り飽きた。差押さえをくらった命。ああ、『たわ言』や『まぼろし』の数々。
出発だ、新しい情と響きとへ。

「見つかったんだ、もう。いちばん大事なことは」
そう呟く帝人。彼にとっての大事なことって、結局何だったんでしょうね?
非日常を求めて彷徨していた彼は、青い鳥を探してさまよった兄妹と同じく、自分のすぐ傍に、それを見つけたのでしょうか?
再び、ランボーの詩を引用して終ります。

見つかった!
何が?
永遠。
それは、太陽と抱き合って去った海だ。
(『永遠』より)

次回「千錯万綜」

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2010年6月 5日 (土)

デュラララ!!第21話感想

#21「五里霧中」

「来良の制服」「眼鏡」「
正臣も気づいた!

つか、これだけの手がかりで特定されちゃう杏里たんって…。
杏里たんは、たった3つのパーツから構成された生きものだったんですね。
当たってるだけに、何も言えないのが悔しいww

さて…。
帝人と正臣の停滞っぷりが、そのまま物語の停滞として表現されていました。
黄巾賊をどうするのか、ダラーズをどうするのか。
二人の苦悩は理解できるものの、ちょっと感情移入がしづらい。
誠二が、愛について突然イイことを言ってましたが、帝人の背中を押すための『手段』って気がしちゃうし。
感想が書きにくいなあ…。

杏里たんは、拉致監禁されて、あんなことやこんなことをされちゃうんでしょうか。
罪歌を発動すれば、法螺田なんて悪・即・斬!のような気もしますけどね。
だが、まずは服を脱いでもらおう!話はそれからだ!
(ノ∀`)

「クイーンを、黒が囲んだ」
イザヤくんの神ゲームも佳境に入り、まさに得意絶頂。その増上慢心は、天を衝くばかりの勢いです。
ホントやりたい放題ですよね。あまりチート過ぎると、せっかくのファンが逃げるかも。
明石屋さんまが、24時間テレビか何かで、暴走しまくるたけしに向かって叫んだ言葉を捧げたい。
「誰か、ヤツを止めろ!!」

イザヤは、理屈の通用しない人物(平和島のシズちゃんとか)が苦手なようなので、やはり、ワーキングの山田あたりをぶつけたいところです。
多分、イザヤくんって、同情されるのを何よりも嫌うと思うのですよ。
いつか、こんな場面を見てみたいですね。
「山田は、臨也さんが可哀そうだと思います!」
Σ(゚Д゚;(イザヤ)
「臨也さんは歪んでいます!可哀そうな人です!だから放っておけません!ずっと一緒にいます!」
('A`|||)

イザヤ無力化乙ww

次回「解散宣言」

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2010年5月30日 (日)

デュラララ!!第20話感想

#20「黄天當立」

ダラーズのボスが帝人だと知らされた正臣。それこそが、今回最大のイベントでした。
念入りな仕込みも終了し、物語は、ついに臨界点に達したようです。
あとは、連鎖反応による大爆発=カタストロフを残すのみ。

臨也の夢見るヴァルキュリア覚醒計画は、成就するのでしょうか?
彼の「世直し」構想は、たとえば、大友克洋の名作「AKIRA」の世界と近似。
目指すものは、平和よりも革命、秩序よりも混沌。
混沌こそわが墓碑銘、と歌った伝説的なロックユニット、キング・クリムゾンを想起させます。

チャットで、リアルで、みんなを自在に操る臨也は、もはや神の領域
キモチいいでしょうねえ。神になるのって。
でも、ね。
古今東西、神の辿る運命って、実は決まっているのですよ。
彼はまだ知らないのだろうか?神は死んだ、ということを」(ニーチェ)
神?神なら死んだはずだ」(装甲騎兵ボトムズのキリコ)

『ぼんやりした不安』を理由に自殺した、芥川龍之介の遺書ともいうべき「或旧友へ送る手記」から。
「僕はエンペドクレスの伝を読み、自ら神としたい欲望のいかに古いものかを感じた。
僕の手記は、意識している限り、自ら神としないものである。いや、自ら大凡下の一人としているものである」
エトナのエンペドクレスは、紀元前ギリシャの、詩人にして哲学者。
神と一体となるために、エトナ山の火口に飛び降り自殺しました。
「靴を脱いでそろえてから飛び込み自殺した、歴史上初めての人間」としても名が残っているようです。

調子にのってるイザヤくん、気をつけて
(ノ∀`)

さらに、引用祭ということで。
「誰か、僕の眠っているうちに、そっと絞め殺してくれるものはないか?」
そう書いて自殺したのも芥川なのですが。

誰か、イザヤを止めるものはないか
(´∀`*)

そのうち、イザヤ×山田(WORKING)のSSでも書いてみようかな♪

次回「五里霧中」

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2010年5月22日 (土)

デュラララ!!第19話感想

#19「蒼天巳死」

いつも、杏里ちゃんを中心に視聴するクセがついてしまった自分。
大抗争へ突入する直前の助走ということで、やや緩めの進行だったこともあり、その傾向に拍車が。

黄巾賊の集会に潜入し、リーダーの正臣を目撃。発見されて、追いつめられてしまいます。
でもさ、妖刀の使い手なんだから、血路を切り開くなんて、たやすいのでは?
弾丸切ったり砲弾切ったり戦車切ったり、いろいろやれそうなのに、どうしてセルティに頼るのか。
杏里に最後の勝利者となってほしい私としては、ストレスが溜りましたね。
『誰も傷つけたくない!』
あ、そうか。そうだったのか。
優しいなあ、杏里たんは。さすがは罪歌の母です。
でも、法螺田(元ブルースクエア)が投げつけた鉄パイプを一刀両断して、赤眼を光らせる杏里たんには惚れた。
池袋抗争編では、彼女の百人斬りが見たいです。
H友百人じゃないですよ?
(ノ∀`)

退院するときの白っぽい私服が、おっぱい強調仕様で、実によかった。
玩具を落として拾わせる松葉杖の少年が、何気にスキル高いと思いました。
屈んだ杏里の胸チラを窃視しようとしたんだな?この若さで痴れ者がww
ところが!
ちゃんと黒のアンダー装着のため、お胸はしっかりガードされていたのです。
あさはかなり少年!それは私もかww

チャットルームに、罪歌として参加した杏里たん。
MAJIKITIだった前の罪歌に比べて、すっごいおどおどしてます。こっちのが本家なのにね。
おかしいと思わないのかチャットメンバーたち?
といっても、臨也とセルティは、正体を知っているんだっけ。
臨也とか、とってつけたように、罪歌のために弁解してましたしね。

正臣が、門田に接触しました。
ダラーズと知ってのことか?これが発火点になるのでしょうか?

次回「黄天當立」

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2010年5月16日 (日)

デュラララ!!第18話感想

#18「死生有命」

全てを操る者、イザヤ
彼オリジナルのゲーム盤に仮託して現状分析する見せ方が、親切設計で分りやすかった。
イザヤくんは、実は優しい語り手さんなんですね。

既に手中に収めているデュラハンの首がチェスのクイーン。
周囲を王将や玉将が取り囲む。それぞれ、ダラーズ、黄巾賊、妖刀組。
盤面に火をつけて、そこにカードを放り込んでみせる。
キングは静雄、クイーンはセルティ。
デュラハンの首に先取特権があるのは、本来の持ち主であるセルティのはずですが、彼女は新羅との生活に満足し、占有権を放棄したようなので、こういう三すくみ構図が成立するんですね。
臨也がジョーカーに眉をひそめたのは、道化を連想したから、ということでいいと思います。
ただ、他ブログさまの、ジョーカーはペアのない孤立したカードだから不快になった、という考察は興味深かった。
まあ、臨也は孤独を怖れるようなタマではありませんが、孤独を嫌うがゆえに他人を支配しようとする性向は、権力者にありがちですからね。

イザヤの神論がおもしろかった!
神の存在について語るのが好きな私にとって、なかなかスリリングな議論でした。
イザヤ説を要約すると。
不確定なもの、実体のないものは、自分は信じない。それは神とはなり得ない。
だが、過去は確定したものであり、人を拘束する力を持つ。
したがって、過去はその人にとって、神になり得る。
リルケ「マルテの手記」で、真実の神をめぐって無数の諍いがあったことに着目し、「本当の神はこれから(未来に)出現するのではないか?」という考察がされていたのを、ふと思い出しました。
神についても楽々と語ることができるイザヤは、作家資質にも優れているんですね。

今週のMVP。
ドタチンのカッコよさも捨てがたいけれど、ここはやはり、沙樹救出のため眼を見開いて本気出した遊馬崎に一票。
このテの人って、限度を知らないから、キレると何するか分らないのが魅力ww
二次元の理想のために、という理屈づけがハラショーでした。

さて、三すくみの状態を制するのは誰か?ダラーズか、黄巾賊か、妖刀組か?
帝人も正臣も、役不足感が否めません。
妖刀罪歌を引っさげた杏里こそが、最強の戦闘力を備えていると思うのですが。
というか、杏里ちゃんに、最後の勝利者になって欲しい。これ願望ww
最終話では、池袋の街をバックに、ぜひ大見得を切って欲しいですね。
「わたしの城に入るのに、裏から入らねばならない理由があるの?」
(ノ∀`)

次回「蒼天巳死」

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2010年5月 8日 (土)

デュラララ!!第17話感想

#17「有為転変」

『そのお胸力を、彼女は重荷に感じた』
巨乳ちゃんは肩こりに悩まされるって言いますからね。分りますww

まさか、古物商の父に、DVされていたとは。
馬乗りで首を絞められてる!怖い!だがえろい!
エルフェンリートのまゆちゃんみたいに、ヘンなことまではされなかったでしょうね?
それだけが心配だww
当時の杏里たんは、お胸がぺったん、発展途上。
のちの、成長した杏里たん(のお胸)を見たら、両親も随喜の涙を流したでしょうに。

贄川春奈の心を、罪歌に乗っ取らせた。
杏里は、春奈を通じて生まれた100人以上の子どもたちを統べる存在に。
あの若さでお祖母ちゃんになったんですね。(違
それにしてもセルティ、気を失った春奈を、知り合いの医者に見せるから安心しろ、って連れ去っちゃったけど。
それって岸谷新羅のことですよね?
張間美香を整形した新羅ですからね。むしろ何をされちゃうのか、全然安心できませんよ。

イザヤ脚本・演出・監督による、妖刀組とダラーズ、黄巾賊の、三つ巴の抗争。
ダラーズと黄巾賊は、斬り裂き魔を探しています。
春奈が消えたから、斬り裂き魔も消えた。
いろいろ欠けている杏里は、罪歌の愛の声に耐えられるのだから、大丈夫なはず。
でも、両親との偽りの思い出が、帝人や正臣との暖かい記憶に置き換えられたとき、杏里は愛から無縁でいられるのか?
今は、ある意味潔癖な感情から、帝人や正臣たちとの平和を乱す黒幕に敵愾心を抱いているけれど。
愛に覚醒したとき、斬り裂き魔になって暴走してしまうのかもしれません。
妖刀を引っさげて立つ杏里たん。キング・ブラッドレイみたいな貫禄があります。
すべての黒幕、折原臨也との対戦が楽しみですね。
デタラメな破壊力を発揮した平和島の静ちゃんに続いて、きっと、チートな強さを見せてくれると思います。

ところで、この妖刀、いろんな声が聞こえてきます。無数の人の魂が込められているんでしょうね。
材料は賢者の石?

次回「死生有命」

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2010年5月 1日 (土)

デュラララ!!第16話感想

#16「相思相愛」

AB記事を書き終えて、デュラララに移るときの至福。
全てのリビドーを解放し、杏里たん杏里たんって、心置きなくセカイの中心でアイを叫べる、この瞬間。
何とかの倍数のときアホになる、という芸人と同じですね。いや、もっとアホかww

前回予告どおり、贄川春奈がやってきました。眼が赤いっすね。夜更かしは美容の敵だよ?
ヘンな逃げポーズのまま固まっている杏里たんが、妙に色っぽい。
両親の惨殺事件を容赦なく暴き、強盗にも色目を使ったんだろう?とか、強盗はロリコンだったのかしら?とか、汚い言葉責め。
思わず、いろいろ妄想。ついつい(;´Д`)ハァハァしてしまいましたよ。

セックスハラショー教師の那須島が、杏里たんを追って、ストーカーにやって来た。
とんでもないですな。杏里たんが、男の訪問でドアを開けるわけないでしょう。私だったらともかく。
運悪く、罪歌な春奈と遭遇。怯えて逃げるが、すぐ捉まった。那須島ざまあww
罪歌の子どもたち?に、杏里を襲わせる春奈。何だかいっぱい侵入してきましたよ?
杏里たん、逃げてー!

…あれ?
杏里たんが、平気で脱出してきましたよ?
セルティか誰かが救出に来てくれた、わけでもないようです。

ナイフで、牙突な突きを繰り出す春奈!
左腕で受け止めた
Σ(゚Д゚;
ど、どうしたんだ杏里たん?脳内麻薬物質か何かで、静雄みたいに無敵な体になったのか?
それともまさか、アンドロイドなリラダンだったとか?
あの豊満なお胸も、実はつくりものだったとか?
そんな…

馬鹿者の心の叫びを他所に、平然と、袖から妖刀罪歌を引き出し、すらりと抜いた!
杏里たんカコイイ!ワーキングの八千代さんもビックリの凛々しさです。
打たれっぱなしだった杏里たんが、ついに反撃に出ました!

なこと言ってる場合じゃなかった。
杏里たんの眼が赤くなった!切り裂き魔は杏里たんだった!
そんなのやだよ~('A`|||)
だから、露出魔の方がいいって、あれほど言ったのに…。(愚者)

以上、おバカ感想でした。
こっからは、ちょっとマジメに。

罪歌による感染が、爆発的に拡がった。池袋の街が、バイオハザード状態に。
以前に、ダラーズ騒動のときにも描写されてたけど、マス(大衆)の力の怖さってやつでしょうか。
臨也が、この件にどれだけ絡んでいるのか?
擾乱によるヴァルキュリアの復活を狙ってのこと?
物語が、一気に加速しました。もうワクワクです。
どう落とすのかな。罪歌(親)である杏里の決断次第ということなんでしょうか?

次回「有為転変」

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2010年4月24日 (土)

デュラララ!!第15話感想

#15「愚者一得」

杏里ちゃんのパジャマ!
杏里ちゃんがお着替えしてる!
豊満なお胸の谷間がちらりと覗いた!
制服姿のえろすも完璧!

そうか、これが愚者一得だったのか!
確かにおトクだ!愚者でよかった!!
昂奮した!もう何だってできちゃうぞ!チャットルームにだって乱入しちゃうぞ!

--SIGERUさんが入室しました

SIGERU:見た、今日見た
SIGERU:でも、まだ、だめ。おっぱい、好き
SIGERU:巨乳ちゃん、好き。もっと、脱がないと
SIGERU:巨乳ちゃん、愛する。
SIGERU:見つけた。園原、杏里
SIGERU:杏里、杏里
SIGERU:杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里杏里

--SIGERUさんが発狂しました

(ノ∀`)

……えーと。
こんな廃人は放置して、感想を続けましょうね♪

杏里の両親は死んでいました。それも、切り裂き魔の登場と、密接な関連があるようです。
幻想のなかで、両親にバースデーを祝ってもらう。背景のメルヘンさというか子どもっぽさが、かえって痛々しい
杏里が依存的なのは、幼くして親という庇護者を失ったせいもあり、未だにオトナになれないせいかも知れません。オトナになれないから依存的というべきか。

平和島静雄の規格外の暴力を体感してから、暴力に魅せられた?贄川。
池袋最強の存在を追って、取材を続けます。妻には逃げられ、高2の娘とも、コミュニケーションが取れていない。
だから、強さに憧憬するのでしょうか?
平和島がやはり最強だった事を確認できて、何だか嬉しそう。
時を同じくして、チャットルームの罪歌も、静雄に固着したようです。
罪歌=贄川春奈説が根強いようですが、関連が?

その贄川が、何者かに襲われました。
看護婦の制止も聞かず、病室からふらふらと立ち去り、池袋の街を彷徨う。
眼が赤くなっています。罪歌に憑かれた人間は、こうなるのでしょうか?
ずっと杏里を尾行し、包丁だかナイフだかを振りかざし、襲いかかった!
セルティとともに、平和島登場。バイクで贄川を地べたに叩きつけたのですが、立ち上がります。不死化しているようです。
「静雄、愛してる!」とか、おねえ言葉で不気味に呟きながら、なおも襲いかかった!

次回「相思相愛」

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