#4「狼と浅知恵の末路」
今回は、商売の駆け引きのお話がメインでした。いかにも狼と香辛料らしい、ホロを賭けた静かなる戦い、という感じです。
前回、思いっきりヤンデレたホロは、煽るだけ煽って事態を静観。
うーん、ホロのファンとしては、ちょっと物足りなかったかも。ここは一発、
「戦ってくりゃれ、ロレンス、アマーティ!勝った殿方は、わっちが全身全霊を持って愛してあげやんす!」
Vガンダムのカテジナさんみたいに、ガンバスター立ちしながら大宣言してくれるのを見たかったなあ。
(ノ∀`)
街をさまようロレンスは、アマーティと、窓辺に佇むホロを発見!
いきなり妄想力を爆発させます。予告のキスは、コレだったんですね。危うく釣られるところでした。
ホロ情報により、アマーティの財産額が判明。
契約を打ち破るには、彼の財産を削って追い落とさなければなりません。
ロレンスが仕掛けたのは、いわゆる先物取引ですね。
黄鉄鉱を、現在の価格(高値)でアマーティに売る契約を締結。
明日の引渡し時点で、黄鉄鉱の価格がさらに上がれば、利鞘を手にするアマーティの勝ち。
黄鉄鉱の価格が暴落すれば、高値の時価で代金を払ってしまったアマーティの負けイコールロレンスの勝ち。
同時に、心理戦も仕掛けています。アマーティが借金肩代わりに必要な金額を手に入れたとしても、ホロがロレンスを選択し、契約書を破り捨てる可能性だってある、と。
そんなロレンスの賭けは、親友マルクの協力が前提でした。
マルクに、麦の値上がりの噂を流させて、行商人たちが黄鉄鉱を売るよう仕向け、暴落させること。
もう一つは、アマーティとの取引に必要な黄鉄鉱の現物を買い集めてもらうこと。
後者は拒否されました!町商人がバクチに手を出すわけにはいかない、という正当な理由に、ロレンス納得です。
その代わりに、ディアナが仕切っている錬金術師たちなら、錬金術の原料である黄鉄鉱を手付かずで持っているはずだという情報が。
持つべきものは友、ですね♪
次回「狼と希望と絶望」
アマーティの不敵な笑顔が…。
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