2010年7月 5日 (月)

鋼の錬金術師第64話(最終話!)感想

#64「旅路の涯」

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 、ここに完結
そして、原作も含めて、鋼の錬金術師という金字塔が、最終章を迎えました!
全64話という長きにわたって感想記事を完走させたのは、初めての経験。
その意味でも、感慨深いものがありますね。
初期の、原作の劣化コピーとか騒がれていたころから、営々孜孜と書き続けていたのが、今となっては懐かしい思い出です。

心を落ち着かせようと、ひと眠りしたのですが、ちっとも収まらないので、昂奮の赴くまま書きつけますね。

最終話の最大のクライマックスは、やはりエルリック兄弟の帰郷でした。
故郷へ続く長い道。
体力の落ちたアルフォンスにとっても、足はオートメイルのエドにとっても、長い、そして心躍る帰り道だったでしょう。
来訪者を察知したウィンリィ。
それが誰なのか、気づいて扉を開けるまで、流れ続ける荘厳なBGM。
旅路の涯、という言葉が実感できる、いい演出でした。

そして、駅での、エドの不器用きわまりないプロポーズ!
半分やるから半分くれとか、全部あげるわよ!とか。
微笑ましいですねえ。若きホーエンハイムとトリシャも、こうだったのかなあ。

兄弟は、東へ西へ、旅に出ます。
ひとりの人間として、あらゆる事を知りたい、いろんな人に会ってみたい。
かつてホーエンハイムの辿った道ですが、ただ一つ、異なっているのは。
真理の扉の彼方という、人としての限界を超えた、完全知への不可能な探求ではない
人間として、おのが限界をしっかりと見据えながら、地に足をつけての、知への探求の旅です。
何かを犠牲にしてでも、手に入れたいものがある。
それこそが、鋼の心。

個人的にひかれたのは、セリムのその後でした。
大総統に収まったグラマンが、ブラッドレイ夫人を表敬訪問しつつ、ホムンクルス・セリムを監視しています。
異変があったら、そのときは…。
ブラッドレイ夫人も、凛とした笑顔で、私がそうはさせません、と応じます。
人間と、ホムンクルスとの共存という、新たな可能性。
ワクワクするわい、と呟くグラマンが、妙にカッコよかった。
こんな、喰えない爺さんにまで眼を行き届かせるなんて、さすがとしか言いようがありません。

EDで流れる、みんなの未来。
マスタングのちょび髭に苦笑。ブラッドレイの堂々たる美髯への道は、まだまだ遠そうです。
愉快なエルリック家。子どもまできっちり描きこむのが、いかにもハガレンらしい。
おお!やはりメイ・チャンは、アルフォンスさまのお嫁に?
思わず、彼女のお胸のサイズを目視したのはヒミツです。それなりに育ったみたいww

余韻に浸っていたところへ、劇場版製作決定!の一瞬のテロップが!
Σ(゚Д゚;
畢生の大作ですからね、劇場版にしたいのは分るけど…。
もう、完全な外伝として製作してもらった方がいいかも。期待はしてます。

ボンズのスタッフ、そして荒川先生、ありがとうございました!
名作の完結に立ち会えた事を、心から嬉しく思います!

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2010年6月28日 (月)

鋼の錬金術師第63話感想

#63「扉の向こう側」

エド無双!
「なぜだ!?なぜ神を手に入れた私が、たかが人間の錬金術師に、素手で…」
賢者の石という、人間から盗み取った力の源を失ったお父様は、惨めに殴り倒されました。
エドが空けた風穴から、賢者の石(クセルクセスの人々)のすべてを失ったお父様。
自らを喰ってしまったあげく、元いた場所、真理の扉の内部へと、消えていったのです。

圧倒的な印象を残した「凄絶な反撃」も、ついに終焉。
あれほど昂奮させられた戦闘回の後を、どうやってまとめるのか?余計な心配をしたのですが。
そこはハガレン。台詞の力と、静かで力強い人間ドラマは、健在でした。

アルの体を取り戻そうと焦慮するエドに。
ホーエンハイムは、俺の体を対価にしろ、と提案します。
もう、充分に生きた。思い残すことはない、とも。
そんなこと、できるわけないだろう!と絶叫するエド。
父親だからだよ。幸せになってほしいんだ。
最後くらい、父親らしいことをさせてくれ」
(/_<。)
なんて気持ちがいいんだろう。
こんなに王道な、王道すぎるほどの台詞なのに。
心に、すなおに沁みてくる…。
あの熾烈な戦いの後をしっかり受け止めるには、これほどしっかりした、正統な台詞が必要だったんですね。

「考えろ、考えろ!最年少の国家錬金術師だろ?真理を見たんだろ?」
エドの表情が、不意に明るくなりました。
彼が、アルを取り戻すための対価としたのは、自分自身の『真理の扉』
正直、まったく予想外の選択でした。一瞬、不意をつかれたのですが。
よく考えたら、完全知への可能性を、不断の努力で積み上げてきた錬金術の力を、まるごと引き換えにしたのです。
確かに「ここにあるじゃないかよ!でっかい対価が!」ですね。納得です。

真理くん(仮)とお父様との対話が、実に深遠でした。
世界、宇宙、神、善と呼ばれた存在である真理くんに痛烈に批判され、必死に抗弁するお父様。
「どうすればよかったんだよーーー!!???」
涙を流しながら真理の扉の向こうに消えるホムンクルスが、何だか駄々っ子みたいに見えて、哀れで仕方ありませんでした。
荒川先生の透徹した『神の眼』から見れば、人の欲望を切り離して「完全なる知」を目指したお父様でさえも、ただの子どもにしか過ぎなかったんでしょうね。

人が持っている力が、もし、単なる物理的なエナジーにすぎないならば。
人の個性なんか蹂躙してでも、そのエッセンスを集約すれば、ずっと効率的だ。
それが、賢者の石の、ひいては錬金術の、根本にある思想。
普遍的意志こそが本質だと説く一派と、通底するものを感じます。

しかし、ハガレンという作品が一貫してこだわり続けてきたのは、あくまでも個人
一人一人の強い意志と、意志から生み出される結束の強さと。それこそが、本物の人間賛歌。
私が言うのもアレですが、某天使叩きと比較して、物語の厚みの差を痛感しました

今回も某掲示板に参加したので、ちょっと引用してみますね。

小ネタです。視聴直後の、率直な印象ということで。
さよならグリード→グリードがけっこうカワイイ。感動的だったし。
さよならお父様→小人が妙にカワイイ!
てゆーか、消えるときの台詞が「ボクは、どうすりゃよかったんだよー!」かよ。
おれが真理してやんよ!」ぐらい言ってみろww
さよならホーエンハイム→「燃えたよ、燃えつきた、まっ白にな…」

掲示板情報によると、最終回のサブタイに、軽微な変更があったようです。
原作『旅路の果て
アニメ『旅路の涯
フランス映画の名作に『旅路の果て』(デュヴィヴィエ監督)というのがあるので、ちょっとした配慮でしょうか。

あとはもう、何も付け加えることはありません。
感動の最終話を、粛然と待ちたいと思います。

次回(最終話)「旅路の涯」

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2010年6月20日 (日)

鋼の錬金術師第62話感想

#62「凄絶なる反撃」

凄絶なる反撃

まさに、昂奮とはこれ、熱気とはこれ
少年漫画の醍醐味を、余すところなく体現してくれた、そんな62話でした。
いつもの実況掲示板にも参加して、皆さんの熱気を肌で感じ、時ならぬ連帯感に陶酔し。
2時間経った今でも、じいんと余韻が残っています。

初めは、缶ビール片手に、余裕の視聴でした。
序盤で、ブリッグズ兵たちを吸収するお父様を止めたホーエンハイムの台詞にも。
「これ以上は、やらせんよ!」
ふ、シャアのあの名台詞か。
『まだだ、まだ終らんよ!』
やりますねえ、荒川先生。さすがご存知でいらっしゃる。
なんて、キンブリーみたく斜に構えていた辺りは、まだ余裕だったんですが。

あとは、お終いまで一気呵成。
缶ビールのお代わりすら、取りに行くヒマもありませんでした
まだ終っちゃダメ!まだまだ見たい!
時計を気にしながら、拳を握りしめていた。
『まだだ、まだ終らんよ!』
心から、叫びたくなりました。

画面からはみ出しそうなほど奔騰する、熱くて、しかも伏線の効いた戦闘場面の連続。
チートを抑えに抑えてきた効果が、一気に爆発したのです。
真向からぶつかり合う、力と熱と、互いの本気な魂と
固唾をのんで見ているこちらまでが、震えてきそうでした。酷暑だというのに、体温の上昇を感じました!

ブリッグズ兵たちによる絨毯爆撃も、無効化するお父様。
そこへ、マスタング&リザのベストカップルというか、最強連携さんが登場しました!
リザさんの的確な指示で、莫大な量の炎を放つマスタング!
これだ!これこそ「婦唱夫随」というものです!
あれ?何か違った?
(ノ∀`)
真理を見たお蔭で、両手合わせによるふつうの錬成陣も使えるようになった大佐は、防御もできるようになりました。
「これは、便利だな」
大佐可愛いww

しかし、エドは。
右腕のオートメイルを砕かれ、生身の左腕は、繋ぎとめられてしまった!
「力をよこせ…」
虚ろな表情で、ゾンビのように迫ってくる変わり果てたお父様。
アルが、メイに頼んだ、最後の手段。ぽろぽろ泣きながら、従うメイ。
遠隔錬成陣!
アルは、鎧に定着した魂を、真理くん(仮)に返す対価として、エドの右腕を取り戻したのです!

さあ、エドがチートになった!
彼の攻撃は、お父様の顔半分を吹っ飛ばした!
「効いてる!いけるぞ!」
エドを応援するアームストロング、そして名もなきブリッグズ兵たちの、あまりにも熱い声援。
グリードが、ふっと呟きます。
「本当に欲しかったのは、仲間だったんだ…」
お見事
強欲のグリードにさえも、これほどの心揺さぶる台詞を言わせる荒川先生万歳!

そして、ついに来ましたこの瞬間が!
なん…だと?
神を呑み込んだはずのお父様が、エドの右ストレート一発で、沈んだ!
ついに、ジャンプのお家芸(コレはガンガンだけど)、男の子同士のガチなどつき合いに!
そして、エド@主人公の、決め台詞がついに!
立てよ、ど三流!俺たちが(!)格の違いってのを見せてやらあ!
いやったああああああ!!!!

…いや、展開に、些少の瑕瑾がないわけじゃないですよ?
たとえば、エドとイズミを吸収しようとしたお父様を一撃でなぎ倒した、いちブリッグズ兵の銃弾。
思わず快哉を叫んだのですが、よく考えたら、爆撃や錬金術の嵐にもびくともしなかったあのお父様が、銃弾一発程度の衝撃で、ころんと斃れたりするか
いくら神を制御できず内部崩壊したお父様とはいえ、一度は神にもなったヤツが、エドの拳程度で、あそこまで華麗にぶっ飛んだりするか

明らかに、バランスおかしいです。だがそこがいい
つまらない整合性なんか気にするな!詮索なんて、下々の者に任せておけ!
力強さで定評のある世界の名作は、みんなそうだったんだ!
メルヴィル「白鯨」!ブロンテ「嵐が丘」!ドストエーフスキイの長編!シェイクスピアの四大悲劇!

押し切れ!ハガレンには、その力がある!

次回「扉の向こう側」

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2010年6月14日 (月)

鋼の錬金術師第61話感想

#61「神を呑みこみし者」

神さえも呑みこんで、至高の存在となった、フラスコの中の小人。
掌の上で、太陽さえも造り出せるという、その圧倒的な力。
こりゃダメだ、もう止められない!と誰もが絶望した瞬間に、華麗なる逆転劇が!

前回「天の瞳、地の扉」で、神人と化したお父様。その対価として、アメストリスは全滅。
ここまでいっちゃうと、後はもう、冨野の『イデオン』じゃないけど、魂だけの存在となった全員でインガ地平にでも翔んでいくしかないかと危惧していたんですが。
さすがは荒川さん、形而上学に変換することなく、きちんと、人間たち(とホムンクルス)の物語に戻してくれました。
最後の最後まで、「ヒトノキモチ」にこだわり続ける心意気や良し!
ヒューマニズムの大巨匠、手塚治虫とはまた別の地平を切り拓いた、金字塔的作品と言えるでしょう。
作者が、この作品に賭けた覚悟の力に、見ているこちらでさえも、粛然と襟を正す思いでした。

ホーエンハイムが、営々孜々として蒔いていた逆転の錬成陣が、ついに発動!
もう還るべき体を失ったクセルクセス人たちが、アメストリスの人々に託した想いが、崇高にして切なかった。
「ホーエンハイムが言うんだから…」
これは、奴隷のホーエンハイムと仲がよかった、あの少年かな?
こういうちょっとした演出が、また泣けるんですよね。

ブラッドレイ、キンブリー、そしてプライド(セリム)が退場。
それぞれに見せ場を用意した心くばりが、本当に嬉しかった。
やっつけで登場人物を殺しまくり、感動をむりやりに演出しようとする作品が多い昨今、実にみごとな作劇でした。
原作派の方からは、駆け足かな?という意見もあったようですが。
そして確かに、細部まで見渡すためには2度見直す必要があったほどの情報量でしたが。
ぎゅっと目の詰まった緊密な構成に、むしろ蒙を開かれた気がしました。
マンガには、そしてアニメには、まだまだこれだけの可能性があったんだ…。

ブラッドレイは、大往生。
「いい人生だった…」
こんなカッコつけた台詞を言わせて、違和感がないどころか率直に感動できる作品なんて、もう文学や映画でも希少です。
ランファンの非難にも、毅然と応える姿が、またカッコよすぎ。
「あれは、私が選んだ女だ」
これも、夫婦の信頼の表れなんですね。
ブラッドレイ夫人はどう思ってるのか?ってツッコミも出そうですが、夫婦のことは傍目からは分らない、とはよく言ったものです。
男原理と女原理。これもまた、ハガレンの重要なサブテーマという気がしました。

キンブリーが、またいいんだよなあ。自らの美学に殉じるキャラって、大好きです。
好感の持てるキャラじゃなかったんですが、退場のときの見事さに惚れました。
「貴方は美しくない」
消滅のときに、こんな台詞を吐けるなんて。
さすがは、魂の暴風雨にあって、平然と自分を保っただけのことはあります。
いま少し、彼の美意識や自恃や狂気についての伏線があれば、とは思ったものの、それは些少な瑕瑾でしょうね。

セリムの本体は、頑是ない胎児だったんですね。
「親にしたがうのは当然だ」
父親に反抗するエドの主張に、まっこうから対立したプライドの生存根拠は、実はコレだったんだ。
確かに、ホムンクルスたちは、人の原罪の具現化ですからね。
でも、「プライド」の本体は、親を恋い慕う子どものそれだったなんて。
何だか、哀れでしょうがなかった…。
もしかしたら、ブラッドレイ夫人に拾われて育てられて、って一抹の救いがあるのかも?
そんな、あり得ない夢想をしてしまいました。

ああ、気持ちがいいなあ。
このまま、7月4日まで、ハガレンの「酩酊船」に心地よく揺られていたいです。

※「酩酊船」詩人ランボーの名を揺るがぬものにした、初期の傑作韻文詩です。

次回「凄絶なる反撃」

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2010年6月 6日 (日)

鋼の錬金術師第60話感想

#60「天の瞳、地の扉」

ブロッシュが、マリア・ロスさんと涙の再会!
メイ・チャンの「目玉まみれさん」ナイスツッコミ!
お父様のビッグマグナム吹いたww何このデザイン。
目玉まみれさんったら、お・茶・目♪
遊びはここまでだ!」
おっと、悪役の定番台詞ですね。
こういう捨て台詞を吐く場合、大抵は主人公にヤラれちゃうんですが。

…なごみタイムは、ここまででした。

Bパートのお父様は、暴走というかセカンドインパクトというか、もう形而上的にすさまじい事になってました
「この力を以ってして、この星の扉を開けよう」
お父様が巨大化した!
巨神兵?デイダラボッチ?天と地とをむすぶ神話の巨人?
日蝕こそが、真理の扉だったのか?巨大な眼が開いた!
これが天の瞳か…。
バックベアードさまキタ━━━(゚∀゚).━━━!!!って、あちこちで書かれているんでしょうねきっとww

「おお神よ、わが魂に応えよ!来い!もう貴様に縛られ続ける私ではない!地に引きずりおろし、わが身の一部にしてくれよう!」
お父様の欲望は巨大すぎて、ただ唖然とするしかありません。

そもそも、錬金術とは、完全なる知への飽くなき渇望が生み出した技術体系にして、巨大な思想システムでした。
完全知とは、神に近づくこと、いや、神そのものになる願望と、同義だったのです。
神への挑戦は、古今東西、文学や芸術の最も重要なテーマの一つでした。
作者の荒川さんは、コミックという媒体において、人類永遠のテーマに真向から挑戦したんですね♪

それはともかく。
誰か何とかして!この壮大な目玉まみれ対決ww

ブラッドレイとスカーの因縁の対決。
彼らの願望や論理は、素直に、こちらの心に入ってきます。等身大だからです。
「なんと心地よい。やっと、辿りついた!」
憤怒のラースの究極の望みは、何物にも縛られず、ただ死ぬまで闘うこと。
闘いこそが、彼の欲望だったんですね。
ハガレンでは、一人一人にきちんと人格や目的が設定されています。それが嬉しい。
まさに、人間賛歌(ホムンクルス含む)です。

今日も、某掲示板で楽しく過ごさせてもらいました。
以下、書込みの抜粋です。

●何かもう、エドたちの錬金術でどうにかできるレベルじゃなさそうな感じ。
イシュヴァール人たちが、家々を訪ねて回り、何か錬成陣の設計図らしきものを見ていたけど。
もうカウンターの発動にかけるしか。

●巨人お父様を何かの方法で解除して、それから反撃、って展開になるとは思うのですが。
正直、どうするのか想像がつかない。
神を呑みこもうとして、むせちゃうとか(笑)

●巨人変身は3分間までかww

●(ガンガンのハガレン最終回は、きっと大増ページ。他の連載陣が巻き添え食うのではないか?と心配する人がいて)
>最終回に捧げられるほかの連載陣
国土連載陣??
「俺を中心へ!」って、みんなで争うんですね。人間って、あさましい。ホムンクルスに笑われちゃうぞ。

●スカーは、再構築の錬成陣も手に入れましたからね。
ブラッドレイには、切札が何か残っているのか?
「あとは、勇気だけだ!」って、むかしのサイボーグ009にあったなあ。

●ハガレン後日談。
エドが、ウィンリィの凶悪アップルパイを食べて悶絶しているとかww

みんなが、卓を囲んで談笑している姿を、また見たいです。
このままでは終らないはず!荒川さんを信じてます!

次回「神を呑みこみし者」

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2010年5月30日 (日)

鋼の錬金術師第59話感想

#59「失われた光」

マスタングの、人体錬成レイプキター!
リザとのアイコンタクトによって、人体錬成を回避できたかに見えたのですが。
やはり現れたプライドとブラッドレイによって、錬成陣に貼りつけられ、金歯医者をヨリシロに強制的に人体錬成させられ、対価として視力を失ったマスタング。
何という理不尽
冗談抜きで、マスタングがゆりっぺに転生したとしても、私は責めませんよ
(ノ∀`)

エド、アル、イズミ、マスタング、ホーエンハイムという、5人の人柱が揃いました。
お父様の望む「神に至る錬成陣」がついに発動するのか?

とっても気になった、お父様の台詞があります。
「母のぬくもりを求めた者は手足を失う、子を求めた者は子を産む機能を失う」
エドやイズミが、禁忌である人体錬成で犯した「罪」を抉る言葉です。沈黙するしかない二人。
まさに、裁く者としての神、律法者としての神、ですね。
人間たちが驕り昂ぶらないよう、絶望を以って律する、復讐と正義の神。
それが、お父様のいう「神」だったのか?

おかしい
本能的に、おかしいと思う。
人の希望を潰して回る神なんて、信用に値しません。
お父様の言い方はもっともらしいけれど、どこか詭弁のニオイがしますね。
まるで、無知者を言いくるめる、似非宗教家のようです。
彼の言葉には、愛がありません。そこが問題。
オリヴィエの峻厳は、部下に対する愛に充ちています。だからこそ、慕われるのです。
ところが、お父様の神は、裁くためだけの神、無慈悲な神。独裁者としての神です。
ヒトは、心のある生き物。法則で動くだけの、機械的な存在ではありません。
だからこそ、元は人間であるホムンクルス・ブラッドレイは「人間とは度し難い生き物だ」と言ったのでしょうね。

マスタングを制御するという意味だけでも、ホムンクルスたちの目論みは成功したのかもしれません。
人類の発明した最強の武器は、炎
原爆も水爆も、ある意味、炎の応用と言えるでしょう。
リザの父親である師匠を通じて、炎を自在にあやつる要諦を手に入れたマスタングは、お父様ほかホムンクルスにも、一目置かれていたようです。
彼から視力を奪うことによって、最強の錬金術を無力化しました。
その意味でも、エドたちは、真の危機を迎えました。まさに、正念場。

アルの魂が鎧に残ってるのなら、アルの体として返事をしているのは誰?
素朴な問題提起をしたのですが。
魂と肉体との対話編、と定義すればいいのかもしれません。
中原中也の有名な詩「骨」でも、死後の魂と骨との対話が見事な効果を挙げていましたしね。
魂、精神、肉体の三位一体?
プラトンの「引き裂かれた魂」とは、イデアとアガペ。
男と女とに分れて、互いを慕う存在になったと言います。

さて、スカーVSブラッドレイも、最高潮を迎えました。
互いに、「背負う重さ」を知りつくしている、究極の意地っ張り同士、力押しのガチです。
これで、盛り上がらないはずがありません。
輝け、おっさん対決

次回「天の瞳、地の扉」

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2010年5月23日 (日)

鋼の錬金術師第58話感想

#58「ひとばしら」

何でも映画に譬えるのは、適切じゃないかもしれないと思いつつ。
今日のハガレンの、特にAパートは、いい映画を観ているような昂揚感で、すっかり酔わされてしまいました。
金歯医者無双なBパートは、不快不愉快奇奇怪怪(笑)だったのですが、それだけヤツの存在感があったという証左なのでしょう。
やな存在感ですがww

不老不死の秘密を手に入れても、ついにフー爺さん一人も救うことができなかった、リン王子の深い慟哭。
従容として死に赴くバッカニア大尉の気高い姿と、リンに託した最期の願い。
リンの誓いと、それに応えたグリード。
大尉の死をしっかりと受け止めた、オリヴィエの凛とした立ち姿。

どの台詞も非常に密度が濃く、コトバノチカラに圧倒されました。荒川先生ありがとう!
好きな台詞を抜粋してみます。

リン
「なんでだ!なんで…。
不老不死を手に入れても、臣下ひとりも救えないのか!」
バッカニア
「この扉を守ってくれ。
お前の力ならやれるだろう。お前にしかできないから、頼む!」
リン
「グリード、力が欲しい、貸してくれ」
バッカニア
「これで安心してくたばれる。さらばだ、同志。
先に逝っている。ブリッグズの峰より、少し高い所へ」
ブリッグズ兵
「バッカニア大尉は、笑って逝かれたそうです」
オリヴィエ
「奴が笑って逝ったのなら、我らが泣くわけにはいかん」

あまり映画映画言ってると、ダブルオーじゃないけど「運命を劇場版を切り開く!」とか言われそうなので、止めときますねww

本日も、放送直後、某ハガレン掲示板で楽しく過ごせました。
以下の雑感は、書込みの抜粋です。

●やはり、マスタングも女をタテに取られると弱いんですね。
バッカニアの最期が泣けたな~。
「お空はこんなに青いのにね」
って、これじゃ、ブラックラグーンの双子の最期か!しくった!

●リン王子に頼まれたにせよ、グリードの協力が意外。
予定までまだ時間があるから、って言ってたけど、グリードの予定って何でしたっけ?

●(日蝕を待っているのでは?というレスあり)
そうだ、日蝕待ちでしたね。
発動の瞬間に錬成陣に割り込むとか、何か企んでいるんでしょうね。

●最悪のシナリオは、マスタングが視力を失って、リザさんも死んじゃうこと?
「誰も救えなかった…」
神の理不尽に抵抗するために、マスタングはゆりっぺに転生するんですよきっと。

●(マスタングが視力を失ったら、最終回は…)
そう、チャップリンの名作映画「街の灯」みたいに、感動的に終るのかも。
(眼の見えないマスタングの手を握るリザさん。とまどうマスタング)
「…分りますか?」
(手の感触で、思い出す)
「君だったのか…」
ハガレンは、世界の名作になるんですね

次回「失われた光」

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2010年5月17日 (月)

鋼の錬金術師第57話感想

#57「永遠の暇」

フー爺さんとバッカニアの、体を張った特攻あり。
イズミ師匠とオリヴィエの、猛女同士ならではの、力強い共感あり。
作画はちょっと微妙かな?と思いつつも、引き込まれて視聴していました。

ブラッドレイ戦が佳境に入っているのに、肝心のエドたちが、大総統候補の余り者をけしかけられて、いつまでも闘っているので、ちょっとイライラ。
斜視の医者が、地面に何かを描いています。何だろう?と思っていたら。

いきなり人柱錬成陣発動!ビックリした!
しかも、お父様の代理とも言うべき重要な仕掛け人が、テロップを見たら「金歯医者」?
名前すらないのかwww
「永遠のいとま」ということで、フー爺さんの殉死が最大の話題になるはずだったのに。
人柱錬成陣のインパクトで、相殺されてしまいましたね。

ハガレンも、だんだん尺が少なくなってきています。
どう終らせてくれるのか、心配で心配で…。
某掲示板で、「ハガレンはアニメで終らせる。劇場版には持ち越さない」という情報がありました。
嬉しいけど、でもどうやって?

①必殺夢オチ。
ウィンリィが、食パンくわえてエドとぶつかって、いろいろあって、最後に「ボクはここにいていいんだ!」って叫べば大団円という事でww

②エドたちは、ゆりっぺの世界で生まれ変わる。そして、SSSメンバーとして、お父様=神を倒す。
なるほど!ハガレンの意思はABに受け継がれるんですね?これは納得だ

雑感を少々。

●フー爺さんとバッカニアの特攻に涙しつつも、これでブラッドレイを倒せれば本望か、と思ったのですが。
止めを刺すには至りませんでした。
そのうえまだ、プライドがいるんですよね~。
どこでサボっているんでしょうね?地下道にでも潜って影を伝ってくれば、あっという間にセントラルに到着しそうなものですが。

●ブラッドレイもそうだけど、なかなか現れないキャラほど良い仕事をやってのけるんですよね。
プライドは、ギリギリで登場して、引っ掻き回してくれそうです。

●忘れちゃいけないメイ・チャン。
ブラッドレイに止めをさすのは、もしかして彼女かな?幼女に引導を渡してもらえれば、大総統も本望だ!
案外、カワイイもの好きかもしれないし…。
どこのタカナシくんですかww

●一方で、忘れられた人代表のウィンリィ。
エドの「アップルパイでも焼いて待ってろ!」という言葉を信じて、いまでもパイ焼き修行にいそしんでいるのかも知れませんね。
不憫な…。

●リザ一般人なのに強すぎ。しかも二挺拳銃です。これ何てトゥーハンド?
錬金術師やスカーよりもたくさんの相手を倒してますよ?

●ブラッドレイの最期は気になるんですよね。
弾丸を切った時点で、ブラックラグーンの銀さんになった大総統。
トゥーハンドのリザさん辺りに引導渡されるんでしょうね。
「てめえ、生きようとしたな?」www

次回「ひとばしら」

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2010年5月 9日 (日)

鋼の錬金術師第56話感想

#56「大総統の帰還」

やばい、中華料理店で大量に飲み倒した紹興酒が、一気に回ってきた。
泥酔MAXだ!
だが!書かずには終われない!まだだ、まだ終らんよ
なぜなら、ブラッドレイ無双!チートな強さが爆発した大総統の帰還!
これを語らずして何とする?

「自分の城に入るのに、裏口から入る必要があるのかね?」
名台詞ここで来た!
泰然自若とは、まさにこれ。
どうして、ハガレンでは、ここまでオッサンがかっこいいんでしょうか。
作者の荒川さん、ありがとう。おっさん代表として、貴方に愛の抱擁を。
この助平爺があ
SIGERUオワタwwww

キング・ブラッドレイが、サーベル片手に、ブリッグズ兵が占拠している本部に単身乗り込みました。
当然、ブリッグズ兵の迎撃に遭うのですが。
弾丸を切ってる!
砲弾まで!
戦車も破壊!
こんなマネができるのは、五ヱ門の斬鉄剣か、ブラック・ラグーンの銀さんだけかと思ってたのに。
まさに、「てめえら全員、十万億土を踏みやがれ!」ですね。すごすぎる。

バッカニアの決死の腹筋で、ようやくサーベルを奪った。
「ムチャしやがって。だが、よくやった!」
風を巻いて襲いかかるグリリンを、剣圧で吹っ飛ばした!
どこのガッツですかww
ダガーの二刀流か!
ただの短剣も、大総統の手にかかれば、無敵なオリハルコンに変身するんですね。

フー爺さん、リン王子を守るために参上。
ランファンの腕の敵と知って、復讐心百倍です。
でも、次回のサブタイが…。(´Д⊂)

ホーエンハイムとお父様の一騎打ちも佳境。
53万人以上の魂と対話したエドパパ。(某鳩●首相は、見習うべきですね)
必殺の魂たちをお父様に送り込み、その肉体を壊した。
エンヴィーやスロウスのように、塵になって消えるはずだったが。
皮を捨てても、まだ生きている。お父様は完全体になった!
OPに登場した黒いのは、コレだったのか…。

次回「永遠の暇」
さらばわが主(あるじ)?

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2010年5月 2日 (日)

鋼の錬金術師第55話感想

#55「大人たちの生き様」

マスタングの復讐心の行方と、エンヴィーの哀れな最期という、圧倒的な前回の後を受けた55話。

Aパートは、ちょっと緩めだったかな。
もちろん、アームストロングとイズミ師匠のダンナとのキラキラ筋肉祭は笑えたけれど。
スロウスとの戦闘を、かなり長く引っ張りましたしね。ちょっと中だるみしたかな。

エンヴィーに続いて、怠惰のスロウスが退場しました。
「俺は死ぬのか?死ぬって、何だ?
考えるのも面倒くせえ。生きてるのも、面倒くせえ…」
面倒くさい退場でした。まあ、スロウスならこんなものか。
ホムンクルスの、生への執着心の希薄さが、のちの伏線になるのかな?

ラストダンジョンに到達したホーエンハイムと、おとうさまとのラスボス対決。
いつもの錬金術の応酬の後、使った技は、ドラゴンヘッド
クロロ団長と対決したときの、ゾルディック祖父の念能力を思い出しました。
人間と同じように、家族が欲しかったのか?との問いに、怒りを隠せないおとうさま。
「私は人間になりたいのではない、完全になりたいのだ」
おとうさまの望みは、完全体?最強のスーパー・ホムンクルス?
(ノ∀`)
背後から襲い、ホーエンハイムの体から賢者の石を取り出そうとして、慌てて手を引っ込めた
「何をした?」
ホーエンハイムは、即座に言い返しました。
七つの欲望とともに、おまえは、感情を切り離してしまった。それが弱点になるのだ、と。

考えさせられる台詞でした。いろいろ考察可能な、含みのある台詞です。
咄嗟の思いつきを、某掲示板へ書込みました。そのまま引用します。

「おとうさまの望みは、完璧な存在になること。
でも、真に完璧になるには、神になるしかない。それは、実体を持たない存在。
完璧という考え方は、死とか消滅とかに繋がりやすい。
でも、人間には、生き残ろうとする本能がある。
その、執念の違いを、ホーエンハイムは言いたかったのか?」

要するに。
生は本来、不完全なものである。
したがって、完全な存在を求めるなら、死や消滅により、永遠を定着するしかない。
おとうさまの望みは、しょせんは滅びに通じる道。
書込みでは、そう言いたかったのですが。

DJの方が、上手い捕捉をしてくれました。続くホーエンハイムの台詞に着目して。
「簡単に勝てると思うなよ?俺たちに!」
俺たち
息子の、エドやアルのことか
自分が斃れたとしても、彼の意志は、息子たちやそれに続く者たちに、連綿と受け継がれていく。
オリヴィエも、次代を担う若者たちに対する大人の責任を語っていました。
それこそが、人間の強さ。でも、家族を持たないホムンクルスに、それは不可能。
どれほど力を誇示しても、最後に勝利するのは人間
なるほど!荒川さん好みの思想です。これが正解かも知れません。

セントラルを占拠し、歓喜の叫びを上げるブリッグズ兵たち。
しかし…。
キング・ブラッドレイが真正面から帰還した!
何このカッコよさ。花道を颯爽と歩いてくる名代の歌舞伎役者みたいですね。
ブラッドレイ無双ww
来週は、リン・グリードとのチートな戦闘が見られそうです。
よく動くんだろうなあ。楽しみです。

次回「大総統の帰還」
来週は、最強の眼VS最強の盾。

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