Angel Beats!第13話(最終話)感想
#13「Graduation」
本当に、卒業式だったんだ!
♪この死せる世界からの、卒業♪だったんだ!
カナデは、音無の心臓で生き延びることができた女の子だったんだ!
最初に刺したとき、音無に心臓がなかったので、すぐに分ったんだ!
そうだったのか…。
「分ったよ!おれが消えてやんよ!!」
(視聴者代表SIGERU)
「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」(ウィトゲンシュタイン)
いまは、そんな心境です。
終った、という解放感と、それと同じくらいの当惑が、渦巻いている感じ。
「もう、これしかなかったのかも」という納得と、「あれほど積み上げた設定は、どこに」という正当な疑問と。
でも、感想記事は書かなきゃ…。
ドナー登録した音無の命を引き継いだのがカナデちゃん、って予想を、どこかで読んだ記憶はありましたが。
まさか、本当にそう来るとは。正直、驚きました。
保健室で目覚めたゆりは、また設定改変されたんじゃないかと勘ぐりたくなるほど、優しく、しおらしくなっていました。
束縛から解放された彼女は、こんなにも女の子らしかったんだ。
カナデちゃんとも、LOVE疑惑すら起きかねないほどの急接近です。
卒業式を終えて、あっさり消えてしまうまで、まだ何かあるんじゃないかと、ずっと疑っていたのですが。
ゆりっぺは、やはり正ヒロインじゃなかったんですね…。
お色気アピール、お疲れさま。黒ニーソを、ありがとう。
一緒に、この世界に残ろう!
カナデを抱きしめる音無の姿には、不覚にも落涙しそうになりました。
この辺は、さすが手馴れているという感じです。
それにしても、ゆりや日向を送り出した直後なのに。
音無の人格に危うさが感じられたのは事実ですが、それはまあいつものことだしww
カナデを失った音無は、プログラマーとしてこの世界に残留し…
って、永劫回帰endかと思ったのですが。
EDで、音無も消えたので、それはありませんでしたね。
そして、誰もいなくなった。
Cパート。
渋谷109で。立ち去ろうとする帽子の少女。
通りかかった少年が、はっと気づき、少女の後を追って、そして…
あえて入れてきた、救いの演出。ベタだけど、よかったと思います。
「ガルフォース・エターナル・ストーリー」の結末を想起しました。あれは好きだったなあ。
さて…
どうしようかな…
ついしん。どーかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください。
じゃなくてww
麻枝さま、そこにいらっしゃるのなら、お願いがあります。
ゲーム化を希望します!
天使のカナデちゃんに魂を持っていかれた我々に、もっと浄財を捧げさせてください。死ぬまで踊らせてください。
黒ニーソのお色気ムンムンなゆりっぺを堪能させてください。
それでもきっと、心残りが昂じて、この世界に迷い込み、NPCとなってしまうでしょう。
だからお願いです!
リメイク希望!制作は京アニということで!
( ´▽`)σ)´Д`)
ABのお蔭で、ステキな祭の時を過ごさせてもらいました。けっこう真摯な考察もさせていただきました。
SSを3本も書いてしまったのも、前代未聞でした。
設定とか構成とか突っ込み出せば、ほぼエンドレスな、この作品。
アニメ評価を行えば、残念ながら、高い得点は上げられないかもしれません。
それでも、金曜の放映を待ちわびたし、考察記事を書くのも愉しかった。それは事実です。
結局、冷静な作品評価というより、ゆりっぺの演説とか、気に入ったものに感情移入し、勝手に語っていたのでしょう。
つまり、「自分の見たいものだけを見ていた」んだと思います。
ともあれ、ABという世界は、ここに完結しました。
麻枝さん、スタッフの皆さん、お疲れさま!
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