2010年6月26日 (土)

Angel Beats!第13話(最終話)感想

#13「Graduation」

本当に、卒業式だったんだ
♪この死せる世界からの、卒業♪だったんだ!
カナデは、音無の心臓で生き延びることができた女の子だったんだ!
最初に刺したとき、音無に心臓がなかったので、すぐに分ったんだ!

そうだったのか…。

「分ったよ!おれが消えてやんよ!!」
(視聴者代表SIGERU)

語りえぬものについては、沈黙しなければならない」(ウィトゲンシュタイン)
いまは、そんな心境です。
終った、という解放感と、それと同じくらいの当惑が、渦巻いている感じ。
「もう、これしかなかったのかも」という納得と、「あれほど積み上げた設定は、どこに」という正当な疑問と。
でも、感想記事は書かなきゃ…。

ドナー登録した音無の命を引き継いだのがカナデちゃん、って予想を、どこかで読んだ記憶はありましたが。
まさか、本当にそう来るとは。正直、驚きました。

保健室で目覚めたゆりは、また設定改変されたんじゃないかと勘ぐりたくなるほど、優しく、しおらしくなっていました。
束縛から解放された彼女は、こんなにも女の子らしかったんだ。
カナデちゃんとも、LOVE疑惑すら起きかねないほどの急接近です。
卒業式を終えて、あっさり消えてしまうまで、まだ何かあるんじゃないかと、ずっと疑っていたのですが。
ゆりっぺは、やはり正ヒロインじゃなかったんですね…。
お色気アピール、お疲れさま。黒ニーソを、ありがとう。

一緒に、この世界に残ろう!
カナデを抱きしめる音無の姿には、不覚にも落涙しそうになりました。
この辺は、さすが手馴れているという感じです。
それにしても、ゆりや日向を送り出した直後なのに。
音無の人格に危うさが感じられたのは事実ですが、それはまあいつものことだしww

カナデを失った音無は、プログラマーとしてこの世界に残留し…
って、永劫回帰endかと思ったのですが。
EDで、音無も消えたので、それはありませんでしたね。
そして、誰もいなくなった。

Cパート。
渋谷109で。立ち去ろうとする帽子の少女。
通りかかった少年が、はっと気づき、少女の後を追って、そして…
あえて入れてきた、救いの演出。ベタだけど、よかったと思います。
ガルフォース・エターナル・ストーリー」の結末を想起しました。あれは好きだったなあ。

さて…
どうしようかな…

ついしん。どーかついでがあったら、うらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやってください。
じゃなくてww

麻枝さま、そこにいらっしゃるのなら、お願いがあります。
ゲーム化を希望します!
天使のカナデちゃんに魂を持っていかれた我々に、もっと浄財を捧げさせてください。死ぬまで踊らせてください。
黒ニーソのお色気ムンムンなゆりっぺを堪能させてください。

それでもきっと、心残りが昂じて、この世界に迷い込み、NPCとなってしまうでしょう。
だからお願いです!
リメイク希望!制作は京アニということで!
( ´▽`)σ)´Д`)

ABのお蔭で、ステキな祭の時を過ごさせてもらいました。けっこう真摯な考察もさせていただきました。
SSを3本も書いてしまったのも、前代未聞でした。
設定とか構成とか突っ込み出せば、ほぼエンドレスな、この作品。
アニメ評価を行えば、残念ながら、高い得点は上げられないかもしれません。
それでも、金曜の放映を待ちわびたし、考察記事を書くのも愉しかった。それは事実です。
結局、冷静な作品評価というより、ゆりっぺの演説とか、気に入ったものに感情移入し、勝手に語っていたのでしょう。
つまり、「自分の見たいものだけを見ていた」んだと思います。

ともあれ、ABという世界は、ここに完結しました。
麻枝さん、スタッフの皆さん、お疲れさま!

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2010年6月20日 (日)

Angel Beats!哲学的考察SS(ゆりっぺの意志と表象編)

最終回直前特別企画【ゆりっぺの意志と表象編】

ゆりっぺは、12話の演説の中で、生まれ変わりを拒否しました。
ほかの誰のものでもない、自分の人生を主張したのです。いわば、人生賛歌、個性賛歌です。

ゆりっぺ支持を表明したせいかは分りませんが、記事にアクセスが集中しました。読んでいただいた事は、とても嬉しく思っています。

最初に宣言しておきます。ゆりっぺ発言についての私の考えは、実は二律背反に近いものです。
①ゆりっぺの心の叫びに、心情的には揺さぶられた。人にはそれぞれ意味と価値があり、それは犯すべからざるものだ。
②しかし、自己の無条件な肯定は、唯我独尊や、頑なな我意にも繋がりかねない。その危うさも、経験上、知悉している。

①について
トシを重ね、社会的経験ってヤツも積んできたのですが、結局は「自分から離れられない自分」を感じています。それは、10代や20代の頃と変わりません。
「個性的でありたい。徹底して、自分自身でありたい」という個性への憧れから、ついに逃れられなかったのです。
ゆりっぺの生硬ともいえる演説にうなずき、共感を覚える自分が、確かにいます。
②について
しかし一方で、私の内の『経験』が、絶えず囁き続けます。
ただの厨二病ではないのか?
おまえのいう自分自身とは、それほどかけがえのないものなのか?唯一無二な存在なのか?と。

それでも、矛盾を抱え込んだまま、必死で生きていくしかないのですけどね。
若い頃の信念は、やはり捨てることはできません。
ゆりっぺが、守るべきもののために、戦い続けることを決意したように。

さて、「人類の普遍的意志こそが、人の本質である」と主張する哲学の流れが、存在します。
分りやすい喩えでいえば、「共生」「集合意識」と呼ばれるものですね。(エヴァで語られていたアレです)
普遍的(全体的)意志説の代表者が、19世紀ドイツの哲学者、ショーペンハウエルです。
『自殺について』に収録されている、「余興としての小対話篇」。
ショーペンハウエル独特の鋭い明晰さと定言的表現で、個性はただの表象であるとし、人間存在の本質は普遍的意志にある、と結論づけています。
今回の、人生や個性の問題について、とても刺激的な考察といえます。
初めは、要約して引用するつもりだったのですが、ふと遊び心が兆したため、SS仕立てにしてみました。
原典の方は、哲学者とその友人との対話形式で進みます。
ここでは、哲学者役に石田青年(笑)、友人役にゆりっぺを起用してみました。
人を選ぶタイプの、小難しいSSです。しかも長文。
AB大好き、考察も大好き!という人に愉しんでもらえたら幸いです。

ゆりっぺ「要するにね、あたしが死んだら、あたしはどうなるの?サクッと説明頼むわよ!」
石田青年全てにして無です」
ゆりっぺ「あらあら困った!解答は、いきなり矛盾じゃないの。あたしをごまかそうたってダメよ」
石田青年「超越的な問題に、内在的認識のために創られた言葉で解答を与えようとすれば、矛盾に陥らざるを得ないのですよ」
ゆりっぺ「な、何よ。超越的とか内在的とか、カント哲学の術語で攻めてきたって、怖くないんだから!
ってか、超越とか内在って、何なのよ?」
石田青年内在的認識というのは、その個体の、経験の範囲でしか思考できません。つまり、内在的認識においては、貴方は個体として死んだら、それで終りです。になるんです。
ところが、超越的認識においては、個体は本質の表象や現象に過ぎません。本質には、始まりも終わりもないので、貴方は不滅性を獲得します。すなわち、全てになる、というわけです。
ただ、貴方という個体は時間の制約を受けるが、本質としては永遠に不滅という点が、矛盾といえば矛盾かもしれませんね。
存続しないが、普遍的に受け継がれていく不滅性、といえば分ってもらえるでしょうか。
でもまあ、本質にとって、それは大した問題じゃありません」
ゆりっぺ「じょ、冗談じゃないわよ!あたしの個性が存続しないんだったら、あなたのいう不滅性なんかに、1円だって払うもんですか!」
石田青年「まあ、そうおっしゃらずに。まだ、取引の余地があるかもしれませんよ?
どうでしょうか、貴方の個性の存続を、僕が保証するとしましょう。
ただし、条件があります。死んでから、貴方の個性が目覚める前に、三ヶ月だけ完全に無意識な死の眠りを眠ることを承知してください」
ゆりっぺ「まあ、それくらいなら、いいわよ?」
石田青年「ところで、無意識の状態にいるなら、時間の経過を知るすべはありませんよね?そうなると、現実の世界で三ヶ月経とうが一万年経とうが、無意識の貴方にとっては、どちらでもいいことになる」
ゆりっぺ「そうかもしれないけど…。何だか、雲行きが怪しくなってきたわね」
石田青年「もしも、一万年経って、誰かが貴方を目覚めさせるのを忘れたとしましょう。
すると、貴方は短い人生の後に、一万年という長い長い非存在が続いたわけだから、むしろ、非存在そのものになじんでしまう。そうなれば、それほど不幸というわけでもないでしょう?
しかも、生という本質自体は、一万年のあいだにも、一瞬もとどまることなく同類たちを生き続けさせているのだから、それを知ったら、貴方もけっこう幸福になれるんじゃないですかね?」
ゆりっぺははあ!あんたは、そんなふうに、あたしから個性を騙し取ろうとしてるのね?冗談じゃないわよ、そんなインチキに引っかかるもんですか!
あたしは、あたしの人生を断固主張するわ!あたしの個性を、絶対に手離すもんですか!」
石田青年個性って、そんなに優秀で完全無比なものなんですかね?ほかの、もっと快適なものとさえ、交換したくないほどのものだと?」
ゆりっぺ「ああ、あたしの個性!それこそは、あたし自身なの!
あたしは、あたしは、生きたいのよ!人生を生きたいの!それこそが、大切な願望なのよ。
個性を失った不滅性なんて、あたしにはどうでもいいの!」
石田青年「なるほどねえ。でも、考えてごらんなさいよ。そんなふうに『生きたい』って叫んでるのは、貴方だけじゃないんですよ?
意識の影をちょっとでも持ち合わせていれば、そのものたち全てが、そう叫んでいるんです。貴方の専売特許じゃないんです。
だからむしろ、生きたいという意志は、個体から生まれてくるのではなく、万物に共通のものであり、存在する全てのものの本質を為しているんです
貴方は、個体として生きてるように錯覚するけど、実は、生きること自体が、人類の普遍的意志なんですよ。
人生やら個性やらを失うことを、貴方は何よりも怖れている。それはもう、恐怖症と言うべきものだ。
そんな不安を抱えながら生きていて、本当に幸福なんでしょうか。
こう考えてくると、個性というのは実は不完全なものであり、かえって制限になるものだということが分るでしょう?
でも、貴方の本質が『生きようとする普遍的意志』だと正しく認識しさえすれば、そんな子どもじみてこっけいな不安から、綺麗さっぱり脱却できるんですよ」
ゆりっぺ「…子どもじみてこっけいなのは、あんたと、あんたの哲学者連中の方よ!
あたしのようなしっかりした人間が、あんたのような馬鹿と話しこむのは、要するに暇つぶしのためなのよ。
おっといけない、もっと大事な用があったんだっけ。じゃあね!」

(意固地に肩を怒らせずんずん立ち去っていくゆりっぺの後姿をしばらく見送っていたが、ふっと憫笑します)

石田青年「やれやれ、逃げましたか。でも、彼女は、またここに来ますよ?必ず、じきに、ね

to be continued.

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2010年6月19日 (土)

Angel Beats!第12話感想

#12「Knockin’on heaven's door」

ゆりっぺって、「ナカムラ ユリ」だったんだ…。

教室で、ゆりっぺが熱い演説をぶちかましました。まさに白眉の場面でした。
「記憶を失って、性格も変わって。なら、できますよね?
でも、だったら、生まれ変わるって何?
それはもう、あたしの人生じゃない。別の誰かの人生よ。
人生は、あたしにとって、たった一度のもの。
それは、ここに(と胸をたたいてみせる)、たった一つしかない。
(中略)
ありのままの、残酷で無比な、たった一度の人生を、受け入れるしかないんですよ?
先生、分りますか?(がらんとした無人の教室が映る)
だから、あたしは戦うんです。戦い続けているんです。
だって、そんな人生――
一生、受け入れられないから!」

わが胸の底のここには、って名作小説のタイトルを引用したくなるような、力と熱のこもった語り。
まさに、作者の思想の反映なんでしょうね。人生賛歌、個性賛歌。
大いに共感しましたが、これについては、別稿で考察したいと思います。

さて、たった一人のギルド降下オペレーションを断行したゆりっぺ。
地下には、第二コンピューター室(笑)が。
そして、そこに待っていたのは!

…………
誰?
(ノ∀`)

謎の青年、石田彰さんだったのです!
直井がいたら、思わず「カヲルくん、どうして!」って叫ぶところですね♪

「犯人が未知の人物では困ります」なんて書いたけど、ABはミステリではないので、それはそれとして。
ついに、この世界の創生の秘密が、語られるときが来ました。神と言われた人物の正体も。
Angel Playerとは、世界のマテリアルを作成・改変できるソフト。
プログラミングしたのは、神でした。愛の心を持ったまま、この世界に迷い込んできた人間、と説明されています。
ちょうど、音無みたいな人物だったんでしょうか?
石田青年が、プログラムにしたがってNPCを影に改変し、リセットを図った理由とは。
「世界に、愛が芽生えました」
かつて神だった人物は、愛を、この世界に致命傷を与えるバグだと考えた。
「なぜなら、ここは、卒業していくべき場所だからです」

しかし、石田青年は、まったく別の可能性をも示唆しました。
この世界を、愛に充ちた永遠の楽園にすることもできる。
その神は、ゆりなのだ。
すべてを統制する、神への誘惑。
でも、ゆりは、この世界から卒業させる事によってみんなを守る、という選択をしました。
音無の希望を受け入れたわけです。
コンピューターをすべて破壊し、影を消滅させた。
これで、みんな救われるはず。

殺された弟妹たちよりも、守りたいものができた。それが、SSSの仲間たち。
「ありがとう、おねえちゃん。もう、おねえちゃんだけ苦しまなくていいよ」
きょうだいたちが、ねぎらいの言葉を、罪の意識からの「赦し」を与えてくれました。
心から、満足したゆり。
「あたしを、突き動かしたものが、消えていく…」
ゆりっぺ消滅か?

Cパート。保健室で目覚めたゆりを、見守る仲間たち。
「…戻ってきた?」
次回は、みんなの卒業式なんでしょうか?

ゆりっぺが、お色気方面で、いい仕事をしてましたね。かなでちゃんとの差別化を、一生懸命アピールしている感じです。
トイレの場面とか、お得感がありましたww
「とりあえず、服、整えたら?」
「うわああああ!!!」
おへそが可愛いwww
(´∀`*)

あとは、かなでちゃんだけですね。人間であるということ以外、まだ何も語られていません。
かつて、愛を知って、この世界から去った彼女とか?
いまはNPCと化している、はるか昔の人(神)も、気になります。

次回「Graduation」

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2010年6月12日 (土)

Angel Beats!第11話感想

#11「Change the World」

影は、永久プレイ防止のために出現した無敵モンスター?
視聴者の予想を、ゆりっぺがわざと先回りしたカタチです。
魂を喰われた高松は、従順に授業を受けるNPCと成り果てた。
そして、影はどんどん増殖し、メンバーを襲ってくる。
ハガレンのエドだったら、「こいつらも元は人間(NPC)なんだ」とか言って躊躇うところですが、さすがABは容赦がありませんね。
音無やゆりっぺは撃ちまくる、奏や藤巻は斬りまくる。物理攻撃が通用するところを見ると、スピリチュアルな存在ではなさそうです。

この世界にいる何者かが、PCの天使ソフトウェアを使用して、プログラム操作により、NPCを影に変えた。
その人物は、図書館のPCを盗んで、どこかに隠している。
床に、秘密の地下通路が。地下のギルド出現。
闇の底には「お父様」がいた!
…って流れだったら困るなあww

視聴者は、魂の救済劇を希求しているのです
ここに来て、ゆりっぺとラスボスとの一騎打ちの様相を呈してきたのですが。
お話が戦闘に特化してしまうと、尺が足りなくて、メンバーたちの救済にまで至らない惧れが。

あと、犯人が未知の人物では困ります。ミステリだと、反則の部類。
エラリー・クイーンが『スペイン岬の謎』で、「ほとんど不在だった人物が犯人」というトリックを使った例はありますが、「まったく不在」だったわけではないですからね。
かといって、たまたま姿を見せなかった松下五段あたりが犯人とか言われても困るし。うーん。
残すところ、2話。
ぜひ、感動に充ちた結末を、鶴首して待ちたいと思います。

天使ちゃんに押され気味だったゆりっぺが、存在感を示しました。
リーダーを音無に譲り、戦線を離脱することで、天使を味方に引き入れた深謀遠慮。
みんなを思いやり、潔く身を退くことで、立派にリーダーとしての資質を証明してみせました。悪いハルヒじゃなかったんだ。
そして、自らは孤独な戦いの場へ。
好感度がぐーんと上がりました!ゆりちゃんマジゆりっぺww
…今まで、天使ちゃんばっかり言ってたくせに。何ていい加減なヤツだろう俺ww
次回は、地下の闇で、あんなことやこんなことされちゃうんでしょうか。
直井回での、痛めつけられたゆりっぺにひそかに萌えた私としては、妄想とかいろいろ膨らんでおります。

EDが流れ、SSSメンバー一人一人の内省的な姿が映し出されて。
何だか、胸が熱くなりました。

次回「Knockin’on heaven's door」

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2010年6月 5日 (土)

Angel Beats!第10話感想

#10「Goodbye Days」

ユイにゃん成仏大作戦。
泣かせに来たか…。

三島由紀夫の文芸評論からの孫引きですが、「文学でもっとも容易なのは、涙を流させることと猥褻感を催させること」なんだそうです。
ちょっち薄かったかな。ユイと日向のフラグに伏線がなさすぎるよね。
言ってしまえば、昨日まではねっ返りのツンデレピンクだった女の子が、今日になったら素直で何でも言う事を聞く眼鏡っ子に変わっていた、というほどの納まりの悪さはあります。
でもまあ、良しとしましょう。
前回からの流れに乗った、非常に素直なお話でした。単体としては、悪くないエピソードです。

以下、見終わった後の心の叫びというか、妄言の数々です。
「なんでユイにゃんなんだよ!野田とか松下とか大山とか、デリート候補はいくらでもいるだろうに!」
「麻枝さんって、そんなに女がキライなのか?まさか、野郎ばかりの世界って逆ユートピア狙い?そんな…」
「事故で寝たきりの可哀そう設定はデフォルトだな。だが、これはこれでもらっておこう」
「カナデちゃんの三文芝居がおもしろかった。このギャグは評価できる」
「少女の夢が、ジャーマンスープレックスとマラドーナ5人抜きとか場外ホームランってどうよ?」
「お嫁さんというのは鉄壁の定番ですね。やはり日向しかないか」
「おかあさんもよろしくね、だと?これってつまり、公認の母娘(おやこ)どwww」
まあ、こんなところかな。皆さんと同じ感想ですよ。

ここからは、一部で批判も見受けられたCパートについて、集中的に書きたいと思います。
「今、俺は何を斬ったんだ?」
「影?もうちょっとちゃんと説明してよ」
「影としか説明できません」
Cパートで、唐突にぶちかまされた『影』の出現!
あと数話だというのに、この期に及んでも不安要素で攪拌してくるとは。
麻枝さんやるなあ。視聴者を安心成仏させないつもりですね?

影との戦い、ということで、ジブリでアニメ化もされた『ゲド戦記』を真っ先に想起します。
他ブログさまの「影は、成仏した者たちが残したもの?」という考察が眼を惹きました。
暗黒面の分身、という意味なら、ゲド戦記の設定と類似です。
あるいは、成仏という予定調和を壊すために、誰かが遣わしたアサシン(刺客)という可能性も考えられますね。
その誰かとは、神かもしれません。そして神は、外在的ではないかもしれないのです。
この世界の誰かが神という可能性も、まだまだ捨てきれない。
悪魔の役割を演じるのでは?と、ひそかに考えていたユイが退場したので、残るのは…。
被害者が犯人、探偵役が犯人、というトリックも、ミステリの王道ですからね。

予告も気になる台詞ばかりです。
「何かが侵入してきます!」
「天使に消されちまったほうがまだマシじゃねえかよ!」
「じゃあ、また会えたら会いましょう」

これは楽しみだ!

次回「Change the World」

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2010年5月29日 (土)

Angel Beats!第9話感想

#9「In Your Memory」

「ここは、若者たちの魂の救済場所だったんだ」
「知らなかった?」
うん、知らなかった!」(視聴者一同)
Σ('∀`;)

SSSと天使ちゃんが果てしない抗争を繰り返していた原因は、天使ちゃんが口ベタな不器用さんだったからなのか!
望むとおりの青春を送れなかったみんなを、ただ救いたかっただけなのか!
なあんだ、そうだったんだ。アハハこいつめえ♪

世界の正体について議論が沸騰していたAB。
ここに至って、何もかも説明がつき、全てのピースが納まるべきところに納まりました。
綺麗すぎて、ちょっと不気味な程ですがww

音無は、すべてを思い出しました。
乗客たちを救おうと必死の努力を試みた彼。7日間の地獄を耐え抜き、レスキュー隊によって救出された。
自分の生命こそ犠牲になったものの、結果的には、成功したのです。
本来なら成仏して然るべきなのですが、音無には、まだ心残りがある。それは、新たに得た仲間たち。
かけがえのない仲間であるSSSメンバーを、この世界からの卒業(´∀`*)させることを決意しました。
その彼が、まっさきに思い浮かべたのは、ゆりっぺです。
不条理きわまる暴力で、妹や弟たちを、姉としての自恃を一挙に喪失した彼女。
日向たちとは違い、ゆりっぺは、奏の説くようなかたちの救済を、望んではいないでしょう。
音無以上に、「救えなかった」という原罪意識に苛まれている彼女にとって、救いを峻拒し、永遠に抵抗し続けることこそが、いまやレーゾン・デートルになっているはず
女王さまキャラと見せて、ゆりっぺこそは、世界でいちばん孤独な少女だったのです。
罪の意識という茨の枝で自らを縛め、囚われのお姫さま状態となっているゆりを、音無は、どうやって救おうというのか?
ゆりの成仏条件とは?
その解明こそが、結末に向けての、最大の課題になるのでしょう。

…ぶっちゃけ、妹を連れ出して死なせた音無の方が苛まれるべきだと思うのですが、それは言わない約束ということでww

疑問点も少々残ります。
100体の分身の攻撃性を統合させられたはずの奏が、天使ちゃんマジ天使として復活。
元のまま目覚める可能性は1%って、ゆりは推測していましたが、あっさりと奇蹟を達成です。
どうなんでしょうねえ。
マジ天使に籠絡された音無くんですが、彼女については、まだまだ逆転がありそうな気がしてなりません。

次回「Goodbye Days」

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2010年5月22日 (土)

Angel Beats!第8話感想

#8「Dancer in the Dark」

Dancer in the Darkということで、絶望映画の代表的作品を引用したわけですが、それほど絶望的な内容じゃなかったですね。
単に、ギルドの闇で踊るTKのことだったのかな?ww

第二天使ちゃんは、分身天使
案外まっとうなところに落としてきた、というのが、率直な印象です。
むしろ、「天使は増殖する」という、天使補完計画の方を強調したかったのか。
戦いの感情を持ったときには、好戦的なS天使ちゃんが生まれる。
落ち込んでいるときは、かよわいM天使ちゃんが。
媚薬気分なときには、えろい天使ちゃんということで。
天使ちゃんパブ」が開設されたら、常連客になりますよ。もう通いまくります。
いろいろタイプの天使ちゃんと、麻婆豆腐食べたりデレされたりハンドソニックされたりアブソーブ(吸引)されたり。
あんなこといいなこんなこといいな。妄想とかいろいろ膨らみっ放しですww

それにしても、相変わらず怪しい行動を取りまくるゆりっぺ。
前回も思ったのですが、被害者を装う犯人、というのもミステリの常套手段です。
ずっとやられやくな彼女。何か仕込みがありそうな気がしてなりません。
最下層で、天使の喉を掻っ切ったゆりっぺが、ゆっくりと伸びをしています。
まるで、分身天使たちのabsorbが引き起こす結果を、知っていたかのように
ハーモニクス→アブソーブのプログラムを仕込んだのは、彼女ですからね。

分身たちの負の感情をそそぎ込まれたカナデは、どうなるのか?
冷酷な堕天使となって、音無たちに立ち塞がるのか、それとも?

以下雑感です。

●「カナデは大丈夫なのか?かなり深い傷だろ」
「あたしたちと同じよ」(あたしのケガは無視かよww)
そっけないゆりです。
これを嫉妬と解釈するかどうかは、まだまだ微妙。
少なくとも、音無と奏との距離を絶えず計っているのは確実でしょう。
腹の中で何を考えているのかは分らないけれど。

●時間稼ぎのために、またも授業を受けているふり。聖徳太子への落書きはお約束です。
大山は、何のメカデザインをしてるんでしょうね?ロボアニメおたく?

●エンジェルプレイヤーとは、天使ソフトウェアのマニュアル。
「この分厚さで、ぜんぶ英語!」
演算能力を使うんだ一通さんww

●ゆりっぺが、眼鏡っ子スキルを発動した!
天使ちゃんに対抗して、新たなガードスキルを開発したんですね。
これで音無もイチコロさ!

●ダンジョンでは、無数の天使ちゃんが中ボスに。
「閉じ込められた!」
まるで、RPGのロマサガです。
進めば進むほどモンスターが強くなって、うっかりダンジョン内でセーブしたら、にっちもさっちも行かなくなって全滅を繰り返す難易度バツグンの恐怖ゲー。今でも心の傷がよみがえる…。

●「どうでもいいが、また真っ先にやられたな、あいつ」
どうでもいいのかww
一人一殺。しかもお笑いになってるし。
直井に操作された大山が笑えました。

次回「In Your Memory」

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2010年5月15日 (土)

Angel Beats!第7話感想

#7「Alive」

天使の代理。
生徒会長に代理がいるのなら、天使に代理がいても、確かに不思議じゃありません。
音無との会話(「あなたがそう言うなら」)により、どんどん綾波ないし長門化してくる天使ちゃん。
複数の存在が可能な素体ということなら、もう、「そういうこと」でいいのかもww

天使ちゃんが川のぬしを寸断したときに、幻影じゃなくて、はっきりと分身していました。
ハーモニクスというガードスキルの効果なんでしょうが、ただの眼くらましだけではないようですね。
天使とは、自分自身をバージョンアップさせることにより、自己進化できる生命体
だとすれば、神の存在や手助けは不要ということに。

音無の過去が、ついに明らかになりました。そのための直井だったのか。
妹を失ったあとで、妹こそが生きがいだったことを悟る。
喪失感を、医者を目指すことで埋めようとしたが、志半ばで不慮の列車事故により…。
音無の人生も、理不尽に断絶させられていたのです。
記憶を取り戻し、すっきりした表情の音無。フルネームの「結弦(ゆづる)」も判明しましたしね。
「SSSに残るの?」
「ああ。このままじゃ、死に切れねーし」
「あなたにも、目的ができたのね」
ただ、音無の記憶喪失の原因が、相変わらず不明なのが気になります。
事故のショックで記憶が飛んだというなら、他のメンバーだって同じですし。

あと気になったのは、奏との会話で。「おまえと俺は消えないから」って断言したこと。
この自信は、どこから来るのか?NPCじゃないから?
模範的な行動で消えるのはNPCだけで、音無や奏のような「人間」は、納得しない限り死なない、という整理でいいのかな。

第二天使の出現により、この世界の正体は、ますます混迷してきました。
演繹的に推論を敷衍していくと、それこそ、あらゆる可能性が存在しますよね。
次々に「天使」を送り込んでくる仮想の「神」の正体とは?
ミステリふうに、真犯人を推理してみる遊びです。

ゆりっぺが犯人。彼女が、天使を造り出している。
動機は、SSSの維持と、彼女にとって特別な存在である音無を引き止めるため。
この世界から消えないこと、すなわち永遠に納得せず反抗することが、彼女の最大の望み。
何故なら、音無や日向と違って、彼女の経験した理不尽は、納得や達成とは異質なものだからです。
だったら、どうして音無の記憶を取り戻させて、目的を与えたのか?彼が消えるための布石を、自ら用意してしまったのか?
恐らく、賭けだったと推察します。音無の不幸も、自分と同じ絶望的なものだったなら…。
ところが、音無は、希望を持ってしまいました。奏という、妹に代わる伴侶?も得て、このままでは、大満足して消えてしまいかねない。
そこで、ゆりは、第二の天使をメンバーたちに見せ、反抗を維持しようと企んだのです。
ゆりっぺが、とことん悪女ですねww

②やはり奏(に代表される天使たち)が犯人。天使は、意識を共有する、ある意味集合的な生命体。
それが、神に代って、人間たちと闘うという構図です。
天使ちゃん愛する罪歌になっちゃった私としては、実は認めたくない結論。
奏ちゃんは堕天使ということで、音無たちと一緒に天使たちと闘ってほしい。

③犯人=神は、やはり存在する。それも、意外なところに。
SSSメンバーの中にひそんでいたりして。
TK辺りがあやしい…。
扱いが「咲」のタコスちゃん化した空気なユイも、まだ私は疑いを解いていません。
(´∀`*)

次回のサブタイは、ラース・フォン・トリアー監督「ダンサー・イン・ザ・ダーク」から流用。
映画好きとしては、ちょっと目をひかれました。
この作品は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した、2000年制作のデンマーク映画です。
トリアー監督は、「ヨーロッパ」など、前衛的な作風で有名。私も、劇場で観たときにちょっと唖然としました。
さて、「ダンサー…」の特徴は、救いのない結末。
主人公の女性は、息子のために殺人の罪を負ったまま、全てを黙秘して処刑されてしまいます。
味気ない灰色の現実と対比させ、彼女の空想世界をミュージカル仕立てで異常に明るく描いた手法が斬新で、評価されました。

ここで、このサブタイトルを持ってきた理由が気になりますね。次回が楽しみです。

あ、そろそろ、お台場で挙式の、知人の結婚式に出かけなきゃ。
ビッグサイトのすぐ近くなんだよな~。おたくの聖地で挙式とは…。

次回「Dancer in the Dark」

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2010年5月 8日 (土)

Angel Beats!第6話感想

#6「Family Affair」

直井は、やはりシンジくんだったんですね!
彼の心の叫びを要約すると。
もっと、ボクに優しくしてよ!」
(ノ∀`)

自分の人生は借り物。ずっと、透明な存在だと感じていた。
彼の「神願望」は、人生を主体的に生き切れなかった後悔が産み出したもの。
コンプレックスの裏返しにより、この世界の神となって、みんなを成仏?させようとしていたのです。

直井は、ずいぶん重要なことを、ぽんぽん言ってましたね。彼の台詞を列挙すると。
僕が神だ。
この世界は、神を選ぶための世界。
岩沢は満足したので死んだ。
成仏させる。催眠術によって、記憶を上塗りして。

彼は、NPCではなく、人の魂を持った人間でした。
模範的な行為は、一般生徒に暴力をふるう行為で相殺。だから消滅しなかった。
それじゃ、模範的な天使ちゃんは何故消えないのか?
「あたし、麻婆豆腐が好きなの?初めて、知った…」
天使も、音無と同じく、記憶がない?だから消滅しないのか?

情報量が多すぎて、ちょっと整理し切れていません。
そして、直井情報にはまだまだ確変要素があると思いますので、今回は正面からの考察をせず、トリビアとネタツッコミで攻めてみますね。
いつもと同じ?あっそうww

①天使ちゃんといっしょ
「ねむい…」
天使ちゃんが誘ってる!欠伸も可愛い!
男と女が独房に二人きり。ベッドは一つ。やることも一つww
強制ラブホ状態です。その気にならなかったら、男じゃありません。
音無が煩悩に覚醒する前に、トランシーバーから呼び出しが。ゆりっぺ女王でした。
「あなた、いま、天使と一緒なんじゃないの?」
離れていても、まるっとお見通しだ
のカンは鋭いですww
音無が、天使ちゃんに急接近。フラグが立った模様です。
「俺には記憶がないんだ。だから、おまえと戦う理由も実はないんだ」
音無が、ゆりっぺを裏切った?伊藤誠な手管を使い始めて、天使ちゃんを落としにかかっています。
天使ちゃん、逃げてー!(´∀`*)

②ハンドソニックver.4
花のかたち。蓮の花ですね。
蓮の花は、仏教において、解脱や輪廻の象徴。だから、仏像の台座や仏具にも使われています。
古代インドでは、極楽浄土は、蓮の花(蓮華)のかたちをしていると考えられていました。
古代エジプトでは、聖なる花、ロータス(蓮もしくは睡蓮)。
ロータス・イーターといえば、ギリシア神話のオデュッセウスの物語に登場する人々。
ロータスの実を食べると、夢見心地となって全てを忘れ、家や故郷に帰ることさえも忘れるという。
なかなか暗示的です。

③ゆりっぺ迷走?
「このひどい戦いを終らすには、天使の存在が必要なの」
あれ?手のひら返して、天使ちゃんに頼ろうとしてる?なして?
一般生徒には手を出せないというルールは、SSSだけに適用される、ゆりの内部ルールみたいですね。
だから、一般生徒を盾に取られると、反撃できず、一方的な暴力になってしまう。
直井が暴力をふるっていたのと同様、天使ちゃんもルールに拘束されないから、戦いを終らせることができるということなんでしょうか。

④音無が、主人公補正でHEROMAN化
いいぞ音無!もっと、もっとだ!
カッコつけた台詞の奔流が、いま直井を直撃する!
「おまえの人生だって、本物だったはずだろ!」
「俺が抱いてるのは、おまえだ!」
ぎゅっと抱きしめる音無くんが無敵BL状態
眼の前で浮気された日向の視線がイタいところです。冗談ですww
『聞きたかった言葉。僕を認めてくれる言葉』
直井が涙を流した!
いま落ちた滴は涙だね?って、徳永英明の『最後の言い訳』ですねwww
そのままEDに。直井は、どうなったんでしょうね?

次回「Alive」

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2010年5月 2日 (日)

Angel Beats!おまけSS(神の正体編)

【神の正体編】

「どこ行くの?あたしを置いて…
「あ、いや、緊張してきて。って、今何と!?
「そんなに不安なの?おちついて、大丈夫よ」
『これが落ち着いてられるか!天使に告られてんだぞ、俺?何故だ?大山は、あっさり振られたのに…』
「時と場所を選んでくれたから」
『考えを読まれた?これもガードスキルなのか?そうなのか?』

「えっと…」
「あ、ああ、音無」
「音無くん。ステキな名前ね」
「俺も、あんたの名前、知らない」
「あたし?タチバナ」
「下は?」
「下?カナデ」
『美しい響き。名のとおり、音を奏でるような、いい名前だと思った』

「そこー!離れなさーい!!!」

「ゆ、ゆりっぺ?」
「そこの天使!なに雰囲気出しちゃってるのよ!あんたは、幸せになっちゃいけないの!そんな資格なんて、あんたにはないの!」
「だから、何で天使なんだよ。ただの生徒会長だろ?それに、一方的にタチバナを敵視してるのって、よく考えたら、おまえだけじゃないか」
うるさいうるさいうるさーーーい!あたしの気持ちが、あんたに分るもんか!毎週のようにキャラ変えられて、ネットじゃ悪役とかいじめっ子とか悪いハルヒとかビッチとか罵られて」
「…誰もそこまで言ってねーし」
「えーい、腹が立つ!あたしがこんな統合失調症みたいに支離滅裂なキャラになっちゃったのも、そこの」
(振り向いて、ビシッ!と指さします)
「そこのあんた!あんたの設定改変のせいなんでしょ!絶対、予想以上のものにしたいとか言って、いっつも視聴者の斜め上を行こうとして!これはアニメなんだから!ゲームの分岐じゃないんだから!お蔭で、あたしがどんなに苦労してるか…」

(わーわー騒ぐゆりっぺをはるか上の方からみつめ、にやりと哂った人物がいました)

『ふふ、よく気づいたね。そう、私がネ申なんだよ…』

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