« キノの旅第10話 | トップページ | 魔法使いの嫁第10話 »

2017年12月 9日 (土)

少女終末旅行第10話

死人に武器なし

ユーちゃんの名言いただきました!
なるほど、そう考えればいいんですね。
ロマサガ1のプレイ時、「ねんがんのアイスソードを手に入れたぞ」な人を殺害してアイテムを奪うとき、いつも罪悪感に苛まれていたのですが、これでスッキリしました。ユーちゃんは救いの女神さまです。
そうか、死人に武器なしなのか…。

閑話休題。
Bパートで、世界が滅んだきっかけらしい戦争についての言及がありました。
「ここもずいぶん武器が落ちてるけど、ひどい戦いがあったのかな」
第1回の記事で、本作と東欧の紛争との関連可能性について述べました。
それは的を射ていないにしても、ちらつく「戦争の影」が気になります。
つまり、この世界に、二人にとっての「」が存在するのかどうかなのですが、その辺りは今のところ、故意にぼかされている印象です。

今回は、電車や時計など動く物体から力学的考察が、そのあと入手したラジオから電波や音波に関する物理的哲学的考察が、延々と披瀝されました。
考察といっても、二人の少女の素朴きわまる解釈を通じて理解しやすく咀嚼されているので、違和感はないのですが、あらためて「これって理科系アニメ作品なんだな」と認識させられます。

基本、無機的な世界観の本作ですが、ときおり挿入される抒情がまたいいんですよね。
特筆すべきは、チトとユーリが、沈みゆく夕陽を眺める場面でした。
「夕陽だね」
「何となく悲しい色に思えるのは、この音楽のせいか」
「きっと、夕陽の赤も哀しいリズムなんだよ」
「光のリズムか…」
歌や夕陽が、なぜ人に感動を与えるのか。普段は考えもしないことです。眼からウロコって奴ですね。
ともあれ、そっと涙を流す二人の姿に、じいんとさせられました。巧いと思います。

このまま、哲学と抒情とで静謐に了るのかと思ったら。
変な生き物あらわれた!
吾輩はぬこである。名前はまだない。
って云いたいところですが、そのまま「ぬこ」と命名されました。
自律機械の次は、奇妙な生命体の登場です。しかも、旅の道連れということで。

彼(彼女?)の今後の活躍(するのか?)に、期待したいと思いますw

|

« キノの旅第10話 | トップページ | 魔法使いの嫁第10話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103873/66139438

この記事へのトラックバック一覧です: 少女終末旅行第10話:

» 少女終末旅行 TokyoMX(12/08)#10 [ぬるーくまったりと 3rd]
第10話 電車 波長 捕獲電車が動いている。乗り込んだ2人は、風景に感動するが、トンネルに入ると暇。一番先まで行こう。途中でたくさんのロボが壊れて動かなくなっていた。駅に到着するが、この先にも駅がありそうなので、もっと先の駅に向かう。駅に到着、降りて移動を開始する。ラジオを返さずに持ってきたユーリ。そのラジオから音が聞こえた気がする。ユーリの説明に、それは歌かもな。口...... [続きを読む]

受信: 2017年12月 9日 (土) 17時03分

» 少女終末旅行 第10話「電車/波長/捕獲」感想 [二次元美少女の笑顔を守りたい duple]
電車に乗って行き着いた先で謎のいきもの「ぬこ」と出会うチトとユーリ。 上の階層へと進み、ケッテンクラートごと電車に乗って更に進むチトたち。 延々と続く機械に満ちた施設のような場所はいったい何だったのか気になるところですが、電車から降りた先にあった急勾配のエレベーターのスイッチをお気楽なユーリが入れたことで一気に見晴らしのいい場所へ出て来ましたね。 ただあまりにもエレベー...... [続きを読む]

受信: 2017年12月 9日 (土) 17時46分

» 少女終末旅行 第10話 [ぷち丸くんの日常日記]
駅のホームにやって来たチト(CV:水瀬いのり)とユーリ(CV:久保ユリカ)は、そこに到着した電車にテッケンクラートごと乗り込みます。 瞬く間にスピードを上げていく電車は施設の上に架けられた高架橋を通り、トンネルへと進んで行きます。 そこで、ユーリは以前、お墓から持って来たラジオから、何か聴こえて来ると言うのでした。 チトはラジオを元に戻したとばかり思っていたので、罰が当たる...... [続きを読む]

受信: 2017年12月 9日 (土) 20時44分

« キノの旅第10話 | トップページ | 魔法使いの嫁第10話 »