魔法使いの嫁第6話
「エリアス」
「ん?」
「わたしはいつ死ぬんですか」
「何もしなければ三年くらいかな。策は考えてあるから、心配しなくていいよ」
「死なないようにする実験ですか」
「無尽蔵の魔力の貯蔵庫であるスレイベガを傍に置いたらどうなるか…」
チセとエリアスの関係性が、映画や舞台でも知られる「マイ・フェア・レディ」であることが、改めて明確にされました。
つまり、人生経験のない少女を手元に置いて、自分好みの魅力的な女性に育て上げるというアレです。
スレイベガの本質など、物語の要諦についての説明が為されたのはありがたいのですが、全て台詞でというのが残念かな。
台詞で説明する演出はもはや、まほよめという作品の「語り」のスタイルそのものなんですね。個性だというなら仕方がありません。
片腕を失っていたレンフレッド。魔術の対価にでもされたのか?名作「鋼の錬金術師」の影がちらついております。
マシューを籠絡したろくでもない魔術師もいましたね。お話にしっかり絡んできそうな予感です。
Bパートは、妖精の森へ。
眠れる森のチセ殿。この森は、妖精たちの領分らしい。
妖精女王ティターニアが、重厚な感じで登場します。おっぱいが、たぷんたぷんに揺れています。一応、お色気担当さんらしいですが、気品がありすぎて近寄りがたい感じ。
ボクはもうちょっと庶民的な巨乳さんが好みなのですが、それはともかくw
妖精王オベロンも登場。威厳の欠片もないお子様でした。ツノが生えていて、フォーン(牧神)みたいな姿です。
とはいえ、妖精王としての魔力は流石で、眠れるチセを目覚めさせました。
そのあと、チセにちょっかい出しまくるのが限りなく鬱陶しかったけれど。山口勝平さんの軽みのある演技はさすがでしたが。
あまりにうざいオベロンを見かねて、お付きのスプリガンに命じ、猛犬をけしかけさせる妖精女王。
悲惨な仕置きと思いきや。
「歓んでるし…」
「ああ、そういう趣味の人か」
ぼそりと呟くチセちゃん、なかなか云いますねえ。
もはや、妖精王の威厳も何もありませんなw
家に帰れば、時期外れのクリスマスプディングがテーブルに。
シルキーさんの心づくしです。チセ、嬉しそうに食べています。
英国のプディングはお菓子に限りません。蒸した料理の総称がプディング。
いわゆるプリンは、「カスタード・プディング」というお菓子なんですね。
食事を通じての心のふれ合いとか、さりげないシーンを描かせると、まほよめは天下一品だと思います。
ラストには、またまた謎めいた引きが。
「イサベル…」
墓石の前にたたずむ長髪の男は?
次回、最後の旅とのこと。早くもファイナルエピソードになるのかな?
オベロン(山口勝平)なるほど勝平さん!軽さを演じさせれば天下一
ティターニア(大原さやか)あらあらまあまあは、ここでも健在
スプリガン(安元洋貴)
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