食戟のソーマ餐ノ皿第7話
食戟の審査員全員を抱き込んだ!
もはや、食戟自体が機能不全状態に!
さすがは叡山、そこに痺れるって云いたいところですが、これはちょっと…。
だって、このアニメの最も緊要なパーツである「食戟」自体の無効化、全否定ですよ?
この打ち毀し技は、RPGでいえば主人公がラスボス、ミステリでいえば読者が犯人レベルの致命的な反則です。
もちろん、料理に手をつけようともしない審査員を、ソーマの暴力的なまでの美味の威力で陶酔させひれ伏させる演出狙いだということは、容易に想像がつきます。
それでも、こんな裏技が可能という事実を示してしまったら歯止めなし、今後はどんなテだって使えることになりますからね。
この乱暴な展開に、視聴していた私も白けてしまったことも事実です。
新総帥である薙切薊を頂点とし、十傑を司令塔とした組織「セントラル」を立ち上げ、生徒たちを薊が認める味のみに従わせる。奴隷強制的なディストピアワールドも完全に想定範囲内なので、特に驚きはありません。
とはいえ、そこ以外は視聴者を酔わせる物語が用意されており、アニメ「食戟のソーマ」の推進力は健在です。
まずは、叡山の卑劣っぷりを、過剰なまでに演出してみせます。
叡山がぶちかましてきたさらなる奥の手とは。
食戟の三時間、ソーマを会場に釘づけにし、そのあいだに極星寮を手下に襲わせて、仲間たちを強制退去のうえ寮を支配下に置く。まさに悪の波状攻撃です。
四面楚歌な状況ですが、ソーマびいきの遠月十傑第2席、小林竜胆女史が何かやってくれそうだし、姿を消した一色センパイの行方も気になります。
取りあえず、次回は叡山ざまあなシーンを見てみたい。スカッとしたいですね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント