キノの旅第6話
この少女奴隷を虐め抜いて手足を撃って腹を断ち割って殺したい!
人を殺すのに躊躇しないように!男は強くならないと!
ほざく小僧が鬼畜すぎて吹いたw
死んでざまあと思える連中は久しぶりです。これも描写力が齎す功徳ってやつですな。
狂信の国から来た奴隷少女メインのエピソードでした。キノは、通りすがりの傍観者さんに徹していましたね。
この少女、商人たちに非道な目にあわされているのに、達観しております。誰も恨もうとしないのです。
美しきイノセントさんなのか?しかし、眼には狂気が光っています。
女たちが摘んできた草をスープにして、全員でお食事。
少女は気づきます。それが怖ろしい毒草だということに。
皆に危険を伝えようとして失敗した少女は、自分も毒草スープで死のうとしますが、例の鬼畜小僧の邪魔によって、それもかなわず。
偶然に偶然が重なり、結果、商人キャラバンは綺麗さっぱり全員死亡。唯一生き残ったかに思われた護衛のおっさんも、少女の手を借りて自死しました。
人間万事塞翁が馬、因果応報、天網恢恢疎にして漏らさず。
こういうときに便利な諺が、世の中には沢山あります。
独りぼっちになった少女に話しかけてきたのは、モトラドのソウ。緒方恵美さん、懐かしいです。
「教えて。どうやったら、わたしは死ねるの」
「簡単さ、生きればいい。生きれば、生き物はいつか死ねる」
ソウの至言が転機となって、一人と一台の旅が始まります。
そして○年後的な画面に切り替わって。
牧歌的なカントリーハウス。陽を浴びた室内で、モトラドのソウが、満足げに語りを終えます。
カメラマンになった少女には、フォトという名がついていました。
「あいつほど数奇な運命をたどった人間を知らない」
ソウのナレーションを聞いた瞬間、彼女がのちのキノだったかと早とちりしそうになったのはヒミツですw
フォト(水瀬いのり)
ソウ(緒方恵美)
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