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2017年10月14日 (土)

少女終末旅行第2話

お風呂回、といっていいものかどうか…(笑)

即席のお風呂でなごみまくるチトとユーリにほっこり。
ユーリの方がお胸があるんだね、って鋭く観察眼を働かせても、彼女たちの体型には凹凸が乏しいため、五十歩百歩なのですが。
二人の少女の可愛らしさをめでるアニメ、というには余りに硬質な世界観。
画はとってもカワイイのですが、萌えを求める人々には歯が立たないでしょう。

今回もやはり、二人以外は登場しませんでした。いや、魚がいたか。
チトとユーリと死んだ魚と。
「実は二人とももう死んでいて、まっしろな死後の世界にいる」
ユーリが冗談まじりに云います。視聴者側の予測の一つをまず「打消し」しましたね。

世界が廃墟と化して、どれほどの時が経っているのでしょう。
暖かいお湯が流れているなら、まだ設備は死んでいない。
日本語で「第七十二地上発電所」とあったけれど、チトは「読めないな」。
とはいえ、彼女が日記に記した言語は、ひらがな?
ユーリがイラストとともに書いた「ごめんね」は、ひらがなとカタカナ混じりでした。

世界にはもう、人も生き物も存在しない?
「上層」とチトは云いました。
それでは、ここは下層?この世界には上層と下層があって、上層には生き物がいる?
ディストピアSFにはありがちな設定ですが、二人は上層を目指すのかな?
吹雪によるホワイトアウトのごとく、まだ何も視えません。

何かが起こりそうで起こらない。
このドラマトゥルギーは、映画ではよく見かけます。デ・シーカ監督のネオレアリズモの名画「自転車泥棒」が有名。
あるいは、「ゴドーを待ちながら」といった不条理演劇とか。
「少女終末旅行」が、もしも最終話まで「何も起こらない」とすれば、不条理アニメの佳作として名を遺すかもしれません。
でも何か起こるよね、きっと。

ずっと日記をつけているチト。「本という記憶」を何よりも大切にしています。
「書くこと」は生きること。それが彼女たちの生存のあかしだとすれば、二人の行く手には、やっぱり哀しい何かが待っている予感がしてなりません。

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