賭ケグルイ第11話
ユーミンの「ひこうき雲」が流れてきそうな抒情でした。
♪そらにあこがれて そらをかけてゆく
あのこの いのちは ひこうきぐも♪
あどけない飛行機少年だった彼の人生は、どこで狂ってしまったのか。
賭ケグルイというか、積ミグルイ。
豆生田と夢子ちゃんが、選択権を賭けてチップを積みまくります。
皇ちゃんは、完全に夢子台風に捲き込まれましたね。
実家の財産という賭け金が尽きたら、今度は人生計画書を、つまり自分の人生そのものを賭けさせられる。
ビビって当然の状況なのですが、夢子の手札を見た瞬間、皇ちゃんは決断した!
「王になる」再び!
自分の生爪を噛みちぎった!
「爪まで剥いでもらってすまないが、そんなレイズ、認められるわけないだろう」
人生みたいな算定不能なものでレイズできるわけがない。
そもそも、認定可能な唯一の存在である会長が、この場にいない。
豆生田の、冷静で正しい主張です。
仮面副会長が仮面を脱いだ!
そこには会長その人が!
「ばあ♪」
会長、意外におちゃめw
会長権限で人生のレイズが公認されちゃいました。
豆生田も、人生レイズ返しで対抗!
でも結局は、手札の強い夢子ちゃんの勝利。豆生田は、「王道」で敗れる結果に。
真っ白に燃えつきた彼は、本望だったでしょうか。
でも矢吹丈はホセ・メンドーサを白髪の老人に変貌させ、一矢報いましたが、この場合夢子ちゃんはノーダメージ。
むしろ意気ますます軒昂。
会長との勝負は、もはやコスモの領域に達していますよ?
まさか、分りやすい皇ちゃんに死んだふりができるほどの演劇的才能があるとは…
これがいっちゃん想定外でした。
どうやら本気で鬼畜メガネ君を好きだったことも。
次回「賭ケグルイの女」。
いよいよ最終話です。会長との決着はつくのかな?
「権力王にわたしはなる!」の皇ちゃんの宿望はかなうのか?
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