地獄少女宵伽第9話
#9「零れたカケラ達」
放映当時、はっきりとは視えていなかったことが、今回クリアに視えました。
cheppoこと深沢先生ですが、完全に茜ちゃんを誘導しているじゃないですか!
あのころは、茜ちゃんの自由意思による無理心中かと錯覚していたのですが、これ、cheppoによるマインドコントロールですよ!
罪が深いですcheppo…
だからこそ、三途の川で、あいちゃんが深沢をなじったのですね。
「先生、自分のしたこと、わかってる?」
物見遊山で地獄を覗こうとしたこともさることながら、結果として、茜ちゃんの人生すらも変えてしまった。
その罪は、重い。あまりにも…。
そして、新たなるコペルニクス的大発見。
茜ちゃんこそは、最高最良のメガネっ娘美人だったのです!(笑)
彼女って完璧ですよね。顔立ちが端正なので、笑ってよし、怒ってよし。かけてもよし、かけなくてもよし。
こっち方面には御無沙汰だった私ですが、眼鏡っ娘ジャンルにあらためてハマってしまいそう。
…だが不幸なアクシデントにより録画キャプ失敗、画像はなかったのです。
地獄より地獄的とはこのことだw
閑話休題(それはともかく)
以下、本放映当時の記事再現です。少し推敲しています。
地獄少女第12話に当たります。
これはもう、ドラマ「高校教師」路線を狙った心中ものですな。
アネモネこと沢井茜。ひっきーです。友情もないくせに漫然とつるんでいるクラスメートたちの偽善者っぷりに絶望し、登校拒否。
cheppoこと深沢先生。毎日のように茜を訪問し、ドアをドンドン叩いております。熱血金八先生というよりストーカーっぽいです。うざい先生をいっそ地獄送りにしようと、アネモネさん、あいちゃんを呼び出してしまいます。
しかし、アネモネは何となく分るとしても、cheppoって何ですか。
中の人の千葉進歩さんのハンドルだとか?
ある朝のこと。強引に部屋に入ってきた先生に問いつめられ、茜は本心をぶつけます。
「先生があたしを登校させようとするのは、自分のためなんでしょう?」
そんな彼女の非難に、先生は意外にも全てを認めます。
教頭から叱責され、とても辛いこと。不登校を放置する位なら、いっそ退学に持って行けとまで言われていることを。
本音でぶつかってきてくれた先生に心を動かされ、ひさしぶりに登校する茜。
不幸な偶然から、彼こそが、唯一心を許していたメル友のcheppoだと判明。
同時に、茜ちゃんが彼を呪おうとしていたことも分ってしまいます。
しかし、先生の反応は全く思いがけないものでした。
「俺を地獄送りにしてくれないか?」
壊れていたのは先生の方でした。崩壊しているクラスにも、教頭の叱責にも、もう耐えられなくなっていたのです。
弱い、弱いなあ…。
そんな先生に、茜は心を動かされます。
同情?それとも愛情?
背中を押されるようにして、ついに人形の糸を解いてしまいます。
「恨み、聞き届けたり」って、えー?
いや別に恨みじゃないのでは。この辺、輪入道の仕事もやっつけでお役所っぽいですなw
三途の川の渡し舟で、地獄少女から茜の覚悟を知った先生、ただ涙を流します。
「後からわたしも行きますから、待っていて下さい」
まさに後追い心中です!
「高校教師」のテーマ曲「ぼくたちの失敗」が流れてきそうなイイ場面でした。
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