2017夏期アニメ随感(最終)
「メイドインアビス」最終話について。
「地獄少女宵伽」最終話視聴後、何気に観始めて、そのまま釘付けになりました。
これはすごいものだ。
怒涛の勢いに、衝撃的な映像の連続に、思わず心が震えました。
ナナチとミーティの陰惨な過去。
レグの火葬砲によるミーティの弔い。
ナナチの躊躇いとみせて一瞬のタメをつくり、そのままミーティ消滅。
いや…これは泣けるでしょう。
周到な伏線あればこそ、掉尾における彼らの旅立ちが、その決意の強さが活きてくるのですね。
私にとって金曜深夜は「地獄少女宵伽」一択でした。他のアニメに眼配りする余裕がなかったのは事実。
いやもちろん、メイドインアビスも最初の一、二話は観ましたよ?
作画は頭ひとつ抜けてるし、アニメ作品としての質は高い。それは判る。けど、何だかピンと来ない。
「みつどもえ」っぽいキャラによる、探索&アイテムゲット&錬成系?
単なるゲーム譚?
まったくの思い違いでした。今は、自らの不明を心から愧じたいと思います。
「喰霊‐零」「屍鬼」の最終話に接して驚嘆し、遡って一気観して傑作認定したという前科持ちの私ですが。
敢えて前科を累犯します。メイドインアビスは傑作です。
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