Re:CREATORS第17話
ついに始まったエリミネーション・チャンバー・フェス。
メテオラの目論見どおり、アルタイルたちを強固な結界に誘い込むことに成功。セレジアとの一騎打ちに。
そして、アルタイル対策のために松原が附加した特別設定とは…。

「八門遁甲の原理を応用したな。無限の門か」
成功した?
アルタイル平然と現界!見切られてた!
愕然とするセレジア。アルタイルにえろく絡みつかれて手も足も出ません。
「どうして?門がある以上、出口はあるものだよセレジア」
アルタイルちゃんのチートっぷりに思わず快哉!
このひと、台詞回しといい武器の使い方といい、どっからみても英雄王そのものですな。
一方ブリッツは、造物主である駿河を襲って、最後の問いかけをします。
「娘はあんな死に方をしなければならなかったのか?」
ブリッツの「ネーム」を先取りする駿河との声のユニゾンが何ともw

「うちの答えは一つしかあらへん。あれで話がおもろなったで」
悪い顔ですよ駿河さん!
世界を壊すという意味なら、アルタイルだってやってる事は同じ。そう反論する駿河。
ブリッツは、そこに理想があるかないかだと云い、おまえのような成功者にはアルタイルの気持ちなど判るまい、と指摘する。
さて、ここからが聴かせどころです。レクリエイターという物語から、脚本を初めとしたスタッフの本音が迸るパートということで。
「最初から成功しとる人間なんぞおるかこのボケが!どんだけキツい夜があったと思うねん。あんたをひねり出すまでに」
「おもろなるんなら、いくらでも不幸を描く。人だって殺す。世界だってひっくり返すわ」
互いの主張は平行線に。ブリッツが、最後通牒を突きつけます。
駿河の頭を吹っ飛ばし敵対者を皆殺しにして後は暴れるだけ暴れてみせる。どうだ神さまのあんたにも愉快だろう?
そんなブリッツのシナリオを一蹴する駿河。
「うちならこうするわ。あんたを動揺させて、娘のためにアルタイルを斃すことを決意させる」
エリナちゃん生きてたー!
「うちはあんたの神さまや」
ブリッツは、ここでは「批評的精神」を代表しており、駿河のようなタイプのクリエイターを「理解しがたいある種の狂人」と決めつける。確かに、良識ある人から見れば異常なのかも。
「物語に血道を上げる子どもじみた人間」というなら、われわれ視聴者だって同じ穴のムジナです。
誰でもが、物語に耽溺できるわけではない。それには、ある種の「資質」が必要です。
トーマス・マンの芸術小説「トニオ・クレーゲル」じゃないけれど、物語に惑溺する人間には「額に刻印がある」のかもしれません。
人の不幸は蜜の味。確かに、不幸や人死にを描くことによって、物語が盛り上がることは多々ありますね。
脚本家にもそういうタイプがいます。誰とは云いませんが虚のつく人とか。
いや大好きな作家さんなんだけどw
ただし、人死にはあくまでも物語の薬味、カンフル剤。
乱用しては限界効用が逓減します。
ここは自戒他戒を込めて、というところでしょうか。
ブリッツは駿河の掌の上で踊らされるのか?
アリステリアは本当に裏切るのか?
そして、「戦いの帰趨を握っているマガネ」はどんな行動に出るのか?
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