異世界食堂第7話
前回、文字どおり体をはってお色気サービスを披露したアレッタちゃん。
なのにリストラの危機!?
「ご命令どおりいちごぱんつもはいたのに…。マスター、あ、あたし、これ以上どうすれば…」
ねこやはブラックだったのか!!(違
キマイラとか跋扈する魔界っぽい無人島でサバイバル中の元将軍アルフォンスの唯一の楽しみは、週に一度出現するねこやでカレーライスを食することでした。
充分美味しそうなのですが、クロちゃんが登場する次エピソードの伏線でしたね。
本日のメインメニューはこちら。
クロちゃんは、なんと六柱の一人、いや一竜だったのですね!
すべてを喰らいつくす「あれ」と戦って1000年。ようやく勝利を収めたドラゴンたちは、それぞれ安息の地に。
死を司る黒の竜である彼女は、存在するだけで他の生き物を殺してしまう。
ゆえに、空の涯の僻陬に蟄居し、孤独に住んでいました。
そんな辺境にも、ついにねこやの扉が出現!
ここまでくるともはや神秘的。「2001年宇宙の旅」のモノリスみたいw
いきなり美麗な全裸を披露してくれます。店主もこの体当たりアピールに、心どころかいろいろ鷲づかみにされたのかもw
彼女は、アルフォンスが試食していたチキンカレーに一目惚れ。大食い女王のギャル曽根やもえあずも泣いて逃げ出しそうな勢いで爆食します。
折から現れた赤の女王。自分の縄張りに侵入してきたクロちゃんが、ちょっとおもしろくないのかな?
女王のご贔屓はビーフシチュー。
でも、激辛チキンカレーは赤の彼女にむしろ似合う気もします。とはいえ好みは人それぞれ、いやドラゴンそれぞれですからね。
金というものを知らないクロちゃんに、なければ体で支払えと、ねこやでの労働を強制。
赤の女王って、手配師もできるんですねw
思いがけないライバル出現に戦々恐々のアレッタちゃんが不憫かわいい!
看板娘が二人になって、ねこやの集客力は盤石です。
これからお仕事なので、これにて擱筆します。
夜に画像とか文章を追記するかもしれません。
【追記】
仕事終わりのビールを傾けながら「異世界食堂」を観ていると、つくづく癒されます。
美少女が健啖っぷりを発揮しているのを眺めているだけでも気持ちがよいものです。実はドラゴンだけどw
ちょっとこれ凄すぎるんですけど!
アルフォンスさんの前渡し金、だいじょうぶかな…。
あとは、つれづれなるままに雑感を追記しますね。
「異世界食堂」の魅力の一つは、供される料理が、作画技術の高さゆえヴィジュアルとして実に映えていること。
アニメ「食戟のソーマ」もそうでしたが、視聴者に「美味しそう!」って深夜の飯テロ的なインパクトを与えられただけでほぼ勝負は決まりでしょう。
そこいらの機微は、今は亡き谷口ジローさんのすばらしい作画による「孤独のグルメ」と同じです。
「前々から云われてたんですけど。豚肉以外のカレーをつくってくれって」
「カレーライス」ことアルフォンス以外でカレーを愛する者がいるのですね?
ここの常連は互いの縄張りを荒らさないので何とか均衡が成り立っているのかと思っていました。
カレーも人気の国民食なので、ラーメンほどではなくても、百家争鳴的な抗争が勃発しそうな予感がしていたのです。
まあでも、チキンカレー仲間のクロちゃんとは愉しくやっていたので、競合しても好意を保ち続けることはできるのかもしれません。
とはいえ、アルフォンスさんが、自分が皿を擱いたあとのクロちゃんの恐るべき喰いっぷりを目撃したら、心中穏やかではいられないかとw
クロの正体を敏感に感じ取ったアルトリウス。さすがは賢者です。
炎に包まれたドラゴンを連想していますね?
「いや、ばかな。まさか同類か…。であれば、静観するほかあるまい」
同類って?アルトリウス自身がドラゴンとか?
いや、邪神殺しの異名を取るアルトリウスなので、かつて戦ったドラゴンを思い出したという意味なのでしょうね。
次回はいよいよ「ハンバーグ」。そして「クッキーアソート」です。
一週間が待ち遠しい!
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