サクラクエスト第22話
しおりちゃんのお胸を眺めて、エリカちゃんがぼそっと呟く一言。
なんだか既視感があったのですが、「ちょこッとSister」の、ちょこの台詞でした。
「管理人さんのお胸ってすごいんだよ。あんなにおっきいのにお湯に浮くの!」
しおりちゃんのお胸もすごいんだから!w
シャイニングドラゴンは祭具ではなく、玩具の人形でした。何という脱力オチでしょうか。
「2427ほ」=「にし27ほ」
暗号って、この部分だけかい!(笑)
野毛さんはマニアックなミステリも好きだと云ってたのに、いくら小学生程度でもこの暗号文はなかろうもんw
ポオ「黄金虫」やコナン・ドイル「踊る人形」くらいの暗号ミステリは基本として読んでおいてほしかったw
エリカちゃんの乳歯騒ぎから商店街の薬屋さん讃歌を経て杏志くんの失踪事件へ。
頑ななエリカちゃんも、可愛い弟くんの赤心(せきしん)を知って、ツッパリの鉾を収めます。
しおりちゃんの「一緒に東京へ旅行しようか」というお誘いにも「いい。行くときは自分で行くから」。
エリカちゃんの成長が窺えるところです。
無理のない流れだし、エピソードの按配は過不足ないのですが、急ぎ足のせいもあって、感動を醸成するに至らなかった憾みがありました。
エリカちゃんの発狂演技が派手すぎて、他を圧倒してしまった感があります。
「こんなクソみたいな町で」が再び連呼されますが、異和感というかむしろ不快感が。
キン肉マンふうに云えば「屁のつっぱりはいらんですよ!」って云い返したくなりましたw
現実には、こういうとんがった中学生って、いくらでもいます。
だから、物語に慣れていない読者(視聴者)は、こう片づけて納得してしまいます。
「いるいる、こういう中坊」
でも、視聴者をそんなありきたりな感想で終わらせてしまっては、物語としてのカタルシスに達することはできないと思うんです。
アリスと蔵六の10話記事でも書きましたが、作者(制作側)は俯瞰の視点を忘れてはいけない。
その視点さえあれば、エリカちゃんのツッパリはそのままに、もっと説得力あるキャラに描けたと思うんです。
問題解決に至るプロセスも含めて、エリカちゃん編は正直微妙でした。
商店街を活性化させたい人と、このままひっそり生きていきたい人。生き方はそれぞれあってもいい。
眼配りの効いた結論になりました。効きすぎてるともいえるかも。
この「物分りの良さ」がサクラクエストの特徴なのですが、同時に作品としての推進力を削いでいるのも否めないところです。
とはいえ、いち視聴者としては、いろいろ愉しませていただきました。
入浴シーンはもちろん、足ツボ揉み揉みシーン、ちょっとえろかった。羞恥プレイとして、ボクもエリカちゃんの足ツボをぐりぐりしてみたいです。
ついでに、しおりちゃんのお胸も…(犯罪です
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