地獄少女宵伽第5話
#5「風の歌が聞こえる」
ミチルちゃん、地獄少女を拝命!
しかも、あいちゃん自らのご指名です!
3期の掉尾で、ゆずきの魂を救うために、きくりを差しおき地獄少女を請け負って、永世地獄少女に昇格したかに思われたあいちゃん。
ここに至ってミチルを指名してきた本意は何処にあるのでしょうか。
今回のエピソード、既視感ありましたね。
あいちゃんもゆずきも、おぞましい悪意によって追い込みかけられた挙句、怨念が凝って地獄少女と化した。
寒河江ミチルも、理不尽きわまる悪意から、不幸な事故を経て一家が破滅。
お話の暗さに合わせて、悲惨映像もてんこ盛りでした。怖ろしい…。
ミチルちゃん一家は、長屋住まい。デモクラシー華やかなりし頃ということで、時代設定は大正か昭和初期かな。
それにしても、いくら逆恨みの末とはいえ、ミチルを土蔵に閉じ込めるとか口封じで一家もろとも焼殺とか、この連中サイコとしか云いようがありませんな。
温厚な私でも、こんな奴ら燃やしちゃいますよ?w
地獄少女の力を、世直しのデスノートとして使役しようとしたゆずき。
ミチルも、罪のない人を地獄流しなんかにさせちゃいけないと訴えるところは、ゆずきと似ています。
ならば何故、ミチルが指名されたのか。
地獄少女になりきれるかどうかは、恨みの激しさと罪の深さによるのかもしれません。
あいちゃんは、好きだった仙太郎の背信や、無残な生き埋めへの怨念が凝って、炎の力により村を全滅させました。
ミチルもまた、断末魔の怨念から生じた業火の力により、町を滅ぼしました。
黙って静かに死んでいったゆずきとの決定的な差は、そこにありそうです。
「罪を償わなければならない」とあいちゃんはミチルに告げています。
恨みを暴走させたこと自体が罪なのか?だから地獄少女として、この世の地獄をみつめ続けなければならないのか?
考えさせてくれる作品です。
次回「あやおり」。
すべての答えはそこにあるのでしょうか。
つかのまの癒し映像です。
コミケグッズ、初日完売だったみたいですね。すごい…。
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