賭ケグルイ第3話
か、かわいい…
西洞院百合子のギャンブル「生と死」は、壺ふりによって小さな剣をルーレットさせる丁半博奕。西欧風にいえば「赤と黒」ってヤツです。
壺ふりの女子の手の甲に金属製のピアスを埋め込み、磁力によって剣をあやつるとかアタマ狂ってる発想ですが、さらに上手(うわて)だったのが夢子さん。
確実に勝てるイカサマ技ではないのを逆手にとって、猛烈な倍プッシュをかけます。
「あなたの負け分は21億ななせんまんえん!」
夢子の恐るべき圧に、さすがの百合子さまもビビリまくりでしたね。
このテの異能バトル物が陥りやすいのは、無敵設定の主人公が能力インフレをおこしてしまい、クソみたいなお話になってしまうということ。
そんな視聴者の危惧を、早くも3話目にして夢子の敗忸という結末をもたらすことにより、軽やかに裏切ってくれました。
正確にいえば、西洞院のテを見破った時点で勝負には勝ったのだけれど、生徒会長が極秘裏に仕掛けた穴熊に敗れた。
うん、巧妙です。脚本が手練れです。
夢子は、奴隷であるミケに転落したのですが、むしろ愉しんでいるらしい。ニャンニャンって…
本物ですな蛇喰夢子さん。彼女は勝つことが好きなんじゃなくて、生死のあわいを彷徨うヒリヒリする瞬間こそが好きなんですね。
ニャンニャン♪もヒリヒリ要因なのかどうかはおいといてw
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