賭ケグルイ第5話
しまった!「人間になった女」って蕾菜々美ちゃんのことだったか!
てっきり鬼勝ちして華麗に家畜脱出する夢子ちゃんのことだと思い込んでた!しくった!
木渡ざまあ。
って云ってしまうのは簡単だけど、そんな単純なインフレバトルなんかじゃない、人間性の真実を剔抉した、奥行き深い話数でした。
蕾菜々美ちゃんは、賭けに敗けて家畜落ち。
でも、それより何より彼女の心を深く傷つけたのは、子どものころから大切にしていた綺麗な髪を、木渡の下衆野郎に遊びで切られてしまったこと。
爪を切るときのキモチよさなんかと一緒にするんじゃねえよ糞ゴリラが!女の子にとって髪は大事なんだぞ!って「天空の城ラピュタ」のドーラおばさんみたいな台詞でしたな失敬w
心が壊れないようにするには心を閉ざすしかなかった。こうして彼女は、木渡なんかのおヒキをさせられていたのですね。
夢子ちゃんは賭ケグルイには違いないのでしょうが、人の心も判るタイプ。頑なな菜々美ちゃんに囁きかけます。
「それって一生家畜ですよ?檻があいてるのに、そこから出ないブタと同じ」
心を閉ざしている菜々美ちゃんを解き放つ、強烈な一言です。
そして菜々美ちゃん覚醒!木渡に抗って、自分の意思を貫きました。
それでも木渡の勝利?
とんでもない!細工は流々です。
借金も自己申告だったのか!
チップの金額を錯覚させて木渡を罠にはめる手際、お見事でした。まさに演技力の勝利。
菜々美ちゃんの心も救われたし、芽亜里ちゃんと夢子ちゃんのコンビ打ちが大成功です。
「だから、夢子に協力してもらったってわけ」
いやいやいや。芽亜里ちゃん、それってちがう。
すべては夢子の掌の上だったってことに気がついていないんでしょうか?
このまま蛇喰さんとオトモダチしてたら、いつかケツの毛までかっぱがれますよ?
「ありがとうございました!」
「離れろ!どこさわってんのよ!」
それでもなお、お友達になってくださいねと迫る夢子ちゃんに根負けの芽亜里ちゃんです。
「…別に、いいけど」
あーあ。芽亜里ちゃんオワタねw
次回「誘う女」
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