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2017年7月31日 (月)

プリンセス・プリンシパル第4話

Hime

「あ、あなたは、まさか…」
「スパイです。名前はまだ決まっていません」

ヴェールの陰で微笑むプリンセス。静かな物腰のなかにも、不退転の決意がうかがえます。
スパイ活動に捲き込むまい、危地に立ち入らせまい、と心を砕くアンジェに、プリンセスは云いました。
自分は既に危険なエッジに立っている、だから作戦の成功のために命を賭けなければ、と。

しかし、「名前はまだ決まっていない」とは、象徴的なことばです。
現実には、本名も明かせない「無名」のまま死んでいくスパイも多いのですからね。
それがスパイの宿命。スパイの墓に刻む名前はない
プリンセスとアンジェは生き残れるか?生き残って、幸せになれるのか?

王国側の地下施設が開発したケイバーライト試作品の奪取。
プリンセスにかけられた二重スパイ疑惑。監視役を命じられたドロシーのひそかな苦悩。
この両輪でお話が進みます。

わたしたちのチームにも名前を、と提案するプリンセス。みんなは乗り気です。でも、アンジェが即座に否決。
「手がかりになるような情報はつくらない。スパイの鉄則よ」
「だからおぬしは嘘をつくのか?」
嘘つきに質問するなんて無意味だと思うけど」
有名なパラドックス命題を思わせますね。
すべてのクレタ人は嘘つきだ、とクレタ人が云った
プリンセス・プリンシパルの世界観を代表する、含蓄あるアンジェの台詞でした。

プリンセスとちせを式典会場に残し、地下施設への潜入路を進むアンジェたち。
すると、扉の前には監視の兵隊が!
ドロシーの咄嗟の機転。お酒を一気飲みして式典で酔っぱらいすぎた客のふりをし、色仕掛けの隙に突破します。

Doronomisugi
Doroirojikake
Dorooppai

それにしてもドロシー飲み過ぎ。「酒くさい…」って感じで顔をしかめるベアトちゃん。
「かわいい顔してるのね、兵隊さん♪」
「そんなこと、あ、ありますかね」
その気になるなよ兵隊さんw

ベアトちゃんのヴォイスチェンジも大活躍。スパイ活動には欠かせない武器となりました。
でも、市街を車で爆走中、あまりの恐怖に叫びまくるベアトちゃんに。
「静かにして」

Beasizukani00
Beasizukanisite
アンジェったら声帯機能を停止させちゃった!
ベアトちゃんは騒音扱いかよ、ひでえw

王国側のケイバーライトと研究者の奪取という手柄を根拠に、プリンセスは白だと上司に報告するドロシー。
しかし、上司は冷たく言い放ちます。
「この世界には黒とグレーがあるだけだ。プリンセスはグレー。監視を怠るな」

それでも、締めくくりはのどかなお茶会。チーム名も「白鳩」に決定しました。
さっそく懇親会が開かれたようですね。中の人同士でw

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プリンセスとドロシーにとっては王国も共和国もなく、ただ彼女たちが自由にのびのびと暮らせる世界で、一緒に居られることにしか関心ないと最近思えて来た。 なのでコントロールからプリンセスが二重スパイ疑惑をかけられようが、監視するように言われている事がドロシーの感じから分かっちゃったとしても、アンジェとプリンセスはどんどん前に進むしかないんですね。 今回は王国側の開発したカイバー...... [続きを読む]

受信: 2017年7月31日 (月) 19時49分

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受信: 2017年8月 1日 (火) 23時13分

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