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2017年7月17日 (月)

プリンセス・プリンシパル第2話

Hatatino

「ちがう。ハタチの女が高校生やってるから」
「なっ!仕方ないだろ命令なんだから!」

ドロシー。二十歳にして女子高生を強いられる女。
でも矜持はあるようで、くるくる廻って若さをアピールしてみせます。
「ちゃんと高校生に見えるだろ?」
やさしいクラスみたい…」
アンジェちゃんさりげに毒舌w

第2話のミッションは、プリンセスとのチェンジリング。それも、宿敵ノルマンディー公の舞踏会で。
さらに、貸金庫の鍵の奪還ミッションが緊急追加に。
西側の要人であるモーガン委員は、余生を故郷で送るため、亡命を望んでいます。
その手土産として重要な計画書を盗み出し、チューリヒ銀行の貸金庫に格納したというのです。

プリンセスに扮装してモーガンに近づくアンジェ。
体の異変を敏感に察知します。すごい観察力です。
「左右の呼吸音がちがう。右の肺を病んでますね」
彼が亡命を望んでいる真の理由を、ホームズ並の推理力で見破ります。頭脳の回転の速さやカンの良さも、スパイの条件なんですね。
愛する妻を貸金庫の鍵とともに無事に送り届ける、と言葉巧みに持ちかけるプリンセス(アンジェ)。
疑うモーガンさん。当然の反応ですね。
「プリンセスが計画書を悪用しないという保障は?」
「ノルマンディー公には保障があると?」
やり込められたモーガンさん、ぐうの音も出ませんなw
「どうせすがるなら、女神の方にしませんか♪」
口がうまいのもスパイの条件ということで。

西の果てコーンウォールが故郷のモーガンさん。
英国はロンドンしか行ったことがありませんが、海辺の避暑地コーンウォールは、アガサ・クリスティのミステリなどでおなじみです。
いい人っぽかったけれど、冷徹無慙なノルマンディー公の手にかかり、亡命はおろか愛する妻にも二度と逢えないのでしょう。これもまた非情な現実。

成功しかけたミッションに割り込んできたのは、意外にもプリンセスその人でした。
女王になりたい第四王女の姫さまは、嘘つきの悪魔とだって手を組む不退転の決意です。
国を裏切るのですか?驚き悲しむベアトリスちゃんに「わたしは悪い女です」宣言を。
でも、賢いプリンセスのことですから、利己的な理由ではなく、天下の大計があるんだと思います。

Himesitagi
プリンセスのやんごとなきサービスショット。

Muridesuyo
姫さまの御為に口を出してるのにいちいち静止され、「あぁ…」って沈黙を強いられるベアトちゃんが不憫かわいいw

10nenburine
Okaerinasai

「10年ぶりだね」
「お帰りなさい、シャーロット」
二人は不思議な縁でむすばれているようです。

Osanaihime



今回はアクション控えめでしたが、上質のシナリオと巧みな会話が心地よいプリンセス・プリンシパルでした。

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» プリンセス・プリンシパル 2話ツイート感想 [Wisp-Blog]
 初対面という嘘。 [続きを読む]

受信: 2017年7月17日 (月) 09時10分

» プリンセス・プリンシパル 第2話「case1 Dancy Conspiracy」感想 アンジェとプリンセスの本当の関係が気になる。 [二次元美少女の笑顔を守りたい duple]
二十歳越えで女子高生しているドロシーの甘く危険な香りもいいなぁ。 まあ意外と純情そうなのが可愛いんだけど。 王国に潜伏する共和国側の謀でプリンセスの通うクィーンズメイフィアへと転入して来たアンジェ。 彼女よりも早く学校に潜入していたドロシーと協力してアンジェがプリンセスと入れ替わるのが共和国の狙いだったようですが、そこに思わぬ新たな指令が飛び込んで来たんですね。 それ...... [続きを読む]

受信: 2017年7月17日 (月) 12時04分

» プリンセス・プリンシパル 第2話「case1 Dancy Conspiracy」 [いま、お茶いれますね]
第2話「case1 Dancy Conspiracy」 プリンセスがアンジェ達の仲間になる前のお話。 どこまでが本当でどこまでが嘘か。もうホント全部嘘かも~ってくらい翻弄されております。 [続きを読む]

受信: 2017年7月18日 (火) 21時03分

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