エロマンガ先生第4話
名づけて春の妖精全裸スープw
山田エルフ先生のお料理は究極にして至高。
彼女は神の舌をもつ「おあがりよ!」の人だったのです。完璧超人とはこのことだ。
エロマンガ先生を賭けた新作勝負は、エルフ先生の敗北宣言により自己決着しました。
魔界から召喚したという新作ラノベ「猫娘漫遊記」こそはエロマンガ先生のためのライトノベルだったのですが。
「300ページもある超超超ラブレター!」
彼女のゴッドアイは、原稿を一読しただけで、マサムネの本気と本心とを即座に見抜いたのです。
すごいぞ山田先生、眼光紙背に徹するとはこのことだ。
兄妹の誤解も無事に解けました。
紗霧ちゃんは隣の山田さんに嫉妬していたのです。新しく組むイラストレーターだとカン違いしていたんですね。
「和泉先生をあんなヤツに渡さない!」
「にいさんってほんとバカ!」
どこのまどマギなのかw
「おまえって、何で貧乳のコしか描かないの?」
「見たことのないものを描きたくないの!」
自分のお胸しか描けないというエロマンガ先生だったのに。
「おまえ、巨乳キャラ描けるようになったのか!」
ということは、巨乳化したのか!ライザップでもやったのかな。紗霧ちゃんも成長してるんですね。しみじみ。
じゃなくて。
努力はすべて兄のため。巨乳好きの和泉先生と仕事を続けるために、想像力で巨乳を描けるようになったのです。
妹に捧げた新作原稿の、アニメ化の夢を熱く語るマサムネ。
「俺は妹をヒロインにした小説を書く。この原稿を本にする。それでもってアニメ化だ!」
なるほど!かくして名作「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」が誕生したのか。って違うかw
「そっか、今回も、なんだ…」
ぽつりと呟く紗霧ちゃん。とっても意味深です。
そして、気を取り直すかのように漢(おとこ)らしく宣言。
「あなたは昔からそうだね、和泉先生。いつもオレに夢をくれる…。そんなおもしろそうなこと、独りでやらせてたまるかよ。オレたち二人の夢にしよう!」
はじめの一歩。
和泉マサムネ先生とエロマンガ先生。ラノベ界を席巻する未来の巨匠たちの偉大なるロードマップがいま始まった!なんてねw
「にいさん、あたし、好きな人がいるの」
なかなかに衝撃的な紗霧ちゃんの告白なのですが、その本意は那辺にあるのかな。気になるところです。
「云っとくけど、あたしが負けただけであんたが勝ったわけじゃないからね」
負け惜しみMAXのエルフ先生は、マサムネの事後報告をきいて。
「そう、あんたフラレたの♪」
なぜかNIYANIYAが止まらない山田エルフ先生。こっちルートも充分ありますな。
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