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2017年4月30日 (日)

【特別企画】エロマンガ先生VSエルフ先生

部屋の中では、エロマンガ先生こと紗霧と、意気揚々と乗り込んできた山田エルフ先生の息づまるような会話が続いています。ドア越しに聞き耳を立てているマサムネは、もうドキドキです。

「…窓から侵入するなんて、反則だと思います…」
「はあ?だってあなた、ドアから入ろうったって絶対開けないでしょ?メールの返信すらよこさないんだから」
「そうです。絶対あけません
「くっ…。まあいいわ。今日はだいじな話があって来たの」
「絵のお仕事なら、受けませんよ」
「それはもういいわよ。単刀直入に訊くけど、あんたあの売れないラノベ作家のこと、本当はどう思ってるわけ?」
「にいさんは立派な作家さんです!それに、あたしたちは二人で夢をかなえるんです!あなたがどう画策しようと、和泉先生は絶対に渡しません!」
「ふふーん。アイツなら、とっくにあたしの虜よ。春の妖精の全裸スープを、おいしいおいしいってガツガツ食べてたわ。オトコは料理で落とす。これ恋愛の鉄則ね」
「何だかおばあちゃんみたいですね。おばあちゃんの知恵袋とかに載ってそう」
(こ、このコ、おとなしそうなフリして毒舌キャラだったのね。さすがのあたしも負けそうだわ)
「へえ、アイツの夢って作品のアニメ化だったんだ。そんな夢なら、あたしが即座にかなえてあげるわよ。テレビ局にも制作会社にも、いくらでも顔が利くんだから。何しろ、あたしがライトノベルなんだから。超絶美少女ラノベ作家のあたしが頼めば、大人なんてイチコロよ♪」
「そんなオトナなんて修正してやります!あなたの穢さで、あたしたちの夢を汚さないでください!あなたみたいな淫乱女に、にいさんは絶対渡さない!」
「い、淫乱ですってえ?云うに事欠いて何てことを!あたしは身も心もキレイなんだから!だったら勝負よ!血の祭典がいま始まるわ!覚悟なさいエロマンガ先生!」
「死んでも敗けない!」
「ふ、二人とも早まるな!」
もう一刻の猶予もなりません。意を決したマサムネは、ドアを蹴破って部屋に飛び込みました。
ところが、彼の眼に映ったのは、全裸紗霧全裸エルフ先生だったのです!
「な…」
茫然と立ちすくむマサムネ。二人の全裸美少女の、絹を裂くような悲鳴が響き亙ります。

二人にボコられて虫の息のマサムネ。やっとの思いで、二人に訊きます。
「いったい、何をしてたんだよ」
「比べてたのよ。どっちのカラダが綺麗かってね。もちろんあたしの圧勝だって、アンタも思うでしょ?」
「敗けたくなかったの。だって、紗霧はもう大人なんだから。ちゃんと恋だってできるんだから。それを証明したかったの」
「キレイなカラダったって…(思わず苦笑)。そんなの比べてもムダだよ。まだまだ成長途上のおまえたちじゃ、どんぐりの背比べ五十歩百歩に決まってるじゃないか」

「なんですってえ!」

「にいさん!ひどい!」

 

その後のマサムネの行方は誰も知らないw

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