マギ第13話感想
#13「反逆の王子」
アリババ、大地に立つ!
(ノ∀`)
不退転の決意の下に、暴君アブマドとの直接対決に臨んだアリババ。
アモンの金属器を駆使するも、その力は、未だ未完成。
銀行家が用意した象だの猿だの虎だの、奇怪なダンジョン生物に、行く手を阻まれます。
しかし、アリババを支えてくれたのは、モルジアナ。
「わたしの本気は、こんなものじゃありませんよ!」
誰かのために、つくすときにこそ、最高度の力を発揮できる戦闘民族ファナリスの、面目躍如です。
素敵だモルさん!ぜひ俺の嫁になr
(#゜Д゜)=○)`Д)、;'.・ヒデブ
アリババの不屈の闘志を目の当たりにして、怯懦だったサブマドも、副王らしい侠気を見せた!
この辺りの阿吽の呼吸が、いかにも「マギ」の世界観を表していますね。
もちろん、局面を打開するのは、魔法の不可思議な力です。
でも、無敵の魔法も、サポートしてくれる存在がなければ、すぐに瓦解する。
本当に世界を変えるのは、魔法ではなく、人の力。
あの「鋼の錬金術師」にも脈々と流れていた、「人への信頼」が、そのまま顕現しています。
「マギ」に関しては、国家紛争を描いているのに緻密さに欠ける、という辛口の評も仄聞するけれど。
全体を統べる明るい世界観には、やはり好感が持てます。
明けて2013年。OPとEDも、衣替えです。
OPのポルノグラフィティは、闊達な世界観をそのまま表出して、まさに盤石。期待どおりでした。
EDのsupercellは、まさに「マギ」という作品が現下描いているテーマ(アリババの苦悩)を、衒わず素直に作詞に移し替えた感のある、時宜を得た歌です。好きですね。
次回「アリババの答え」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント