ジョジョの奇妙な冒険第9話感想
#9「最後の波紋!」
「あれほど侮っていたおまえを、今おれは尊敬しているからだ!」
「ぼくらはやはり、ふたりでひとりだったのかもしれないな。奇妙な友情すら感じるよ」
(/_<。)
戦いの果ての、壮者(おとこ)同士が互いに贈るエールとして、これ以上のものはないと断言できるッ!
ジョースター家の財産を賭けた小さな諍いが、石仮面の運命を経て、いつか、世界の存亡を賭けた、壮大な争闘に至る。
「ジョジョの奇妙な冒険」とは、そういう物語でした。
しかし、最終話でも判りますが、この第一部は、ジョジョとディオ、二人の漢(おとこ)の、生涯の全てを賭けての戦いだったのです。
原作は、何度も何度も読み返しました。台詞も、暗記するほど口誦しました。
今こうして、あの感動を映像で追体験できるのは、ファンとして至福の歓びです。
「戦いの果ての友情」といえば少年ジャンプの十八番ですが、そんなテンプレとは遥か一籌を輸する、世界の文学や映像作品のDNAすら感じるほどの、華麗にして峻厳な物語。それがジョジョです。
マニエリズムの香り漂う魔術的な作画や、つきない奔流のように滔々と流れ出る名台詞の数々。
鬼才、荒木飛呂彦さんの才智が遺憾なく発揮された傑作です。
寡聞にして、類似の設定の物語がにわかに思い泛ばないのですが、強いて謂えば、白鯨との戦いに仮託して運命との闘争を描いた、ハーマン・メルヴィルの名作「白鯨」が類縁でしょうか。
「難船と、貴い自己犠牲」というテーマに限っても、あの名画「タイタニック」すら凌駕する感動だと、ひそかに思っています。
渺望とした大海原を背景に、ジョジョとディオ、二人の生涯の物語が幕を閉じる。
すばらしい大団円でした!
ジョジョの週アニメ化、この壮途を成し遂げたスタッフに、満腔の称賛を送ります。
次回からは、いよいよ第二部のジョセフ編ですね。
確か、映像化は初めてだったと思います。
スピードワゴンやエリナとの再会が愉しみです!
次回「ニューヨークのジョジョ」
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コメント
ジョナサンの唐突過ぎる死に思わず泣いてしまいました。
ちょっと原作買ってきます。
投稿: | 2012年12月 2日 (日) 08時04分
ようこそ!
幸福への船出のはずが、あの悲劇ですから、泣けますね。
ジョジョとディオは、最高のカップリングだと思います。あっしまったw
投稿: SIGERU | 2012年12月 2日 (日) 11時31分