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2012年10月 3日 (水)

新世界より第1話感想

#1「若葉の季節」

異能の子どもたちを扱って、異様な氛気が纏綿する異色アニメ
大友克洋の名作「童夢」などを想起させる設定です。

茨城県の街中で、子どもが突如「覚醒」し、血みどろの惨劇が発生した。
それから1000年後。かつての茨城県の南端に位置する、神栖66町。
主人公の早季ちゃんは、小学校である和貴園の同級生たちと、平和に安穏に暮らしていました。
しかし、彼女は大いなる能力(炎をあやつる呪力)に覚醒し、清浄寺にていったん、生来の力を封印(神仏に返す)されます。そして、神がくだされたマントラを授かります。
いったん呪力を喪失した早季ですが、やがて、宿霊(ポルターガイスト現象)が顕現。呪力の復活の顕れということで、ご両親も安堵した模様。以前生まれた子どもは呪力がなかったので、消されてしまったらしい。

呪力を学ぶ「全人学級」に入学し、かつての同級生たちと再会した早季ちゃん。呪力の鍛錬に邁進します。
でもそれは、念写とか初歩のサイコキネシスとかであり、かつて早季ちゃんが発現した炎を自在にあやつる大いなる呪力とは、雲泥の差があります
全人学級では、むしろ力をコントロールするすべを学ぶのですね。
同じ1班の麗子ちゃんは、呪力が上手く使えません。
呪力のない子どもを狙うネコダマシ(不浄猫)という妖猫や、和貴園の中庭をめぐる、不穏な噂が流れます。

麗子ちゃんの姿が消えた!
ネコダマシに間引かれたのか?
やばいですね。アナザーなら死んでるってヤツだw

SF設定とはいえ、ホラー味が濃厚な流れになっています。
とにかく、登場人物たちのお眼々がおっきいw
欧米のB級ホラー映画においては、「ホラー映画女優」というジャンルがあります。日本で謂うところの「サスペンス劇場女優」みたいなものです。
とにかく眼が大きくて、不安げな表情が似合う美人、つまり「怪物に殺されやすそうなタイプ」がホラー女優として頻回に抜擢されるようです。
言ってしまえば、仲間由紀恵みたいなタイプということでw

世界観の説明をほぼ排して、光度を落した冥(くら)い画面に、沈鬱な雰囲気が漂う第1回。
原作は、「黒い家」などのホラー小説で夙に知られる貴志祐介
「新世界より」は、2008年度の日本SF大賞受賞作です。
新たな人類を描いたSFということで、このテーマの里程標的名作「オッド・ジョン」や「アトムの子ら」を懐かしく想起しました。

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