ヨルムンガンドPERFECT ORDER第2話感想
#2「Dance with Undershaft phase.1」
魔女ヘックス。
愛国者にして、祖国に裏切られし者。
特殊部隊に抜擢されるほどの力量を持った彼女は、女性の進出を不快視する旧弊な軍上層部に疎まれたあげく、軍を辞してCIAに身を投じ、「カットスロート」というはぐれ者部隊を組織して、過激なテロリスト狩りに奔る。
彼女は、因縁のココを精神的に「殺す」ために、ヨナ坊を弑そうとしているようです。
この設定で想い出すのは、「ブラック・ラグーン」の、「猟犬」ことロベルタです。
彼女も、祖国の尖兵となり、世界を転戦し續けた。
しかし、祖国の大義つまり体制そのものが変化したがため、逆に邪魔にされ、追われる者になってしまった。
ロベルタは、原作者の鍾愛のキャラなのでしょうか、巻を費やして、かなりしっかりと描かれていました。
ヘックスは、ちょっと弱いかな。
あの9.11で恋人を失ったという理由づけがあるにしても…。
むしろ、人を誑し込む手腕に長けているという「ブックマン」ことジョージ・ブラックに、危うさを感じます。
「左腕(ヘックス)がサクリファイスを欲するなら、子どもの命の一つもくれてやれ」
大食しながら、平然と嘯くブックマンが、底知れなく不気味です。
それにつけても、ハンバーガーを暴食するショコラーデちゃんのカワイサよw
次回はphase.2。
ヨナくんをめぐる、壮絶な戦闘になりそうです。
これまでの例に倣えば、ヘックスさんも退場してしまうのかな?
惜しい逸材ではあるのだけれど…。
次回「Dance with Undershaft phase.2」
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