TARI TARI第8話感想
#8「気にしたり 思いっきり駆け出したり」
ウィーンは、豪邸に住まわっていた。
部屋には、特撮物のガンバライジャーのフィギュアが。
ウィーンにとって、大事な想い出の品らしい…。
そうか、「この中に1人、妹がいる」のか!
それは誰だ?フィギュアにすばやく反応した来夏ちゃんか?それとも?
(ノ∀`)
前回は、作品論を中心に据えたので、やや論理に偏しました。
今回は、登場人物たちの心情に寄り添って書いてみたいと思います。
諦めろと言われてすぐ諦めるくらいなら、最初っから夢にこだわりなんかしない。
そのとおりです。
私も、実は諦めのいい方じゃないので、周囲から、騎手の夢を全否定された紗羽ちゃんの心の痛みもよく分ります。
和奏ちゃんの「いちど離れてみたら?(客観的になってみたら?)」という、衷心からのアドヴァイスにも、つい反撥してしまうのも、ムリもありません。
でも、昂奮がさめれば、友人の心遣いが沁みてくるはず。
そうなれば、紗羽ちゃんも根はすなおなコなので、なんくるないさー!
教頭先生が、白祭のメインステージを辞退しろと、久々に意地悪者の本領を発揮してきました。
当然、来夏ちゃんたち合唱部は反論。
交換条件が、選考会で勝ちなさいというお約束のものです。いや先生のくせに煽る煽るw
彼女の敵対的態度は、どうやら、過去の、まひるママとの微妙な関係にも起因しているようですね。
もしかして、モーツァルトとサリエリのような、才能格差があったのか?
歌はみんなのものと言いつつ、まひるママは、才能の煌めきによって、独りで困難を超克してきた。
でも、自分(教頭先生)には、そんな才能はない。
彼女にとって、まひるは、自分にないものを持つ妬ましい好敵手。そして、同じ音楽の道を志した最大の心友。
教頭先生は、「音楽にちょっとだけ愛されてる」という和奏ちゃんに、かつての心友の面影を見ているのかもしれませんね。
娘にはああ言ったものの、できれば、願いを叶えてやりたいのが親心というもの。
沖田住職さん、競馬学校に電話を入れ、猛烈に交渉しております。
坊主なめんなとか、すっかりモンスターペアレント化しているのに吹いたw
まして「地獄に落とすぞ!」に至っては…。
地獄少女ならぬ地獄坊主ですなw「いっぺん死んでみる?」が懐かしい。
子を心配しない親はない、と謂います。
ただ、家族という気易さのためか、似た者同士のせいか、互いに表現方法が直截的になりすぎて、親子喧嘩になってしまう。
現実には、親子をめぐる哀しい事件が後を絶たないのですが、せめて、アニメの中では…。
頑固父の意外な行動や、来夏たちの合唱メールに鼓舞されて、やる気が出てきた紗羽ちゃん。
だが気がつけば、選考会に間に合わない!
自転車がないなら、馬で駆けつければいいじゃない。
ということで、マリー・アントワネット的発想の転換により、愛馬サブレで湾岸を疾駆する紗羽ちゃんでした。
江の島が大変なことになっております。まるで、西部劇の騎兵隊です。
馬は軽車両扱いなので、左側走行さえ守れば公道でもおっけーだ!
ちなみに、牛もおっけーなんだそうです。昔の風習の名残なんですかね。
次回は、江の島に拡がる美しいハーモニーが聴けそうです。
【追記】
ブログでは、いっぱしの事を書いているのですが、私のTARITARI視聴態度って、けっこう煩悩にまみれたりもしてるのですよね。
紗羽ちゃんの豊満なお胸を定点観察するのはまあ当然としても、教頭の横乳(よこちち)にまで反応しちゃうとは…。
もう人間やめた方がいいという気さえしている今日この頃です。
SIGERU、人間やめるってよ?って、ネタにもならんw
次回「白くなったり 赤くなったり」
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