TARI TARI第2話感想
#2「集まったり あがいたり」
艱難辛苦を乗り越えて、合唱コンクールで朗朗と歌い切った!
これで、来夏の願いはかなったのかな?
「こなつ、これで成仏できるよ」
姿がうすれ、消える来夏。彼女は、実は幽霊だったのです。
佳い「あの花」最終回でしたwウソですw
江の島ともタイアップして、ぜひ芸術選奨新人賞(メディア部門)を狙ってほしいです。なんちって。
合唱部を立ち上げ、コンクール参加をキメたまでは順風満帆だったのですが。
当日、引率の校長は来ない。副顧問の高橋先生は不在。教頭は辛く当たる。まさに三重苦。
何とか参加できたのは、来夏と紗羽の二人と、伴奏に加わった和奏だけ。
恰も故意としか思えないようなアクシデントが続きます。校長は、間の悪いことに入院していたのですね。
「ガラスの仮面」でも同じ状況がありました。
ヒロインである北島マヤの才能を妬んだ劇団員が、そそのかされて妨害工作を行っていたというもの。
マヤが即興の一人演劇を見事にこなし、さらに盛名を高める、ってオチになるのですが。
ちなみに、私の世代の方は、皆さん、このエピソードを忘れていないのですねw
心が折れかけた来夏ちゃんの、文字通り「お尻を叩く」紗羽ちゃん。
「それでいいの?次はないんだよ!?」
シャンソンの名歌手、エディット・ピアフのエピソードを想起しました。
彼女ほどの歌手でも、舞台に出るときは恐怖で脚がすくむ、というのです。
大舞台で、一歩を踏み出しかねて逡巡していた彼女は、傍らのマネジャーに頼みました。
「あたしの背中を思いっきり叩いて!そして『この馬鹿!さっさと行ってこい!』って怒鳴りつけて!」
マネジャーも大変だw相手が和田アキ子なら、後で半殺しですな。
他の部員は間に合わなかったが、見事に二人で合唱をこなしました。
エヴァなら、他の部員たちのアスカ的絶叫が響くところです。
「あんたもあたしも要らないのよ!無敵の瀬戸麻沙美さまと早見沙織さまだけがいればいいのよ!」
(ノ∀`)
というのは冗談として。
校長のアクシデントが判明しなければ、ワケありの和奏を上手く参加させるための奇策かとカン違いするところでした。
「心の旋律」という譜面が、今後、深い意味を帯びてきそうですね。
おしまいに、教頭先生の言動について書きます。
#1を視聴した時点では、こう思っていました。
「来夏がどんな失敗をしたか知らないけど、1年間譜めくりさせるとか、どうなの?」
しかし、#2を視聴して、教頭先生への評価に、じゃっかんの変化が生じました。
「(自分が)楽しめても、(他人を)楽しませることはできるかしら」
この言葉には、含蓄があります。
どう受け止めるかで、「歌うことが大好き」な来夏ちゃんの将来にも影響する至言です。
純粋に趣味に留めるならともかく、高みを目指すのであれば、必ずぶち当たる壁なのですから。
教頭先生が、音楽に対して真剣である証左だと感じました。
また一方、来夏の失態は、「全員競技」である合唱コンクールにおいて、かなり取り返しのつかないものでした。尠くとも、他の生徒たちを失意に追い込んだのは間違いないところです。
顧問、つまりリーダーである教頭は、声楽部の生徒たちの心情を斟酌しなければならない立場。
個人的にどう思っていても、おいそれと赦してあげるわけにはいきません。
なぜ譜めくりの懲罰だったのかは謎ですが、部の伝統的な「反省手段」だったという可能性も。
…という擁護論を張ったはいいが、教頭が実は悪逆非道人間だったら嗤っちゃいますねw
描写の印象から、そうはならないでしょうけれど。
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