謎の彼女X第9話感想
#9「謎のなんだかちょっと」
しかし、このアニメって、とことん快楽追究アニメなんですねw
唾液の交換から始まって、今回は、髪の毛くしゃくしゃによる快楽です。
頭髪を触られるのはイヤという人もいるけれど、私も、髪やら毛根やらを刺激されるのって、快感っす。
詩人のアルチュール・ランボーが、初期作品(といっても、彼の詩業は二十歳までなので、全てが初期作品なのですがw)「虱を取る女たち」で、まさにその快感を描破しております。
優しい二人の姉さんがやってきて
子どものふさふさ髪のなかに、心地よい細指をさまよわせる
彼のからだには、懶惰の酒の陶酔が廻ってきて
ハルモニカの狂おしいばかりの溜息がもれ
姉たちの愛撫の手先につれて
泣きだしたくもなるのだった
こうした皮膚感覚めいた接触に、純愛コードを読み取ることも勿論可能なのだけれど、ここはやはり、第七官界彷徨的な快楽中枢直撃アニメという解釈でいいと思います。
謎カノに於いては、「そのまんま」を愉しみたいですね。
あと、卜部に激似のアイドル、今井百夏ちゃんが、刺身のツマ的な刺戟ということで使われていました。
独占欲の皆無な恋愛なんて、恋愛の名に値しないと、私も思います。
次回「謎のアバンチュール」
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コメント
関西ではまだ放映されていませんが、前回に続いて丘さんの
曇りが見れるのも楽しみだったんですが、「百夏」も登場する(刺身のツマ程度に:笑)となるとますます楽しみです♪
投稿: 黒猫と白猫 | 2012年6月 3日 (日) 13時20分
黒猫と白猫さん、ようこそ!
丘さんって佳いキャラですね。
メガネが曇るとき、何かが必ず起こる?w
>「百夏」も登場する(刺身のツマ程度に:笑)
もし不適当な表現だったらスミマセン。
精確には、彼女の写真集が、椿くんと卜部さんの交情を確かめ合うために援用されていたという意味での「ツマ」でした。
投稿: SIGERU | 2012年6月 3日 (日) 16時20分