坂道のアポロン第9話感想
#9「ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー」
千太郎と淳にいの果し合いは、ドラムとペットの、烈しいセッション!
「よい音楽とよい酒、そして家族と友人がいれば、あとは何も要らない」
そう謂った人は誰だったっけ?
…私かw
でも、似たような箴言を吐いた有名人は何人もいるはずです。
かけ合いは、クラシックでもロックでもあり得ますが、ジャズのインプロビゼーションに於いて、最高度に魅力が発揮されます。ジャズの華というべきですね。
こういう、男同士の熱い場面に接すると、女性陣がおじゃまに視えてしまうのは何故だろうか?
(ノ∀`)
松岡くんが、クリスマスパーティでシャウトしていたのは、ザ・スパイダース「バン・バン・バン」。かまやつひろしの作詞作曲。堺マチャアキがアイドルやってた頃のグループ・サウンズ音楽です。
淳にいは、自分を「転向者」として慙愧しています。
長崎県佐世保の、原子力空母反対デモの光景が映されていました。
東京の知人から、出版業を立ち上げるから手伝ってほしいとの誘いが。
渠は、マスコミという手段を通じて、政治の闇を追いかける決意を固めます。
淳のように、学生運動家あがりで、出版や、あるいは塾教師に流れた人も多かったようです。
百合香さんは、「情念の女」なんですね。
いかにも60年代らしい女性像です。現在では、こういう女性は絶滅危惧種かもしれません。
♪花嫁は 夜汽車にのって♪なんてフォークソングを想い出しました。
次回「イン・ア・センチメンタル・ムード」
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