エウレカセブンAO第3話感想
#3「スティル・ファイティング」
一寸後手に廻ったため、簡易感想です。
周囲の無理解のさなか、使命感だけで主人公が戦うロボ物といえば、「ザンボット3」を想い出します。
設定がガイジン(宇宙人?)というのも似ていますね。
自己の不満やら閉塞感やら劣等感やらの捌け口として、少数派(マイノリティ)を排斥するのは、第二次大戦下のユダヤ人排撃ほか、歴史上枚挙にいとまがありません。
同じ島育ちであるガゼル(ジロウ)が糾弾した、磐戸島の親世代の人々も、同じ陥穽に堕ちた。
だからこそ、子世代のガゼルの「だったら、俺たちがやってやる!」
さらに、アオの「でも、乗らなきゃいけない。自分の子どもに謝りたくない!」
そんな若い世代の叫びが、清冽な耀きをおびてくるのでしょうね。
しがらみに絡め取られたエウレカの物語ですが、瘴気漂う過去の亡霊を一閃叩っ切って、軽やかに飛翔するような流れを見せてほしいと思います。
次回「ウォーク・ディスウェイ」
| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: エウレカセブンAO第3話感想:
» エウレカセブンAO 第3話「スティル・ファイティング」 [藍麦のああなんだかなぁ]
エウレカセブンAO 第3話「スティル・ファイティング」です。 はい、自分は『交響 [続きを読む]
受信: 2012年4月29日 (日) 08時07分
» 『エウレカセブンAO』#3「スティル・ファイティング」 [ジャスタウェイの日記☆]
「島が変わっちまう。
それを誰かのせいにしたかったんだ、親父たちは」
島育ちなら誰もが知っていると、
アオがIFOを隠した場所をあっさり突き止めたガゼル。
どうやら彼もこの島の出身だったらしい。
「動かせる奴を連れてくる。乗るさ、あいつは乗るんだよ」
IFOが自分に動かせないと知ると、アオをつれてこようとするのだが…... [続きを読む]
受信: 2012年4月29日 (日) 10時09分
» エウレカセブンAO第3話『スティル・ファイティング』の感想レビュー [gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)]
スタイリッシュ拉致&放火&車による家屋損壊、駄目!ゼッタイ!!回でした。
13年前の忌まわしい記憶に囚われ続ける島の大人達を強調するためとはいえ、流石にやり過ぎで軽く引いてしまうものがありましたね。
しかし、大人側ポジションかと思っていたガゼルが、意外にも...... [続きを読む]
受信: 2012年4月29日 (日) 11時16分
» エウレカセブンAO 第3話 [ぷち丸くんの日常日記]
アオはナルを連れて、海巨人(ニルヴァーシュ)のところへやって来る。
その後、ナルは父親によって閉じ込められたナマケモノのノアを助けに行くが
下着の入った箱の中だったので、ナルは大慌てになる。
ノアを連れて戻る途中、アオはナルの父親たちに拉致されてしまう。
人目... [続きを読む]
受信: 2012年4月29日 (日) 14時53分
» エウレカセブンAO TBS(4/27)#03 [ぬる~くまったりと]
第3話 スティル・ファイティング Epsode03 secret operation公式サイトから マーク・ワンと呼ばれるIFO、その名前はニルヴァーシュ。島の洞窟にニルヴァーシュを隠したアオは、ナルの父・ ミツオと出会い拘束され、カズユキの道場へと連れて行かれる。カズユキは語る。13年前、謎の妊婦が空から落ちてきた。その女を助け、かくまったのが医師 のフカイ・トシオ。その彼女から生まれたのがアオだった。そして10年前にスカブコーラルが出現し、スカブバーストが起きる。青色の髪の彼女が、スカブコーラル... [続きを読む]
受信: 2012年4月29日 (日) 19時31分
» エウレカセブン AO 第3話「スティル・ファイティング」 [妄想詩人の手記]
なんかノリが『輪廻のラグランジェ』みたいになってきたなw [続きを読む]
受信: 2012年4月30日 (月) 13時17分
コメント