ラストエグザイル―銀翼のファム第22話(最終話)感想
#22「Grand master」
「そして、ディーオさまは、勝った!」
グランレースの優勝者はディーオさまでした。
ジゼと抱き合って満面の笑みを泛べているけど、あれほど執着していたファムは勝てなかったらしい。
人生なんてこんなものさw
いやー、ファムが押し切っちゃいましたね。
ルスキニアは、自ら身を退きました。何だったんだろう?
ファムの執念の勝利なのかもしれません。
「ルスキニア、初めから分ってたのね?(グランレース!)」
「あんなにいっぱい殺しておいて!(グランレース!)」
「大人なら責任とりなさいよ!(グランレース!)」
ルスキニア(あーうざい…)
「分った分った。オトナの責任をとるよ。戦いは終わりだ。これでいいだろう?」
「それだけじゃダメよ!サーラさまはグランレースに欠かせないんだから!」
(小娘が…(▼▼メ))
「了解。サーラさまも返すから、もう私をそっとしておいてくれ」
100%捏造です。でも、だいたい合ってる気がするww
ルスキニアは、矛盾を抱えたまま、グランエグザイルと倶に死す。
彼の「根拠」はいまいち判りにくかったのですが、結局は、自分を見出してくれたファラフナーズへの哀悼ゆえなのでしょうか。
サドリ元帥は、大義のために死す。孫娘のファムにロケットを託して。
平和に生きる。
グランレース開催。開会儀式を司るのはサーラさまです。
これで、アウグスタたるサーラが暗殺されたら、キューブリック監督「時計仕掛けのオレンジ」の結末じゃないけど「ふりだしに戻る」だったのですがw
「GONZOってる」って評がかつてあったけれど、「銀翼のファム」で、久々に満喫できました。
お疲れさまでした!いろいろな意味で!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
う~んと、ネット上の評価は中々厳しいものがありますね。
個人的には雄略壮大な作品でストーリーの展開も順々と飽きさせない良作だったと思います。
でもミリアが艦隊の総司令官(?)になったり、空族の男連中が「アヒル野郎」を連発するだけのカスばかりだったり、クラウスの車椅子の謎などおかしな点が色々とありまして残念に思います。
ファムは「グランレース」に熱心でしたけど、そんなものどうでもよいような。
星形戦闘機は前作では恐るべき戦闘能力を発揮しギルドの力をまざまざと見せつけましたけど銀翼では滅茶苦茶弱かったですね。
私が一番、酷いと感じたのは大規模な破壊シーンが展開する戦争アニメなのに女や子供が続々と登場すること。
また、初めてこの作品を見たときOPで子供の裸シーンが出てきて「何じゃこれ?」と感じました。
今時やはり萌えの影響によるものなんでしょうか。
まあ、不満は色々とありますけどそれでも銀翼は好きな作品です。
GUNDAM UCの次に気に入っています。
投稿: マリーダ・クルス | 2012年3月26日 (月) 22時03分
マリーダ・クルスさん、ようこそ!そして、はじめまして!
昨日、お返事を書き込んだつもりがエラーになったみたいで、反映されてませんでした。
>まあ、不満は色々とありますけどそれでも銀翼は好きな作品です
私もです。ラストエグザイルのファンでなければ、感想記事の完走は覚束なかったでしょう。
本当にキライな作品ならさっさと見捨てているところです。
揶揄は愛情の裏返し。そう受け取っていただけると幸いです。
ミリア総司令官の問題など、ご指摘はいちいちご尤もだと思います。
あと、戦争に女子供が、とか、子どもの裸が、という指摘は、海外の方のほうがシビアに見ていますよね。
日本人は、そうしたキリスト教的倫理観念については、甘いのかもしれません。
ご訪問、ありがとうございました。
投稿: SIGERU | 2012年3月28日 (水) 18時52分