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2011年7月 5日 (火)

異国迷路のクロワーゼ第1話感想

#1「入口」

巴里の空の下、大和撫子が駆けめぐる!
夏期アニメの期待作「異国迷路のクロワーゼ」が、いよいよ放映開始です。

19世紀末の巴里といえば、パリ万博も開催され、ジャポニズム隆盛のころかな?
画家のクロード・モネは浮世絵の収集家だったし、ゴッホにも浮世絵の模写があるほどです。
エキゾティシズム横溢の巴里の都に、突如あらわれた、ジャポニズムそのものの少女、湯音(ゆね)。
同じ日本人でもクラクラきそうなほど、ちっこくて可愛い!
これほど可憐な少女が、年老いてのち、湯婆(ゆばば)としてジブリアニメに登場することになろうとは、何という運命の悪戯だろうか。嗟嘆(ああ)。←ちがいますww

サトジュン監督、シリーズ構成担当として、久しぶりの現場復帰ですね。手練れだけに、安定感は抜群です。
まあ、この世界観なら、「うみものがたり」の轍は踏まずにすむかと…。←「SIGERUくん、それは言うな!」(サ●ジュン)
いきなり帰国を慫慂されるとか、「カレイドスター」の苗木野そらちゃんみたいww
そういえば、クロードと湯音の関係って、レイラさんとそらちゃんに似ているかも。
基本的には「異文化の交流を描く異国物語」なのですが、「迷路」や「クロワーゼ」とか、ちょっとミステール(mystere)な要素も点綴されていますね。何か含みがあるのでしょうか?その辺りの解析にも期待したいところです。

第一印象。
じいちゃんはカワイイ瞳をしてるのに、孫のクロードは眼つき悪いww
西洋人であるクロードが、ニッポンの礼儀所作にけっこう理解があるのが意外、という意見も散見されました。
ただ一度の欧羅巴旅行の体験からいうと、パリジャンは親しみやすく開放的でした。少なくとも、島国根性丸出しだったロンドンっ子よりは!←ルサンチマン剥き出しww
日本人は、西洋人に比べて精神性を重んじるので、何でもすぐ「道」にする。
武士なら「武士道」、芸人なら「芸道」、商人なら「商道」。
上下関係や主従関係を遵守する湯音ちゃんが重んじているのは、さしずめ「商道」ですね。
長崎で、集客できる看板娘だったそうですが、はて、どういうお店だったのかな?
職人であるクロードとのあいだに不思議なシンパシーが生まれたのは、彼の「職人道」が、湯音の真摯さとかたみに響きあったのかもしれません。

クロードからプレゼントされた絵本。「Les Petites Abeilles」。ええと?
星の王子さまはまだまだ先のことだし、赤頭巾もちがうな。
ま、まさか、かの名作「女王陛下のプティ・アンジェ」か!?←意味不明

次回「チーズ」

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