STEINS;GATE第6話感想
#6「蝶翼のダイバージェンス」
「クリスと会ったことがあるのか?」
「過去では…ない…」
なるほど。「過去では」それはなかったのか。
なかなかに示唆的です。
毎回、意味深なサブタイをつけてきますね。
ダイバージェンス(発散もしくは乖離)は、ベクトル分析(発散)や、マネーゲーム(乖離)でも使われるようです。
蝶翼は、カオス理論における「バタフライ効果」ということで。
ムリに直訳すると「バタフライ効果による乖離現象」かな。
命名者と目されているローレンツによれば「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こす」。
すなわち、決定論的な系においては、初期差は時間が経過しても位置の違いとして維持され、そこから生じた誤差は無視できるレベル。
ところが、カオス系においては、初期差が維持されず、時間とともに飛躍的に拡大するので、結果が大きく異なってくる。すなわち、予測不可能になる。
ふう。慣れない考察系は、私にとってカオスだ…。('A`|||)
萌郁が、メール打ちながら徐々に近づいてくるところが、おもしろい演出でした。
ブラッドベリの怪奇短篇とかに似てますね。「姿なき殺人者」とか、そんな感じで。
扉の外に立っているのは…。
「時間」に着眼し、ついに、人為的にDメールを過去遡行させることに成功したオカリン。
こうなると、SERNやら何やら「機関」の動向が気になるところです。
FBとか出てきたけど、ジョン・タイターはどうなった?
今週は、るか成分が不足していて、ちょっと残念。
「るかくんみたいな清楚なコって、きっとトイレにも行かないんだよね?
まゆしぃは、そう思うのでーす。
トゥットゥルー♪」
(ノ∀`)
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