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2011年4月17日 (日)

Dororonえん魔くんメ~ラめら第2話感想

#2「右も左も妖怪だらけじゃ~ござんせんか」

さすがに、昭和成分は控えめになってきましたね。視聴者はラクになったと思います。
戦闘場面、お見事。明度を落とした暗めの画面構成も、妖怪ものにふさわしい。
お色気も充分。触手プレイで雪子姫の艶やかな裸身を鑑賞できたし、声は能登さんだし。
流石は、米たにヨシトモ監督です。死角はありません。

今回は、2話の感想というより、「えん魔くんアニメ化」についての偶感になります。

過去作のアニメ化では、比較的最近では、石森作品のアニメ化がありました。
平成サイボーグ009のときも、009ノ1のときも、思ったのですが。
いずれの作品も、最新のアニメ技術を駆使した再現度は、実にハンパありませんでした。
スタッフの、原作に対するリスペクトもたっぷりで、熱いものを感じました。
もともと、画の巧さには定評のある石森作品。しかし、石森章太郎信者の私でさえでも、アニメ作品のハイ=ファイな解像度に瞠目した記憶があります。
今回のえん魔くんも、その完璧以上な再現っぷりに、原作者は面映い想いなのではないでしょうか。
「雪子姫が死ぬのは困る!(人間はどうでも!)」
えん魔くんの、そんな妖怪流の考え方も、確か原作どおりだったと思います。
この辺りの思想は、永井豪の本質部分に関わるところ。豪ちゃん節は、ギャグ作品でも健在です。
つまり、内容の再現度も、原作に忠実なのです。

だからこそ。
いま、えん魔くんをアニメ化する意味について、制作側は、反芻しながら進んでいってほしい。
走りながらでも、考えてほしい。
いや、「面白いものはいつだって面白いんだ!」でも構わないんだけれど。
ノスタルジイだけに淫することなく、批評的な視座ってヤツを、何処かで意識しておいてほしいのです。
それにより、全視聴者に向けた、作品の客観性が担保されるのではないでしょうか?

ただ「懐かしい」で終わらせては、勿体ないプロジェクトです。大いに期待しています。

次回「大きいことはいいことだ」

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